結論として、精神科病院や障害者福祉施設などの求人を扱う医療福祉特化型と、求人母数の大きい総合型を組み合わせて登録することが、希望の職場に近づく方法です。
精神保健福祉士を含む社会福祉専門職業従事者の有効求人倍率は2.82倍(令和7年3月時点・全職業は1.16倍)と高く、求人を選びながら転職先を決められる状況にあります。
資格を活かして専門職として働き続けたいなら特化型、一般企業まで視野を広げたいなら総合型、実務経験が浅いなら若手・未経験向けと、目的によって使うサービスは変わります。
求人の専門性、アドバイザーのサポート体制、自分の年齢や経歴との相性の順に見ていけば、登録先は絞り込めます。
まずは気になる転職サイトに登録し、無料相談から第一歩を踏み出してみてくださいね。
掲載サービスの検証ポイント
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1
求人・キャリアアドバイザーの質
求人の質や非公開求人の状況、アドバイザーの支援体制などを総合的にチェックしています。
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2
マッチング精度・フォロー体制
求人紹介後の選考支援やフォロー内容を確認し、伴走型の支援が行われているかを見ています。
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3
利用者満足度
独自取材や口コミアンケート情報をもとに、利用者の評価傾向を分析し判断しています。
精神保健福祉士が転職サイト・エージェントを選ぶ3つのポイント

精神保健福祉士におすすめの転職サイトを選ぶ際は、求人の専門性やサポート体制、自身の経歴との相性を見極めることが重要です。
厚生労働省の一般職業紹介状況(令和7年3月時点)によれば、社会福祉専門職業従事者の有効求人倍率は2.82倍となっています。
全職業の1.16倍と比べて高い水準です(保育士を含む中分類)。
選択肢が多いからこそ、自分の希望に合うサービスを見極める視点が求められます。
| エージェントのタイプ | 主な特徴・強み | 取り扱い求人の傾向 | こんな精神保健福祉士におすすめ |
|---|---|---|---|
| 医療福祉特化型 | 業界に精通したアドバイザーが在籍し、専門的な相談が可能。 | 精神科病院や障害者福祉施設などの専門求人が中心。 | 資格を活かして専門性の高い職場で長く働きたい人。 |
| 総合型 | 幅広い業界の求人を扱い、非公開求人を含む母数が厚い。 | 医療福祉業界から一般企業まで多岐にわたる求人を保有。 | 多くの選択肢から比較検討し、可能性を広げたい人。 |
| 若手・未経験向け | 履歴書添削や面接対策など、基礎的なサポートが手厚い。 | ポテンシャル採用や未経験歓迎の求人を多く扱う傾向がある。 | 20代の若手や、実務経験が浅く選考に不安がある人。 |
精神保健福祉士・医療福祉業界に特化した求人が豊富か
希望する就業先の求人を豊富に扱っているかを確認しましょう。公益財団法人社会福祉振興・試験センターの「令和2年度精神保健福祉士就労状況調査」によると、就業先は多岐にわたります。
内訳は障害者福祉が27.8%、医療が26.5%、高齢者福祉が17.2%、行政機関が9.7%です。
医療分野のうち、精神科病院は14.9%を占めています。
医療福祉特化型なら、病院や福祉施設など自分が働きたい分野の求人を効率よく探せます。
同じ医療福祉の領域でも、高齢者福祉や介護施設の求人をどこまで扱っているかはサービスごとに差があります。
介護施設も候補に入れるなら「介護士におすすめ転職・求人サイトランキング17選」で各サービスの求人傾向を比較してみてください。
キャリアアドバイザーの専門性とサポート体制は充実しているか
担当者が業界の動向や職種への理解を深く持っているかも重要なポイントといえるでしょう。精神保健福祉士向けの転職エージェントには、一般公開求人のほかに、登録者のみが見られる非公開求人が存在します。
とくに総合型のサービスは、非公開求人を含む求人の母数が厚い傾向があります。
