5歳(年長)の男の子・女の子に「習い事」は早すぎる? 必要?
学研教育総合研究所(以下、学研教育総研)が2019年8月に未就学児を対象に行ったアンケートによると、何らかの習い事をしている4歳児の割合は41.7%、5歳児は63.0%でした。また、子どもとお出かけサイト「いこーよ」が2019年に子どもが一人しかいない家庭を対象に実施したアンケートでは、4歳では「習い事をしている」という回答が51%とおよそ半数だったのに対し、5歳になると77%と増加。(子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』調べ)
4歳から5歳になるタイミングで習い事を始めるお子さんが増えており、習い事を始めるタイミングとして早すぎるということはないでしょう。
また、小学校入学の準備などを考えると、他者との関わり合いにも慣れておくとスムーズです。「挨拶や返事、相手の話を聞くなどの社会性」「周囲との協調性やコミュニケーション力」が磨ける習い事を選ぶことは、子どもの学びの準備として、受験の有無に関わらず、役に立つと考えて良いでしょう。
5歳(年長)の男の子・女の子におすすめの習い事の選定基準
学研教育総研と「いこーよ」のアンケート結果によると、5歳の男の子・女の子では、水泳や体操、ピアノ、英語・英会話などが人気がある習い事となっています。小学校の授業で取り入れられているものが多く、先取りすることで学校の授業では心の余裕を持って取り組めるというメリットがあります。心身が大きく成長する時期なので、さまざまな能力の向上も促せるでしょう。各種統計データ
ママ向けのサイト「ママスタ」が2021年、3000人以上の現役の東京大学生に対して幼少期の生活に関するアンケートを実施したところ、幼少期から小学生の間にやっていた習い事の平均は3.7個で、内訳は1位が水泳で59%、2位のピアノが45%、3位の英語・英会話39%という結果になりました。東大生の多くは幼少期から習い事をしており、水泳やピアノが人気だったことがわかります。また、幼児1200名を対象に学研教育総研が2019年に実施したアンケートによると、5歳児(対象400名)の23.0%が水泳、13.5%が体操、13.0%が英語・英会話の習い事をしていると回答しています。水泳や英語・英会話の人気の高さは、東大生へのアンケートと共通しています。
小学校に進んでから学ぶ教科やスポーツの先取り
5歳は幼稚園で年長さんに上がる年齢です。香川県健康福祉部子ども政策推進局の資料にある4歳児・5歳時の発達の目安によると、身の回りの生活の多くのことを自分でできるようになり、道具や器具を使った運動やものづくりや、複雑なルールのある遊びに友だちと協力して取り組むことができるようになるなど、理解力やコミュニケーション能力が高まるといわれています。
習い事を始めれば日常生活以外の刺激を受け、これらの能力をさらに高めることにつながるでしょう。
また、5歳は小学校入学への準備段階とも言える時期です。上述のアンケートで多くのお子さんがやっていると回答した水泳や体操、英語・英会話は、小学校入学後に授業で取り組みものでもあります。
習い事で先取りしていれば、授業では心のゆとりを持って取り組むことができるでしょうし、習い事を通して「自分にとっては得意なものなんだ」と実感できれば自信にもつながるのではないでしょうか。
5歳(年長)の男の子・女の子におすすめの習い事14選
体操やサッカー、テニスは運動能力を高めることができますし、ダンスやチアダンス、バレエならリズム感や表現力も養うことができます。学校教育で必修化となった英語やプログラミングも、幼児期からの習い事で先取りすることができます。5歳の男の子・女の子におすすめの幼児教育を紹介します。こどもちゃれんじ
年齢に合わせた教材が届く「こどもちゃれんじ」は、子どもが「やってみたい!」と思う工夫がつまっています。少し頑張ることでできる適度な難易度や、ことば・数・図形・生活習慣・表現など複数のテーマの学びがあることなどがポイント。一緒に頑張るお友達としての「しまじろう」の存在も欠かせません。紙と同じように手をついて書けるタブレットと、学びにつながるエデュトイで、勉強に取り組む姿勢の土台を育みます。
幼児ポピー
シンプルで質の良い教材が届く「幼児ポピー」は、リーズナブルな価格で継続しやすいのがポイント。年間一括払いなら月1,425円で利用できます。教材に取り組む中で、自然と数を数える、文字を書く、言葉を覚えるといったことができるようになっていく内容です。教材は順番に取り組むのはもちろん、楽しそうなページから始める方法もあります。小学校への入学準備にも向いている教材です。
