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アクティブラーニングとは?注目されている理由や手法、事例を紹介

いま、教育が変わろうとしています。

先生が一方的に授業をし、生徒は受け身で聞くだけ……というパッシブ(受動的)な学びではなく、生徒がみずから学ぼうとするアクティブ(能動的)な学び方に変わっていこうとしているのです。

中央教育審議会が発表した新しい学習指導要領にも登場し、いま注目されているアクティブラーニングについてくわしくご紹介します。

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アクティブラーニングとは?

アクティブラーニング(active learning)とは「主体的、対話的で深い学習」とも呼ばれる学習スタイルで、学習者が能動的に学習に取り組む学習法の総称としても使われます。

授業を聞くだけでなく、みずからが考え積極的に授業運営に参加していくことで、確かな学習効果を得られる手法とされています。

体験学習やグループ学習の意味に使われることもありますが、ポイントは何を学ぶかではなく、いかに学ぶか

主体的に学習するということが条件になります。

この考え方は欧米では早くから取り入れられており、日本では大学教育において使われはじめた言葉です。

政府方針で、今後は義務教育にもその学習方法を導入していくことが決められています。
参考資料・平成29年度小・中学校新教育課程説明会(中央説明会)における説明資料

アクティブラーニングが注目されている3つの理由

能動的に学ぶ姿勢を養い、学習意欲を向上させるアクティブラーニング。

なぜ今、アクティブラーニングが注目されているのでしょうか。

新しい学習指導要領に導入された!

2020年度に実施される新しい学習指導要領にアクティブラーニングの導入が明記されました。

これにより、その存在が広く知られるようになっています。

以前からケースメソッドや協調学習、劇団や楽団などが主催するワークショップなどにアクティブラーニングの学習手法は使われてきましたが、アクティブラーニングという言葉自体は、一般的に使われていませんでした。

新たな指導要領の導入により、学校教育の在り方が大きく変化しようとしており、その重要性に注目が集まっています。

知識の量より「変化に対応するセンス」が重要

では、なぜいまアクティブラーニングが導入されるのでしょうか?

その背景には社会のグローバル化や、IT産業の躍進など社会環境の変化が大きく関係しています。

社会環境の変化は激しく、知識もすぐに陳腐化します。

単純に知識を増やすだけでなく、自ら学ぶ力を身に付けること、時代の変化に対応できる能力が必要となります。

能動的に学習するアクティブラーニングは、この意味で重要になってくるわけです。

暗記能力ではなく、多彩な能力が必要

アクティブラーニングで身につけられるのは、思考力・判断力・表現力・主体性・多様性・協働性などです。

文部科学省の資料では、以下の3点があげられています。
1.学びを人生や社会に生かそうとする、学びに向かう力・人間性等の涵養。(涵養:無理をせずゆっくりと養うこと。)
2.生きて働く知識・技能の習得。
3.未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成。
参考資料・平成29年度小・中学校新教育課程説明会(中央説明会)における説明資料

具体的には主体的、対話的な学びにより、周りの人々と連携・協働して問題を解決する能力の習得、意見交換・議論により新たな考え方に気づいたり知識を広げ洗練していく能力などがあげられています。

アクティブラーニングの学習方法と運営方法

「主体的に学習に取り組む」……「言うは易し、行うは難し」の典型のような言葉です。

具体的にどうすれば子どもたちがみずから積極的に学習に取り組めるのでしょうか、アクティブラーニングをめぐる視点をまとめます。

授業に「参加する」姿勢が基本

これまで日本の学校教育では、教室で机に向かい先生が行う授業を聞くという受動的な授業スタイルが主流でした。

アクティブラーニングでは、教科書に沿って先生の指示に従い、勉強を進めていくだけでなく、より積極的な授業への参加が求められます。

じぶんが主体的に行うことが大切です。

たとえば理科の実験などでも、言われた通り進めるだけではアクティブラーニングとは呼べません。

じぶんなりに考えて発表させる、授業への積極的な参加を求めるのがアクティブラーニングの基本です。

子ども自身が回答を導く「ケースメソッド」

アクティブラーニングに関連してよく耳にする言葉に「ケースメソッド」があります。

ケースメソッドとは、実際に起きた事例などを授業の題材に使い、どうすればベストな解決策がとれるのかディスカッション(議論)したり、考えたりする学習方法です。

たとえば最近、「避難所に送られてきた液体ミルクが使われず廃棄されてしまった」という事件がありました。

(※実際は自治体によって実態が異なっており、訂正されたニュースが出ています)

