習い事を始めたきっかけ、何歳から習い事をさせたのか
保育園や幼稚園に通い始めると、仲の良いお友達に影響を受けて「習い事を始めたい!」と思うお子さんが多いですよね。しかし、自分からやりたいと始めたことであっても、すぐにやりたくないと言い出すこともありますよね。習い事を初めたいと思って初めたものの、実際に習い事をしてみると、目当てのお友達と一緒にいられなかったり、習い事自体ができなかったり、おもしろくないといった感情が生まれます。すると、すぐにやめたくなってしまうのです。幼少期の習い事は、子どもの得意なことや好きなことをよく知っているパパとママが適正を見抜いて進めてあげることで、楽しんで通える教室を発見できるかもしれませんね。楽しむことに長けている幼少期に、さまざまな習い事を体験することは、子どもに新しい世界を見せるきっかけになります。楽しみながら続けられた習い事が子どもの自信につながり、将来の役に立ってくれたら親としてはうれしい限りですよね。
プログラミングが習い事で人気急上昇の理由
人気のある習い事として、ピアノや水泳、英語などが挙げられますよね。最近、他の子と違う習い事をさせたいと「プログラミング教室」の人気が高まってきていることをご存じでしょうか?スキルの習得だけでなく、プログラミングを学ぶ中で、子どもが論理的思考や発想力などを身につけられる、ということに魅力を感じているようです。プログラミング教室では、自らが組んだプログラムでアプリケーションやロボットが動く様子をその場で見ることができるおもしろさがあります。プログラムを組んでいく過程で発生したトラブルを、どのように解決していくのか考え、完成に導いていくことで、物事を順序立てて考える力や忍耐力をモノにしていくようです。また、完成した喜びを実感し、次は自分の考えをどんな風にカタチにしよう?と想像することが楽しくなれば発想力や想像力も養われます。
将来、IT(情報技術)が浸透した社会でも困らず対応できるよう、プログラミングこそ、これからの時代、学んでおいて損のない習い事といえるのではないでしょうか。
プログラミングは子どもでも習得できるの?
「プログラミング」という言葉を耳にするとコンピューターを思い浮かべる人が多いかと思います。パソコンで難しい文字を入力して作っていくものなのでは?と想像する人もいるでしょう。しかし、まだコンピューターを操作できない子どもでも、プログラミングに触れられるおもちゃがたくさんあります。小さなお子さんがいつも触れているようなブロックやカードを使って、遊びの一環としてプログラムを組むことができるのです。実際にイギリスの幼稚園では、木のブロックを配置することでロボットの動きを変化させられるおもちゃなど、知育玩具としてプログラミング教材が取り入れられています。小学生であれば、多くの子が文字を読めるので、体験の場が広がり、パソコンのマウスを使ってドラッグ&ドロップだけで操作できる教材などもあります。おもちゃよりも難易度の高いプログラミングにも挑戦できるので、レベルアップによる向上心や挑戦精神も育まれます。
対象年齢8~16歳の子ども用には「Scratch (スクラッチ)」という言語があり、マウスの動きだけで簡単にプログラムを組んで、キャラクターを動かしたりゲームを作ったりすることができます。大人もわくわくしてしまうようなソフトです。
Scratchはウェブ上でインストールすると誰でも自由に利用でき、作った作品を公開したり他の人が作ったものを見たり遊ぶことも可能なので、子ども同士で刺激しあい、成長にもつながる場として人気を集めています。コンピューターに苦手意識のあるママでも、教室に通えば、基礎からちゃんと教えてくれるので安心ですよ。教室によってはパソコンなどを貸してくれるところもあるようですので、おうちで子どもと一緒に挑戦しても楽しいですね。