スマイルゼミ
幼児向け教材としては「スマイルゼミ」があります。タブレット1台で年齢に合わせて、ひらがなやカタカナ、数字など、小学校入学前までの学びを子ども1人で行うことができます。年少さんから年長さんの場合、12ヶ月一括払いで月々3278円(税込)となっています。書く学びにこだわっており、ペンの正しい持ち方や正しい書き順も身につきます。
学習習慣が身につくようになった、文字や数・英語などに興味を持つようになったなどの口コミがあります。
子どもの家庭学習の教材として従来のドリルやテキスト型の通信教育から、オンライン学習に主流が移り変わりつつあります。今回はスマイルゼミについて、リアルな口コミ・評価をご紹介すると共に、口コミから考察するメリット・デメリットやコース・料金まで徹底解説いたします。
この記事をcoeteco.jp で読む >学研教室
学研教室は、幼児・小学生・中学生を対象にした「自分で考えるチカラ」を育てる学習教室です。
個々の力に合わせて学習を進める無学年方式の学びを提供しており、得意を伸ばせる環境があります。
5歳児(年長)に向けては、小学校入学に向けた土台作りを目標にした『年長のさんすう・こくごコース』が用意されています。
こくごでは「ひらがな書き」「文の読み取り」、さんすうでは「数の合成・分解」や図形、時計などに取り組みます。さらに「ミニ作文」「文章題の基礎」「図形の組み合わせ」など、発展教材も用意されているため、多角的に物事を捉え考える力も養えるでしょう。
さんすう・こくごコースとセットで受講できる『年長のえいごコース』も用意されており、幼少期から英語に触れられる環境もあります。デジタル教材とプリント教材を併用したハイブリッド型の指導で、英語の基礎となる4技能を養います。
QQキッズ
子どもが楽しく英語を学べる英会話スクールは全国にあります。独自のカリキュラムでオンライン英会話を楽しく続けられる工夫が満載の「QQキッズ」がおすすめです。子供専用のプロ教師となっており、保護者のための便利機能や楽しく学習できるレッスンツールなどが充実しています。
無料体験を行なっていますので、気になる方はお子さまと一緒に体験授業を受けてみるといいでしょう。
biima sports
幼児向けの体操教室には、さまざまな競技のトレーニングを行うことで非認知能力や基礎運動能力を高められる「biima sports」があります。いずれもさまざまな運動を通じて子どもたちの成長を促す運動教室を日本各地で展開しており、無料体験を実施中です。
広瀬統一教授・前橋明教授(早稲田大学)と共同開発した最新のスポーツ科学に基づき、サッカー、野球、スプリント、体操、テニス、バスケットボールなど7種目以上(2ヶ月毎に変更)のスポーツを総合的に展開しています。
リズミックカラテ クオレ
空手の道場は全国各地にあります。近年は「リズミックカラテ クオレ」や「ウィズダムアカデミー」のように広域展開する空手スクールもあります。月謝の一例を挙げると、「リズミックカラテ クオレ」が7580円、「ウィズダムアカデミー」の空手教室が6600円となっています。リベルタサッカースクール
サッカースクールは、学校のグラウンドや運動公園、私設のグラウンドなどで活動しており、日本全国に教室を展開するスクールには「リベルタサッカースクール」などがあります。「リベルタサッカースクール」は週2回の練習で7580円の月会費。団体競技でも個人に光を当てる「集団個別指導」が人気です。ETC DANCE SCHOOL
ダンススクールは全国各地にあり、最近はストリート系ダンスやK-pop系ダンスのレッスンが人気です。ロッキングやガールズヒップホップなどさまざまなジャンルに対応する「ETC DANCE SCHOOL」は、ビギナークラスが充実し、初心者に対して丁寧に指導してくれるのでおすすめです。月謝は週1回登録制のウイークリー1で 7300円、追加レッスンは1クラスあたり3300円となっています。LOICX(ロイックス)☆チアダンススクール
海外のプロチームが実際に使用している曲や振りつけが子ども向けにアレンジされていて、本場のチアダンスを学べる点が魅力です。月謝はライトプランが6000円、スタンダードプランは9000円となっています。詳しくは教室にお問い合わせを。こころ 剣道スクール
