エンジニアに関する知識を記録・共有するためのサービス「Qiita」を運用することで知られるQiita社ですが、社会貢献活動の一環として、小中学校を対象にプログラミングをテーマに特別授業を行っています。
Qiitaが小学生向け出張授業を実施!
今回のプログラミング授業はScratch(プログラミング言語)を使用したカリキュラムです。
プログラミングの基礎理解から、キャラクターを動かしてゲームを作るまでの過程を、実際にパソコンを使って子供たちが楽しく学べる内容です。
当日は、子供たちが作成したオリジナルのキャラクターに対し、指示を与えるブロックを組み合わせることで実際に動かすことに挑戦しました。
自由に動き回るコウモリを捕まえて自動でカウントするゲームを作りました。
最後にはゲームに要素を加えて各自でアレンジしていきます。
Scratchを用いた普段プログラミングに馴染みのない児童でも視覚的に理解しやすい内容のため、夏休み期間中に有志で参加した子供たちが意欲的にプログラミングに挑戦していました。
プログラミング授業に参加した児童の反応
・わたしは、木の工作をするのが好きで正直パソコンは苦手でした。でもローマ字を打てるようになってから楽しくなったけど、それよりもスクラッチの方が楽しくて、プログラミングに興味がわきました!今日はありがとうございました!授業では次のような画面を作成しました。
・初めてやったので少し難しかったけど分かりやすく教えてくれたのでプログラミングに興味を持ちました。今後、またやりたいです。ありがとうございました。
・今までは、プログラミング(Scratch)を何度かやったことがありましたが、自分ひとりでプログラミングを作ることは難しくて、諦めることが多かったのですが、今回の夏のチャレンジ教室を行って、プログラミングの楽しさに気づくことができたので、もっと、いろんなプログラミングを作ってみたいと思いました。
そして、これからは、もっと難しいプログラミングを作ってみたいです。
今回の夏のチャレンジ教室があって、「プログラミングをやりたい!楽しみたい!」という気持ちが強くなりました。ありがとうございました‼
実施後のアンケート結果では、好意的な反応が集まったようです。
開催概要
本出張授業の開催概要は以下の通りです。日時 | 2022年8月25日(木)13:00〜15:00 |
場所 | 府中市立武蔵台小学校 〒183-0042 府中市武蔵台2丁目3番地 |
ホームページURL | http://www.fuchu11s.fuchu-tokyo.ed.jp/ |
講師 | ・Qiita株式会社 プロダクト開発グループ プラットフォーム開発チーム 谷川寛明 ・Qiita株式会社 プロダクト開発グループ 清野隼史 ・Qiita株式会社 プロダクト開発グループ プラットフォーム開発チーム 花田拓矢 |
内容 | ・プログラミングとは ・プログラミング言語「Scratch」とは ・キャラクターをキーボードで動かそう ・コウモリをとばそう ・つかまえたコウモリを数えよう ・ゲームをアレンジしよう など |
参加者 | 小学3-6年生の児童 合計30名 |
ライターコメント
夏休み中に新しい経験をしたいと有志の子どもたちが集まっての出張授業となったようです。「Qiita」での授業の様子はコエテコでも過去に取り上げたことがありますが、参加者の反応がとても楽しそうです。
初めてプログラミングに挑戦する子もこれからの学習のモチベーションが高まるようです。
この授業をきっかけに未来のエンジニアが生まれるかもしれないですね!
学校での担当者の方は、このような企業の出張授業を依頼してみるのも良さそうですよ!