サポートが充実していれば希望条件を丁寧にヒアリングしてもらえ、非公開求人の中から職場を提案してもらえます。
求人が豊富かどうかよりも、担当アドバイザーの対応が良かったかどうかが、総合的な満足度を大きく左右していることがわかります。
出典:転職エージェント利用者323人の口コミ|コエテコキャリア調査
アドバイザーの業界理解度は、医療福祉分野でどれだけ支援実績があるかで見極められます。
各サービスのサポート範囲は「介護士に強い転職エージェントおすすめ12選」で整理しているので、あわせて参考にしてください。
自分の年齢や経歴(20代・未経験など)に合っているか
自身のキャリアステージに合わせたサービスを選ぶことも欠かせません。20代の若手や実務経験の浅い層は、即戦力よりもポテンシャルを評価する採用枠が狙い目です。
面接対策や未経験向けのサポートが手厚い若手向けサービスを活用すると、選考通過率を高められます。
迷ったときは、特化型と総合型を組み合わせて利用するのもひとつの方法でしょう。
20代は全年代で最も満足度が高く、なかでも「アドバイザーの対応」を8.37点(9点以上が50.0%)と高評価しました。
出典:20代・30代・40代で異なる転職エージェントの評価|323件の口コミを年代別に分析|コエテコキャリア調査
20代であれば、若手支援を主軸にしたサービスを軸に据える選び方もあります。
年代に合わせた比較は「20代におすすめの転職エージェント10選」にまとめています。
精神保健福祉士に強い転職サイト・エージェントおすすめ7選

精神保健福祉士が転職活動を成功させるには、自身のキャリアプランや経験値に合ったサービスを選ぶことが重要です。
ここでは7社を紹介します。
専門資格を活かして医療福祉業界でキャリアアップを目指す方に適した特化型から、異業種へのキャリアチェンジや若手層に向いている総合型まで、実態に基づいた強みを解説します。
| サービス名 | 特徴・強み | 相性の良い年齢 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| レバウェル介護 | 医療福祉に特化し、精神保健福祉士の専用特集ページがある | 全年代 |
医療・福祉業界で専門資格を活かして転職したい人 |
| カイゴジョブエージェント | 介護・障がい福祉施設に強く、資格別検索が可能 | 全年代 | 介護や障がい福祉の領域で働きたい人 |
| 就職カレッジ | 研修と書類選考なしの面接会がセットになった就職支援 | 18〜35歳中心 | 未経験から正社員を目指すフリーターや第二新卒の人 |
| マイナビジョブ20's | 未経験OKの求人が豊富で、20代に特化した総合型支援 | 20代・第二新卒・既卒中心 | 異業種へのキャリアチェンジを検討している20代の人 |
| リクルートエージェント | 総合型で非公開求人を含む幅広い求人を扱う | 20代〜30代 | 幅広い選択肢から希望条件に合う求人を探したい人 |
| ワークポート | IT・システム開発を主軸とした総合型で全国に拠点がある | 全年代 |
IT業界など他業種への転職を視野に入れている人 |
| ハタラクティブ | 未経験OK求人が約8割を占める若年層向けの就職支援 | フリーター、既卒、第二新卒 | 経験が浅く、一から新しい職種に挑戦したい人 |
レバウェル介護
レバウェル介護は、医療福祉業界に特化しており、精神保健福祉士の資格を活かした転職に直結しやすいサービスです。
厚生労働大臣の認可を受けた介護・医療福祉系職種専門の転職支援であり、専門性の高い求人を豊富に扱っている仕組みがあるからです。
公式サイトには精神保健福祉士の専用特集ページが用意されています。
執筆時点では1,300件を超える求人が掲載されており、医療ソーシャルワーカーや生活相談員、サービス管理責任者など、資格を活かせる多様な職種が網羅されています。
全国の求人を対象に電話やオンラインでの登録が可能です。
未経験や無資格から応募できる求人も扱っており、資格取得直後の方からベテランまで有力な選択肢となるでしょう。
