(取材)Crefus(クレファス)|学園長に聞く!受験・高校の情報科目にも活きるクレファスの学びとは

(取材)Crefus(クレファス)|学園長に聞く!受験・高校の情報科目にも活きるクレファスの学びとは
21年目を迎えるロボット科学教育「Crefus(クレファス)」。レゴ®教材を用いたロボット製作で楽しく学びながら算数や理科の力を伸ばし、やがてテキストベースのプログラミング、さらには本格的なロボット開発までステップアップできるカリキュラムが高い評価を得ています。

クレファス 芝浦 レゴ ロボット 教室

クレファス 学園長

新年度を迎え、新たに進学・進級をしたお子さまと保護者の方に向けて、岡崎学園長に、クレファスの学びと学校の学習、さらには中学受験や高校の情報科目との関連性について詳しくお話を伺いました。

「モノづくりやプログラミングを通して、勉強や将来に役立つ力を身につけてほしい」
「ロボットやプログラミングを楽しみながら中学受験をしたい」

そんな風にお考えの保護者の方、必見です。

クレファスならロボット製作で楽しく「算数と理科」が学べる

レゴ ロボット 小学生 教室

Crefus岡崎学園長

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最初にクレファスに通うことでどのような力が身につくのか、実際に学校で習う算数や理科にどうつながるのかを教えていただけますか?

岡崎学園長

岡崎学園長

クレファスで身につく力、特に学習面に良い影響があることを、大きく3つに分けてお話しましょう。

ひとつめは「自分でロボットを作り動かす中で自然と学べる算数・理科の力」、ふたつめは「あきらめずに、目標や課題解決に向けて粘り強く対応する力」、みっつめは「興味を持ち、自ら調べる力」です。

算数・理科の力


ひとつめは、算数や理科と直接的に関連する力です。

クレファスではかなり早い段階で、てこの原理を学びます。

レゴ プログラミング 教室 港区

といってもテキストを見て学習するのではなく、ブロックを使い投石機などを製作し、自分で実験をして「こうなっているんだ」と体感します。

ギアを使う製作ではギア比の知識が必要になりますから、ロボットを作りながら、いわゆる「歯車の問題」に取り組むことになります。

振り子の実験装置の製作も行います。

レゴ プログラミング 教室 港区

振り子の仕組みは教科書や参考書の解説を読んでもなかなか理解しづらいものですが、自分で作って、目で見て、動かしながら、仕組みを本質的に捉えることができるようになります。

クレファスで早いうちから楽しくロボット製作をして経験したことが、学校の算数や理科の授業で出てきて「これはギアでやった比の考え方だな」とか「振り子を作ったとき、こう動いた」とか思い出してイメージができるので、苦労せずに学べます。

レゴ プログラミング 教室 港区

算数でいうと、小数もそのひとつですね。

ロボットで目標の場所に移動させる際に、3秒だと行き過ぎてしまう、2秒だと届かないというのはよくあることです。そこで先生は「小数点という便利な方法があるよ、2秒と3秒の真ん中の2.5秒というんだ」と小数点について話します。

ロボットの動きを見ながら、子どもたちは非常に具体的に、2と3の間にある小数の概念をしっかりと覚えます。数の概念をつかんでいれば、小数の問題もすんなりと入ってくるでしょう。

レゴ プログラミング 教室 港区

クレファスカップの「ライントレース」。コエテコ取材より。


ロボットのライントレース(黒いラインの上をロボットがなぞるように走る)では、カラーセンサーを使います。

白と黒の明るさをセンサーで測り、中間の値を出します。部屋の明るさや窓から入る光の加減で変わるので、毎回、子どもたちはロボットのセンサーを調整しなくてはなりません。無意識のうちに、平均値を出す計算を練習しているわけです。すると学校の算数で「平均を求めましょう」という問題が出てきた時、「やったことあるぞ!」となります。

クレファスでは、理数系の力はもちろん、関連して生物や宇宙などについても学べるカリキュラムを設計していますが、決して知識を詰め込むわけではありません。

ロボットを作り、実験をしながら、自然と知識として蓄積されるようになっています。

粘り強く対応する力

レゴ ロボット プログラミング 教室 
ロボット製作では、うまくいかないことが多々あります。その都度、お子さまは試行錯誤しながら改善をし、試してみて、また次の問題を見つけて、さらに改良を重ねていきます。

クレファスのカリキュラムはステップアップ式ですから、年長さんや小学校低学年では簡単なことからスタートし、だんだんと難しいことに挑戦します。

いきなり難しいことに挑戦して挫折するのではなく、ひとつずつクリアーしていきながら、各ステップで何度もやり直したり、考え直したりしながら、目標を達成していきます。

ですから、自然と「簡単にはあきらめない」粘り強い姿勢が身につきます。課題解決力が重視されていますが、失敗と試行錯誤を繰り返しながら、解決=答えを見つける力は、勉強だけでなくすべてにおいて必要です。

