(レポート)F@IT Creation 2023 プログラミングコンテスト決勝大会「今年も力作揃い!」


今年のテーマは「Moonshot for Human Well-being ~テクノロジーで幸せを実現~」です。ちなみにMoonshot(ムーンショット)とは、「容易には達成しづらいが、達成できれば社会に大きなインパクトを与える壮大な計画や挑戦」のことだそう。
なかなか難しいテーマですが、決勝大会に進んだ生徒さん達はさまざまな角度からミッションに挑戦。素晴らしいプログラミング作品が揃い、会場の盛り上がりも最高潮に!WRO JAPAN本部実行委員でもある大木氏をはじめ、審査員の皆さんも感心した様子で時にうなずきながら、時に驚いた表情を浮かべていらっしゃいました。

ファイトキッズクラブに関心がある方はもちろん、プログラミングコンテストや大会は「どんな感じなのかな?」と知りたい方にも興味深いレポートです。では、さっそく「F@IT Creation2023」決勝大会の様子をご覧ください!
F@IT Creationとは?|富士通オープンカレッジF@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)のプログラミングコンテスト!
F@IT Creation2023とは、富士通オープンカレッジF@IT Kids Clubのプログラミングコンテストです。コンテストのテーマにそった3つのミッションが提示され、全国のF@IT Kids Clubの生徒さん達はテクノロジーで何ができるかを考え、プログラミング作品を制作。そして1次審査を勝ち抜いた12名が今回の決勝大会への参加が決まりました。この大会では、すべてのプレゼンテーションと作品に対し、審査員から講評をいただけるので、子どもたちはたくさんの気づきを得られ、大きな成長の場となります。過去の大会でも子どもたちは素晴らしい体験をしてきました!
対面授業/オンライン校ともに大人気の富士通オープンカレッジF@IT Kids Clubのプログラミングコンテストが今年も開催されました!今年のテーマは「未来のためのCOOL CHOICE ~No More 温暖化!~」です。最終審査会には、60名の中から選ばれたスペシャリスト達が集結。審査員も目をみはるような力作とプレゼンテーション、大会の模様をたくさんの写真と共にご紹介します。
2024/11/06 10:16
「Moonshot for Human Well-being~テクノロジーで幸せを実現~」3つのミッション
コンテストは昨年と同様、富士通ラーニングメディアの施設「CYBERIUM(サイベリウム)」の会場と、各地の教室や自宅からの参加をオンラインでつなぐ、リアル×オンラインのハイブリッド開催です。
会場での発表の様子

オンラインでの発表が終わると、生徒さんと審査員がつながり、質疑応答も行われる
今年のテーマは、Moonshot for Human Well-being~テクノロジーで幸せを実現~。生徒さん達に提示されたのは3つのミッションです。
ミッション① あらゆる壁から解放せよ
→2050年までに、身体的能力、時間、距離、場所といった壁を気にせず、やりたいことを実現するためにできることを考えよう。
ミッション② 地球を守る文明を創造せよ
→2050年までに、地球環境を回復させながら都市文明を発展させるためにできることを考えよう。
ミッション③ 人とロボットが共生する新サービスを創出せよ
→2050年までに、ロボットとの共存や活用による新たなサービスを創出するためにできることを考えよう。
いずれも一筋縄では行かないテーマですが、大会では次々と個性的、かつテクニカルな作品が登場しました!
テクノロジーで幸せを実現するプログラム作品が大集合!
決勝大会には、全国のファイトキッズクラブの生徒さんから選出された12名が出場しました。
トップバッターは緊張しますが、実に堂々たるプレゼンでした!

トップバッターの感想を聞いてみると「驚きました!でも家でたくさん練習してきたから大丈夫」とピースしてくれました!

品川校からペアで参加「資源ごみを大切にしよう」ゴミの仕分けを間違えるとブザーが鳴るゲーム仕掛けのアイデアが秀逸!

審査員の先生方も身振り手振りで「熱いコメント」の連続!

