今回はその中でも、2015年開校の実績ある教室、イトーヨーカドーアリオ亀有教室 キッズプログラミングコースを取材しました。
スタープログラミングスクールならではの「基本のパソコンスキルを身につける」カリキュラムと、キューブ型ロボット「toio™」を活用したロボットプログラミング授業の様子を、たくさんの写真と共にご紹介します。
スタープログラミングスクール イトーヨーカドーアリオ亀有教室の基本情報
住所 |
東京都葛飾区亀有3-49-3 アリオ亀有 3F |
電話 |
050-1860-0246 |
コース |
キッズプログラミングコース Scratchプログラミングコース Scratchエクストラコース |
料金 |
入会金 6,600円 |
キッズプログラミング 7,700円(月会費2,200円) Scratchプログラミング集合 12,100円(月会費2,200円) Scratchエクストラコース 12,100円(月会費2,200円) |
今回、取材したのはスタープログラミングスクール イトーヨーカドーアリオ亀有教室のキッズプログラミングコースです。
このコースは、命令ブロックを組み合わせてプログラミングを行うので、小学校低学年から学びやすいのが特徴です。さらにロボットトイ「 toio™ 」をプログラムで動かしながら楽しくプログラミングや論理的思考力を育みます。
では、さっそく、イトーヨーカドーアリオ亀有教室のキッズプログラミングコースを見ていきましょう!
パソコンが初めての子も安心「マウスの使い方から練習します!」
スタープログラミングスクール イトーヨーカドーアリオ亀有教室は大型商業施設の一角にあります。教室に足を踏み入れると、高い天井と「消毒済み」カードが置かれたパソコンがずらりと並んでいるのが目に入ります。
取材班が準備していると、まもなく、入口でしっかり消毒と検温をすませたキッズプログラミングコースの生徒さんが集まってきました。レッスンバッグを揺らしながら元気よく入ってくるのは、この春から通い出したお子さんを含め、1年生から3年生の子ども達です。
「これからプログラミングの授業を始めます。よろしくお願いします!」
ハキハキと日直のあいさつをしたのは、小学校3年生の中村くん。担当の関口先生は子ども達に向き合いながら、
「まずは、『メーメー牧場』でマウスの練習から始めましょう!」
と声をかけました。
「このクラスは初めてパソコンに触れる子も多いので、はじめはマウスの扱いから学び、パソコンの基本的な使い方を覚えてもらいます」と関口先生。
まったく初めてのお子さんだとマウスをうまく扱えないことも多いそうですが、このゲームなら「マウスのドラッグ&ドロップ操作」が楽しくマスターできます。
「もう少し下のところに指をつけると動かしやすいよ」と、1年生の山川くんに声をかける先生。タイムアタックで点数が出ると、「あー!もうちょっとだったのに」なんて声も上がりました。
このメーメー牧場では、得点が上がるにつれて「名人羊飼い」「伝説の羊飼い」の称号がもらえるそう。「高得点を出すと「『神』になるんだよ!」と中村くんが教えてくれました。
マウス練習やタイピング練習はつい単調になりやすいですが、このようにわかりやすいレベル評価で子ども達のモチベーションアップに結びつけるのが、スタープログラミングスクール独自のカリキュラムの魅力なのです。
「toio™」をぴったり1マス分移動させられるかな?試行錯誤を繰り返す子ども達
練習が終わると、メインの授業がスタートしました。カリキュラムには、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのロボットトイ『toio(トイオ)™️』が取り入れられており、子ども達は「toioコア キューブ(以下「キューブ」)」を動かしながらプログラミングを学びます。
ロボットプログラミングはプログラムの成功・失敗がわかりやすく、失敗したときも原因と結果がつながりやすいので、論理的思考力を自然と伸ばすメリットがあるそう。
そして何より、目の前でロボットが動き出す体験は、子ども達のハートをわしづかみに!
