(教育トピック)小一の壁|退職?転職?朝はどうする?7つの壁と対策
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- 乗り越えなくてはならない7つの壁とは?
- 具体的な解決策は?
- 見えないガラスの壁もある!?
小1の壁とは

小1の壁とは、保育園などを卒園し小学校へ進学すると、逆に保育園時代よりも「仕事と子育ての両立が厳しくなること」です。
保育所と比べると放課後児童クラブの開所時間が短いため、子供が小学校に入学すると、これまで勤めてきた仕事を辞めざるを得ない状況となる、いわゆる「小1の壁」たとえば保育園よりも学童保育のほうが実質的には預かり時間が短くなります。そのため、出勤時と登校時間のギャップ、お迎えに間に合わないケースも少なくありません。
引用:令和3年度少子化社会対策白書/内閣府
また、小学校低学年の子どもはまだまだ手がかかるのに、保育園のようなフルサポートは望めません。
職場では、復職からそれなりの年数がたち、責任ある仕事を任されることが増えてくる頃と重なります。仕事と育児両方の負担が増えて、まるで目の前に大きな壁が立ちはだかっているように感じます。まさに「小1の壁」です。
小1の壁・フルタイムを退職?

上記は小1の壁が原因で、転職や退職を考えたことがあるか?のアンケート結果です。
働くママの3人にひとりは小1の壁がきっかけで転職や退職さえも考えたことがあると考えると、この数は決して少ないとは言えません。
小1の壁は他人事ではないのがわかります。
小1の壁は7つある

- 子どもの登校時間が親の出勤時間よりも遅い
- 学童の預かり時間が短くお迎えが間に合わない
- 実は親のサポートが増える現実
- PTAや引き取り訓練、親の出番が圧倒的に増える
- 長期休暇の対応
- 時短勤務の終了
- 学級閉鎖/休校の問題
小1の壁|登校時間が親の出勤時間よりも遅い

小1の壁で「たった20分程度のことだけど困る」のが、出勤時間と学校の登校時間のギャップです。
たとえば両親が共に7時20分には出勤する場合。子どもの登校が7時40分だとすれば(一般的に学校の登校時間は7時45分から8時20分の間が多い)、小1の子どもをひとりで残していくことになります。
家のとじまりをして、時間通りに登校するのは1年生の子どもにとって不安なこと。その子どもを残して出勤しなくてはならない親にとっては、なおさら不安です。
小1の壁|学童のお迎えが間に合わない
共働き家庭では子どもたちは下校から学童で過ごすことが多いでしょうが、これもまた問題のひとつ。保育園には延長保育がありましたが、公立学童の終了時刻は17時~19時前後がほとんどです。
保育園時代もお迎え時間に間に合うように時には駅から走っていたお母さん、実は小学生になって「毎日、走るどころか学童まで超ダッシュ!」と嘆く声も多いのです。
公立学童では次のようなケースも珍しくありません。
「学童は延長でも絶対に18時半までと厳しく言われている」
「基本は17時過ぎたら親のお迎え必須、19時までの延長に二度遅れたら次から延長はできないと説明された」
公立学童といっても決まりはまちまちです。いずれにしても、保育園と比べてお迎えが早いための問題は多くの共働き家庭にとって悩みの種です。
小1の壁|親のサポート急増!「帰宅後の修羅場」
小学校では子どもがひとりで登下校します。保育園のように親が先生と毎日顔を合わせ、ちょっとした立ち話や連絡事項を確認することができません。さらに入学後、5月前後から宿題もスタートします。

