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今回の教育トピックでは、共働き家庭での習い事をさせるコツや先輩ママ・パパたちから「どうやって習い事をさせたのか」アイデアやアドバイスを中心に紹介します。
共働きでは小学校の習い事はできない!?「4つの悩み」
共働きで子どもに習い事「よくある悩み4つ」
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共働きだと「習い事の送迎」ができない
→送迎が必須な場合、共働きだと親がその時間帯に不在のために習い事をさせられない。 -
発表会や大会への参加が負担になる
→準備のお手伝いや参加するための用意が大変、もろもろ親同士の連携プレーにも踏み込みづらい場合が多い。 -
習い事によっては練習や宿題をやらせるのが難しい
→休み以外にはまとまった時間がとれない保護者にとっては、子どもだけではできない課題(芸術系が多い)をやらせる苦労が負担になる。 -
当番や練習の付添いができない
→特に非営利団体(ボランティアによる運営)では、親のサポートなしではたちゆかないため、お手伝いに積極的でないと厳しい。
共働きの習い事はこうやればできる!解決法6つと体験談
共働きしながら子どもに習い事をさせるポイント6つ
- 送迎つきの習い事にする
- 送迎シッターを利用する
- ご近所の習い事を探す
- 土日・休日中心で習い事をスケジュールする
- 当番や習い事のフォローは「分担・外注」で
- オンラインスクールを活用する
①送迎つきの習い事を選んで解決|共働きの習い事
小学生、特に低学年の習い事でもっとも多いのが「共働きだと習い事への送迎ができない悩み」です。専用のマイクロバスでルートを回るスクールは働くママたちにも人気です
自宅前あるいは一定のエリアごとにスポットがあり、送迎バスで子どもの送り迎えをしてくれる習い事があります。代表的なのがスイミングですが、送迎バスのあるスクールを探してみましょう。
うちの子が通う学童は曜日選択ができるので水曜日は学童なし、低学年のうちは家のそばまでくる送迎バスがあるスイミングを習っていました。
スイミングの日はキッズスマホでバスの時間15分前に電話をし、荷物を持ち玄関を出てカギをしめるところまで話をしながら確認しました(Aさん)
子どもが通っている学童は中抜け(出て戻るのはダメ)はできませんが、16時半までならひとりで早退ができます(それ以降の時間帯は早退時に大人のお迎えが必要)。
さまざまなスポーツ系教室を行っているジムに入会、送迎バスが各停留所まで来てくれるのですが、学童前にも止まります。この送迎バスを利用し、週に2日学童は早退し、スイミングとチアリーディングに行っています。
特にチアリーディングが大好きで、発表会は年に1回あるのですがこの時だけは有給をとり、前日準備から私も参加しています(Kさん)
②送迎シッターの利用で解決|共働きの習い事
小学生の習い事送迎については、自治体にもよりますが、ファミリーサポートを利用するのもひとつの方法です。通称「ファミサポ」は名前こそ違っても、多くの自治体が行っている支援方法。ファミサポは利用会員と協力会員をマッチさせ、自治体の助成により比較的、安価な料金で利用できる特徴があります。
ただし、ファミサポは時間や場所的にマッチする協力会員が見つかりづらいのがネックです。
また、専門の小学生向け送迎シッター、子育て支援タクシーなどもあります。
子育て支援タクシーは子どもひとりでも利用でき、送迎場所の入口まで送り届けてくれます。場所が限られているのと料金がかなり高めなので、登録をすませておき、残業などでお迎えができない緊急事態などに利用する方法がおすすめです。
学童は週4日にし、火曜日は送迎シッターさんを頼んでいます。小2の娘を学校へお迎えし(レッスンの道具は学校に事情を話した上で持参させています)そのままバスを使ってピアノの先生のところに行き、レッスンにも付き添ってもらっています。
終わったら一緒に帰宅し、私が帰るまでの30分~1時間程度ですがシッターもしてもらい、合計3時間くらいです。料金は送迎+シッター時間で1回約4,500円(定期契約なので割安にはなっている)ですね。
