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「EdTech(エドテック)」とは?メリット、具体例を徹底解説

「FinTech(フィンテック)」「LabTech(ラボテック)」「EdTech(エドテック)」など、「テック」のつく言葉を耳にする機会が増えてきました。

それぞれ「Finalcial(金融)」「Laboratory(研究室)」「Education(教育)」と「Technology(テクノロジー)」を合わせた言葉で、業界に新しい技術を導入することにより、作業や学習の効果・効率をアップさせることを目的としたものです。

2020年の教育改革・プログラミング必修化に向け、すでに早い学校では「EdTech」を取り入れているところもあります。

今回はそんな「EdTech」について、具体的な活用事例も踏まえながらご説明します。

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先生が話し、生徒は聞くだけ?「一斉授業」はもう古い


「学校の勉強道具」と聞いたとき、どのようなアイテムが思い浮かぶでしょうか。

黒板やチョーク、ノート、鉛筆、消しゴム……そのように考える方が多いでしょう。

先生が黒板に書いたことをノートに書き写して覚える。この「一斉授業」の形式が、これまでのスタンダードだったのです。

インターネットやコンピュータがなかった時代、多くの生徒を相手にするためにこの方法はとても効率的でした。しかし「一斉授業」では、どうしても一方通行になってしまいます。

人工知能(AI)が登場した現代では、創造性や積極性を育てることが教育の重要なポイントになりました。

「一斉授業では、生徒が受動的な態度になりがち」

そんな弱みが徐々に問題視されるようになってきたのです。

指摘されている問題点はそれだけではありません。教員(先生)の長時間労働、都心と地方の格差、海外と日本での教育格差など、学校現場にはさまざまな課題があります。

これらの課題をテクノロジーで解決しよう!

そんな期待が高まっているのが「EdTech」なのです。

「EdTech」って具体的にはどんなもの?

テクノロジーで学校現場の課題を解決する、それがEdTechです。

ここでは、EdTechの具体例をまとめました。

どこでも授業が受けられる!オンライン講義(e-Lerning)


教育現場とテクノロジーと聞いて、はじめに思い浮かぶのはオンライン授業や「e-Lerning(e-ラーニング)」でしょう。

学校だけでなく、会社の研修などでも採用されているので、「これなら知ってる!」「受けたことがある」という方がいるかもしれません。

オンライン講義の利点は何と言っても「先生と生徒が同じ場所にいなくてもいい」点。

欠席時の補習という形でも使えますし、人気の先生の授業をどこでも受けられるため、学習塾でも活用されています。

また、最近では世界中の大学がMOOC(Massive Open Online Course、大規模オープンオンライン授業)を開講し始めており、日本にいながらハーバード大学の授業を受ける、といったことも可能になりました。

わざわざ海外に行かなくても「留学」ができるということで、大人向けの教育方法としても注目を集めています。

プリントも採点も、もう要らない!学習管理システム(LMS)


先ほどのe-Lerningと同時に用いられるのがこのLMS(Learning Management System、学習管理システム)です。

これは、教材の配布をオンラインで行なったり、それぞれの生徒がどこまで学習を終えているかを管理するためのシステムです。

教材の配布をオンラインで行うことができれば、毎回プリントを用意する必要もありません。経費も手間も、資源も節約できます。

また、生徒の学習状況を把握しやすくなることで、それぞれの生徒に適切なカリキュラムを組み直すことも簡単になり、学習効率を高めることができるのです。

デジタル時代の「連絡網」、教育SNS


教育SNSとは、教師と生徒、そして保護者のコミュニケーションを取りやすくすることに特化したツールです。

少し前までは「クラスの連絡網」があり、AさんからBさんへ、そしてBさんからCさんへ……と電話で内容を伝えるのが一般的でした。

現代では、電話番号が個人情報にあたること、共働き家庭が多くなり電話に出られない保護者が多くなったことから、連絡網を教育SNSに切り替えた学校も多くなっています。

教育SNSでは、日々の連絡や宿題の管理、災害時の安否確認などを行うことができます。連絡網よりスピーディ、かつ簡単にさまざまな情報をやりとりできるので便利ですね。

他にも、先生同士のコミュニケーションをはかる教員用SNSもあります。

他のクラスや、場合によっては他の学校の先生ともコミュニケーションが取りやすくなるため、学校間の連携や先生同士の助け合いが活発になります。結果的に、教育の質が高くなるというわけです。

まとめ:EdTechで教育の質を高めよう

文部科学省の「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」では最終的に、生徒一人につき一台ずつ教育用コンピュータ(タブレット)を持っている状況が望ましいとしています。

予算の面や、先生のITリテラシーが均一でないことなどからすぐには難しいと思われますが、実現するのはそう遠くないでしょう。EdTechが当たり前になった学校へ変わっていくのです。

コンピュータ(タブレット)を使った学習では、カラフルな教材、音の出る教材が使えたり、生徒が考えたことを簡単にシェアできるといった利点があります。

先生の側の負担が減れば、授業の内容を工夫することにエネルギーを注げるため、授業の質も高まるでしょう。

これまでの「勉強は黒板とノートでするものだ」という常識は、数年後にもくつがえされるかもしれませんね。

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