帰宅して一番忙しい時間に、
「学童で終わらなかった宿題をやらせる、音読(こくごの教科書を読むのを聞いて音読カードに押印やサインを記入)をさせる、ランドセルをあけてお手紙をチェックする、明日の時間割を確認して準備させる」
これを夕飯の支度からお風呂やら下の子の世話やらの合間にこなさねばなりません。
お便りを見れば「水曜日の図工で牛乳パックを使うので持たせてください」なんて書いてある。雨がふりそうだと準備していると「折りたたみ傘がどっかいっちゃった」と子どもが言い出す。
筆箱をのぞくと、鉛筆が削れていない。消しゴムが消えている。
学校の様子も知りたいし、友だちができたかも聞きたい。やることも、話したいことも山ほどあるのに時間がない!
先輩ママからは「仕事より、帰宅後のタスクのほうが多い!」なんて声も。
保育園も帰宅後、雑事はあった。ただそれらは私か夫がやればいいことだから夜中でも早朝でも何とかなった。小学校に入ったら、子ども自身にやらせなくてはならないことが増える。しかも、これが毎日続くわけですから、「保育園のほうがラクだった」とぼやきたくなるもの……。
自分がやったほうが数倍早く終わるけど、本人にやらせなくてはならない。小1のうちは毎日せっついては怒鳴る日々だった(Yさん)
親が子どものフォローをする些末な用事が倍増し、些末なことであるのに時間も手間もとられ、体力も気力も奪われる小1の壁です。
小1の壁|親の出番が圧倒的に増える小学校

小学校になると、PTAの活動や引き取り訓練、保護者会、何かと平日に参加しなくてはならないことが増えます。
こうした行事や活動・会合に参加するために半休をとらなくてはなりません。
さらには地域のスポーツ系チームに加わると当番が回ってきたり、子供会の係があったり、廃品回収や登校班見守りなどさまざまな「親の出番」が目白押し!夏休み前に「ママの有給を使い切ってしまった」という声もありました。
小1の壁|長期休暇の対応
夏休みももちろん学童はあります。ただし、公立学童はお弁当が必要なため、これまた「親の仕事」がひとつ増えます。保育園はずっと給食、学校も当然給食と思っていたら約1ヶ月のお弁当生活が「小さな壁」として立ちはだかります。
小1の壁|時短勤務の終了
企業にもよりますが、多くの場合「時短」は子どもが未就学児、つまり小学校入学前までです。時短が終了し、定時が18時だとすれば勤務地が近くないと、学童のお迎えに間に合わないことになります。会社が17時定時でもきっちり終業時間に帰宅できるとは限りません。
まして学童のお迎えが18時半までとなると、時短が終わってしまうとどうやっても間に合わない問題が出てきます。
時短勤務は小学校入学まで・3歳までが圧倒的に多い

育児介護休業法では、企業は3歳に満たない子供がいる場合は時短勤務を認めなければならないとしています。
これは法的に決められていますが、以降は小学校入学前の子どもがいる場合は「時短勤務ができるよう」会社は努める努力義務となっています。
上記のように厚生労働省の調査では7割以上の企業が「時短勤務は入学前(あるいは3歳まで)」までとしています。ひとりで留守番もある程度は安心できる小3・10歳前後まで時短が利用できる企業はまだまだ少ないのが現実です。
小1の壁|学級閉鎖や休校の問題
昨今では、休校時における企業の子育て世帯への対応が話題になりました。大企業や働き方に柔軟な会社ではリモートワークやママ社員の休みをカバーする力もあるでしょう。しかし制度もなく、制度があっても形骸化した環境で働く人も少なくありません。
実際には「学童だけが頼り。学童で先生や子どもに感染者がでて閉鎖となったらどうしていいのかわからない」という声も。
また、休校までいかなくても大変なのが学級閉鎖です。基本的に学級閉鎖時は公立学童では対象となるクラスの子どもを預かってくれません(クラス単位で感染を防ぐ目的もあるから当然ですが)。
場合によっては学級閉鎖が3~4日続くこともあると心構えをしておきましょう。
わかってもらえない「小1ガラスの壁」

