子ども向け野球教室とは
野球教室では、一人ひとりのレベルや特徴に合わせた指導によって、ボールの投げ方やバットの振り方をはじめ、野球に必要な技術を着実に伸ばしていくことができます。町田市近辺には、そのような子ども向け野球教室がたくさんあります。全国各地で開講している「ベースボールスクール ポルテ」の 町田鶴川スクール、投打それぞれに特化した「ジュニアピッチングアカデミー八王子ラビット校」「ジュニアバッティングスクール八王子ラビット校」、元プロ野球選手がカリキュラムを監修している「フルスイングベースボールスクール 府中教室」など、独自色を打ち出した教室が目立ちます。
子ども向け野球教室と少年野球チームの違い
野球教室は、個別指導の場と位置づけられます。ボールを投げる、打つ、捕るといった基本技術を高めるとともに、個々の長所を伸ばしながら課題の克服を目指します。3歳から小学生までを対象とする「ベースボールスクール ポルテ」の町田鶴川スクールのように、練習は週1回、平日の放課後に実施する教室が多く見られるので、所属する野球チーム以外の練習の場として活用できます。
一方の野球チームは、主に土日祝日に活動し、試合での勝利を大きな目標に掲げています。指導スタッフのもと、選手各自の成長に加え、サインプレーや守備時の連係などを高めてチーム力アップを狙います。町田市では、設立から50年ほどの歴史を持つ「町田玉川学園少年野球クラブ」が、数多くの大会で優秀な成績を収めています。
子ども向け野球教室に通うメリット
子どもたちが野球を存分に楽しむうえで、野球教室を通じてマンツーマンや少人数制のもと、ストロングポイントの強化や弱点の補強ができる点はとても魅力的です。「ベースボールスクール ポルテ」のように、打撃、守備、試合を幅広く学べる教室もあれば、各ポジションの役割を専門的に指導する教室もあります。ともに町田市近隣の八王子ラビット校を構える「ジュニアピッチングアカデミー」「ジュニアバッティングスクール」では、投球術と打撃力向上をそれぞれ重視。所属チームでの活躍を後押しします。
子ども向け野球教室と少年野球チームの掛け持ちも可能
土日祝日に練習や試合を行う野球チームに対し、野球教室は週に1回、平日の夕方に活動するケースが多いです。そのため、野球教室と野球チームの掛け持ちは十分に可能といえるでしょう。平日のトレーニングで「個の能力」を高め、その成果を週末を中心としたチームでの活動で発揮するというスタイルも、今や珍しくありません。
町田市近辺のおすすめ子ども向け野球教室5選
町田市周辺にあるおすすめの野球教室を紹介します。ピッチングやバッティングに特化した野球教室、さらには、プロ経験のあるコーチ陣がアプリを通じてレッスンをしてくれるオンライン型の野球教室など、それぞれが特色を打ち出しています。①ベースボールスクール ポルテ 町田鶴川スクール
練習は週に1回、平日の放課後に行います。子どもたちにとっても無理なく通うことができ、お茶出しをはじめ、保護者の当番もありません。スタッフは厳しい研修を受けたプロの野球指導員が務め、効率的な練習プログラムのもと、限られた時間のなかでも一人ひとりの可能性を導き、上達を促します。「ベースボールスクール」の名のとおり、野球の技術向上に力を入れているのはもちろん、野球を楽しみながら礼儀、協調性、自立心、リーダーシップなどの習得も目指しています。
打撃の日、守備の日というようにテーマを絞ってトレーニングを行うこともあります。3歳から小学生までを対象としており、初めのうちは安全なティーボールや軽いバットを使用しながらメニューに取り組むため、初心者も安心です。同じ町田市では「成瀬スクール」も展開しています。
・ベースボールスクール ポルテ 町田鶴川スクール
住所:東京都町田市薬師台3-4‐3 山王塚公園野球場
対象:3歳〜小学6年生
コース&料金:金曜日コース|7580円/月
※詳しくは教室にお問い合わせください
②B-PARK オンラインコーチ