登録から求人の紹介まで費用はかからないため、いまの職場を続けながら情報収集だけを進めることもできます。
実際にどのような求人があるかは、無料登録して求人を見ると確かめられます。
| 得意な職種・領域 | 医療・福祉分野の専門職(精神保健福祉士の特集ページを用意) |
| 相性の良い年齢 | 年齢の制限は設けられておらず、資格取得直後からベテランまで |
| アドバイザー体制 | 介護・医療福祉系の職種を専門とする担当者が対応 |
| 取り扱い職種の例 | 医療ソーシャルワーカー・生活相談員・サービス管理責任者など |
| 転職サポート | 電話・オンラインでの登録に対応し、希望条件をもとに求人を紹介 |
週休2日・残業少なめの求人あり!無料会員登録でチェック
カイゴジョブエージェント
カイゴジョブエージェントは、介護や障がい福祉施設での勤務を希望する方に適した転職エージェントです。
地域のプロが求職者をサポートする体制を整えており、地域密着型の施設や事業所の求人探しに強みを持っています。
大きな特徴は、求人検索で「精神保健福祉士」が独立した資格カテゴリとして用意されている点です。
保有資格を必須要件や歓迎要件とする求人をピンポイントで探せます。
47都道府県別の検索にも対応しているため、地元での転職やU・Iターン転職を考えている方にも便利ですよね。
企業からの成功報酬で運営されているため、求職者はすべてのサービスを完全無料で利用できます。
障がい者支援施設や就労支援事業所など、福祉分野で専門性を発揮したい精神保健福祉士におすすめのサービスです。
希望する地域や施設の種類がまだ固まっていない段階でも、担当者と話しながら候補を絞り込めます。
気になる方は、無料で自分にあった求人を紹介してもらうところから始めてみてはいかがでしょうか。
| 得意な職種・領域 | 介護・障がい福祉施設(就労支援事業所なども含む) |
| 相性の良い年齢 | 介護系職種経験者の方 |
| 求人の探し方 | 資格別の検索に「精神保健福祉士」のカテゴリがある |
| アドバイザー体制 | 地域の事情に詳しい担当者が求人を提案 |
| 転職サポート | 希望条件のヒアリングと求人紹介 |
介護系資格保有者の方におすすめ
就職カレッジ
就職カレッジは、未経験から正社員への就職を目指す18〜35歳を中心とした方に向いている就職支援プログラムです。
精神保健福祉士に特化したサービスではありませんが、経験の浅い層が社会人としての基礎を固めるための仕組みが整っています。
このサービスは、無料の就職支援研修と、書類選考なしで参加できる合同面接会がセットになっているのが特徴です。
精神保健福祉士の求人検索ページという形態は持っていませんが、営業職など幅広い業種を中心に、未経験者を積極的に採用する企業と直接出会える機会が提供されます。
資格を取得したものの実務経験がない方や、フリーター・既卒・第二新卒から新しいキャリアを築きたい方にとって、手厚い研修制度は安心材料になります。
資格にこだわらず、まずは正社員経験を積みたい場合の選択肢です。
研修で自己分析や面接の受け答えを整えてから選考に進めるため、応募の経験が少ない方でも準備を積み上げやすい流れです。
無料登録はこちら
| 得意な職種・領域 | 未経験から目指す正社員就職(営業職など幅広い業種) |
| 相性の良い年齢 | 18〜35歳中心のフリーター・既卒・第二新卒 |
| アドバイザー体制 | 就職支援研修の担当者がサポート |
| 転職サポート | 無料の就職支援研修と、書類選考なしで参加できる合同面接会 |
| 精神保健福祉士の求人 | 求人検索ページは持たず、資格を前提としない就職支援が中心 |
〜30代前半の方におすすめ!未経験/既卒/フリーター/中退でも正社員就職
マイナビジョブ20's
マイナビジョブ20'sは、20代の若手社会人や第二新卒で、新しいキャリアを模索している方におすすめの総合型転職支援サービスです。
登録者の77%以上が25歳以下であり、若年層のポテンシャルを評価する企業の求人が集まっています。
取り扱い求人の76%以上が未経験OKとなっており、業界や職種の経験がなくても挑戦できる環境が整っています。