実はこうした小学校進学と共に生じる様々な問題の他に、周りになかなか理解されない「ガラスの壁」もあります。
「小学生だから大丈夫」周囲の雰囲気に困惑
保育園や幼稚園のうちは、子どもは「幼児」と認識されています。乳幼児のお世話は大変と誰もが思っています。ところが小学生になると「小学生になったんだ、子育てもひと段落ね」などと言われることが多くなります。
職場でも「入学したの?よかったわね」と声をかけられるでしょう。無意識のうちに、小学生になった、もう以前のようにたびたび母親・父親が世話を焼くことも減るだろうと考えます。
しかし小学校は6年間あります。
1年生と6年生では、精神的にも体力的にも雲泥の差があります。たとえば6年生になれば、心配ではあるとしても「急な残業になった。連絡をすれば1時間くらいは家で待てるだろう」と考えます。
でも1年生は違います。ただ周囲は「小学生」とひとくくりのイメージで捉えることも多いわけです。
意外にも先輩ママ社員でさえ、小学生になったのなら通常通り働けるよね、子どものことでドタバタしないよね視線で見てくることが多いのです。
子育ては、わが子の年齢・年代のことだけがリアルに感じられるもの。中学生の親は小学校1年生の大変さをとっさには思い出せません。それよりも、「中学のほうが受験があって大変だわ」と考えるのが普通です。
いずれにしても、周囲は「小学生になった=幼児ではなくなった=だいぶラクになるだろう」と自然と思いこんでしまう傾向があります。見えない意識によるガラスの壁です。
小学校入学と同時に時短も終わり、定時を30秒すぎたら席をたつ私に周囲の目はきつかった。逆に子どもが1歳半で復職した当時は、気を使いすぎるくらい使ってもらっていたのですが……(Kさん)
ある時『小学生になったら、もうひとりで家に帰れるよね?』『お迎えのために定時帰宅って、過保護なんじゃないの』と若い社員が話しているのを聞いて困惑しました。思わぬ壁に拭いきれないモヤモヤを抱える親も少なからずいます。
学童から家へは、ひとりで帰れます。でも学童の決まりで18時以降は親が迎えに行かなくてはならないんです!
だけど、そんな細々と状況を説明するのも言い訳がましいし、保育園時代のほうが周囲の理解を得られやすかったなぁと、つくづく小1の壁を感じた出来事でした(Mさん)
しかし!壁を乗り越えた先輩ママもたくさんいます。では、次に小1の壁を乗り越える方法をご紹介します。
小1の壁を乗り越える7つのヒント+先輩ママのアドバイス