オンラインで受講できる野球スクールが「B-PARK(ビーパーク) オンラインコーチ」です。元プロ野球選手がコーチを務め、初心者から上級者まで数多くの選手を受け入れています。コーチと生徒は「Lesson Note」というアプリでコミュニケーションを取り合います。自分のスイング、ピッチング、捕球体勢などの動画をアプリを通じてコーチへ送信。コーチはこれを音声や記号を用いて添削し、自らが見本を示した動画とともに返信する流れです。アプリのチャット機能でプレーに関する質問も可能で、時には保護者から相談が投げかけられることもあるそうです。
・B-PARK オンラインコーチ
運営者:株式会社ビーパーク
対象:年長~中学3年生
コース&料金:回数券コース|3300円/1回、8800円/3回、1万3200円/5回、定額コース|3800円/月、6600円/月 など
※詳しくは教室にお問い合わせください
③ジュニアピッチングアカデミー八王子ラビット校
野球というスポーツにおいて、欠かすことのできないプレーの一つがボールを投げる動作。正しい投球フォームを身につけておくことで、肩やひじにかかる負担を軽減し、ケガの予防につながります。プロのコーチが、安全でパフォーマンスの高いフォームを指導してくれるのが「ジュニアピッチングアカデミー」です。主に、少年野球チームや中学校の野球部に所属する小中学生が対象。生徒はやはりピッチャーを務める選手が多く、正しい投げ方を学びたいという意欲を持った野手も少なくないそうです。
練習は週に1回、平日の夕方から夜に実施。少人数による個別指導型で、年齢や体のバランスなどを考慮しながら、トレーニングメニューや投球数を決めていきます。同じ系列の「バッティングスクール八王子ラビット校」と掛け持ちで受講する生徒もたくさんいます。
・ジュニアピッチングアカデミー八王子ラビット校
住所:東京都八王子市楢原町460
対象:小学1年生~中学3年生
コース&料金:ピッチングコース|8360円/月 など
※詳しくは教室にお問い合わせください
④ジュニアバッティングスクール八王子ラビット校
少年野球チームや中学校の野球部では、チーム全体で練習するため、どうしても選手一人ひとりのバッティング技術向上のためのトレーニング時間が不足してしまいます。「ジュニアバッティングスクール」では、経験豊富なコーチ陣が、各自の課題を見極めつつ、基礎から丁寧に指導してくれます。特に小中学生の時期はバッティングの動作を体で覚えていくため、まずはコーチが目の前で見本を示します。言葉で説明した後、生徒自らがやってみて、改善点を自分で考えます。少人数制・個別指導型だからこそ実現できるアプローチです。
具体的にボールを打つトレーニングは、ピッチングマシンを使う練習とコーチが投げたボールを打つ練習の2つ。これらを交互に行うことで、課題の発見と改善を進め、打撃力のあるフォームの習得を目指します。
・ジュニアバッティングスクール八王子ラビット校
住所:東京都八王子市楢原町460
対象:小学1年生~中学3年生
コース&料金:バッティングコース|8360円/月
※詳しくは教室にお問い合わせください
⑤フルスイングベースボールスクール 府中教室
「フルスイングベースボールスクール」は、埼玉や東京で教室を展開。元プロ野球選手の井出正太郎氏がトレーニングのカリキュラムを監修し、アドバイザーも務めています。未就学児と小学生を対象としており、野球経験の有無や性別問わず、数多くの子どもたちを受け入れています。クラスは初心者向け、経験者・上級者向けに分かれているので、初めて野球をやる子どもも安心です。
練習は週1回、90分。遊びながら野球に必要な技術が上達するメニュー、生徒自身が考えたメニューなどを採り入れ、長時間のランニングや過度の筋力トレーニングを課したり、コーチが怒鳴るような指導はしていません。
・フルスイングベースボールスクール 府中教室
住所:東京都府中市浅間町1-3-1 府中の森公園野球場
対象:3歳~小学6年生
コース&料金:火曜日クラス|6300円/月
※詳しくは教室にお問い合わせください