安くないですけどひとりで行ける高学年になるまでの教育費と思い、共働きだからこそお金で解決!と割り切って考えています(Nさん)
小1になり普段は隣の祖母の家で私の帰宅時まで過ごしていますが、祖母は80代で足も少し不自由なため送り迎えまではとても無理。
本人がどうしてもと言うのでバスを利用しないと行けないダンス+英会話スクール(ネイティブの先生からダンスや歌を英語で習う)はファミサポを利用しています。1回往復で1,200円くらいと安いですし、ご近所の顔見知りの方なので安心です。
ただ、なかなかマッチする人がいないのでファミサポを利用するならなるべく早いうちから探して、定期的な利用をするほうがいいと思います(Hさん)
③ご近所の習い事を探す|共働きの習い事
お子さんがひとりでも行き来できる範囲内で習い事を探すという方法もあります。もっとも安心なのは学校、または学校近くでの習い事でしょう。小学校では、たとえばサッカー、テニス、バスケットボールやバレーボール、剣道など運動系の習い事を放課後に校庭や体育館を開放して行っている場合があります。
子どもが普段から使っている通学路や家から徒歩圏内であれば、子どもだけでも習い事に行きやすいメリットがあります。
そろばん、公文、学研や習字などは学校や家の近くで見つけやすい。ネットには載っていない教室もあるので歩いて探そう。
低学年のうちは、徒歩5分のそろばん教室に週3回行っていました。学童が終わったあと私がお迎えしランドセルなどを預かり、道具をもたせてひとりで行き、帰りだけ暗くなるのでお迎えにしました(Yさん)
児童館と学童が一緒になっており、習い事も家庭の責任であれば途中で抜けて行くこともできます。
小2ですが、学校のすぐとなりにある警察署で剣道を習っています。剣道は5時からなので、学童を早めに上がりひとりで行き、帰りは6時半なので私が帰宅途中にお迎えしています。
学童では特に声がけなどしてくれないので、たまに忘れて行かないこともありましたが……(Sさん)
学校のOBや父母が中心のサッカー、水曜日は7時から8時半まで校庭練習があるのですが、これは私が送り、帰りは夫が仕事からそのまま行き、途中参加でコーチのお手伝いをして一緒に帰宅。
大変ですが、共働きのせいでやりたいことを諦めさせるのはかわいそうと思い、夫婦でこれだけはがんばろうと決めました。
土日も試合や練習がありますが、どちらかが行くようにしています。しかし、他のことをやらせるには親の時間的な余裕がありませんね(Iさん)
④土日・休日中心で習い事をスケジュールする|共働きの習い事
送迎が必要な場所での習い事であれば、土日や親の休日など、大人が付き添える日程でスケジュールをたてましょう。小1~小3までは学童で平日の習い事はできず、本人がやりたがったバレエは土曜レッスンをとっています。
有名な先生の教室は少し遠いのですが、普段は習い事をさせられないので本人の希望を第一に土曜は夫と交代で送迎しています(Nさん)
小3の長女、小1の長男がいます。低学年のうちは平日は無理とあきらめて土曜日午後、日曜日に習い事を集中させました。
土曜日は同じ施設の同じ時間帯に、下の子がスイミング/長女は体操を習っています。私が車で連れていき、レッスンの間に近くのスーパーで1週間分の買い出しをします。日曜は長女がチアリーディング(長女も私も自転車で一緒に行く)、下の息子は隔週でロボット教室(遠方なので夫が車で送迎)です。
習い事の送迎は週末に集中させると忙しくは感じます。でも長女も来年からはひとりで通えそうですし、要するに数年間のことなので夫婦で協力するしかないと思います(Mさん)
⑤当番や習い事のフォローは分担&アウトソーシングで|共働きの習い事
共働き家庭が増えた今では、親の負担が少ない習い事も増えています。スポ少や団体スポーツはどうしても親の負担が大きいという声も……
共働き家庭で多い悩みが「サッカーをやらせたいが、親の当番がある。土日も忙しいし、下の子もいて難しい」「毎回のお弁当作りが負担になっている」というケースです。またピアノなどは「次回までにここをマスターする」こうした課題をするのが大変という声も、実際にやらせてみたからこそ感じる働く親の悩みのひとつです。それらをアウトソーシングで解決する方法もあります。
