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このイベントは、学校関係者や自治体関係者、教育関連企業などを対象にした中部地区初開催のプログラミング教育フェアです。
会場内には、プログラミング教育に関連する教材やシステムなどを紹介する展示会はもちろん、セミナーや教員向けワークショップ、子供向けプログラミング体験教室なども特設。「コエテコ」編集部も取材に行ってきました。
教材いろいろ
2020年から小学校のプログラミング教育の必修化に向けて、展示会場ではさまざまな教材がズラリと並び、実際に多くの人が手にとって見て触って動かしていました。この記事では、教材やシステムをいくつかピックアップしてご紹介します。
レゴ®ブロックとプログラミングで組み立てやアレンジも自由自在
こちらは中央出版株式会社のKicks・Crefus。
レゴ®ブロックを自分の好きなように組み立てて、プログラミングで自由に動かせる教材です。
レゴ教材について、よろしければこちらの記事もご覧ください。
根強い人気を誇るレゴ®︎ブロックは、プログラミング教材としても有名です。今回はマスター・モデル・ビルダーのなかやまかんなさんに、レゴ®︎ブロックの良さから子どもたちの声かけまで、「気になる!」をお伺いしてきました。
2024/11/06 11:42
大阪日本橋のモノづくり魂が生み出したロボット
赤に白字の基板に電池ボックスが載った株式会社ダイセン電子工業のロボット。部品が丸見えになっているため、視覚的にも子供たちが興味を持ちやすいのが特徴です。
ダイセン電子工業のロボットについて、よろしければこちらの記事もご覧ください。
赤に白字の基板に電池ボックスが載ったシンプルなロボットカー『α-Xplorer 』。ロボカップジュニア創成期から、子どもたちに愛されるロボットを作り続ける『ダイセン電子工業』田中宏明社長にお話を伺いました。
2024/11/06 11:42
こども自動車Radishの試乗体験は長蛇の列!
こちらは株式会社サンシード/シャープマーケティングジャパン株式会社の出展ブースです。
プログラミングを学習する際に必要なキー ボードやモニタをひとまとめにした機器「IchigoDyhook」。
本体右のスロットに、BASICプログラミング専用の小型ボードコンピュータ「IchigoJam」のコア部分である「IchigoDake」を挿入することで利用できます。
IchigoDakeを挿入して、プログラミングした後にドローンなどの他の機器へプログラムを持ち運べます。
障害物の前で停止するようにプログラミングしたIchigoDakeを、こども自動車Radishに挿入して動かすと、順番待ちの列ができることも。
実際に自分が乗った自動車がプログラム通りに動くのを体験した子どもたちから、「とまった!」と歓声があがりました。
完全防水性の球体型プログラミングロボット
こちらはSBC&S株式会社の近未来を感じさせる球体型プログラミングロボット「sphero SPRK⁺」。スマホやタブレットでアプリ(Sphero Edu)をダウンロードして、自分のプログラムを作って球体を動かします。
実際に授業で取り入れている先生方から「どのような授業への応用の仕方がありますか?」と質問があったそうです。
sphero SPRK⁺は完全防水性のため、水上や絵の具を使って紙の上を移動させて絵を描くなど使い方は無限大ですね。
子ども向けプログラミング教室を開講から運営までサポート
「すべての人に生きる力を授けるプログラミング教育」をコンセプトとしたロジカ式。
独自のロジカ式カリキュラムによって、プログラミングの経験がない人でも各自のペースでしっかりと知識を身に着けることができます。また、子ども向けプログラミング教室を開講から運営までサポートするサービスを提供。
来場者の様子についてロジカ式の職員の方に伺うと「さまざまな方がご来場されており、教職員やICT支援員の方が興味深く見ている様子でした。教育現場や企業さまにおける悩み事に対して弊社が提供できることや強みを伝えたいと思います」とお話いただきました。
IT教育の最先端事情を聞けるセミナー
オープンステージでは、日本マイクロソフト株式会社をはじめとした企業や経済産業省、中部地区の小学校の教員など、ここでしか聞けないIT教育(プログラミングなどを含む)の最先端事情を学べます。こちらは基調講演「世界最先端のSTEM教育とEdTech」の様子です。
登壇者は左から、一般社団法人未踏の未踏ジュニア代表鵜飼佑氏、経済産業省の浅野大介氏、株式会社デジタルハリウッド デジタルハリウッド大学大学院教授の佐藤昌宏氏。