町田市近辺の少年野球の強豪チームの例
町田市では町田市少年野球連盟のもと、数多くのチームが活動しています。市大会はリーグ戦、トーナメント戦などさまざまな形式で行われており、多くの子どもたちが実戦経験を積むことのできる環境と言えます。町田市少年野球連盟の公式サイト(https://msbs.az2.jp/)には、大会ごとの上位チームが紹介されているので、チームをリサーチする際にぜひ参考にしてみてください。町田玉川学園少年野球クラブ
「町田玉川学園少年野球クラブ」(通称:町玉)は1973年に設立された伝統ある少年野球チームです。各学年ともに、市大会では優勝をはじめ上位にランクイン。都大会には14度にわたって駒を進め、2003年には全国大会にも出場しました。21年には、横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムで行われたダイワコーポレーション主催のベイサイドカップ2021で優勝を飾っています。小山ファイターズ
「小山ファイターズ」は、主に町田市の小山、小山ヶ丘地区の小学生で構成する少年野球チームです。町田市以外の子どもでも入団可能で、神奈川県からも選手を迎え入れています。2021年8月時点で、小学1年生から6年生までの男女50人以上が所属しています。1975年から活動開始し、「全力で! 楽しく!」をモットーに市大会では上位の常連として存在感を発揮。2021年度は、町田市春季大会で優勝を果たしています。
鶴川東レジェンズ
「鶴川東レジェンズ」は町田市鶴川地区を拠点としている軟式少年野球チームで、鶴川第二小学校や鶴川第三小学校の校庭、または真光寺スポーツ広場を拠点に活動しています。2013年にはザバスジャビットカップ町田市大会で優勝を果たしています。2015年にはザバスジャビットカップ三多摩地区大会を制覇。2019年にはジャビットカップ2019町田市大会を制しています。2021年の町田市秋季大会では5年生チームが優勝しました。
町田市近辺の子ども向け野球教室の選び方のコツ・ポイント
町田市近辺には野球チームとともに、子ども向けの野球教室が数多く存在しています。そのため、チームに所属しながら平日に自主トレに励もうとする際には、恵まれた環境と言えるでしょう。打撃、守備、試合形式などを総合的に学べる教室、ピッチングやバッティングを専門とする教室もあるので、各自の課題に合わせてコースを選べるところも魅力の一つです。町田市の少年野球事情
町田市の野球チームは、町田玉川学園少年野球クラブや小山ファイターズのように、1970年代に立ち上げられたチームも珍しくありません。各チームはそれぞれの地域の小学校の校庭などで活動しています。また、中学生向けの硬式少年野球チームもあり、2020年夏、2021年春、2021年夏と3季連続で全国大会に出場している「町田ボーイズ」が存在感を見せつけています。子ども向け野球教室の料金
町田市近辺の野球教室は週に1回、平日の夕方から夜にかけて練習を行うところが多いです。各教室の月会費は、6000円台〜8000円台が相場のようです。毎月支払う料金以外にも、教室によっては入会費や年会費、さらには保険料なども必要になってきます。なかでも入会費は、8000円台に設定している教室も決して珍しくありませんので、各スクールの特色とともに、料金面についても事前にチェックしておきましょう。
野球教室に子どもを通わせる際の親の負担は?
少年野球と言うと、「練習時間が長い」「親の出番が多い」というややネガティブなイメージを持つ人も少なくないかもしれません。実際、野球チームは土日祝日の朝から夕方まで、みっちりと練習を行うこともあります。そのうえ、保護者が多くの役割を担うケースも見受けられます。子どもの送迎はもちろん、練習グラウンドの予約、試合時のビデオ撮影、お茶出しなどチーム全体のサポートを求められる場合もあります。
それと比較すると、野球教室では保護者の役割がずいぶん軽減されます。送迎は必要に応じて発生しますが、お茶当番のような負担はほとんどありません。