こんなとき、自分が避難所にいたらどう情報を伝える?どうすればすれ違いを防げたかな、と想定して、ベストな解決策を考えるのが「ケースメソッド」というわけです。

「ケースメソッド」は欧米では広く浸透しており、日本では企業研修などに取り入れられています。

問題解決能力やリーダーシップ能力の向上が期待される手法です。

なお、「ケースメソッド」とよく似た言葉に「ケーススタディ」があります。

実際に起きた事例について勉強する点は同じですが、ケーススタディの場合は教える側があらかじめ回答を用意している場合に使います。

対話を通して理解を深める協調学習

協調学習という言葉も、ケースメソッドと同様によく使われます。

アクティブラーニング型の学習形態のひとつで、対話を通し理解を深めていく方法です。

学習者同士が問題を話し合い、お互いに意見を交換しながら答えを導きだすため、それぞれの考え方を共有していきます。

じぶんの考えを話すことにより理解を深め知識が洗練化され、誤りがあった場合にも発見しやすく、問題解決能力や論理的思考力の向上にもつながります。

個別に学習するよりも他者からの刺激を受けることで、学習意欲の向上や知識や考え方の幅も広がっていきます。

アクティブラーニングの3つの具体的手法

アクティブラーニングにはさまざま手法があり、状況に応じて活用されます。代表例をいくつか紹介します。

クロストークにより知識の幅を広げる「ジグソー法」

アクティブラーニングの中の協調学習のひとつであり、知識構成型と言われるジグソー法。
ある程度の人数がいる時に行われる手法です。

1.基本は3人1組×3グループ(A・B・Cとします)で行います。

2.グループ毎に異なる参考資料、異なる調べ方をして、各グループごとに担当した分野や資料のエキスパートとなります。

3.それぞれが意見を交換し合いながら理解を深めたら、次はグループをシャッフルします。

4.1つのグループにA・B・Cのグループから各1人ずつ入るようにします。ジグソー活動として、それぞれの情報を交換し合い、統合していきます。

5.最後に全体でクロストークをし、より理解を深めます。

多くの人と意見を交換し合うことで、知識や考え方の幅を広げることが期待されます。

1人で問題提起から解決までを行う「PBL」

Project Based Learning(プロジェクト・ベースド・ラーニング)の頭文字の略称であり、日本語で課題解決型学習となります。

アメリカの哲学者であり教育学者であるジョン・デューイ氏の学習理論で、Problem Solving Learning(問題解決学習法)と呼ばれることもあります。

この学習法の特徴は、じぶんで問題提起から解決までの全てのプロセスを行うことにあります。

与えられたテーマをもとに、疑問に思っていることや問題点をあげ、それに対しての解決方法を考えます。

さらに、実際にそれを実行することで考えの正しさを確認し、試行錯誤していきます。

答えが正しいかどうかより、じぶんで考え行動していく過程を重視する学習方法です。

学生同士が議論しあう「ピア・インストラクション」

ピア・インストラクションは、ハーバード大学で始まったアクティブラーニング型授業で、講義型授業のなかで行われます。

ConcepTestと呼ばれる課題を出し、クリッカー(受講者から問題やアンケートの回答をリアルタイムに徴収するシステム)により個々の学生の理解度をはかり、学生同士が議論しあったり、教えあったりなどをすることで深い理解をうながします。

授業外学習とリンクさせていけるのも、ピア・インストラクションの大きな特徴といわれます。

アクティブラーニングの学校教育への導入

新たな指導要領により教育現場はどう変化し、アクティブラーニングはどのように導入されるのでしょうか?

