ProgLab(プログラボ)について
目次:
ProgLab(プログラボ)とは?
ProgLab(プログラボ)は各地の鉄道会社が主体となって運営するロボットプログラミング教室で「学びに対する喜び・意欲」「視野や興味の幅を広げ、それを深く追求する心」「自らのチカラでやり抜く精神」の育成を目的としています。
講座は、
ビギナー(対象:年長~小学2年生)
スタンダード I(対象:小学1~3年生)
スタンダード II(対象:小学3年生以上)
があり、これらを修了した子どもはアドバンスト I コースに進めます。
使用機材は、世界標準のロボット教材「教育版レゴ®マインドストーム®EV3」「教育版レゴ®SPIKEプライム」ビジュアルプログラミング言語ははじめての子どもにも分かりやすい「micro:bit(マイクロビット)」を使用します。
世界で通用する知識を身につけるために、レゴ®マインドストーム®EV3などを使い、将来の就職や進学にもつながるコアとなる知識を身につけていけていくProgLab(プログラボ)。
「本格的ロボットプログラミング教室」という評価がどこよりも似合うスクールです。
世界大会出場実績は?
ProgLab(プログラボ)からは、レゴ®マインドストーム®EV3を使った国際的なロボットコンテストWRO(World Robot Olympiad)へ多くの生徒が参加しています。
プログラボから国際大会初出場となったWRO2019では、ハンガリー国際大会に2チームが出場し、それぞれ7位、14位の成績を収めました。
また、ドイツで開催されたWRO2022国際大会では、ロボスポーツ部門において、堂々の第4位入賞を果たしました。
さらに、全国のプログラボ生が参加し、競技テーマである環境問題にも目を向け、チームごとに作戦を立てて取り組むプログラボ独自の大会(プログラボカップ)や、
数ヶ月かけて、自分の身の回りの課題を解決したり、人を楽しませたりするために、一から自分たちで作ったロボットを展示するイベント(オープンラボ)、
他教室のプログラボ生とロボットを通して交流できるイベント(プログラボ祭り)等、楽しいイベントも盛りだくさんのプログラボでは、子どもたちの成長を応援し、楽しみながら学べる様々なチャレンジの場が広がっています。
また、独自に全国のスクールの生徒が競い合うプログラボ祭りも開催し、ビッグな舞台を夢見る子どもたちを応援しています。
いつかは世界チャンピオン!と夢の大きなお子さんには一度チャレンジしてみたいスクールですね。
教室はどこにある?
プログラボの教室は全国で約80校!関西、関東、北海道、中部、九州に展開されています。
今後もエリアは拡大し、さらに展開していくことでしょう。
お住まいの近くにあるかどうかは、このボタンから探せますよ。
プログラボの料金体系(費用・月謝・授業料)は?
ProgLab(プログラボ)では、ビギナーコース~スタンダードコースⅠとスタンダードコースⅡ以上では授業時間も月謝も変わります。ここでは料金についてまとめます。ビギナーコース
対象年齢 | 年長~小学2年生 |
時間 | 50分×月3回 |
月謝 | 10,780円(税込) |
スタンダードコースⅠ
対象年齢 | 小学1~3年生 |
時間 | 50分×月3回 |
月謝 | 10,780円(税込) |
スタンダードコースⅡ
対象年齢 | 小学校3年生以上 |
時間 | 90分×月3回 |
月謝 | 13,750円(税込) |
アドバンストコースⅠ
対象年齢 |
小学校4年生以上 |
時間 |
90分×月3回 |
月謝 |
13,750円(税込) |
※消費税率の変更に伴い金額が変更されている場合があります。詳細は各教室にお問い合わせください。
※教室によって提供コース・料金は異なる場合があります。詳細は各教室にお問い合わせください。
ProgLab(プログラボ)の魅力のひとつが、学習に必要なロボットやパソコンを教室側で用意してくれること。ロボットプログラミング教室はどうしても費用がかかりがちなので、これは嬉しいですね。
そのほか、何か疑問があれば無料体験教室で細かく質問することをおすすめします。お子さんのためにも疑問点は解消した上でしっかりとした学習計画を立ててあげるのがよいでしょう。
教材は?