長年、指導している町の道場や警察署が運営する道場もありますが、最近では「こころ 剣道スクール」のように複数の教室を展開し、幼児を受け入れている剣道スクールもあり、7580円の月会費でレッスンを楽しむことができます。テニススクール プリマステラ
未経験者や初心者でも初日から簡単なゲームを楽しめることでおすすめなのは「テニススクール プリマステラ」です。キッズ向けのテニススクールを各地で展開しています。月謝は8600円。3歳~6歳のお子様なら誰でも参加可能な無料体験を実施しています。ピアノ教室 ウィズダムアカデミー
ピアノ教室は大手や個人など全国各地にあるほか、習い事付きの民間学童でも体験できます。学童保育の時間中にレッスンを受けられる「ピアノ教室 ウィズダムアカデミー」は、個々のレベルや興味に合わせてマンツーマンレッスンの内容をアレンジしてくれるのでおすすめです。レギュラー会員なら、1コマ30分のレッスン料が4400円。1100円で体験レッスンを受けることも可能です。東急スイミングスクール
東急スイミングスクールは、47年の指導実績がある老舗スイミングスクールです。ベビーコースは、6カ月~2歳11カ月までの子どもが対象です。赤ちゃんが水の中で全身を動かすことにより、健康増進につながるストレッチやリラックスの効果が期待できます。親子で一緒にプールに入るため、肌と肌が触れ合い、スキンシップの時間が増え、親子の信頼感も深まります。料金は、週1回 9350円から。バレエ ウィズダムアカデミー
バレエのレッスンをしているスタジオは各地にあり、習い事付きの民間学童ウィズダムアカデミーでもバレエ教室を開催しているところがあります。「バレエ ウィズダムアカデミー」は初級・中級・上級向けのクラスに分かれ、お友だちの振り付けを観察して何できれいだと思ったのかを考えながら技術の向上を目指すなど、子どもに考えさせることを重要視しています。レッスンは1回1時間、月謝は教室によってことなり、6600円から9900円ほどとなっています。無料体験や個別相談を受け付けているので、詳しくは教室にお問い合わせを。
【目的・用途別】5歳(年長)の男の子・女の子向けの習い事の選び方
5歳の男の子・女の子に向けては、音楽系、スポーツ系、知育系、小学校の授業の先取り系など、さまざまなジャンルの習い事があります。どのスクールも、楽しく、興味を持って取り組めるよう工夫したプログラムを組んでいます。お子さんの性格や興味・関心にマッチしたものを選ぶようにしましょう。①音楽系
5歳向けの音楽系の習い事には「ピアノ」や「バイオリン」などのほか、音楽と触れ合いながら基本的な音楽能力に加え、想像力やコミュニケーション能力、運動能力などを高められる「リトミック」があります。未就学児を受け入れている音楽系の教室なら、グランドピアノを使ったピアノやリトミックのレッスンを受けられる「世田谷ピアノ・リトミック成城教室」や、ピアノやバイオリン、声楽、ミュージカルなどを総合的に学べる「ラミューズ音楽教室」、学童保育の合間に個室でマンツーマンレッスンを受けられる「ピアノ教室 ウィズダムアカデミー」、音楽的な素養に加えて創造力やコミュニケーション力、運動能力などが身につく「リトミック教室 ウィズダムアカデミー」などがおすすめです。
②スポーツ系
5歳向けのスポーツ系の習い事は数多くあります。全身を動かす水泳や体操、サッカー、テニスのほか、運動能力に加え音楽的感覚も養えるダンスやチアダンス、バレエなどに加え、日本古来の武道である空手や剣道も多くの子どもが習っています。おすすめの教室は、さまざまなスポーツを体験して基礎運動能力を伸ばす「biima sports」や、レベルを問わず誰でもサッカーを楽しめる「リベルタサッカースクール」、テニスと共に非認知能力もダブルで高める「テニススクール プリマステラ」、音楽を流しながら楽しく空手の練習ができる「リズミックカラテ クオレ」、厳しく叱らず、褒めて、認めて、励まし、勇気づける「こころ 剣道スクール」などなど。
また、中学校教育でダンスが必修化されたことによって需要が高まっているダンスについては、初心者でも楽しくダンスを学べる「ETC DANCE SCHOOL」、本場のチアダンスを練習できる「LOICX☆チアダンススクール」、学童保育の間に本格的なバレエのレッスンができる「バレエ ウィズダムアカデミー」などもおすすめです。
参考:子ども向けおすすめ体操教室
②知育系