① 働き方を変える|小1の壁で退職・転職・パート・派遣
フレックス・リモートワークが浸透してきたとはいえ、一部の企業で一部の部署のみというところも多いようです。また職種によっては在宅勤務じたいができないことも。時短は使えない、周囲に頼める人もいない、結果として親が(多くは母親が)仕事を辞めるケースもあります。まずは上司に相談してみましょう
ダメ元で直属の上司に相談してみました。時短制度の延長はできないが、残業なし定時で速攻帰宅で構わないよと言ってくれました。ただ実際にやってみると、やはりやりづらい。そもそも相談できるような雰囲気なら悩む前にしている!という声が聞こえてきそうです……。
申し訳ないとは思ったけれど、ふたたび相談してみると、部署異動(残業がもともとない部署)で対応してくれました(Uさん)
それでも、事情を話してみましょう。たとえば出勤時間を早めて対応、時短制度を1年延長するなど考えてくれるケースもあります。
パート/派遣/在宅で働く
個性の強い長女は学童に行くのを嫌がり、毎回延長で(通勤に1時間弱かかるため)お迎えになると言うと、泣き出してしまいました。保育園でも慣れるまで大変だったのですが、先生がとてもよく面倒を見て下さった。
とはいえ、小学生ですから同じようなことは望めません。少し不安定なところがあるので、やはりここは一度退職をし、低学年のうちはわたしが家にいて見守ることが大事かなと考え、思い切って退職を決意。
小3になってクラス替えの後も落ち着いている様子なので、今は派遣で働いています(Tさん)
もともと収入のために続けていた仕事。残業が多く学童のお迎えに間に合わないことが続き、注意されました(当然だと思っています)。各家庭や仕事によって、事情が変わります。現実を変えることが難しいのであれば、自分が環境を変えるしかありません。
夫も平日の帰宅は10時はすぎるのでアテにできない。いろいろ考え、退職をしパートになりました。
薬剤師なのでパート求人も多かったこと、時給も比較的高めなので助かりました。フルタイム勤務より外食や惣菜を買うことも減ったので家計にそれほどの打撃はないですね。ただ、生涯年収を考えるとやめてしまったことはどうなのかなとチラと思うことはあります(Fさん)
土日に仕事という人もいるでしょうが、一般の公立学童は日曜の預かりはないことから、職場を変えた、元の職場だがシフトを柔軟に対応してもらえるようパートに切り替えてもらったという人もいます。
働き方を変えるのは勇気がいります。しかし前向きに捉えて、新たなキャリアの道を探してみるのもひとつの方法です。
② 民間学童の利用
民間学童は早朝からかなり遅い時間まで子どもを預かってくれます。下校時には指定の小学校へお迎えに行き、親の帰宅時間に合わせて自宅まで送ってくれるところも。また、宿題も専門の先生が指導し、塾や習い事の送迎もお願いできる民間学童もあります。
フルサポートであれば当然ながら費用は高く、平均して1ヶ月40,000円~80,000円。さらに都市部などには数多くあるものの、エリアによっては民間学童がない地域もあります。
確かに民間学童は高いです。うちでは普段の月でも6万くらい、夏休みなんてオプションつけたら10万こえますから、私の給料の半分近くもっていかれます。キャリアを途切れさせたくない、今の仕事を続けたい場合には、たとえ出費が大きくなっても「一時的なこと」と割り切って、民間学童のフルサポートを利用するのもひとつの選択肢です。
それでも民間学童は帰りも家まで送ってきてくれるからお迎えはないし、最大延長は21時まで、夕飯も頼めます。
小1から留守番できるようになるであろう小4まで、3年間はこれも教育費・子ども費と割り切っています(Hさん)
③ 学校に相談して解決できることもある
小1の壁のひとつ「出勤と登校時間のギャップ」などは、学校に相談することで解決できるかもしれません。小学校にもよりますが、7時半くらいから玄関は開いており中で待たせてくれる等の対応をしてくれるところもよくあります。家において出るのが不安な1年生は学校に事情を話して相談してみましょう。
筆者の子どもが通っていた小学校は、7時20分くらいには学校事務員の方が正門玄関が開き、教室には入れませんが広い玄関内で待機することは可能でした(とはいえ、あまりに早い登校は学校側の負担になるので、要相談です)。
④ リアルに役立つのは「ママ友の情報」
小1の壁、いろいろあるけどやはりママ友がいると心強い。欠席した懇親会の様子を教えてもらったり、プリントなくしたらLINEすると写メして見せてくれるし。引き取り訓練も代わりに預かってくれました。
お休みの日には相手のお子さんを誘って大きな公園へ連れていくとか、動物園に行くとか、一方的に頼むばかりにならないよう、どこかでまとめて埋め合わせをするように気をつけています(Aさん)
同じような働くママ同士で学校行事の係などは交代したり、互いに融通し合っています。いざという時に頼りになるのは遠くの親戚より近くの友だち!という声も多かったですね。
働く親同士ならお互い様で割り切りやすい。わからなことをLINEで確認しても、たとえば忙しい時にはすぐ返信がこなくても、仕事なんだなと察することができる(Kさん)