ロボット、パソコン、タブレットなどの教材は教室備え付けのものを使用します。授業では1人1台のロボットを使い、ロボット大会を前にする授業ではコミュニケーション能力を養うために、2~3人で1台のロボットを完成させます。
ロボットは世界標準|レゴ®マインドストーム®EV3・レゴ®SPIKEプライム
レゴ®マインドストーム®EV3とレゴ®SPIKEプライムは、ロボットプログラミングの世界標準といえるものです。
子どもでも理解しやすい「ビジュアルプログラミング言語」で制御するので、プログラミングがはじめてでも不安なく取り組めます。
プログラムツールはかんたんに自由な発想で取り組める|micro:bit(マイクロビット)
加速度センサーや磁気センサーも備えており、ワニ口クリップでつなげばさまざまな機能を付け加えられます。
無線通信によってマイクロビット同士をつなげば、さらに自由な発想でものづくりに取り組めます。
どんな力が身につく?
レゴ®マインドストーム®EV3を使ったロボットプログラミングを学ぶProgLab(プログラボ)では「夢を実現するチカラ」の育成を目標としています。「夢を実現するチカラ」とは何か、具体的に見ていきましょう。
学びに対する喜び・意欲
ロボットプログラミングに関する知識と論理的な思考方法を身につけます。その上で、学ぶ喜びを体感し、意欲的に学ぶ姿勢、問題解決力を養います。視野や興味の幅を広げ、それを深く追求する心
ものづくりを通して、身のまわりのさまざまなものごとに興味を持つ好奇心と、一つ一つのものごとを積極的に深く掘り下げる探究心を育みます。自らの力でやり抜く精神
失敗と成功を繰り返すなかで、ミスを恐れず試行錯誤を重ねる主体性と最後までやり抜く力を育てます。プログラボのカリキュラム・授業内容は?
ProgLab(プログラボ)のコースは年齢別に細かく分かれ、それぞれの能力に合わせてスタートするコースを選べます。それぞれについて見ていきましょう。
ビギナーコース|タブレットによるプログラミングで入力操作の抵抗感をなくす
・年長~小学校低学年の子どもでも無理なく取り組める1回あたり50分の授業。・対象年齢10歳以上のレゴ®マインドストーム®を使用。モーターやセンサーの仕組み、プログラミングの基礎が身につくプログラボオリジナルのカリキュラムで授業を行います。
・タブレット端末を使ってプログラミングを行います。これを通して、入力操作が負担にならず創造的な思考に集中できるようにしていきます。
スタンダードコースⅠ|パソコンのキー操作に慣れアイデアを形にする楽しさを学ぶ
・タブレットを卒業し、パソコンでのプログラミングを開始します。マウスの使い方やキー入力を初歩から学びます。・創造性を引き出すProgLab(プログラボ)オリジナルのカリキュラムを使用して、アイデアを形にする楽しさを学びます。
・知識を応用する制作を行い、自由な発想で取り組むクラス内競技を行います。
スタンダードコースⅡ|90分の授業でじっくりとロボットプログラミングに取り組む
・じっくりとプログラミングに没頭できるのに十分な1回あたり90分の授業を行います。・プログラミングと社会のつながりを知るのが大きなテーマ。そのために、身の回りの物の仕組みを再現するプログラミングを行います。
・外部のロボットコンテスト「WRO」やプログラボオリジナルの大会などへの出場をめざします。これを通じて、仲間と協力することの大切さ、ルールの理解の重要性を学びます。
アドバンストコースⅠ|プログラミングだけでなくプレゼンテーション能力も育つ
・クラス内での共同制作を行い、コミュニケーション力を高めていきます。ロボットの機構に特化した授業も織り交ぜながら、総合的なものづくりの力を育てます。・ 「アイデアシート」の作成やプレゼンテーションを行い、自分の考えを表現する能力を発掘します。
・各種ロボットの大会に出場をめざします。学んだ知識を応用し、レベルの高いコミュニケーションとチームワークの力を獲得していきます。
単にプログラミングの能力を高めていくだけではなく、プレゼンテーション、コミュニケーションなど社会で必要な幅広い能力の育成に、ProgLab(プログラボ)の大きな目標があるようです。
授業の流れは?