教育現場や学習内容の変化

2020年に全面実施される新たな学習指導要領では、小学生のプログラミング教育の必修化や小学3年生からの英語授業の導入などがあげられます。

アクティブラーニングの導入については、教員による授業の進め方の見直しが求められています。

学習内容以上に、学習の仕方が変化していくというわけです。

教員と生徒とのかかわり方、対話的学習の導入により生徒同士のかかわり方などにも大きな変化が起きそうです。

アクティブラーニングと「三つの柱」

2020年から全面実施される次期学習指導要領では「育成すべき資質・能力の三つの柱」があげられており、これらを身に付けるためにもアクティブラーニングは有効とされてます。

「どのように社会・世界と関わり、よりより人生を送るか」

「何を理解しているか、何が出来るか」

「理解していること、出来ることをどう使うか」

学校教育法第30条第2項でも同様に、学校教育において重視すべき三要素として、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」として記載されています。

どのように導入されるの?

2020年の全面実施を前に、まずは教員へのアクティブラーニングの周知が行われており、少しずつ導入が始まっています。

文部科学省の上記資料では、「小・中学校においては、これまでと全く異なる指導方法を導入しなければならないと浮足立つ必要はなく、これまでの教育実践の蓄積を若手教員にもしっかり引き継ぎつつ、授業を工夫・改善する必要。」となっています。

日本の学校教育でのアクティブラーニングの実例

2020年の新学習指導要領の実施に先駆け、アクティブラーニングの導入を行っている学校が増えてきました。事例をいくつか紹介します。

高校1年から2年にかけて自調論文を制作|渋谷教育学園渋谷中学高等学校

「自調自学」が校訓となっている渋谷中学高等学校は、SGH(スーパーグローバルハイスクール)にも選ばれていおり、早くからアクティブラーニングを取り入れています。
自主性を大切にするということで、ノーチャイムに校則なしという珍しい取り組みも行われています。

校外研修では行先やテーマなどをじぶんで決め、事前学習・フィールドワーク・プレゼンテーションと実践的な学習方法が取り入れられています。

特徴的なカリキュラムとしては自調自考論文があります。

高校1年から2年間をかけて書くる論文で、じぶんでテーマを決め、必要な資料を集め執筆していきます。

先生はあくまでもアドバイザーであり、助言が必要な時はこちらから求めることになります。

被災者の復興を考える参加型授業を推進|岩手県立盛岡第三高等学校

盛岡第三高校では1997~2004年の間、高いレベルでの文武両道を目指し、早朝のテストや居残り学習など過剰なガンバリズムが定着していたそうです。

しかし、2006年にシフトチェンジ!

学校改革に乗り出し参加型授業であるアクティブラーニングが導入されました。

東日本大震災で大きな被害を受けた地域として、SSHスーパーサイエンスハイスクール)事業の「SD総合」のカリキュラムのなかで行われたのが、被災地の復興を考える授業です。

被災地の見学、がれきの処理、復興特別講座や、復興街づくり、レポートの製作発表、など地元に根付いたアクティブラーニングが行われました。

ほかにも様々な参加型授業が行われており、保健室利用者数や教育相談などの訴えの数が激減するなど、学力向上以外にもさまざまな結果が出たそうです。

通常行われる授業内容をアクティブに変更|大分県佐伯市立木匠小学校

特別な授業やカリキュラムを用意するのではなく、通常行われる授業の取り組み方を変えたり、少しアレンジするなどの試みをしているのがこの小学校です。

普段使っている道具の謎を探ってみるなど、ちょっとした発想の転換でアクティブラーニングを実践しています。

また新聞づくりなど、アクティブラーニングの手法を使わなくても、実質的にアクティブラーニングとして機能しているものもあります。
*関連リンク
渋谷教育学園渋谷中学高等学校HP
岩手県立盛岡第三高等学校 参加型授業実践資料 
大分県佐伯市立木匠小学校 アクティブラーニング実施例 

まとめ:自由な発想をどこまでサポートできるかが課題

アクティブラーニングとは何か、手法や具体例などを紹介しました。

日本人は以前より、よく言えば協調的、悪い言えば同調圧力が強い民族性と言われてきました。

積極的、自主的、能動的に展開されるアクティブラーニングも、子どもたちが教員の顔色をうかがって、よろこばれる答えをさがすようなやり方では、効果を出すのはむずかしいでしょう。

子どもたちの自由な発想を、どこまでサポートしていけるか、そこにアクティブラーニングに代表される新しい学習指導要領の成否がかかっているかもしれません。

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