(体験レポート)ゲーム=勉強の敵、じゃない!eスポーツで育む協調性と思考力

(体験レポート)ゲーム=勉強の敵、じゃない!eスポーツで育む協調性と思考力
大人から子どもまで、多くの人を魅了するゲームの世界。最近ではプロeスポーツプレイヤーが活躍できる基盤・土壌が少しずつ整い、子ども達からも「憧れの職業」として注目されています。

子ども達のバイブル『コロコロコミック』の調査でも、ゲーム関連の職業が続々と上位にランクイン


とはいえ、保護者層からすると、このような疑問を持っているのが正直なところでは?
  • 「eスポーツ」ってそもそも何?
  • 教育につながるなんて、本当なの?
  • 知らない人と対戦なんて、危険すぎる!
この記事では、これらの疑問を順番に解きほぐしつつ、eスポーツの魅力や注意点についてわかりやすく解説!

さらに、安全な環境でeスポーツに取り組めるオンライン指導プログラム ユニキャンの講座もくわしくレポート。

リスクは最小限に、教育効果は最大限に実感できるユニキャンで、eスポーツに取り組んでみませんか?


コエテコ特別レポーターのキッズがユニキャンの授業を体験しました!

誰でも参加でき、さまざまなスキルが身に付く

そもそも、eスポーツとは何なのでしょうか。

一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)のWebサイトによると、eスポーツはこのように定義されるそう。

「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

(出典:https://jesu.or.jp/contents/about_esports/
つまり、eスポーツとは、「ゲーム対戦を、スポーツ競技として捉えた呼び方」ということになるでしょう。

そんなeスポーツの魅力は、なんといってもリアルな肉体に縛られないこと、そして、思考力をはじめとした、さまざまなスキルが鍛えられること!

eスポーツの実力は、肉体の強さや居住地に縛られません。その意味で、老若男女、全世界の人に開かれた、ユニバーサルなスポーツと言えます。

ライターも体験させていただきました


また、実力をつけるためには、単に時間をかけて練習するだけでなく、綿密な作戦を練る思考力も試されます。

たとえば、『ぷよぷよ』や『FORTNITE』もそう。

『ぷよぷよ』で相手に勝つためには、たくさんの連鎖を短時間で組むだけでなく、「相手はどのくらいの連鎖を仕掛けてくるだろうか」、「相手の連鎖が消えるまでに、自分はどのくらい連鎖を組めるだろうか(どのくらい反撃できるか)」を瞬時に考え、戦略を練る必要があります。

『FORTNITE』では、たとえば「勝ち残るために有利な場所はどこか」を考え、必要に応じてチームメイトと話し合いながら作戦を決定し、確実に実行していかなければなりません。

「たかがゲーム」と侮るなかれ。さまざまな能力を培い、コミュニケーションスキルも身に付く。しかも、楽しんで取り組める!それこそが、eスポーツの魅力と言えるでしょう。

チーム戦ではコミュニケーションが不可欠。他のスポーツ同様、協調性が育まれます

とはいえ、無法地帯は怖い……それならユニキャンで!

と、eスポーツの魅力を簡単に説明しましたが、とはいえ保護者が気になるのは「子どもにやらせて大丈夫?」ではないでしょうか。

大人であれば、ちょっぴり睡眠時間が減っても自己責任。対戦相手から不快なメッセージを送られても、「あ〜あ」程度でスルーできます。

でも、子どもに取り組ませるとなると、話は大きく変わります。実際にコエテコでは、大人気ゲーム『FORTNITE(フォートナイト)』を通してトラブルになった事例などをご紹介してきました。

フォートナイトとは小学生にとって危険?何歳からなのか年齢制限について解説

小学生に人気のフォートナイト。流行とともに、「親の不安・相談」もよく聞かれるようになりました。ゲーム中の暴言がひどすぎる、仲間外れにされた、課金を懇願される、勝手に課金していた...いっぽうで、コミュニケーション手段として楽しんでいる家庭もあります。この記事では取材した家庭の体験談を中心に、どんなトラブルがあったのか、また使い方の工夫やトラブルを避ける方法などをお届けします。