「人助けロボット」Scratchを駆使した力作。
Scratchを活用した作品やアニメーション、さらにはテキストコーディングによる高度なプログラミングもあり、バラエティ豊かなラインナップです。
この決勝大会では、ひとつのプレゼンテーションが終わるたびに、まずオーディエンス(保護者を含む、オンライン・会場でコンテストを見ている方)による投票が行われます。



左からWRO Japan FUTURE INNOVATORS カテゴリ実行委員 大木宏昭氏
株式会社富士通ラーニングメディア・スタッフ オープンカレッジサービス部長 染谷理恵氏
株式会社富士通ラーニングメディア・スタッフ代表取締役社長 平松聡氏
今大会の審査員を努めるのは、WRO JAPAN(NPO法人WRO Japan)本部実行委員でもある大木氏、株式会社富士通ラーニングメディア・スタッフ 平松代表、染谷氏のお三方です。審査のポイントは次の3つ。
- アイデア
- テクニカル
- プレゼンテーション
ひとつひとつの発表を審査員は熱心にご覧になっていました。
会場には、椅子から伸び上がるようにしてモニターを見つめる生徒さんもいれば、「ほぅっ」と感心したような声を漏らす保護者の姿も。当日は前半に5組、休憩をはさんで後半6組の発表がおこなわれました。
それでは、受賞した作品を見ていきましょう!
F@IT Creation 2023 プログラミングコンテストの受賞者を発表!
決勝大会では、どれも力作ばかりで審査も難航した模様です。その結果、当初は5つだった賞に急遽「敢闘賞」が追加されると発表され、会場内から歓声があがりました。それだけ素晴らしい作品が集まったということですね!【品川校】最優秀賞は小4「2050年カーボンの旅」


審査員長から「アマゾンギフト券」を手渡された瞬間。おめでとう!
「F@IT Creation2023」最優秀賞に選ばれたのは、未来を見据えたスケールの大きな作品「カーボンZEROチャレンジ2050」です!
カーボンZEROチャレンジ2050は、「着想が面白い!」と審査員の皆さんから高い評価を得ました。アニメーション、クイズ、ゲームと楽しい要素を盛り込みながら、ネコ太が未来の旅を案内します。


クイズも工夫されていて、たとえば「新幹線の座席の素材は?」といった問題では、正解である「ポリエステル」がリサイクルされていることをイラストでわかりやすく解説しています。
感情豊かな発表も印象的で、審査員の平松氏は「プログラミングのテクニックも素晴らしいし、プレゼンテーションも上手で、全体的なバランスが良かった」とコメント。まさにお見事でした。

生徒さんは受賞に際し、「スクールでいろいろ技術を教えてもらって、ラスト1週間でなんとか完成させました。2年連続で受賞できてうれしいです。特に今回は最優秀賞だから嬉しい!」と元気に語ってくれました。おめでとう!
【富山校】審査員特別賞はVR・メタバースの世界観を表現した作品に!

オンライン上で賞状と副賞を授与。
自分が体験した身近な「問題」を解決しようとするスタンスが審査員に絶賛されたのが、富山校から参加してくれた男の子のプログラミング作品です。
感染症の影響で、遠方に住んでいる祖母となかなか会えない日が続き、「距離とコロナの壁をこわす!」アイデアが浮かんだそう。電話がかかってきたときにVRゴーグルをかけると、自分のコピーロボットがバーチャルで祖母の家に行けるという、近未来には実現しそうな内容です。

祖母に薬をとってきてあげることもできる。
コピーロボットを家で操作し、遠くにいる大切な人といつでも会えるようになったら「距離の壁をこわすことができる」。そのアイデアが高評価につながりました。
審査員の大木氏からは「VR、メタバースの世界を作品にしたところ、実現可能性が高いところが評価されました。『遠くに住むおばあちゃんに会えない』という身近な悩みを解決しようとする考えも素晴らしいと思います」とのコメントがありました。おめでとう!
【朝霞台駅前校】プレゼン賞はあたたかい気持ちが伝わる「人助けロボット」に!