興味を持ち自分で調べる力

レゴ プログラミング 教室 港区

クレファスに通う中で、課題に取り組むと子どもたちはいろいろなことに興味を持ちます。興味がわくと、知りたい意欲がふくらみ、自ら調べるようになります。

車型のロボットを作り、いかに早く走らせるかといった課題授業の時のことです。生徒さん達は、タイヤの大きさを変えたり、先ほどお話ししたようにギア比で考えたり、さまざまに試行錯誤していました。

そんななか、ひとりの生徒さんは、四輪駆動の仕組みを考えたんですね。それ自体は「車型ロボットを早く走らせる」ゴールには繋がらないアイディアでしたが、生徒さんの興味は授業内にはとどまりませんでした。後日、お父さんと一緒に車屋さんに行き、四輪駆動の車はどういう場面で活躍するのか、詳しい仕組みも含めていろいろ聞いたそうです。


これは、とても素晴らしい体験です。

「興味を持ち、自分で調べる」それが本当の意味での学習です。教わる、という方向だけでなく、自ら学ぶことの楽しさがわかれば、言われたからやる受動型から、能動的に学ぶ「主体的、対話的で深い学習」であるアクティブラーニングを実践できるようになるでしょう。

クレファスでの学びが中学受験に活きる

レゴ プログラミング 教室 港区
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先ほどはクレファスの学びが算数や理科に結びつくお話をしていただきましたが、中学受験に関してはどうでしょうか?

これまでの中学受験は、基本的に過去問を解いていればある程度カバーできるものでした。しかし最近の傾向として、子どもたちに考えさせる「思考力を問う」問題が増えています。

思考力問題は、すぐに答えに結びつくような公式や解答例が出てきません。

しかし、ここで発揮されるのが「粘り強く答えにたどりつこうとする力」です。

課題解決の力を積み上げてきたクレファスの生徒さんは、糸口を見つけて、そこから問いに対する回答までの道筋をなんとか見つけようと集中して考えます。

過去問に載っていなかった問題であっても、あきらめない。「解いたことがない問題だったけど、いろいろ考えて試してみたら、できたよ!」と、実際に中学受験をしたお子さまが話してくれたこともありますよ。
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受験勉強においても、試験問題を解くときにも、クレファスで培った力が役に立つのですね!

中学・高校の「情報/プログラミング」で苦労しないためには

中学生 Python 教室 港区

クレファスカップ全国大会2024にてM3レベルのチャレンジ。Pythonでプログラムを組んでいる。コエテコ取材記事より。

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クレファスはステップアップ式で、M3レベルになるとPythonなどの本格的なプログラミング言語も学びます。

高校の情報ではPythonのプログラミングも出てきますが、M3コースのカリキュラムと中学・高校の情報科目の結びつきについても教えてください。

岡崎学園長

岡崎学園長

中学校では技術科で情報を学びますが、この時点で、もしまったく何もプログラミングの素地がないと難しく感じてしまうかもしれません。高校の情報科となると、さらに内容も高度になります。

クレファスのM2コースまでは、絵や言葉のアイコン(指示ブロック)を並べる形でプログラムをします。ビジュアルプログラミングですが、これを続けていると、プログラミングのフローチャートが描けるようになります。ちなみに中学の技術(情報・プログラミング)でも、プログラムのフローチャート問題は多く出てきます。

それだけの土台があれば、たとえばテキストベースのプログラミングにもスムーズに入れます。さらにM2からM3へとステップアップすると、アルゴリズムを考える方法、変数の考え方などもマスターし、Pythonも書けるようになります。

同じくクレファスカップより。Pythonでロボットをプログラミングしている中学生の参加選手。


高校の情報科ではPythonの問題も出てきます。ほとんどプログラムの知識がない状態で、教科書を見てテキストコーディングに取り組むのはとても大変だと思いますが、クレファスでひとつずつステップを踏んで学んでいけば、そう難しいことではありません。

中学、高校だけではありません。

すでに社会人であるクレファスの卒業生が、訪ねてきてくれた時のことです。

理工系の大学に進み、研究開発にも携わった。研究において、何をしたら正解というのがない、実験をしながら目標に到達しなくてはならない。そうした場面で、

「これを試す、あれをやってみようと、自ら答えを導き出す姿勢をクレファスで学んでいたことが、大学の研究でとても役立ちました」

と話してくれて、とても嬉しかったですね。

クレファスで学ぶ力は単に学業へ良い影響を与えるだけでなく、「自ら学ぶ力」がついて将来に結びつくのだと改めて思いました。
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大学に入るための準備期間のような、将来を見据えたカリキュラムになっているのですね。

ここまでお話を伺い、ステップアップのゴールとしてM3コース以上のレベルをめざしたいと思っている保護者の方も多いと思います。

そこで、スタートについても教えてほしいのですが、4月に授業はスタートしていて、途中からの入会でもついていけるのでしょうか?