医療福祉系に特化したサービスではないため、精神保健福祉士の専門求人が豊富というわけではありませんが、異業種へのキャリアチェンジを図りたい20代にとっては非常に実用的なサービスです。
東京、大阪、名古屋などの主要都市に拠点を構えており、専任のキャリアアドバイザーによる無料の転職サポートが受けられます。
精神保健福祉士の資格を持つ20代が、ビジネススキルを活かして一般企業の人事や営業、企画職などへ視野を広げたい場合に適しているでしょう。
福祉の現場で培った傾聴力や関係機関との調整力をどう言語化するかは、担当アドバイザーと相談しながら整理できます。
20代のうちに選択肢を広げたい方は、無料で自分にあった求人を紹介してもらうと比較の材料が増えます。
| 得意な職種・領域 | 20代・第二新卒向けの総合型で、業種を横断して求人を扱う |
| 相性の良い年齢 | 20代(登録者の77%以上が25歳以下) |
| 求人の傾向 | 取り扱い求人の76%以上が未経験OK |
| アドバイザー体制 | 専任のキャリアアドバイザーが無料でサポート |
| 転職サポート | 適性診断を用いた自己分析、書類・面接の準備 |
| 精神保健福祉士の求人 | 医療福祉に特化しておらず、専門求人が中心ではない |
自己分析に役立つ適性試験もあり
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、非公開求人を含む求人の母数の多さを活かし、幅広い選択肢から転職先を探せる総合型の転職エージェントです。
全年代が対象です。
精神保健福祉士に特化しているわけではありませんが、キーワード検索を利用すると医療法人や精神科病院、障がい福祉施設などの求人がヒットします。
執筆時点では300件を超える該当求人が確認できました。
公開求人と非公開求人を合わせた母数が大きいため、好条件の非公開求人に巡り合える可能性も十分にあります。
特化型の転職サイトと併用すれば情報収集の幅が広がります。
給与や待遇、勤務地などの条件にこだわって転職活動を進めたい精神保健福祉士におすすめです。
面談で希望条件を伝えておくと、条件に合う求人が出たタイミングで案内を受けられます。
在職中でも、無料登録して求人を見ることができます。
| 得意な職種・領域 | 総合型で業界を横断(医療法人・精神科病院・障がい福祉施設の求人も検索できる) |
| 相性の良い年齢 | 全年代 |
| 求人の傾向 | 公開求人に加えて、登録者に紹介される非公開求人を扱う |
| アドバイザー体制 | 担当アドバイザーが希望条件をもとに求人を提案 |
| 転職サポート | 職務経歴書の添削や面接対策など、選考の準備 |
ワークポート
ワークポートは、IT・システム開発を中心とした総合型エージェントであり、異業種への転職を視野に入れている方に適しています。
全国47都道府県に拠点を持ち、対面やチャット(eコンシェル)での柔軟なサポートを提供しています。
福祉・保育・介護のカテゴリは存在しますが、精神保健福祉士の専門求人は確認されていません。
そのため、専門資格をそのまま活かした転職よりも、IT業界やクリエイティブ系、事務・管理系など、全く異なる分野へのキャリアチェンジを検討している方向けのサービスと言えます。
求職者をサポートする担当者を「転職コンシェルジュ」と呼び、きめ細やかな対応を行っているのが特徴です。
精神保健福祉士としての対人援助スキルやコミュニケーション能力を活かし、他業界で新しいキャリアを築きたいと考える際の心強いパートナーとなるでしょう。
資格から離れた職種にこれまでの経験がどこまで通用するかは、面談で経歴を棚卸ししながら確かめられます。
他業種も含めて検討したい段階なら、まず無料で自分にあった求人を紹介してもらうと方向性が定まります。
| 得意な職種・領域 | IT・システム開発を主軸とした総合型(クリエイティブ系・事務管理系なども扱う) |
| 相性の良い年齢 | 全年代 |
| アドバイザー体制 | 「転職コンシェルジュ」と呼ばれる担当者が対応 |
| 転職サポート | 対面のほか、チャットツール(eコンシェル)でのやり取りに対応 |