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いくらゲームには教育的効果があるといっても、大切な子どもが暴言を吐いたり・吐かれたり、仲間外れにされて傷ついたりしていると、保護者としては心配になりますよね。

今回、ご紹介するユニキャンは、まさにそうしたトラブルを回避し、ゲームの教育的な部分だけを体験できるオンラインスクール

ゲームのスキルアップはもちろん、気持ちよく取り組むためのマナーやネットリテラシーなど、デジタルネイティブ世代の子どもに必要な知識をしっかり指導してくれるスクールなんです。

ユニキャン講師の水谷先生。今回プレイする『FORTNITE』ではアジア200位にランクインした実力者なのだとか!すごすぎる人材です


しかも、運営は安心のNTTe-Sports。「ICT × eスポーツ」を通じて、社会を豊かにすることをめざしたスクールなのだそう。

さっそく、ユニキャンの授業を見てみましょう!

いざ体験!今日は特別に『eXeField Akiba(エグゼフィールド アキバ)』へ

ユニキャンはオンラインスクールなので、通常はそれぞれの自宅から指導を受けることができます。

今回は取材ということで、特別に、NTTe-Sportsが運営するeスポーツ文化の発信地『eXeField Akiba(エグゼフィールド アキバ)』を訪問!

コエテコ特別レポーターである小学2年生・5年生の2人が、実際に授業を受けさせてもらえることになりました。

(右)しゅうとくん・小学5年生
(左)えいとくん・小学2年生
※いずれも仮名


秋葉原UDX内にある『eXeField Akiba』。特別レポーターのキッズもテンションアップ!

しゅうとくん
しゅうとくん

よろしくお願いします!

ユニキャン講師・水谷先生
ユニキャン講師・水谷先生

こちらこそ、よろしくお願いします!

今日は楽しく取り組んでいきましょう!

さて、今回チャレンジするのは2人も大好きな『FORTNITE』。なんでも、相当やりこんでいるそうで、自宅で使用しているNintendo Switchのコントローラーがツルッツルになっているほどだとか。

パソコン版には初めて触れるしゅうとくん。本格的な機材にちょっとソワソワ


指導のため、オンライン会議ツールをセットし、さっそく授業がスタートしました。

先生は常に子ども達の様子に気を配っています

編集
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ちなみに、レッスンは無料のビデオ通話サービス『Cisco Webex Meetings』を通して行われます。

先生の顔が常に見えている環境だから、保護者としても安心感がありますね。

ユニキャンの授業では、まずはじめにカウンセリングが行われます。初心者でも上級者でも、それぞれに合わせた指導が行われるので安心です。

なお、レポーターの2人は、先生曰く「かなりの実力者」だそう。操作面はバッチリなため、戦略面を指導してもらうことになりました。
ユニキャン講師・水谷先生
ユニキャン講師・水谷先生

では、今回の目標を発表します!

しゅうとくんは、相手との駆け引きを上達させましょう。身を隠してダメージを防ぎながら、相手を攻撃する。これがスムーズにできるといいですね。

えいとくんは「クラフト編集」をできるだけ速く、綺麗に行うのが目標です。

そして、2人はチームですから、しっかりと声を掛け合うのが大切です。良い立ち回りをしてくれたときや、注意すべきタイミングがあれば、積極的に声をかけてプレイしていきましょうね!

しゅうとくん
しゅうとくん

はい!

えいとくん
えいとくん

はーい。

ユニキャン講師・水谷先生
ユニキャン講師・水谷先生

では、先生が逃げ回りますので、2人で協力して倒しにきてくださいね。

スタート!

こうして、練習が始まりました。2人もそれなりの経験者ですが、先生はそれを上回る実力。2人がかりで立ち向かっても、なかなかすんなり倒せません。
ユニキャン講師・水谷先生
ユニキャン講師・水谷先生

こういう場面では、1人が相手の気を引いて、1人が攻撃するといいよ。2人で固まっていると危ないから、なるべく分散するように。

あと、こういう場所に敵が潜んでいることもあるから、注意しよう。

さあ、先生が出てきました!先生からダメージをもらわないように身を隠して、そう!いいね!