オンラインでプレゼン賞を授与された瞬間
プレゼン賞は、人助けをし、人と仲良くなれるロボットをプログラミングした男の子が受賞しました。オンラインでの参加でしたが、教室の先生が発表前に「緊張してる?がんばって!」とパワーを注入!

ロボットと人が仲良く暮らす未来の姿がこころに響いたプログラミング作品
先生の心強い励ましもって、終始笑顔で、まるで目の前の友人に語りかけるような楽しい雰囲気でのプレゼンテーションが好印象でした。受賞の感想を聞かれて「先生が応援してくれたから勝てました」と嬉しそうに話していましたね。
自分で物事を考え、人々を助け、人間と仲良くなるロボットというストーリーは、受賞した男の子の人柄そのものがあらわれた、とてもあたたかみのあるプログラミング作品でした。
【オンライン校】テクニカル賞は小4「人とロボットが共生する未来をつくろう」

受賞の瞬間に素敵な笑顔がはじけました!
テクニカル賞を受賞したのは、「私達とロボット〜未来の町風景〜」というタイトルでロボットと人間が共存する未来を表現してくれた女の子です。審査員からは、「デザインもさることながらユーザーの視線をよく考えている。テクニカルなUI/UXが素晴らしい」という評価が伝えられました。

「もどる」「つぎへ」といったユーザーにわかりやすいデザイン

見やすくわかりやすい。文字の配列などにもテクニックが感じられる。
グラフィックも美しく、全体のバランスが良くわかりやすいこちらの作品。非常にクリエイティブでありながら、見る人・使う人の立場になって考えられた構成を審査員の先生方は「テクニカル」と評していました。
【鹿沼校】アイデア賞はRPG仕様のScratch作品

審査員のコメントを真剣な表情で聞いていました!

今の「切実な問題」を取り上げていますね!
アイデア賞を見事に獲得したのは、CO2を排出しないように、新しい発電の発見をテーマにしたプログラミング作品です。「電気代が高くなって生活が苦しいです」とは、まさに「今」の問題を取り上げたトピックですね。
こちらのプログラムはScratchを使用していますが、アニメーションがとてもスムーズで、さながら「ロールプレイングゲーム」のようです。
そのストーリー性と「市長と市民の対話」から進むところや、「節電と新しい発電の開発」というアイデアが秀逸です。審査員の先生から「とうろう(灯籠)発電は自分で考えたの?」と問われる場面もあり、質疑応答にもしっかりと答えていました。「電気はためることが難しいから、作るのと使うバランスが重要なんですよ」というお話もありました。
【品川校】なんと追加で「敢闘賞」小1・翻訳ロボットが受賞

1年生ながらがんばりました!
今大会で急遽、追加された「敢闘賞」に輝いたのが、「翻訳ロボット」のプログラミング作品を作った小学校1年生の子です。

「ことばが通じないと話ができない、困っている外国人を助けたい」という思いから翻訳ロボットを考えたそう。グローバルな時代だからこそ、さまざまな国の人とコミュニケーションをとることが必要で、その課題をロボットで解決しようとした点が、審査員一同「ぜひ賞をあげたい」と思わせたのだとか。

でじっとと一緒に記念撮影!
感想を聞いてみると、「プログラムを作っているとき、先生が直した方がいいところを教えてくれました。授業ではたくさん褒めてくれました。今日は楽しかったです」とハキハキと答えてくれました。この賞を励みにして、これからもがんばってくださいね!
次はあなたが大会に!ファイトキッズクラブでは無料体験授業を受付中
大会の最後には、審査員の平松氏から「今大会はテクニックもアイデアも発表もすべてレベルが高かったです。お友だちの作品を見てたくさん学んでください。そしてファイトキッズで楽しく過ごしてくれたら嬉しいです」とコメントがありました。皆さんの作品からは、子どものみずみずしい発想力や、先生方との素晴らしい信頼関係が見えてくるようで取材班も感動しました。富士通オープンカレッジF@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)は対面授業・オンライン校ともに随時無料体験会を実施しています。プログラミングを学んで来年、この大会に出場するのはあなたかもしれません!
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