| 精神保健福祉士の求人 | 福祉・保育・介護のカテゴリはあるものの、専門求人は確認できない |
ハタラクティブ
ハタラクティブは、フリーターや既卒、第二新卒など、実務経験が浅い層の就職支援に強みを持つサービスです。
未経験OKの求人が全体の約8割を占めており、学歴や職歴に自信がない方でも正社員を目指せるサポート体制が整っています。
医療・福祉系の職種カテゴリとしてはホームヘルパーのみの取り扱いとなっており、精神保健福祉士の求人は扱っていません。
したがって、現職の精神保健福祉士が同職種でキャリアアップを目指す用途には合致しませんが、資格を活かさずに未経験から別の職種へ挑戦したい場合には選択肢の一つとなります。
経験が浅く、一から新しい分野で正社員として働き始めたいと考えている20代の若手層にとって、利用しやすい就職支援サービスです。
次の方向性がはっきりしていない段階でも、面談で希望を整理してから求人を見比べられます。
未経験から挑戦できる求人を確かめたい方は、無料登録して求人を見ると判断しやすくなります。
| 得意な職種・領域 | 未経験から目指す正社員就職 |
| 相性の良い年齢 | フリーター・既卒・第二新卒などの若手層 |
| 求人の傾向 | 未経験OKの求人が全体の約8割 |
| アドバイザー体制 | 対面・オンラインの両方で面談に対応 |
| 転職サポート | 面談を通じた求人紹介と、書類・面接の準備 |
| 精神保健福祉士の求人 | 医療・福祉系の職種はホームヘルパーのみで、精神保健福祉士の求人は扱っていない |
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精神保健福祉士の転職でエージェントを複数活用すべき理由

精神保健福祉士が転職を成功させるには、複数の転職エージェントやサイトを併用し、情報収集の幅を広げることが重要です。
厚生労働省の「令和2年転職者実態調査」(令和3年11月公表・複数回答)によると、転職活動の方法として「求人サイト・求人情報誌等」が39.4%、「ハローワーク等の公的機関」が34.3%、「民間の職業紹介機関」が14.8%となっています。
経路は一つに限らず、複数を併用しながら転職活動を進める人もいることがわかります。
特化型と総合型を組み合わせる考え方
希望する分野の求人を網羅するためには、福祉特化型のサービスと、幅広い業界を扱う総合型のエージェントを組み合わせるのが効果的です。公益財団法人社会福祉振興・試験センター「令和2年度精神保健福祉士就労状況調査」(令和3年7月速報公表)によれば、精神保健福祉士の就業先は、障害者福祉関係が27.8%、医療関係が26.5%、高齢者福祉関係が17.2%、行政機関が9.7%と多岐にわたります。
医療や福祉施設への転職を希望するなら、業界動向に詳しい特化型サービスで専門的なアドバイスを受けられます。
高齢者福祉の分野も視野に入れるなら、介護支援専門員(ケアマネジャー)の求人を扱うサービスも選択肢になります。
ケアマネジャーとして働く場合の探し方は「ケアマネジャーにおすすめ転職サイト・エージェント7選」で比較しています。
一般企業や新しい領域への挑戦も視野に入れるなら、求人母数の多い総合型や若手向けサービスを併用しましょう。
併用するときは、各社への伝え方や応募状況の管理方法も押さえておくと混乱を防げます。
複数登録したときの伝え方は「転職エージェントは掛け持ちできる?複数利用のメリット・デメリットや伝え方を解説」で解説しています。
公開求人と非公開求人の違いと、それぞれの探し方
より条件の良い求人を見つけるためには、公開求人と非公開求人の両方をチェックする必要があります。公開求人は登録不要で誰でも閲覧でき、自分のペースで情報を集めたいときに適しています。
対して非公開求人は、転職エージェントに登録した人のみに紹介される求人です。
求人が公開・非公開のどちらで扱われるかはサービスによって異なります。
複数のエージェントに登録して紹介を受けつつ、自身でも公開求人を検索して比較検討しましょう。
まだ登録に踏み切れない段階なら、会員登録をせずに求人を閲覧できるサービスから始める方法もあります。