夏期プレスクールを開催しています。

4月、5月以降に受講する場合でも、プレスクールを受講すれば、最初の基本にあたるレッスンをカバーできます。

プレスクールに参加していただけば、問題なく通常のカリキュラムに入っていけるようになっているので、どうぞ安心してください。もちろん、それ以外のタイミングでも遠慮なくご相談ください。

クレファスの入会を検討している保護者の皆さまへ

レゴ プログラミング 教室 港区
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クレファスでは、プレゼンテーション力がつくと保護者の方々から高い評価を得ていると伺いました。

小学校のプログラミング必修化、大学入試の情報科目採用などもあって、プログラミングスクールに関心がある保護者の方も増えています。ぜひ、学園長からメッセージをお願いします。

クレファスに通い課題に取り組む中で、学習面でさまざまなメリットがあることをお話させていただきました。

繰り返し申し上げていることですが、「あきらめない姿勢」が身につくのは、学業だけでなく人生においても重要なことです。社会に出れば、さまざまな難題や困難にぶつかるでしょうが、失敗してもあきらめず、挑戦し続けて結果を出す力があれば、乗り越えていけます。


ロボットやプログラミングといった学びは、「成果がわかりづらい」「何ができるようになって、どのレベルにいるのかがわからない」と保護者さまに疑問が生じることも珍しくありません。

クレファスはロボット検定®の会場に認定されており、多くの受験生を送り出してきました。

3級、2級といったようにレベルがあり、合格すると「合格証」と「合格バッジ」がもらえます。ロボット検定®を受けることで、保護者さまもお子さまの成長がよくわかりますし、お子さまのモチベーションアップにもつながります。

さらに、クレファスからはFLLという世界的なロボット大会に参加する機会もあります。通常の授業とはまた違った学びが得られるでしょう。

プレゼンテーションのお話が出ましたが、ポスターやスライドの作り方、実際の発表の仕方も指導しています。保護者の方から「学校の発表も堂々とできるようになった」というお声もいただいています。

このように、子どもたちの成長の機会がたくさんあるのがクレファスの特徴です。新年度も始まりました。ぜひ、まずは体験してください!

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岡崎学園長



岡崎学園長
岡崎学園長

クレファスでは小学生、中学生向けの塾もスタートしました。クレファスならではのノウハウが詰まった、将来まで見据えた新しいスタイルの塾です。

塾を担当している先生のお話もぜひ聞いてみてください!

「楽しく学び結果を出す」クレファスの塾も開講!

港区 塾 プログラミング 中学受験
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クレファスは新たに塾も開講したのですね!

クレファス芝浦校「受験コース」の時枝晋也先生、どうぞよろしくお願いいたします。

ロボット レゴ 教室 港区

クレファス芝浦校「受験コース」の時枝晋也先生



よろしくお願いします。始まったばかりの塾コースについて、少しお話させてください!

クレファスでは、21年間のロボットプログラミング、科学教育で得たノウハウを活かして、新しい塾を開講いたしました。

特徴は、自主学習×コーチングという学習スタイルです。

講師によるティーチングを行い、テキスト(新演習)や映像教材を用いて自己学習で学びます。自己学習といっても自習ではありません。講師がわからないところやつまずいているところをサポートするコーチングを行います。

小学生は「教わる」、高校生は大学受験に向けて「自ら学ぶ」、中学生は、教わるから学ぶへの移行期間と捉えて、コースを設計しています。それぞれ中学受験・高校受験・大学受験を目標としたカリキュラムとなっています。


ポイントは「解き方を暗記する」のではなく、「どう考えれば解けるのか」という考え方を身につけること。たとえ解いたことがない問題でも、自分で考えて解けるようになる学びを重視しています。

従来の「塾」のイメージ。



クレファス小学部では、従来と同じく講師による授業を進めながら(ティーチング)、もうひとりの講師がサポートする(コーチング)のスタイル。


中学部では、自ら学ぶ意識を高めるために自己学習を基本としながら、講師が適切かつ効率的に学べるようフォローとサポート(コーチング)を行う。


「自分で学び、自分で理解していくこと」はクレファスが長年、大切にしてきた指導のスタイルです。それは、クレファスの塾も同様です。

岡崎学園長がお話したように、課題を自分で解決する経験を積み上げていくことで、見たことがない問題や難題が出てきても、あきらめずにしっかりと取り組むことができるようになります。

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クレファスならではのノウハウを活かした塾ということで、具体的な例を教えていただけませんか?

たとえば、小学部では振り子の問題を解きます。中学受験でも振り子の問題はよく出てきますが、解き方を教えるだけでなく、実験装置で実際に確かめることで、より深く理解できます。


小学部では、問題が解けたら解き方を先生に伝えるプレゼンテーションの時間があります。解き方を言葉で伝えることで、表現する力もつくし、知識がしっかりと定着します。

今日はごく簡単に塾のご紹介をさせていただきましたが、実際に教室に来てみてください。ぜひ新しい学びを体験し、知ることの楽しさを実感していただきたいです。

クレファスの塾は、現在は芝浦校のみですが、今後さらに展開していく予定です。また夏期講習なども行います。まずは体験授業でお会いしましょう!

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