すべての授業は、ProgLab(プログラボ)のオリジナルテキストによって行われ、筋道を立てて考える力、ものごとを深く考える力、最後までやり抜く力を育てます。ロボット制作では、身近なものをテーマにして、さまざまな仕組みや機構をもったロボットを制作します。これを通じて、世の中の仕組みまでの理解をめざします。
プログラミングでは、パソコンまたはタブレット端末でプログラミングを行います。ロボットが動く仕組みを理解し、これを思い通りにコントロールする実習により「目標となる機能」を「実行に移す」考え方を学びます。
発表・プレゼンテーションでは、プレゼーテーションなども使って、じぶんのつくったロボットについて発表します。発表資料の作成も行い、相手に伝わるプレゼンテーション能力の向上を図ります。
ProgLab(プログラボ)には、考えて、つくって、発表するというくり返しのなかで、じぶんの考えをしっかりもって人に伝える能力が育つ環境があります。
ロボットプログラミングだけでなく人間的にも成長できるのは、保護者にとってもうれしい教育方針ですね。
プログラボの教室のメリット/デメリット
メリットは?
ProgLab(プログラボ)は、大きな目標を持って学べるスクールと言われています。単純に「ロボットができた」「思い通りに動いた」「楽しい!」というのではなく「この教室でがんばれば世界大会への参加も夢ではない」という壮大な目標に向かって努力できます。
教材が世界標準のロボットプログラミング教材レゴ®マインドストーム®EV3なので、世界中の子どもたちをライバルにして競争している実感をもって学習できます。
たとえば野球の甲子園をめざす球児は、目標が大きいからこそつらい練習にも耐えられるのと同じでしょうか。
がんばって成し遂げるよろこびを知れば、その先の人生さまざまな場所で大きな力になるでしょう。
デメリットは?
ProgLab(プログラボ)では、月の料金を下げるために子どもたちはスクール備え付けの教材を使います。このために初期費用などの負担は低減できますが、家に教材を持ち帰って予習復習ができないのはデメリットともいえるでしょう。
また、コース設定にゴールがなく、アドバンス Iのあとにはさらにアドバンス IIへと進めるので、意欲満々な子どもの場合、いつまでも通いつづけることになり家計負担を増してしまう恐れもあるかもしれません。
プログラボの良い口コミ/悪い口コミを検証
コエテコに寄せられた実際の口コミの中から、良い口コミ/悪い口コミの一部を抜粋しました。良い口コミ
では、ProgLab(プログラボ)の良い口コミを見てみましょう。レゴ®のロボット組み立て自体も頭を使うものであって、それにプログラミング要素がくわわり、論理的思考力を養う上で良い内容と感じた。カリキュラムも学年の学習進度に応じた適切なものだと思う。
プログラミングの教室は初めてで、内容もわからないまま参加したのですが、想像以上にこどもが楽しんでいて、習いたい!とのこと。通うことになりました。
マンツーマンで教えて頂き、我が子にこんなに集中力があるのかと、時間が足りないくらいに楽しんだ経験でした。
(先生には)丁寧に楽しく接して頂きました。時間内目一杯集中力が絶えなかったので、気持ちの上げ方などもプロだなとかんじました。
やる気を引き出す講師の能力についても、おおむね好評なようでした。
悪い口コミ
逆に、ProgLab(プログラボ)の悪い口コミにはどのようなものがあるのでしょうか。月謝は、ほかの習い事に比べても高いと感じる。しかし、他のプログラミング教室を探してみてもやはり高額なところが多いので、しょうがないのかなと思う。
土曜日、日曜日が希望なのですが、体験時期が遅かったため、希望クラスは空いていませんでした。
月3回ではなく月4回で同じ月謝なら良いのですが。幼児なので、実際に入会して通ったらこんな力がつきますと言う具体的な説明がないと入会は厳しいです。
まだ、教室数が少ないために、関東、関西、北海道以外の地域にも開校してほしいという希望も多く出ています。
どんどん開校の希望を出していけば、ネットワーク拡大も早くなるかもしれませんね。
運営会社はどこ?怪しい会社じゃない?