柔軟な思考力や想像力を育み、幼児期のトレーニングが重要視される知能指数(IQ)を高める知育系の習い事を実施している知育系の教室は数多くあり、0歳児から3歳児までを対象とした赤ちゃん向けの幼児教室や、3歳以上も学べる幼児教室など、年齢の対象もさまざまです。5歳児が通える知育系の教室としておすすめなのは、子ども自身がじっくりと「思考力」と「記憶力」を高められるよう、豊富な教材、多角的なアプローチでバランスよく知能指数(IQ)の向上を目指す「キッズアカデミー」や、「知能因子論」に基づいて「24の知能因子」を定義し、それぞれの領域をバランスよく刺激して思考力を鍛える「チャイルド・アイズ」です。
早期教育や幼児教育に関心のある親御さんは多いことでしょう。この記事では、幼児教育についての解説とともに、おすすめの幼児向け通信教材を11種類、幼児教室を7つご紹介します。加えて、幼児向けプリントを無料ダウンロードできるサイトや学習動画サイトも!ぜひご覧ください。
この記事をcoeteco.jp で読む >③小学校の先取り教育
小学校で学ぶ教科の学習を先取りしたい、お子さんの計算能力や字の書き方をトレーニングしておきたいというご家庭に向けた教室もあります。「未来こども教室」にはそろばん教室やかきかた書道教室があります。そろばんや綺麗な字を書く能力に加え、挨拶や礼儀作法も身につくのでおすすめです。
また、「ピグマキッズセレクト ウィズダムアカデミー」は大手学習塾SAPIXが開発した国語や算数の教材を使って学習を行っており、中学受験の準備もすることもできます。
5歳(年長)の男の子・女の子に習い事をさせる際の心がけ
習い事を選ぶときは、実際に通う子どものことを大前提に考える必要があります。教室の雰囲気や、先生との相性も大切な要素でしょう。複数の習い事の検討や、辞め時の判断も注意が必要です。①「お付き合い」で習い事を選ばない
子どもが保育園や幼稚園に通うようになると、ママ友・パパ友同士で習い事についての情報交換をする機会は増えるでしょう。他の子がどんな習い事をしているのかは気になりますが、「あの家の子がやっているからやらせたい」という視点だけで習い事を選べばマッチしないこともありえます。習い事を検討するときは、子どもが何をしたいのか、どんなジャンルの習い事が向いているのかを、保護者がよく見て理解する必要があるでしょう。
②先生との相性を重視する
幼児期の子どもにとって、先生やコーチは大きな存在です。だからこそ、その相性を見極めなければなりません。同じジャンルの習い事でもスクールごとに指導方針は異なります。同じスクールでも、コーチによって指導方針が違う可能性はあります。相性の善し悪しで子どものモチベーションも変わります。
無料体験会や無料レッスンを実施している場合は積極的に活用し、スクールの方針や環境に加え、指導者とお子さんの相性もしっかりと見極めてから選ぶようにしましょう。
③複数の習い事をさせるべきかは要検討
子どもとのお出かけ情報サイト「いこーよ」が、12歳以上の子どもを持つ保護者1000人以上を対象にした2019年のアンケートによると、3~5歳のお子さんの29%が2つ、10%が3つ以上の習い事を掛け持ちしていました。2歳以下(2つ21%、3つ以上6%)と比較すると、年齢が上がるごとに複数の習い事をする子どもが増えます((子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』調べ))。一方で、株式会社コズレが妊娠中または子どもがいるパパママ1700名以上を対象にしたインターネットリサーチによると、習い事をするデメリットとして「お金がかかる」が84%、「子どもの遊ぶ時間・自由時間が減る」が40%、「土日に予定を入れにくくなる」が31%といった回答もありました。
出典:「子どもの習い事に関する調査(株式会社コズレ)」 http://www.cozre.co.jp/blog/2114/(コズレ子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/)(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/))いろいろな習い事をすればより多くの刺激を受けることができますが、それだけスケジュール管理も大変になります。労力や出費などの負担は親子ともに増えるでしょう。バランスを考慮し、子どもやりたいことを楽しく学べ、保護者が無理なくサポートできる状態や、臨機応変に予定を変更できる余白を持つことへの意識も大切でしょう。
参考:習い事いくつ?
