日本全国の小学生から中学生までが参加でき、農業が抱える課題解決のためのアイディアを農業ロボットとして発表してもらうコンテストです。
未来の農業ロボット アイディアコンテストとは
農業分野は、就農者の高齢化や使われない畑の増加や人手不足といった課題を抱えています。
これからもおいしい野菜や果物を生産し続けるためには、小学生や中学生のみなさんにも農業の課題を身近に感じてもらうことが必要です。
そんな思いを込めて、2021年から開始されました。
本コンテストはアイディアコンテストなので、実際にロボットを作る必要はありません。
農業の課題に目を向け、それを解決するために子供たちが思い描く農業ロボットの絵やロボットの特徴を募集します。
また、兵庫県姫路市は、農業とテクノロジーの双方に精通した人材の育成が必要と考え、内閣府の地方創生推進交付金事業「スマート市民農園×STEAM教育による地域に根付くアグリテックの担い手育成事業」を開始しました。
本コンテストもこの人材育成事業の一環で行われるようです。
未来の農業ロボット アイディアコンテスト2022の概要
本コンテストの概要は以下の通りです。■募集内容
農業の課題を解決できるような「未来の農業ロボット」のイラストや特徴を描いて送ってください。
■コンテストの詳細
https://prokids.jp/article/agrirobot_contest2022
■応募期間
2022年7月14日(木)~2022年10月31日(月)
※受賞者の発表は2023年1月頃を予定
■対象者
日本全国にお住まいの小学生または中学生
■応募方法
(1)下記の応募用紙にある「タイトル」「名前」「イラスト」「農業で困っていること」「ロボットができること」の5点を記載の上、画像ファイルをお送りください。
【応募用紙はこちら】
https://onl.tw/YLew7mB
※プリンターでの印刷時はA4またはA3用紙を推奨
※応募用紙を使わずに応募する場合は、上記の5点を明記ください。
(2) できあがった作品をスマートフォンやデジタルカメラなどで撮影してください。
(3)下記の応募フォームからその作品を画像データとしてお送りください。
※応募用紙を写真にした画像ファイル1つを添付ください(最大5MB)
※ファイルフォーマットは、JPEG、PNG、GIF
■応募フォーム
個人での応募
https://prokids.jp/farmrobot2022
学校や団体での応募
https://prokids.jp/farmrobot_2022_school
■審査ポイント
アイディアのオリジナリティ■各賞
→自分で考えた他にないアイディアか
課題の具体性と解決策の妥当性
→設定した課題をきちんと解決できるアイディアかどうか
プレゼンテーション力
→図や説明文を見て説得力があるかどうか
応募したイラストを見てほかの人が理解できるか
・最優秀賞(1作品)_Raspberry Pi 4(4GB) 1台、ハーブティセット 1個、表彰状
・優秀賞(2作品)_ハーブティセット 1個、表彰状
・特別賞(7作品程度)_表彰状
(受賞作品はアグリテック甲子園2022の会場に展示予定)
■主催・運営
<兵庫県姫路市>
・市役所所在地:〒670-8501 兵庫県姫路市安田4-1
・窓口: 産業局 農林水産部 農政総務課
・URL : https://www.city.himeji.lg.jp
ライターコメント
姫路市が主催のイベントですが、全国どこからでも参加可能です!学校の授業での作品制作の応募も可能とのことですので、学校関係者の方が授業に取り入れるのにも良さそうです。
農業を支えるロボットを子どもならではの目線で考える、楽しそうなコンテストです。
実際にロボットを作る必要がないので、どの子も取り組めますね!夏休みの課題にもぴったりです。
テクノロジーを通した社会の問題解決を考えるよい機会にもなります。