そこで今回は、勉強と部活の両立を長期間継続するための4つのコツを紹介します。
勉強と部活を両立させる4つのコツ
学校から帰ったら、すぐに勉強を始めよう
勉強と部活を両立させる1つ目のコツは、学校から帰ったらすぐに机に向かい、勉強を始めることです。たしかに、部活後に学校から帰ったら、まずはくつろぎたいと思いますよね。しかし、ソファなどに寝転がるなどしてリラックスモードに入ってしまうと、ついつい眠くなり、勉強どころではなくなってしまいます。これではスイッチを切り替え、勉強に向き合うまでに時間がかかってしまいます。
部活を終えて学校から帰った直後はたしかに疲れていて、机に向かうのは大変かもしれません。しかし、「ゆっくりしたい気持ち」を少しだけ我慢して、机に向かってみてください。ゆったりとしたリラックスモードからスイッチを切り替えて勉強に向き合おうとするとエンジンがかかるまでに時間がかかりますが、すぐに勉強を始めるのであれば、そうした時間のロスが大幅に減らせるはずです。宿題や家庭学習などをしっかり実施したあとは、勉強のことを気にせず、くつろぐこともできるでしょう。
予習よりも復習を優先しよう
勉強と部活を両立させる2つ目のコツは、予習よりも復習を優先することです。勉強しようと思い立った時は、「難しい問題や習っていない問題に挑戦しよう」とも考えてしまいがちですが、意気込んで難問に挑戦するも歯が立たず、心が折れてしまい、翌日以降は結局学習習慣が続かなかった……ということも。これでは本末転倒です。
また、学校や塾で習っていない問題を独学で勉強するのは、指導者から教わったときと比べ、理解までに時間がかかりがちです。効率的ではありませんね。
一方、復習であれば「学習したことの確認」が中心となるため、一人でも勉強しやすくなります。予習と比べ復習の方が、わからなかったらノートや教科書を確認することで、解決できる可能性が高いもの。家では復習に専念することで、苦手をなくし、学習内容を定着させることをまずは心がけましょう。
参考:家庭学習中学生
毎日続けられる勉強時間を決めよう
勉強と部活を両立させる3つ目のコツは、毎日続けられる勉強時間を決めることです。部活で忙しく勉強の習慣がない中高生がいきなり1日5時間や6時間など、長時間勉強しようとすると、2日目以降はなかなか気が乗らないものです。部活と両立して勉強の習慣をつけるためには毎日続けることが大切です。
最初は15分や30分でも問題ないので、毎日無理なく続けられる勉強時間を決めるとよいでしょう。慣れてきたら徐々に1時間や2時間というふうに勉強時間を増やせばよいのです。
15分や30分のように、たとえ短時間であったとしても、集中して勉強すれば、英単語を覚えたり、数学の計算が上達したりするなど、部活をしながら勉強の成果が期待できます。
「書く」「解く」という動作を取り入れよう
勉強と部活を両立させる4つ目のコツは、「書く」「解く」という動作を取り入れることです。たしかに、「英単語や用語の暗記などは見て覚えるもの」という考え方もあるかもしれません。しかし、見て確認するのは「ある程度書いたり解いたりして定着したあと」であり、最終確認として行うものです。「さっきまで見て覚えていたはずなのに、テストではどうしても思い出せなかった」というのはよくある話で、見て頭で分かるのと、実際に問題が解けるのとではまったく違います。
ぜひ「書く」「解く」という動作を取り入れ、本当に自分自身が理解できているのか確認しながら勉強を進めてください。書いて解いたものは、見て覚えたものよりも忘れにくく、テストを受ける際の自信にもつながりやすいです。
部活と両立しやすいオンライン塾おすすめ5選
部活や習い事などで塾通いが難しい中高生でも両立しやすい、中高生向けのおすすめオンライン塾を解説します。それぞれ指導に特色のあるので、塾を選ぶ際の参考にしてみてください。スタディサプリ
CMなどでおなじみ、繰り返し再生型のオンデマンド授業が人気のスタディサプリ。厳選された一流講師による1回5分の動画は、部活が忙しい中高生にピッタリ。5分の中に、わかりやすさはもちろん、おもしろさが凝縮されています。授業動画を視聴したあとに演習問題を解くスタイルのため、知識が定着しやすいのが特徴です。「授業動画だけでは、続かなさそうで心配」という声に対応して、スタディサプリには「個別指導コース」も設置されています。映像授業と教材で自学自習に取り組みながら、担当コーチによる学習アドバイスや、科目サポーターによる質問対応などを受けることが可能。ていねいに優しくリードしてくれるため、やる気もアップし、部活と勉強を両立して続けられるでしょう。