5歳(年長)から習い事を始めさせても続かない…! 失敗の理由は?
せっかく習い事を始めても長続きしないことがあります。子どもと習い事の相性が良くなかったり、出費の増加や送迎の負担増で保護者が十分にサポートできなくなったりする可能性もあります。あらゆるリスクを事前にしっかり見極めるようにしましょう。子どもの性格と習い事がマッチしていない
自分がやっていた習い事を子どもにもやらせたい、将来のためには〇〇をやっておくべきだ、などといった保護者主導での習い事選定は、通う本人の性格や希望とマッチし、楽しく通えていれば問題にはならないでしょう。しかし、運動が苦手な子どもにスポーツをやらせたり、体を動かすことが好きな子どもにじっとしていなければならない習い事をやらせたり、性格や気質に合わない場合はお子さんの負担になるでしょう。
入会前に参加できる無料体験や無料レッスンは、お子さんにマッチするかどうかを見極めるためにぜひ活用するべきです。入会したあとに「どうしても合わないな」と感じた場合は無理をして続ける必要はありません。全く別ジャンルに切り替えても良いでしょう。
想像以上に出費が大きい
習い事を始めるには、月謝の他に入会金や年会費、施設費などが必要になる場合があります。習い事の種類によってはウェアや道具を用意する必要もあります。ウェアはお子さんの成長に合わせて買い換える必要があり、道具も消耗品なら、定期的に出費が発生するでしょう。スポーツ系なら合宿や大会、課外活動など、ダンス系や音楽系ならコンクールやイベントへの参加など、不定期の出費がかかることもあります。送迎する場合は交通費もかかるかもしれません。
送迎や付き添いの負担が大きい
習い事をする場所は近所にあるとは限りません。自転車や自家用車で通うケースもあれば、電車やバスなど公共交通機関を使わなければ通えない場合もあります。未就学児が一人で通うのは安全面への不安が拭いきれません。保護者の送迎や付き添いは必須になるでしょう。両親が共働きのご家庭は、送迎のサポートが十分にできるかどうかも習い事を選ぶ上で大きなポイントになります。
有償の送迎サービスを利用できるところもあり、ママ友・パパ友同士でお子さんの送迎を分担しサポートし合えるスタイルを作っても良いでしょう。
まとめ
就学目前となる5歳の男の子・女の子におすすめの習い事を紹介しました。5歳になると身の回りのことが一人でできるようになり、道具を使いこなしたり、コミュニケーションをうまく取ったりできるようになります。この時期に習い事を始めれば運動能力や発想力、知能指数などさまざまな能力の成長が期待でき、就学準備、授業の先取りという点においても得られるものは多いといえるでしょう。
年齢が上がるにつれて複数の習い事をするケースも出てきます。保護者の強制ではなく、子どもとの相性をしっかり吟味してから決めるようにしたいもの。無料体験レッスンがある場合は積極的に活用し、雰囲気や指導者との相性もしっかり確認することが大切です。