子どもの習い事を効果的に続けるポイントとは?「やめたい」にはこう答えよう!
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どの時期であろうと子どもの習い事は始めたら「続ける」「続けさせる」ことが大切です。ところが最初の意気込みをあっさり失い「やめたい」「続けさせたい」と親子で悩むこともありがちです。
今回の記事では、子どもの習い事を挫折することなく続けさせるコツをまとめました。
習い事を続けるポイント5つ
子どもが習い事を続けるポイントは5つです。- 子どもの「やりたい」を大切に
- 目標と達成で効果的に続けよう
- 親の声がけ・応援が習い事を長く続けるコツ
- それでも習い事をやめたくなったときこそ親の出番
- そもそも親が挫折しないようにしよう
習い事は子どもがやりたいことが大切
幼児期から小学生では親がやらせたい習い事と子どもがやりたい習い事が違うことがよくあります。将来を考えて親が習い事を選ぶ場合には子ども自身がやりたいなと思うように上手に誘導することも必要ですね。長く習い事を続けるには子どもがいかにずっと「やりたい」気持ちをキープできるかが最も重要です。
![子どもが習い事を続ける理由](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/XYsz6M2OodyXdLhLIJR9pw.png)
この表でもわかるように、子どもが続けたいという気持ちがあるから「続く」のです。つまりは子どもがやりたいことをやらせてあげること。子どものやりたい気持ちを尊重することが大切です。
とはいえ、3~4歳の子どもはなんでもかんでも見れば「やりたい」と言うかもしれません。小学生になれば仲良しの子がやっているというだけで「自分もやる」と言い出すかもしれません。子どもがどれだけ本当にやりたいと思っているか親子できちんと話し合いましょう。そして「やりたい」が続くように、いつでも子どもの視点に合わせて「すごいなぁ!」「やるねぇ!」とちょっと大げさなくらいエールを送り続けましょう!
最初から「やりすぎない」ことも大切
最近は小学校低学年でも週に3日4日と習い事が入ってる子もいます。幼児期から親が計画的に習い事を増やしているのならばともかく、いきなりあれもこれも子どもがやりたいと言うから、親がやらせたいものがあるからと詰め込みすぎては大変です。入園、入学時だけでなく、年度が替わったりクラス替えがあったり節目どきは「習い事をスタートさせやすい」のは確かですが、同時に子どもにとっては何かと変化が大きい時期です。できる子はできますが、まわりに流されず子どもが本当にやりたいことを厳選してスタートさせましょう。
目標を見つけて達成する喜びを教えてあげよう!
たとえば水泳なら「2級になるまで」「50メートル泳げるようになるまで」。英語や英会話なら「英語のアニメの会話がある程度わかるようになるまで」「英検ジュニアのブロンズ取得」。バレエなら「発表会でソロで踊る」。どんな習い事でも目標を見つけるとモチベーションがアップしますね。習い事をはじめてすぐでは目標がわかりづらいかもしれません。最初のうちは「楽しいね」「がんばってるね」と応援する形で、少したって慣れてきたら「○○ちゃんの目標はなに?」と意識するように話し合ってみましょう。
まずは数ヶ月で達成できそうな手が届きそうな目標をたてて「できた!」という達成感を知ることも大事です。達成したら次の目標へ、頑張ったらできる、できたからもっと頑張る、と良い循環になるよう導いてあげたいですね。
親の声がけ・応援が習い事を続けるコツ
褒めて育てるは子育ての基本です。とはいえ子どもの性格にあわせることも必要ですね。負けず嫌いの子もいれば比較されると反発するタイプもいます。マイペースの子もいれば短期集中型の子もいるでしょう。わが子だからこそ、どういう声がけや応援が心に響くか、親だからわかることもあります。
子どもの言葉だけでなく表情や行動も見守りながら、その時その時に応じて「タイミングよく」「子どもの気持ちに寄り添った声がけ」「子どもが求めているサポート」を親がしてあげられるといいですね。
親はついつい目先の結果を追いがちです。なんでできないの? どうしてちゃんとやらないの? とアレコレ言いたくもなるでしょうが休まず通っているだけでも「すごいこと」なのだと習い事の基本を親自身が忘れないようにしましょう。
「習い事をやめたくなったとき」親の関わり方
どんなにやりたい!と懇願された習い事であっても、どんなに素晴らしい先生や仲間がいたとしても一度や二度は子どもが「行きたくない」とか「やめたい」と言い出すことがあるでしょう。まずは子どもの話をよく聞くことです。勘違いしやすいのですが聞いているつもりで、自分の意見を押しつけている場合があります。スイミングスクールに通っている場合の例を見てみましょう。
【悪い例】納得したように見えて、「いやだな」という気持ちが胸の奥に積もるようでは逆効果です。親の気持ちもよくわかりますが、水をのんでしまって怖かった、の先にある「子どもの気持ち」に子ども本人も気づけるような会話を心がけたいですね。
子「ゴボゴボってなっていやなの」
親「水飲んじゃったの? 大丈夫よ、それくらい」
子「でも…コーチもきらい」
親「コーチは級が上がれば違う人になるよ! 早くがんばって進級テスト受かれば大丈夫!」
子「……」
【良い例】子どもにとってはコーチ以上に周りの子に何か言われた「ひとこと」が思いがけぬほどショックでひきずるケースも少なくありません。
親「水飲んじゃうとイヤだよねぇ、苦しかったでしょう」
子「うん。ちょっと休んじゃった」
親「休んじゃったんだ、そっかぁ」
子「そしたらさ、みんながズル休みって言ったの」
親「えー! ズル休みじゃないよ、みんなわからなかったのね。でもコーチもママもわかってるから大丈夫。それに来週にはみんな忘れてると思うよ」
嫌がったり、トラブルが起きた時には「あいづち」「子どもの言葉の繰り返し」を使いながら共感をもって話を聞いてあげましょう。何が本当に嫌だったかを知れば解決策を講じるなり、子どもが安心できるように声がけするなり、対処の方法も見つかります。
習い事を続けるには親が挫折しないこと!?
