この記事では、アナと雪の女王の世界をプログラミングで楽しめる「Code with Anna and Elsa」の概要や使い方、さらにはディズニーキャラクターでプログラミングを楽しめるおすすめのオンラインプログラミングスクールをご紹介します。
「Code with Anna and Elsa」とは?
「アナと雪の女王」は、2013年公開のディズニー映画です。明るくキュートな主人公・アナと、優しくエレガントな姉のエルサを中心にした美しい物語は、世界中の少年少女を魅了しました。「Code with Anna and Elsa」は、映画の主人公・アナ・エルサと一緒にプログラミングを学べる学習教材です。どのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。
「Hour of Code」のプログラミング教材
出典:Code with Anna and Elsa - Code.org「Code with Anna and Elsa」は、アメリカの非営利団体「Code.org」が運営する「Hour of Code」で提供されているプログラミング学習教材の1つです。
「Code with Anna and Elsa」のミッションは、与えられた20のパズルをクリアすること。アナやエルサにスケートをさせながら、氷の上に指示どおりの図形・雪の結晶を描かなければなりません。子どもは命令が描かれたブロックを上手に組み合わせ、どうしたら課題をクリアできるかを考えます。
コンピューターへの命令はビジュアルプログラミングで行われるため、タイピングスキルが未熟な子どもでも負担のないプログラミングが可能です。
ただし課題では外角・内角の概念を理解することが求められるため、対象学年は小学2年生からに設定されています。
Hour of Codeとは?
Hour of Codeは、180以上の国と地域で利用されるプログラミング学習サイトあるいはプログラミング普及活動です。主宰である「Code.org」が掲げるのは、「全ての子どもたちが主要教育の一部としてコンピューター サイエンスを学ぶ機会を持つべき」とする考え方です。Hour of Codeの学習サイトは無償で提供されており、誰でも自由に利用できます。
サイト内では「Code with Anna and Elsa」のほか、Minecraftでプログラミングを学べるアクティビティやスターウォーズのキャラクターが登場するアクティビティなども利用可能です。
アクティビティの難易度はさまざまあり、子どものレベルに合わせて選べます。ビジュアルプログラミングを修得した後は、Python(パイソン)やJavaScript(ジャバスクリプト)といったテキストプログラミングにチャレンジしてもよいでしょう。
Code with Anna and Elsaの始め方
アナやエルサとプログラミングを学ぶためには、まずHour of Codeにアクセスする必要があります。ここからは、Code with Anna and Elsaの始め方を見ていきましょう。Hour of Codeにアクセスして「日本語」を選択
まずはパソコンやタブレットなどから、Hour of Codeのサイトにアクセスしてください。中央にある「試す」をクリックすると、プログラミング学習用のアクティビティ一覧に遷移します。このときのポイントは、「日本語」を選択すること。Hour of Codeはアメリカ産のため、基本言語は英語で設定されています。右上の言語一覧を開いて、日本語を探しましょう。
アクティビティから「Code with Anna and Elsa」を選択
日本語を選択すると、日本語に対応しているアクティビティ一覧が表示されます。画面を下に移動して「Code with Anna and Elsa」を探しましょう。アナ雪のイメージ画像が見つかったら、画面をクリックしてください。アクティビティの詳細が表示されるので、内容を確認します。内容を確認したら、記載してあるリンクをクリックすればOKです。
チュートリアルを見る
リンクをクリックすると、チュートリアルの動画が表示されます。実際の学習に移る前に必ず内容を確認しましょう。ただしチュートリアルは、「英語×日本語字幕」で表示されます。字幕はスピーディーに変化するため、子どもによっては内容を把握できないかもしれません。
チュートリアルで内容の理解が難しい場合は、動画の上部にある「ビデオはありませんか?メモを表示します」と記されたタブをクリックしてみてください。
チュートリアルの内容を文字で確認できます。
コーディングにチャレンジ
チュートリアルが終わったら、「課題1」からコーディングにチャレンジしましょう。画面左側が実行スペース、まん中がブロックスペース、右側がワークスペースです。プログラミングを行うときは、必要なブロックをワークスペースに移動させてください。コーディングが終わって左側の「実行」ボタンを押すと、エルサやアナが命令どおりのプログラミムを実行する仕組みです。
指定された課題をクリアすると、完了のメッセージが登場し、次のパズルにチャレンジできます。課題はだんだんとレベルが上がっていくため、レベル10を超えたあたりからクリアするのが難しくなるかもしれません。
子どもが先に進めないときは、保護者も一緒に「どのような動きが必要か」を考えてみてください。
分からないときは回答を見よう
どうしても分からないときは、Hour of Codeの回答例のサイトを利用しても構いません。回答サイトには、課題1~20までの正解が全て画像で示されています。どのようにブロックが組み合わされているのかを確認したら、もう1度自分でトライしてみましょう。またアカウントを作成してCode with Anna and Elsaをお気に入りに入れておけば、クリア状況が残ります。いったんサイトを離れても、また同じ課題からスタートすることが可能です。
アナと雪の女王が好きな子どもには「デジタネ」がおすすめ
出典:デジタネ(旧 D-SCHOOLオンライン)「Code with Anna and Elsa」でプログラミングに興味を持った子どもには、より質の高い学びを提供してあげてはいかがでしょうか。
オンラインプログラミングスクール「デジタネ(旧 D-SCHOOLオンライン)」なら、アナやエルサが登場する「ディズニーコース」でプログラミングを学べます。
好きなキャラクターやゲームでプログラミングを学べる、デジタネについて見ていきましょう。
視聴制限なしのオンデマンド型・月額定額制で安心
デジタネは、月額定額制のオンラインプログラミングスクールです。子どもは100以上ある学習コンテンツから好きな教材を選択し、自由に楽しく学べます。選択できる教材数や視聴時間の制限はなく、どれだけたくさんのコンテンツを活用しても料金は変わりません。「習い事」としてのコストの負担が少ないのは、大きな魅力です。
子どものレベルに合わせた学習が可能
アナと雪の女王好きの子どもにおすすめなのは、ディズニーキャラクターと一緒にプログラミングを学べる「ディズニーコース」です。アナやエルサはもちろん、「ミッキーマウス」「リロアンドスティッチ」「トイ・ストーリー」など、12作品の人気キャラクターが登場します。キャラクターを動かすときは、命令が書かれたブロックを組み合わせるだけ。基本操作は「Code with Anna and Elsa」と変わりません。小学校1年生からを対象とする初心者コースなので、プログラミングに慣れていない子どもも不安なく始められます。
疑問や課題はチャット・メールで解決
学習中に分からないことが出てきた場合は、チャットやメールで相談可能です。また直接講師に質問したい場合は、Zoomを使った「学習応援タイム」や月に1度程度のライブ配信授業を利用できます。
コース名 | ディズニーコース |
対象学年 | 小学1年生〜 |
入学金 | 不要 |
授業料 | 年間プラン:3,980円(税込)/月・月々プラン:4,980円(税込)/月 |
無料体験 | あり |
まとめ
アナと雪の女王でプログラミングを学べるのは、Hour of Codeの「Code with Anna and Elsa」です。サイトは無料で活用できるので、プログラミング学習の第一歩として気軽に活用してみましょう。またオンデマンド型のオンラインプログラミングスクール「デジタネ」でも、ディズニーキャラクターと一緒に学べるコンテンツが提供されています。
「いつかはビジュアルプログラミングからテキストプログラミングに移行したい」と考えるご家庭は、デジタネの「ディズニーコース」で基礎固めをするのがおすすめです。