四谷進学会プロ家庭教師センター
数万人の応募のなかから約500名に選ばれた、プロ家庭教師による指導に定評のある四谷進学会プロ家庭教師センター。ほかの家庭教師ではなかなか見られないのが、書画カメラの無料貸出サービス。実際にノートに書いているところを講師も確認でき、的確にアドバイスしてくれます。高校受験対策だけでなく、定期テスト対策、苦手科目克服、不登校サポートなどコースも充実しています。さらに個々に合ったカリキュラムと、目的にあった最適な講師とのマッチングにより、これから部活と両立し、学習習慣をつけようとしている中高生を的確にサポートしてくれるでしょう。
キミノスクール
勉強が苦手な子、勉強時間ゼロな子でも、毎日勉強&短時間で成績アップを目指すキミノスクール。キミノスクールの指導方法のポイントは、週5日間の毎日指導です。一般的に学習塾は週に2回または3回というところが多いですが、キミノスクールでは週5日間、毎日指導があるのです。さらに、オンラインで勉強の取り組み方を見てくれる「自習管理」も人気です。「正しいやり方で勉強できているか」など、講師が一人ひとりにていねいにアドバイスしてくれます。また「自習しておしまい」ではなく、定着度テストを実施し、どこまで身についたかまで確認してくれます。さらに、「個別に合わせた学習計画」についてもアドバイスをもらえます。家庭学習に関するサポートも充実しており、これから部活と両立して勉強する習慣をつけようとしている中高生にピッタリです。
エイドネット
Webカメラとノートカメラの2台を使用し、わかるまでていねいに導いてくれるエイドネット。講師側の画面には生徒の表情やノートが映りますが、生徒側の画面には講師のノートも映るため、解き方や考え方を理解しやすい環境となっています。苦手克服コースや受験対策コースだけでなく、検定対策や学習塾フォローコースなども充実しているため、最適なプランを見つけやすいのも特徴です。また、プロの家庭教師だけでなく、現役大中高生なども多数在籍していることから、気の合う先生をより見つけやすいことも強みです。また、システム上には小学1年生から高校3年生まで利用可能な無料テキストライブラリーも完備しており、自習などにいつでも活用可能です。
月々の授業回数も自由に決めることができ、定期テスト前は集中してコマを増やすという方法も可能です。部活が大変な中高生にピッタリです。
オンライン家庭教師Wam
東大・京大、早稲田・慶応などの現役大中高生や、社会人プロ講師が多数在籍しているオンライン家庭教師Wam。わからないところは質問をしやすく、講師が演習の様子をしっかり見守りアドバイスしてくれる双方向の対話形式授業に力を入れています。また、指導して終わりではなく、講師や教育アドバイザーが学習状況やカリキュラムの進捗についてしっかりとフォロー。学校別のフォローだけでなく、目的に合わせたさまざまなコースが用意されているため、これから部活と両立して学習習慣をつけようと考えている中高生はもちろん、苦手科目に力を入れて勉強したいという中高生にも最適なプランを提案してくれるでしょう。
部活と勉強の両立まとめ
部活や習い事などで忙しい中高生の勉強を習慣にするコツと、部活と両立しやすい中高生向けのオンライン塾を紹介しました。部活を終えて学校から帰ってきたら、くたくたでなかなか勉強がはかどらないという人も多いと思いますが、ちょっとしたコツで勉強の習慣づけができます。いきなり難問に挑戦したり、長時間勉強をしようと意気込んでみても毎日継続できなければ意味がありません。学習習慣のない人は、とにかく毎日無理なく続けられるように復習を中心に、短時間でも机に向かうことからはじめましょう。なかなか一人では学習に取り組むことが難しいという人は、自宅から受講できるオンライン塾の利用をおすすめします。対面指導の塾に通うためには通塾の時間が必要ですが、オンライン塾なら通塾の負担ないため、手軽に利用できます。時間を少しでも節約したいという人は、オンライン塾を検討してみてはいかがでしょうか。
さらに調べたいという方は、下記記事も参考にしてみてください。
もし、パソコンに向き合う習慣がついているのなら、オンライン塾の導入を検討してみるのはいかがでしょうか? この記事では、中学生向けオンライン塾の特色や利用するうえでの注意点をわかりやすく解説します。コエテコが厳選した中学生向けオンライン塾おすすめもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
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