「自分が作ったプログラムでロボットが動くと、子ども達はとてもエキサイトするんですよ」(関口先生)
さて、今日の授業では、キューブをマスにあわせて動かし、連動しているパソコン内のキャラクターのコスチューム(見た目)を変えるそう。さらには、関口先生いわく「子ども達が喜ぶゲーミング要素を取り入れたミッションもある」のだとか。
「キューブをマットに置くだけで、プログラムで動く準備ができるよ」と先生が言うと「え~、そんなのできるの~」と無邪気な声が響きます。
先生は大きなテーブルに子ども達を集めると、マス目のついたプレイマットを指さし、「さぁ、まずはキューブが1マス分進むプログラムを作ってみよう」と伝えました。
キューブを1マス動かすためには、「toio do」の命令ブロックの中に、1マス分にあたる歩数を入力しなくてはなりません。
子ども達は、まずは小さな数でチャレンジ。しかし……「10歩だと全然足りない!」と気付いたようです。
関口先生は答えを急がず、「足りないの?だったらどうすればいいかな」と答えます。促された子どもは、「えーと、歩数を増やそう。20歩にしてみる」とさっそく入力し、すぐにキューブの動きを確認。
20歩に設定すると、キューブはぴょんと前には進むものの、マスの途中で止まってしまいました。
子ども達は思い切って「100」と入力してみたり、堅実に10ずつ増やしてみたり。試行錯誤しながら、ついに「40だ!」と発見しました。
質問だけでなく、子どものつぶやきや友だちとの会話にもしっかりと耳を傾け、必要なタイミングで声をかけていく関口先生の姿が印象に残りました。
一連のチャレンジが終わると、先生が「次は、モニターの中にあるキャラクターがどう動くか見てみよう」と促します。子ども達がキューブをマットに置くと、モニター内のキャラクターと実際のキューブが同じ動きをしていることが分かりました。
その様子を見た子ども達は、「(プログラムが、パソコンからキューブへと)ワープしているみたいだ!」「すごいすごい」と大興奮。なんとも熱気あふれる教室です。
「リンゴを食べるプログラム」に熱中する子ども達
続いては、キャラクターとの当たり判定をつくるミッションに挑戦。さっそくプログラムを変更すると、キューブを手にテーブルへ直行!
楽しそうに練習する子ども達ですが、いつもプログラムがうまく動くとは限りません。指示ブロックが間違っていることもあれば、ときには「キューブの電源スイッチを入れ忘れてた!」なんて初歩的なトラブルもありました。
でも、こんなふうに、「何かを間違えている」ことを直感的に理解できるのが、「キッズプログラミングコース」の魅力なのです。toioがとても楽しい教材なこともあり、プログラミングを始めたばかりの子どもでも失敗が苦にならないようで、熱心に何度でもトライする姿が印象的でした。
部屋にはテーブルにキューブを置く「トントン」という音がいくつも響いています。正しくプログラムしたキューブをマットに置くと、どうでしょう。モニター上のキャラクターの色が変わるではありませんか。
子ども達からは再び、大きな歓声があがります。
「じゃあ、もっと面白いことに挑戦してみよう」と関口先生。子ども達にスプライト(キャラクターやオブジェクト)を開くよう伝えました。
その中から、リンゴを見つけるように言いましたが、すぐに生徒さんのひとりが
「このリンゴ、大きすぎるよ」
と首をひねります。どうやら、モニター上のキャラクターにかぶせるリンゴのスプライトが大きすぎるようです。
「良いところに気がついたね。じゃあ、リンゴを小さくしましょう。さっき学んだことを思い出してみて。キューブを1マスぴったりに進めるために、プログラムをどう調整したかな?」関口先生がみんなを見渡します。
「数字を変えた」
「うん。40にしたらピッタリだった」
「あ、そうか。じゃあ、ここの(大きさを表す)数字を変えればいいんだ」
先生の問いかけがヒントになり、子ども達は試行錯誤を繰り返します。
中には、どう見ても「ジャンボなリンゴ」にしてしまう子も。「500にしてみちゃった。おもしろーい!」
ちょっと“遊び”の雰囲気になってしまったかな?と見守っていると、さすがは先生。にこやかに、「これからトライする『toioがリンゴを食べるプログラム』はもっと面白いぞ」と盛り上げます。それを聞いた生徒さんは、「そうなの!?」と言いながら、あわててリンゴの大きさをぴったりにしました。
スタープログラミングスクールの先生は、子どもの言葉を否定しません。否定はせずに、子どもが自ら次に進めるように、興味をかきたてる声かけをしているのが好印象でした。
さて、本題に戻り、授業は「キャラクターがリンゴにふれたら、リンゴが消えるプログラム」の作成へと進みました。まるで「toioがリンゴをむしゃむしゃっと食べた」ようなプログラムで、適度にゲーム性のある内容です。
ゲーム要素を適度に取り入れて子どもの興味をグッと惹きつけた上で、ワンステップ高いレベルのプログラムへと進んでいくのが、スタープログラミングスクールのカリキュラムの特徴です。
この後も子ども達は、リンゴの数を増やしたり、スプライトの「複製」「追加」を習得したりと順調に学習。キューブがぐるぐると動き回り、5つのリンゴをどんどん消していくのを見て、子ども達のテンションもマックスに!