登録前に求人だけ見たい場合は「登録なしで使える転職サイトおすすめ15選」をチェックしてみてください。
求人票だけではわからない職場情報をアドバイザーに確認する
求人票から読み取れない職場の実態は、担当のアドバイザーに直接確認しましょう。アドバイザーは施設や企業の人事担当者と直接やり取りをしているため、職場の雰囲気や実際の働き方に詳しいためです。
質問をする際は、「人間関係はどうですか」と抽象的に聞くのではなく、以下のように具体的な数値や事実を引き出す聞き方をするのがおすすめです。
- 平均的な残業時間は月にどのくらいですか
- 有給休暇の取得率はどの程度ですか
- 部署内の年齢層や定着率はどうなっていますか
インターネットで何でも調べられる時代ですが、実際の雰囲気を肌で感じるためにも積極的に施設見学をしていただきたいです。
出典:介護業界の転職市場とキャリア形成のヒントとは?ヒューマンライフケアに聞く
どこまで踏み込んだ情報を持っているかは、サービスの規模や企業とのつながり方によって変わります。
医療福祉以外の選択肢も含めて担当者を比べたい方は「転職エージェントおすすめ決定版」も見ておくとよいでしょう。
精神保健福祉士の職務経歴書・面接で専門性を伝えるポイント

精神保健福祉士の選考では、法律に基づいた業務実績を具体的に言語化し、応募先の機能に合わせた役割を明確に伝えることが重要です。
退院支援・地域移行支援など担当したケースの種類と件数を書き出す
ケースワークの実績は「支援対象・支援期間・関わった機関」の3点で言語化します。数字や事実で伝えることで、採用担当者がスキルを正確に把握しやすくなるためです。
職務経歴書を作成する際は、精神保健福祉士法第2条に定められた「地域相談支援の利用に関する相談」「社会復帰に関する相談」「助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助」のうち、どの業務を担当してきたかを整理することが効果的です。
また、令和6年4月1日施行の法改正により、支援対象に「精神保健に関する課題を抱える者」が加わりました。
教育や司法、産業労働分野へも活躍の場が広がっているため、関わったケースの幅広さは適応力のアピールになります。
医師・看護師・作業療法士との多職種連携で担った役割を具体的に示す
多職種連携における実績は、精神保健福祉士法第41条に定められた連携義務を根拠として、自身の役割を具体的に示します。同法では、保健医療や障害福祉サービス等の関係者との連携や、主治医の指導を受けることが規定されており、連携能力は必須のスキルとして評価されるためです。
医師や看護師、作業療法士とどう情報共有し、チーム医療の中でどのような調整役を担ったのかを説明しましょう。
令和2年度の調査によると、精神保健福祉士の85.9%が複数資格を保有しており、社会福祉士の保有率も60.9%に上ります。
ダブルライセンスが一般的な環境だからこそ、自身の専門資格に基づく具体的な立ち回りを伝えることで、即戦力としての評価が高まるでしょう。
社会福祉士を併せ持っている場合は、両方の資格を評価する求人に絞って探すのも有効です。
社会福祉士の資格を活かせるサービスは「社会福祉士におすすめ転職サイト・エージェント16選」で紹介しています。
精神科病院・就労移行支援・行政など、応募先の機能に合わせて志望動機を書き分ける
志望動機は、精神科病院、クリニック、就労移行支援事業所、行政機関など、それぞれの施設で求められる役割の違いを理解して書き分ける必要があります。施設によって支援の目的や対象者のフェーズが大きく異なるためです。
精神科病院では入院患者の退院支援や地域移行支援が中心となる一方、クリニックでは外来患者の日常生活支援や社会資源の活用相談が主になります。
また、就労移行支援事業所では就労に向けた訓練や企業との調整が求められ、行政機関では地域全体のシステムづくりや困難ケースへの介入が期待されます。
転職サイトの担当者と相談しながら応募先の機能を分析し、自身の経験がどう貢献できるかを志望動機に反映させましょう。
精神保健福祉士の転職でよくある質問