しゅうとくん
しゅうとくん

く〜、強い〜!

えいとくん
えいとくん

(夢中なあまり、無言で取り組むえいとくん)

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っていうか、2人から追いかけ回されているのに、ちゃんと的確なコメントを!

先生、すごすぎます。

夢中になって取り組む二人を見守るライター。そこで、気づいたことがありました。
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「殺す」とか、「死ね」って言葉が全然出てこない。

スポーツ的で、見ていて気持ちがいいな。

ゲームをプレイ中の子どもは、どうしても「死ね!」や「殺す!」と言いがちです。あくまでもゲームの世界とはいえ、聞いていてあまり気持ちの良い言葉ではありません。

その点、ユニキャンでは、徹底的に「倒す」と言い換えていたのが好印象。また、素人目線ですが、「相手を叩きのめす」というよりも、「協力して上手に立ち回る」ことに重きを置いている印象がありました。

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eスポーツの代表的な教育効果である、コミュニケーション能力や協調性を育めるよう、しっかりと配慮されている空気感です。

穏やかに見守る水谷先生。良いふるまいには、すかさず「ナイス!」の声かけ

ユニキャン講師・水谷先生
ユニキャン講師・水谷先生

じゃあ、いよいよマルチプレイだよ。対戦が始まるまで、しゅうとくんとえいとくんで作戦会議しておこう。

プレイが始まって、もしもピンチになったらすぐに言ってね。先生が助けに行くからね。

さあ、始まりますよ!

しゅうとくん
しゅうとくん

えいと!ポーションがない!

えいとくん
えいとくん

こっちにポーション置いた!

しゅうとくん
しゅうとくん

先生、資材ありますか?

ユニキャン講師・水谷先生
ユニキャン講師・水谷先生

いいね!しっかり情報共有できてるね。その調子でいきましょう。

トリオのコツはなるべく離れないこと。誰かがダメージを受けたとき、すぐに助けられるようにね。

よし!ここに登るよ。この地形は高いところのほうが有利だ!

こうして、大盛り上がりのうちにステージは終了。残念ながらビクトリーロイヤル(最後の1チームまで生き残ること)はできませんでしたが、結果は驚きの2位!
ユニキャン講師・水谷先生
ユニキャン講師・水谷先生

お疲れ様でした!

きちんとコミュニケーションを取りながらプレイすることで、かなり良い成績を残せましたね。

今日は体験授業でしたが、おうちで楽しむときにも、ぜひ教えたコツを使ってみてくださいね!

しゅうとくん
しゅうとくん

ありがとうございました!

えいとくん
えいとくん

ありがとうございました〜。

対戦ゲームのイメージが変わる、まさに「スポーツ」の授業風景

こうして、特別レポーター達による体験授業は終了。すっかりテンションが上がったしゅうとくんに話を聞いてみると……
しゅうとくん
しゅうとくん

これまで、あんまり目標を持ってプレイしたことがなかったから、新鮮だった。

でも、目的を意識しながらプレイするほうが上達するし、いろいろ教えてもらえて勉強になった!

とのこと。確かに、取材をしていても、先生の声かけは見事なものでした。

正直なところ、ライター自身も、取材前には「eスポーツの授業って、本当に教育的な雰囲気になるのかな」と疑っていたことは否めません。

しかし、実際の指導を見ていると、まさにスポーツの指導そのもの。出てくる用語が違うだけで、サッカーやバレーボールの授業と言われても違和感がない雰囲気でした。
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自宅で「ただ遊ぶだけ」の時間とは、明らかに異なった空気感です。

この体験は、実際に目の当たりにしてもらうのが一番かも!

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コエテコ特別レポーターの2人も、お疲れ様でした!


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ライター・夏野かおる
ライター・夏野かおる

ゲームは好きだけど、対人戦やアクションゲームにはニガテ意識があって……。

でも、友達がやっていて楽しそう。私も友達と盛り上がりたい!!

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