ProgLab(プログラボ)の運営母体は、プログラボ教育事業運営委員会です。
一見???な名前ですが、出資しているのは、株式会社ミマモルメ(阪神電鉄100%出資会社)と読売テレビ放送株式会社。
いずれも関西地域に深く根ざした有名企業です。
設立趣旨:出典:ProgLab(プログラボ)ホームページhttps://www.proglab.education/about/より
日本のICT教育(21世紀型スキルの育成)の遅れに危機感を抱いた両社が、未来を担う子ども達に「夢を実現するチカラ」育んでほしいとの思いから協同で事業を開始いたしました。まずは、子ども達が楽しみながら学べるロボットプログラミング教育を軸に事業の展開を図っています。
なぜ小学生にはロボット・プログラミングが適しているのか:
・子ども達の多くが楽しいと思える(頭と体を動かすことができる)
・単にプログラミングを行うだけでなく、STEM教育につながる(21世紀型スキルを伸ばす要素が2次元ではなく、3次元的な広がりがある)
さらには、株式会社JR中央ラインモール(JR東日本100%出資会社)、東京メトロ(東京地下鉄株式会社)なども提携してProgLab(プログラボ)の教室運営に当たるようになりました。
なぜ、鉄道会社がロボットプログラミング教育?と思う人もいるかもしれません。
しかし鉄道というのは、そもそも沿線の価値創造を担っています。
地域に深く入り込み、そのエリアを活性させるためには、次世代の育成は永遠のテーマといえるでしょう。
ProgLab(プログラボ)とは、各地の鉄道会社が手を握り、未来の担い手の育成を通じて、地域活性化を実現しようとはじめたもの。
そう考えると、ProgLab(プログラボ)が各地で人気上昇中の理由もわかる気がしますね。
プログラボの無料体験授業はこちら!
2020年4月からのプログラミング学習必修化も決まり、子どもにも教室に通わせたいと考えるものの、判断の規準がわからずに困っている保護者の方も多いかもしれません。
そんなときには「好きこそものの上手なれ」という言葉を思い出すといいかもしれません。
どんな立派な学問よりも、夢中になって取り組める場所のほうがぐんぐん成長もできるはずですよね。
ProgLab(プログラボ)は、子どもたちに永遠のベストセラーであるレゴ®マインドストーム®EV3を使って、時代の先端的なロボットプログラミングを学ぶ教室です。
でも、それで子どもがどれだけ夢中になれるかは、試してみないとわからないのも事実。
各教室では無料体験授業を行っているので、まず参加して、お子さんがどれぐらい楽しそうに学べる場所か保護者の目で見て判断するのがベストでしょう。
プログラミング教室の無料体験授業を探すならこちら!
コエテコでは、全国7,000教室からお住まいの近くにある教室をみることができます。「ロボット」「STEM」「KOOVで学べる」……など、お好みの特徴で検索が可能!
ぜひお子さんに合った教室を探してみてくださいね。
プログラボのコエテコ独自の取材記事はこちら
コエテコでは各スクールに直接お邪魔する突撃取材レポートを行っています。プロのライターがしっかり取材してきた記事だから、お子さんのスクール選びに役立つ情報がいっぱい!
安心と信頼の取材記事はこちらです↓
ロボットプログラミング教育を通じて未来を担う子どもたちの「夢を実現するチカラ」を育てるProgLab(プログラボ)が話題です。
ここでは、ProgLab(プログラボ)についてまとめます。
記事のいちばん下には直接!スクールに伺ったコエテコ独自の取材記事もありますので、あわせてどうぞ!