Q. 精神保健福祉士の転職で、病院から福祉施設へ移る際の注意点はありますか?
病院と福祉施設では担う役割が異なるため、業務内容の違いに注意が必要です。公益財団法人社会福祉振興・試験センターの『令和2年度精神保健福祉士就労状況調査』によると、就業先は障害者福祉関係27.8%、医療関係26.5%(うち精神科病院14.9%)、高齢者福祉17.2%、行政9.7%と分かれています。
精神保健福祉士法第2条・第41条の業務範囲は共通ですが、退院支援中心か地域生活の長期支援中心かなど、応募先の機能を面接等でしっかり確認しましょう。
福祉施設では社会福祉士と職域が重なる場面も多く、両方の資格を評価する求人もあります。
出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「令和2年度 精神保健福祉士就労状況調査」
Q. 精神保健福祉士の年収相場はどのくらいですか?転職でアップさせることは可能ですか?
公益財団法人社会福祉振興・試験センター『令和2年度精神保健福祉士就労状況調査』(令和3年7月速報公表)によると、令和元年(2019年)の平均年収は404万円(男性463万円・女性377万円)です。年代別(男性/女性)では20代325/311万円、30代420/351万円、40代492/399万円となっています。
年収アップを目指すなら役職や職種に着目するのがポイントです。
主任・相談部門の長は502万円、施設長・事務所管理者は524万円ですが、支援員321万円、指導員325万円と差があります。
出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「令和2年度 精神保健福祉士就労状況調査」
Q. 実務経験が浅い(または未経験)でも、精神保健福祉士として転職できますか?
資格を持っていれば、実務経験が浅くても選考対象となる求人は十分にあります。精神保健福祉士や保育士を含む中分類である『社会福祉専門職業従事者』の有効求人倍率は2.82倍(厚労省 令和7年3月時点)と、全職業の1.16倍に比べて高い水準です。
20代であれば、未経験・第二新卒の就職支援に強いサービス(マイナビジョブ20's、ハタラクティブなど)を併用する選択肢もあります。
30代以降で経験が浅い場合も、未経験者の支援実績があるサービスを選べば書類や面接の対策を受けられます。
年代別の選び方は「未経験転職に強いエージェントおすすめ7選」で確認できます。
Q. 精神保健福祉士の求人が増える時期はいつですか?
特定の時期に求人が急増するとは限りません。精神保健福祉士を含む『社会福祉専門職業従事者』の有効求人倍率は2.82倍(厚労省 令和7年3月時点・全職業は1.16倍)と高く、欠員補充による募集も随時行われています。
求人が増える時期を待つより、精神保健福祉士の求人を扱う転職サイトに登録し、条件に合う募集が出た時点で知らせてもらうほうが確実です。
Q. 転職エージェントに登録すると、今の職場(病院や施設)に転職活動がバレるリスクはありますか?
各社とも個人情報保護方針に基づいて運営されていますが、経歴情報をどこまで開示するかの扱いは事業者ごとに異なります。精神保健福祉士の登録者数は118,702人(令和8年7月末時点)と、地域によっては狭いネットワークになる可能性があります。
精神保健福祉士の業務は地域の関係機関との連携が前提になるため、応募先が現職と接点のある法人というケースも起こり得ます。
現職に知られたくない場合は、応募を避けたい法人名を面談の最初に伝えておくのが確実です。
登録だけして求人を眺めたい段階でも、経歴の公開範囲の設定は先に済ませておきましょう。
転職サイトは『登録だけ』もOK?