子どもは少年野球をやりたがったのですが、地元のチームは平日も土日も当番があり、夫が土日も仕事、下に乳幼児がいるわが家ではきつい。
そこで息子は親の係などはいっさいない「野球教室」に土曜午後、日曜午前中(試合がある日はまる1日ですがお弁当も前々日までに注文フォームが専用アプリで回ってくるのでポチッとするだけ!準備するのは水筒のみ)に通っています。
料金は高いですが、いくつかのエリアにわけて集合場所がありマイクロバスで送迎してくれるので本当にラクです。子どもは他の学校の友だちもできたし、思った以上に良かったです(Uさん)
娘に劇団に入りたいと言われたのですが、子どもより親のほうが大変そうであきらめさせました。そのかわり、やりたがっていたダンススクールの日曜クラスに入れています。
発表会の衣装などはスクールが紹介してくれるところに頼むと全部作ってくれるし、準備も親同伴ではなく当日はバイトの学生さんが入ります。
追加の料金が頻繁にかかりますが、親の集まりなどもなく、完全委託フルサービスの習い事は働く母には助かります!(Nさん)
ピアノの先生に「平日は帰宅してからは練習する時間がない」と話したところ、電子ピアノにつなげてひとりで練習ができるアプリを教えてもらいました。
ピアノがなくてもできるアプリもあるみたいで、実際に親がそばについて教えたり見守ったりするのとは違いますが、それでもやらないよりは全然マシ!
こうしたハイテクツールも活用するのがコツです(Fさん)
⑥オンラインでの習い事を活用する
自宅にいながらにして習い事ができるのがオンラインスクールの良さです。最近では学習に限らず、さまざまな習い事がオンラインでできます。プログラミングが有名ですが、アート(お絵かき)や、英会話、珍しいところではドローンの操縦を習うことも、オンラインでできるそうですよ!
夫婦でフルタイム、早いほうの私でも帰宅は7時前後です。そこでファミサポを利用し、学童のお迎えから自宅へ送り届けてもらっています。カギを閉める音がするところまで玄関前で見守ってくださるので安心ですね。
それから私が帰宅するまで40分から1時間あるのですが、この時間を利用して子どもはオンライン英会話レッスンを週2回受けています。6時すぎに家でひとりはちょっと寂しいとは思うのですが、オンラインで先生とライブで話せるのであっという間に時間がすぎるみたい。
コツはタブレットをレッスン専用にして他の用途では使わないこと!設定などを知らずといじることもないのでトラブルが少なくなります(Uさん)
オンラインのスクールを学童から帰宅した後、1時間ほど週に1回行っています。
この時間に送迎などがあると大変ですが、オンラインなら、たまに接続がうまくいかない時に手助けする程度で、その間に家事もできるし下の子の世話もできるのがラク。
プログラミングと英会話がミックスされたカリキュラムですが、簡単なゲームを作ったり、英語の先生とやり取りしたり、楽しそうです(Wさん)
小学生向けの通信教育がタブレットを取り入れ始めています。 情報を視覚的にとらえやすいタブレット学習は、印象に残りやすく、紙よりも手軽で場所を選ばずに勉強できるため、大きな注目を集めています。 今回はコエテコ編集部おすすめのタブレット学習小学生教材についてまとめました。
2025/01/23 21:19
学童の選び方もポイント
小学校低学年の習い事では、大きなポイントとして「学童との兼ね合い」があります。
共働きでは、低学年は学童を利用する家庭が多いでしょう。
特に低学年はお世話になることが多い学童は休む時や早退など細かいルールを確認することが大事
公立学童は規則がまちまちです。学校がある日は学童へ行かなくてはならない(習い事などで曜日ごとに休めない)ところや、学童を途中で抜けて習い事へ行き戻ってくることは禁止のところも多くあります。
ただ最近では、曜日選択ができたり、事前に申請すると習い事にも通える公立学童も増えていますね。
民間学童は学童内で英語や体操を別料金で習えたり、習い事への送迎サービスを行うところも多いです。安心感もあり、すべてお任せですむので、確かに費用は高いのですが、民間学童は結果的にコスパが良いと考える親の声も少なくありません。