「フルタイムならフルタイムのママ同士、パートならパートのママ同士と働き方や環境が似ているママとは、話も合うしお互いに困っていることが理解しやすいからうまくいく」という先輩ママの言葉も参考になりますね。
⑤ ファミサポの利用
地域によって呼び名は違いますが、自治体による支援も検討してみましょう。特に学童へのお迎えが間に合わないケースでは、シニア人材のサービスやファミリーサポートを頼むご家庭も多いです。自治体経由なので料金も安いのが特徴。
たとえば、17時に学童から子どもをお迎えしてもらい、サポーターの自宅で預かってもらい親がそこへ迎えに行く。東京都世田谷区のファミサポでは、夜9時までの規定で1時間800円です。
ただし地域によって頼める時間や料金は若干違います。また人気があるものの請け負ってくれる人が少ない場合もあります。お相手との相性もあるので、ファミサポの利用を考えているなら早めの手配がおすすめです。
⑥ ズバリお金で解決する
自宅で小学生の見守りをしてくれるキッズシッターさん、習い事の送迎から宿題のサポートまで頼めますが1時間2,000円以上の料金設定が多く、かなりの出費になります。残業が月に数回なら、キッズシッターを頼むのもありですね。
家事も行ってくれるキッズシッター(小学生向け)サービスを利用。小1ですが17時帰宅なら学童から集団で家まで戻ってくるので、シッターさんは16時30分から待機してもらい、20時前後までお願いしています。
子どもが帰宅するまでの間に手早くキッチンを片付けてくれて、頼めばご飯を仕立てる、洗濯物を畳む、掃除機をかけることなどもしてくれます。
さらに子どもの宿題のチェックも。月末はどうしても夫婦ともに残業になるので、だいたい月に4〜5回利用していますが、頼んだ日は部屋も片付いており、帰宅した私もこの日は少しはゆっくりできるのもありがたい。
とはいえ1時間3,000円近く!小3になるくらいまで、2年間は必要経費だと考えて頼んでいますが、そこまでして……と思うときもあります(Eさん)
⑦ ひとりでできるように環境を整える
正直なところ、小1の子どもをひとりで留守番させるのも、朝ひとりで家を出ていかせるのも心配です。しかし、どうしようもないこともある。それなら、最初から「小1から留守番ができるように準備する」ことで小1の壁をなんとか乗り越えたご家庭もあります。
キッズスマホをもたせ、帰宅時には必ず連絡をさせました。おうちの中での決まり事を大きく書き出し、万が一のために警備会社と契約し、家の中をスマホでチェックでき、何かあれば警備員が駆けつけられるようにもしました。子どものタイプや周囲の環境にもよりますが、1年生だから絶対にひとりで留守番は無理とは一概に言えません。さまざまな事情で、小1から留守番をさせている家庭もあります。
春休み中にひとり留守番を繰り返し経験させ、家のとじまりや困った時にはどうしたらよいかも具体的に話しました。たとえば近くの交番への道も覚えさせましたし、万が一わたしにもパパにも連絡がとれない場合には車で30分ほどの叔母に連絡する、家の電話には出ない、細々したことをひとつずつ教えました。
今も仕事の合間に何度もスマホで連絡をし、ひと言ふた言でも子どもと話すようにしています。職場的に、数分は廊下に抜け出して電話することは問題ないので、なんとか対応しています(Iさん)
是非については家庭ごとで考えるしかありませんが、こうした方法で小1の壁を乗り越えることもできると知っておきましょう。
小1の壁で「有給をなるべく使わない工夫」も大事!

親の有休は子どもの病欠や雨などでずれた場合の平日の運動会や行事のためにとっておきたいですね。
有給を温存するため「学校での対応方法」
- PTAの昼間の会合は不参加で土日の係を率先して行った
- 委員になったが書類作成など家でできることを全て引き受けた
- 保護者会のように予定がハッキリしているものは夫が半休をとり対応
- 必要な時は土曜日も出勤し平日に1〜2時間早退しても職場のみんなに納得してもらえるようにした
- 他のママ社員と協力し会社に「時間有給」制度を導入してもらった!
- 昼休みも仕事をし「担当した業務」を必ずやり終えるようにした
- 時間ではなく成果主義の外資系に転職したら学校関連の行事にも参加しやすくなった(仕事は激務)
壁はこれからも続くけれど「子どもと一緒に乗り越えていこう!」
小1の壁は、我が身のこととなると本当に大変です。時には夫婦で喧嘩をし、時には子どもに苛立ち、時には理不尽に怒りを振りまき、時には職場で言葉にできない不満を飲み込み、そうして時には何もかも投げ出したくもなるでしょう。
小1の壁は本当に高い。
やがて小4の壁やら中1の壁やらも、立ちはだかります。子どもが巣立つ日まで、親子はいつだって“すったもんだ”の繰り返しです。
そして“すったもんだの騒がしく、せわしない子育ての日々”を、きっといつか懐かしく思い出します。
『あの頃は大変だった、あれもこれもあきらめた、でもまぁいいか、がんばったな、ママは、パパは!』と思う頃には、きっと子どもは胸のうちに親への感謝を秘めて、自分の人生を踏みしめて独り立ちしていくことでしょう。
その日まで、ずいぶんと長く思えるでしょうが、仕事を辞めるにしても続けるにしても、たまには「もう無理」と白旗をあげたっていいんです。なんとか乗り越えていきましょう!
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