日本を代表するIT教育の専門家たちから、とっておきの最新情報を聞けました。
現場の悩みに応える!実践的な教員向けワークショップ
実際に学校でプログラミング教育をされている先生方やメーカーの方を講師に、プログラミング教材の活用方法と授業実例など、実践的な教員向けワークショップが2日間開催されました。株式会社アバロンテクノロジーズ「3Dプリンタで作ってみよう!」のワークショップでは、埼玉県立越谷西特別支援学校の高久聖也(たかく まさや)先生が登壇。
高久先生は教育向け3D-CAD「作ってみよう!」を活用して、特別支援学校でのプログラミング教育を実施しています。
ワークショップでは、高久先生が取り組んでいる授業内容と生徒の思考整理法について、実際のソフトを使って解説されていました。
2020年からプログラミング教育を開始する、またはすでに開始しているものの、他の学校ではどのように実施しているのかをあまり知る機会のない教員にとって、貴重な機会となったのではないでしょうか。
夏休みの自由研究にも!子ども向けプログラミング体験教室
同フェアでは、受講無料の子ども向けプログラミング体験教室も開催されていました。こちらはコングレ(はまぎんこども宇宙科学館・山梨県立科学館)「PETSとあそぼう! ~さわれるプログラミング体験~」の様子です。
PETSはパソコンが不要で、矢印ブロックを本体に当てはめるだけで命令できる教材。体験教室では1人1台用意されており、講師に動かし方を教わった後は、子どもたちが自分のペースで楽しみながらプログラミングを体験できました。
プログラミング教育フェア2019事務局インタビュー
中部地区初開催となった同フェアについて、開催地域ならではのこだわりのコンテンツなど、事務局の山本さんにインタビューをしました。ー中部地区初開催ということですが、遠くからも来場者がいらっしゃっていますね。
来場者の方は中部地区だけかなと思いきや、関東や関西、遠くは宮崎県や大分県など九州地方からもこの日のためにご来場いただいています。このように日本全国からご来場いただき、プログラミング教育に関する関心の高さを感じました。
また、これまで中部地区では、教育関係の展示会があまりなかったということもあり、企業さまや教育委員会の方など多方面から注目度が高い展示会となっています。
ープログラミング教材の展示ブースだけではなく、教員向けワークショップやセミナー、子ども向けプログラミング体験講座などのコンテンツが盛りだくさんです。どのような点にこだわりましたか?
「プログラミング教育って何?授業に何を取り入れたらいいのかわからない」という状態の教育現場の方たちに、「敷居は高くない、身近なことからできますよ」と伝えられるコンテンツをご用意しました。
例えばセミナーでは各企業さまの講演はもちろん、名古屋市のモデル校の先生をお呼びして、現場でのお話をしていただき、来場者の疑問や不安にお答えいただきました。
また、企業さまに教材を使った教員向けワークショップを実施していただくことで、よりリアルにプログラミング教育の導入をイメージしてもらえたのではないでしょうか。
ー今後もプログラミング教育フェアは開催されるのでしょうか?
はい!第2回も開催予定です。
今後も、新しい教材や最先端のセミナー、モデル校の先生方の話など実践的な内容を、学校の先生や塾講師の方にお届けします。1人でも多くの方にご来場いただき、プログラミング教育に取り入れていただければ私たちも嬉しいですね。
そのためにも、やはり全国の企業さまに出展いただき、この中部地区で自社のプログラミング教材を広めていただければと思います。
ーありがとうございました。
イベント全体を通して
中部地区初開催となったプログラミング教育フェア2019。名古屋だけではなく関西や関東、遠くは九州からの来場者がいたことに驚きました。展示ブースでは、教材を使っている先生方から「この教材を使って、もっと授業を発展させるにはどうしたらいいですか?」と企業の方と直接やりとりしている様子も。2020年のプログラミング教育必修化に向けて、教育現場の先生方も真剣そのものです。
また、夏休み中の子どもたちが両親と一緒にさまざまなプログラミングに触れる機会にもなっていました。
今後もプログラミング教育フェアは継続して開催予定とのこと。今回は参加できなかったという方は、この機会にぜひ、中部地区に集結したプログラミング教材を手にとってご家庭でのプログラミング教育を検討してみてください。
今回、コエテコ関係者も出展ブースにてご来場者の方といろいろなお話をさせていただきました。
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