もし、動画配信などをしていきたいと考えているなら、それぞれの国によってeSportsの好みや傾向などもあるため、あらかじめ理解しておきたいですね。
この記事では、国内外で大人気のeSportsのタイトルや人気の理由について徹底解説します。人気タイトルを把握してから、eSportsを選んでみましょう!
eSportsとは?最も盛り上がっているジャンルは?
eSportsとはエレクトロニック・スポーツ(electronic sports)の略語で、複数人で対戦するスポーツゲームのことです。日本ではまだ知名度が低いものの、アメリカではすでに国が「eスポーツ」を「スポーツ」として認め、プロゲーマーも多数生まれています。アメリカに限らず、韓国や中国でも「eスポーツ」が非常に発展しており、市場規模が拡大しています。eSportsは、主に以下の7つのジャンルに分けられます。
- シューティング(FPS/TPS)
- 格闘
- スポーツ
- DCG(Digital Card Game)
- パズルゲーム
- MOBA(Multiplayer online battle arena)
- RTS(Real Time Strategy)
日本国内で大人気のeSportsタイトル5選!
それでは、日本国内で多くの人が楽しんでいるeSportsタイトル5選をご紹介します。大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
大乱闘スマッシュブラザーズは任天堂ゲームのキャラクターが大集結した、対戦相手を吹っ飛ばして倒す対戦型のゲームです。ファイターは71体・ステージは100種類を超え、プレーヤーを飽きさせません。eSports初心者でも立ち回り次第では、勝利することが可能です。鮮やかで美しいグラフィックも魅力の1つで、キャラクターの繊細な表情を楽しみたいプレーヤーからも好評を得ています。友人同士で気軽に楽しめるeSportsとしても、若い世代から親しまれているeSportsの1つです。
マリオカート8デラックス
マリオの主要キャラクターのほかにも「ゼルダの伝説」や「あつまれどうぶつの森」などのキャラクターも多彩に登場するのが、マリオカート8デラックス。ローカル通信では8人まで同時プレーでき、インターネット通信なら最大12人までレースで対戦することが可能です。インターネット通信では海外・国内のレースから選べますが、比較的日本国内の方がプレーヤーのレベルが高い傾向があります。しかし、レベルごとにレースに割り当てられる傾向があるため、eSports初心者でも参入しやすいといえるでしょう。初心者だとしても、アイテムの使い方次第で上位に食い込むことが可能です。
スプラトゥーン2
敵と味方に分かれて、より多くペンキで陣地を塗った方が勝利するeSportsがスプラトゥーン2です。服装や武器なども好みに合わせてカスタマイズすることができ、鮮やかなカラーを使用したキャラクター達も人気の1つです。インターネット通信やローカル通信にも対応しており、特に若い世代から人気を集めるアクションシューティングゲームです。スプラトゥーン2では99%のプレーヤーが勝率が50%程度となるよう、マッチングシステムが設けられています。これには賛否両論あり、経験が浅い小学生でも勝率50%までになることもあれば、立ち回りの上手い上級者でも勝率は50%に抑えられてしまうことを意味します。
ストリートファイターV
ストリートファイターVはカプコンが開発した、対戦型格闘ゲームです。ストリートファイターⅡから日本国内では絶大な人気を博しており、当初からのキャラクターはもちろんのこと新キャラクターも続々と追加されています。コスチュームやステージなども、好みのものを選んで対戦することができます。外国製品のゲームで多くみられるようなグラフィックへと変更になったため、その点では賛否両論分かれています。フォートナイト
小学生から大人まで、幅広い世代の人気を獲得しているのはフォートナイトです。バトルロイヤルシューターと呼ばれるジャンルで、世界各地でも大規模な大会が催されていることでも知られています。大会の賞金においては10億6,500万円を記録し、トップクラスの賞金の高さを誇っています。ゲーム内容は、100人のプレーヤーが武器を集めながら敵を倒し、1位になったプレーヤーが勝利するバトルロイヤルです。フォートナイトは基本的に無料で利用できることがメリットであり、16歳のゲーマーが大会で3億円を超える優勝賞金を獲得したことでも話題を集めました。日本でもフォートナイトの日本チームが結成されるなど、盛り上がりをみせています。
参考:eSports DOGA
日本国内で人気が高いタイトルの理由とは?
日本国内で絶大な人気を誇るのは、大乱闘スマッシュブラザーズやマリオカートなどを開発した「任天堂」のタイトルです。他国と異なる点は「日本国内のeSportsプレーヤーは日本産のゲームを好んでプレーする」という点にあります。日本のゲーム産業が盛んという理由も考えられますが、それだけ日本のゲームが日本人の好みや傾向にフィットしていると考えられるでしょう。反対に、全世界で爆発的な人気をみせている「League of Legends」などを好むプレーヤーは少ない傾向があります。なお、日本で好まれているストリートファイターVにおいては、世界規模の大会で日本のプロゲーマーが活躍をみせています。
世界で人気が高いeSportsのタイトルは?
世界で人気が高いeSportsとして代表的なタイトルは「League of Legends」や「Counter-Strike: Global Offensive」、「Call of Duty」や「PlayerUnknown’s Battlegrounds」などが挙げられます。なお、「league of Legends」のユーザー人口は、1億人を突破するともいわれています。このなかでも、ヨーロッパで広く親しまれているのは「Fortnite」、中国や韓国では「PlayerUnknown’s Battlegrounds」が広く親しまれるなど、地域によって好まれるeSportsは異なります。カテゴリにおいては「シューティング」が全体の半数を占め、次いで「MOBA」と「スポーツ」が好んでプレーされています。
まとめ
小学生から保護者まで世代問わず楽しめるeSportsは、さまざまなタイトルのなかから好みのものを選べることが魅力です。ときには、eSportsが親子にとって大切なコミュニケーションになることもあるでしょう。まずは、親子で気軽に楽しめそうなタイトルから選んでみても良いですね。どれから選んだら良いのかわからないときには、日本で広く親しまれている任天堂やカプコンなどが開発しているタイトルから選んでみましょう。