習い事は実は親の労力もバカになりません。送迎も大変ですし、家で練習させたり、モチベーションアップのために気を配ったり、大会や発表会の準備をしたり親の出番が多いのが子どもの習い事の特徴です。小さな弟や妹がいて送迎が大変なら
- 徒歩で行ける
- ひとりでも往復できる
- 送迎バス等がある
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さらに当たり前ですが、習い事をするにはお金がかかります。あくまで参考ですが年収別に習い事にかけている費用の平均は以下の通りです。
これ以上だと大変とは限りませんが、おおよその目安にはなります。家計を圧迫しないように、今の状況に応じて子どもの習い事はある程度は取捨選択しなくてはならないでしょう。
年収における1ヶ月あたりの習い事の費用
400万円未満 | 8,000円 |
400万〜800万円 | 13,400円 |
800万円以上 | 25,000円 |
家計への負担は積もり積もると大きくのしかかってきます。兄弟姉妹がいればなおのこと、です。
習い事は月謝だけでなく内容によっては+αがかかることも忘れずに。サッカーや野球なら道具代やアンダーウエアやソックス、芸術系なら発表会の衣装や費用、英会話やプログラミングスクールも教材代がかかる場合があります。突発的な出費があるつもりで心づもりをしておきましょう。
いろいろやらせたい気持ちもわかりますが「親がどれだけ協力できるか」と「家計と習い事支出のバランス」を考えムリをしないのが「続くコツ」です。
子どもが続けやすい習い事、子どもに合った習い事を見つける方法とは
習い事を続けるには、子どもが続けやすい、または子どもに合った習い事を見つけることも重要なポイントです。子どもが続けやすい、または合った習い事を見つけるには、具体的に以下の方法が挙げられます。- 家から通える範囲の習い事を選ぶ
- お試しを複数試して、子どもの反応を見てから決める
子どもが続けやすい習い事を選ぶなら、なるべく通いやすい場所にある習い事を選ぶのもおすすめです。とくに子どもが小さいときは親が送り迎えをするケースも多く、距離が遠くなると親側の都合で通えなくなるというトラブルも考えられます。子どもだけでも通える範囲の場所にある習い事であれば、子どもが1人でも通えるので、習い事が継続しやすくなります。
また、習い事によっては「無料お試し体験」もあるので、複数のお試し体験を子どもに試し、反応を見てから決めると、子どもに合った習い事を選べるようになります。
まとめ|親子で一緒に未来の目標をもって続けよう!
オリンピックやプロのスポーツ選手の幼児期の映像が流れることがありますね。3歳の頃から泣きながら練習している映像を見たり、親が厳しく子どもの練習を管理していることもあります。あるいは幼児教育を両親が全力で行って成功している姿を見たりすると、「うちも!」なんて心密かに思うこともあるかもしれません。でもそれはきっと親が子ども以上に生活のすべてを注ぐほど何かを犠牲にして行っていることで誰にでもできることではありません。またそうしたからといって成功が約束されるわけでもないし、習い事は「その道で有名になること」が最終目標とも言えません。人それぞれです。
習い事の良さは、続けることで「水泳は楽しいな」と大人になってからも気分転換になったり、ピアノの演奏が趣味になったり、実験教室がきっかけになり「将来はハカセになりたい!」と思ったり、あるいは学校とはちがう場所で仲間ができることです。
普段から「○ちゃんちはスゴイ」みたいなことがあるでしょうが、それよりも「あなたはどうしたいの?」「ママやパパはこう思うな」と親子で話し合い、親子で身近な目標をもって学び続ける姿勢が大切なのではないでしょうか。
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