でも、通わせるからには、楽しんで続けられる方がいいですよね?今回は、習い事選びに失敗してしまう要因と失敗しないポイントをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
子どもの習い事、失敗する要因とは?
数多くある習い事、子どもに何をやらせてあげたらいいのか悩みますよね。習い事を始めても楽しく続けられるのか、子どもの将来のためになるのか、考えなくてはならない項目がたくさんあります。
できることなら失敗したくない『習い事選び』ですが、失敗してしまう要因とはなんでしょうか。
子どもの性格に合っていない
親としても、「子どもの将来のために少しでも早くスタートさせてあげたい」「親の願望として習わせてみたい習い事がある」など、何を習い事とするのかが本当に悩みどころですよね。「子どもに泳げるようになってほしい!」と思ってスイミングに通わせても、子ども自身は水に入るのが苦手で、本音は「パソコンでモノを作るのが好き」と思っているかもしれません。
親の願いと子どもの性格、やりたいという気持ちがマッチしていないと、習い事に嫌々通うことになってしまいます。
親の負担が大きすぎる
いざ習い事を始めてみたら、親がやらなければいけないことが多いということもあります。たとえば、ダンスなどは衣装製作があったり休みの日には発表会があったり…野球やサッカーなら、道具をそろえたり、練習や試合の送迎をしたり…など、時間の面でも費用の面でも親の負担になることが多々あります。
子どもが楽しく習い事を続けていけるのは親としてはうれしいことですが、あまりにも負担が大きいと続けるのが難しくなっていくかもしれません。
通っているスクールの雰囲気が合わない
同じ習い事でも、スクールによって先生が違い、通う生徒もそれぞれなので雰囲気が全く異なるということがあります。好きな習い事でも、雰囲気が合わないとお子さんも通いづらくなってしまいます。
習い事の雰囲気を知るためには、まずは体験でその様子を知ってから入会することと、入会後もお子さんとよく会話をし、どのように感じているのか教えてもらうといいでしょう。
子どもの習い事失敗談
失敗エピソード1. 練習をずっと見学することになってしまった
長男小1のとき男の子だからやってほしい!とパパもママも気軽に始めてしまったサッカークラブ送り迎えのみで練習の見学や付き添いは不要とのことでした1番下の子(当時6カ月前後)を連れての送り迎えだけでもハードだったのに、ほかのママたちみたいに練習を見ていてほしいと言われ、結局終始練習につきそうことに…
参考:あんふぁん
失敗エピソード2.「ホントは好きじゃなかった」って!?
仲の良い彩香ちゃんのママに誘われて、バレエを始めました。子供も「彩香ちゃんと一緒なら、いいよ」と言ってくれたので、よく考えないまま入会したのが失敗だったんですね。入会して半年もたたないうちに彩香ちゃんが引っ越し、教室をやめてしまうと、うちの子も「やめる!」と言い出して。。。
「ホントはバレエ、あんまり好きじゃないの。彩香ちゃんと一緒だから、行っていただけ」。この言葉を聞いて、ハッとしましたね。この子、体を動かすことより、絵を描いたり、モノを作ったりのほうが好きだったんです。結局、バレエはやめるハメに。いい勉強にはなったけど、入学金、月謝のほか、レオタードやシューズ代と、ちょっと痛い授業料でした!
参考:子供の習い事.net
子どもの習い事選び、失敗を防ぐ方法
1. 通える範囲や金額など家庭に合った条件を考える
好きな教室の雰囲気であっても、家から遠く、通うのに時間がかかると、送迎するのも大変ですし交通費もかかってしまいます。まだ小さい兄弟がいる場合などもあると思うので、その家庭の生活環境を考慮し選ぶようにしましょう。
2. 体験教室を利用して教室の雰囲気を見てみる
通いたい教室があったら、ぜひ体験をしてみてください。資料でみただけや、想像していたものと違うこともあるので、体験ができる教室であれば親子で一緒に利用してみましょう。1ヶ所で決めるだけでなく、複数回ってみてみることも重要です。
3. 最後はお子さまの意志で
親がどんなに気に入った教室で、やらせたい習い事であっても、実際に取り組んでいくのはお子さま本人です。最後は、やはりお子さまが自分で「これならやりたい!」と選んだものを無理のない範囲で応援してあげましょう。
まとめ
子どもが成長してくると気になってくるのは『習い事事情』ですよね。子どもの将来のためにいろいろと経験させてあげたいけど、選び方がわからない、できるなら失敗したくない、と悩む親御さんへ。今回ご紹介した失敗しないポイントを参考に、お子さまと一緒に習い事を選んでみてはいかがでしょう。