どのような学童に入れるかによっても習い事に通えるかどうかが変わってきます。学童を利用する場合には習い事も視野に入れて選ぶことも重要です。
小学校入学と共に保護者を悩ますのが「放課後の過ごし方」です。共働き家庭では多くの場合、学童を検討するでしょう。 最近はさまざまな特色ある民間学童が注目されています。今回の教育トピックでは民間学童にフォーカスし、人気の民間学童一覧表と共に、公立学童との違いや料金設定、カリキュラムなど多岐にわたって解説します。
2024/12/23 00:44
ママ友に「送迎をお願い」は注意が必要
同じ習い事をしているママ友から「どうせ一緒だからウチが送り迎えをしてあげるわよ」と誘われ、お願いするのはよくあるケースです。知り合いに送迎をお願いするのも時々ならいいのですが、毎回となるとどうでしょうか。
最初はよくても、ずっと続けているとだんだんと負担に思うのが普通です。また子供同士が仲良しのうちはいいのですが、喧嘩したり嫌いになったりすることもあり、そうなると気まずい思いをします。
ただ、「行きは友だちのママが、帰りのお迎えは私が」といった分担なら、互いに不公平感がなく、比較的うまくいくケースが多いようです。
「他の家も共働きなので、残業になったの?だったらウチで待たせるね、とみんな同じ感覚で頼んだり頼まれたり、よい感じでやっている」という意見もありました。
いずれにしても、いっぽうの負担感が大きくなるような「ついでに、一緒に」のお願いはなるべく避けたほうが無難です。
共働きで小1「学童行きたくない」を習い事で解決したママ
少し特殊なパターンかもしれませんが、このような方法・考え方もあるのでご紹介します。
公立ですが越境通学で小1からバスを利用し、ひとり留守番もさせています。
家にいる時間が長くなりすぎないように、徒歩数分の個人塾に週2日通っています。本人が希望したフラダンスは通学と同じバスを使うのですが朝一緒に準備して、下校したらおやつを食べて着替えをし、ひとりでスクールへ行きますよ。その日だけ私は1時間の時短を使って(会社の子育て支援制度を利用)5時半のお迎えをしています。
さらに週1日、英会話に通っていますがよく行く公園のそばで、個人塾の先生が面倒見がよく、冬場は帰りが暗くなってくるからと大通りに出るところまで見送ってくださるのでありがたく通わせています。
入学前から大手だけでなく、個人経営の習い事なども含めていろいろと見学し、実際に子どもと歩いてひとりで通えそうか何度か試しました。通えそうとわかったら、体験会にも参加し、まず本人が行きたいかどうか話し合い、また先生にも共働きの事情を話しどれくらい理解を示してくださるかも確認しました。
教室によっては、たとえば「お母さんのお迎えまで30分程度あるようですが、それなら教室で待機していて大丈夫ですよ」とか、英会話の先生のように途中まで見送りしてくれるなど、実はいろいろと融通を利かせてくれる教室もあります。
主人の母には1年生からこんなに習い事させてかわいそう、と言われますが、どうしても学童はイヤだと言うし、放課後まで無理やりイヤだという集団生活をさせるよりも、安全に配慮し、習い事をうまく組み合わせてあげれば、このようなやり方もありではないでしょうか(Tさん)
子育てと仕事の両立「できること・できないこと」を判断
子どもにやらせたいこと、子どもがやりたがっていることは、親としてはなるべく実現させてあげたいと思いますね。
とはいえ、習い事の日程や親の付添いなど、状況によっては難しいこともあり、すべて希望通りにはなかなかできません。
送迎などの現実的な問題をどう解決していくか家庭で話し合い、また子どものやる気や意欲を考慮して、何をやりたいのか、そのうちのどれができるのかを決めていきましょう。
お子さんにも「できない理由」「できるけど、これとこれをしなければ続けられないこと」など、たとえ小1でもしっかり話してあげてください。子どもは大人が思う以上に状況を理解しますし、たとえわからなくても真剣に話すことで子どもなりに納得もします。
夫婦ともに仕事をしていれば時間の都合がつかないことは珍しくありません。子育てと仕事の両立では「できること・できないこと」をその家庭ごとに考え、お子さまもまじえて判断していくことが大事です。