「あれ?僕のプログラムが動かない」
あわてている生徒さんもいましたが、先生が「落ち着いて見てごらん。みどりの旗(スタート)押し忘れてない?」と声をかけました。生徒さんは、「あ、そうだった!」とモニターの前に戻っていきます。今度は大成功!
試行錯誤の連続でしたが、最後には全員、ミッションをクリアーしました。
「これって、toioの大冒険だね」
「toioもリンゴでお腹いっぱいだよ」
口々に発する言葉は、想像力にあふれた実に子どもらしい素直な感想。取材班も、それから先生おふたりも、思わず笑顔がこぼれました。
やがて、先生が席に戻るように促し、子ども達はそれぞれのテキストに今日学んだことを記入していきました。教室は静まり返り、鉛筆を走らす音だけが聞こえてきます。教室の外にはお迎えの保護者の方の姿もちらほらと増えてきました。
最後にきちんと挨拶をし、今日のレッスンは終了です。
キッズプログラミングコースのクラスの仲間と楽しく体感しながらの学び合いは、子ども達の個性が輝ける瞬間がたくさんあります。
低学年からプログラミングを学ぶことは、自由な発想から創造する力を身につける大切な過程になることがわかりました。
スタプレで自宅でも学べます!
スタープログラミングスクールには、会員専用の学習アプリ「スタプレ」があります。自宅でタブレットやスマホ、パソコンを使用して、タイピングをはじめとしたさまざまな学習アプリを利用できます。また、レッスンの復習動画もあるので、おうちで“おさらい”をすることも可能です。
教室だけでなく、自宅でも「学びを積み重ねる」手厚いサポートが整っているのは、ありがたいですね。
保護者の方と生徒さんにインタビュー
箕輪しんじ君とお母様に伺いました
お母様:スタープログラミングスクールは家からも近く通いやすいですし、小学校低学年でも楽しく学べる雰囲気がよかったので決めました。
入会後は、家でもパソコンに触れることが増えました。タイピング練習も積極的にしています。キーボードでのタイピングに興味を持ってくれるようになってくれて、とても良かったなと思っています。
これからの社会ではITスキルは不可欠になるでしょうから、楽しく学んで、世界が広がるといいなと思っています。
金野裕真君とお母様に伺いました
お母様:スタープログラミングスクールは家から近かったので、気軽な感覚で見学をしました。すると、子どもがとても気に入ったので入会しました。
スタープログラミングスクールに通う前は、子ども自身が「やりたい」と前向きになるものが見つからず、とくに習い事はしていなかったんです。ここで楽しく学ぶようになってからは、プログラミングに限らず、他の習い事とか、いろいろなことにも関心を示すようになり、嬉しく思っています。
山川しょうたくんとお母様に伺いました
お母様:家にいるとゲームばかりしてしまうので、何か子どもの為になることを学ばせたほうがよいのではと思ったのがきっかけでスタープログラミングスクールに入会しました。見学会でも子どもが楽しそうでしたし、今日の授業も楽しんでいたようで、親として満足しています。
しょうた君:今日の授業は、リンゴを食べるプログラムが面白かった。メーメー牧場(マウス操作練習)の点数は、今日はまあまあだったけど、次は頑張りたい。
お母様:プログラミングのスキルは将来の役に立つと思うので、今から学んでおくと実りが大きいと考えています。このまま楽しく学習を続けていってほしいです。
先生にもお話を伺いました
スタープログラミングスクールでは、お子さまが楽しく学べることを第一に考えています。とくに、初めてプログラミングにチャレンジするお子さまや、小学校低学年のお子さまの授業では「面白いな、もっとやってみたいな」と思っていただけるよう、前向きな指導を心がけています。
ロボット教材には、子ども達が夢中になる仕掛けがいっぱいです。スタープログラミングスクールのカリキュラムは、ひとつずつステップをのぼるように学び、自然と論理的思考力や発想力を伸ばせるカリキュラムですので、ぜひ無料体験会で教室に遊びにきてください!