子ども時代にチームスポーツを経験するメリット - 個人スポーツとの違いや魅力

子ども時代にチームスポーツを経験するメリット - 個人スポーツとの違いや魅力
スポーツ系の習い事とひと口にいっても、どの競技を選ぶかによって身につく経験はさまざま。とくにチームスポーツと個人スポーツでは、その競技の性質の違いからどんな力が伸びるのかが異なります。この記事では、おもにチームスポーツを習うメリットや魅力、代表的なチームスポーツとその競技で得られるメリットなどを紹介します。

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チームスポーツの定義とは?

複数人が一つのチームとなって試合をし、勝敗が決まるスポーツをチームスポーツ(団体競技)と呼びます。

チームの人数はスポーツによってさまざま。多い種目にはラグビーなどがあり、15人のチームを組みます。チームスポーツには球技が多く、サッカー、野球、バスケットボール、バレーボールなどは、子どもの習い事としても人気があります。2対2で対戦するテニスのように、個人とチームのどちらでもプレーできるものもあります。球技以外では、つな引きなどもチームスポーツに入ります。

個人スポーツとの違い

チームスポーツとは対照的に、「1対1の試合を行なう」「個人ごとの記録を競う」などで勝敗を決めるスポーツのことを個人スポーツと呼びます。

代表的な個人スポーツには、テニスや卓球のシングルス、水泳、陸上競技などがあります。柔道や卓球などは団体戦としてチームを組むことがありますが、あくまで各試合の勝敗は個人によって決まるため、一般的にチームスポーツと呼ばれることはありません。

個人スポーツでは、自己鍛錬の結果が勝敗や記録に結びつきます。自分自身の弱点を克服する、強みを伸ばす、といった成長が重要です。

チームスポーツで大事なのは、役割や長所が違うメンバー同士が補い合い、または競い合い、個々の力を組み合わせたチームの力を伸ばすことです。そのため、技術だけでなく、仲間とのコミュニケーションや相互理解が重要です。

子ども時代にチームスポーツを経験するメリットや魅力

チームスポーツは、「コミュニケーション力」や「社会性」を育む様々な経験が得られるでしょう。友だちと協力するために自分の意見をしっかり言ったり相手の話を聞いたり、友だちと競いあうことのほかにも様々な刺激を受けて参考にすることができます。

また、文科省の幼児期運動指針では、スポーツは社会適応力や認知的能力の発達への効果が期待されており、そのほかにも様々な調査で、体力と学力と対話的活動の間に様々な形で相関関係が見られたことが注目されました。

例えば、米・カリフォルニア州教育省が100万人を対象に行なった調査では、体力レベルと学力テストの結果が相関していたほか、北海道大学などが行った研究でも、北海道内の小学校4年生2学級(男子34名、女子34名)を対象とした調査で、運動習慣や体力が、学級内の対話的活動と様々な形で相関していたことがわかりました。

このように、スポーツが学力やコミュニケーション能力に良い影響を与えていると考えられる調査結果が複数公開されています。

子どもの習い事におすすめの代表的なチームスポーツ

ここでは、子ども向けの代表的なチームスポーツをいくつか紹介します。

同じスポーツであっても教室・スクールごとに指導方針や理念が異なるため、選ぶ際には教室の雰囲気を細かく確認し、子どもに合ったスクールを選ぶようにしましょう。

ほとんどのスクールで無料の体験会や見学会を実施しているため、気になったスクールには積極的に問い合わせることをおすすめします。

①野球

人気のスポーツの習い事で代表的な野球。女子が通えるスクールやチームも増えつつあり、小学生の間まで男女が同じチームでプレイすることもあります。軟式と硬式がありますが、小さいうちは体への負担が少なめな軟式を選ぶと良いでしょう。

早ければ3歳から入れるチームもありますが、小さいうちはいろいろな運動に触れることも大事。プロを目指す場合にも、小学校低学年から始めても遅いということはありません。子どもの発達段階に合わせてはじめましょう。

おすすめの教室は?

代表的なスクールには、子どもたちが主体的に考えて行動するような問いかけや言葉がけを大切にしている「ベースボールスクール ポルテ」や、他者を尊重する気持ちの指導に力を入れている「ルーキーズJrベースボールクラブ」などがあります。

月謝の目安:スクール|6000〜8000円、地域のチーム|2000〜3000円

②サッカー

海外で活躍する選手をテレビで目にする機会も多く、習い事としても人気が高いサッカー。教室・スクールの数も多く、選択肢は豊富です。

広いコートを行き来し、瞬間的な判断を繰り返すサッカーは、持久力や判断力、観察力などが身につくスポーツです。仲間との連携プレーも大切で、子ども同士のコミュニケーションの機会も多いでしょう。

3歳から入会できるスクールもありますが、体がまだ小さいうちは筋力が少なく、片足立ちやボールを蹴るときのことを考えると、幼稚園頃から始めるのが良いといわれています。

おすすめの教室は?

代表的なスクールに、集団の中でも一人ひとりに光を当てることを重視した“集団個別指導”を掲げる「リベルタサッカースクール」などがあります。「サッカーは好きじゃないけど楽しいから来ている」といった子も多いのが特徴の一つ。「サッカーがうまい子」ばかりが注目されるのではなく、生徒一人ひとりに光を当てる指導をモットーにしています。

月謝の目安:スクール:6000〜9000円、地域のチーム:3000〜5000円

③バスケットボール

日本での競技人口はおよそ60万人。サッカーに継いで第2位の人気です。海外ではサッカーを押さえて、競技人口が一番多いスポーツ。八村塁選手、渡邊雄太選手など、NBAで活躍する日本人選手が登場し、国内人気はますます高まっています。

バスケットボールの試合では、オフェンス・ディフェンスにつねにチーム全員が参加し続け、運動量は多くなります。ほかの球技に比べても群を抜いて体力がつくスポーツだといえるでしょう。また、バスケットボールは展開が早いスポーツでもあり、瞬間的な判断力・洞察力も磨かれます。

未就学児OKのスクールもありますが、地域のチームでは小学生から入るのが一般的。バスケットボールはルールが細かく、未就学児のうちはシュートやパス、ドリブルなどの基本的な動きを通じて、バスケットボールの楽しさに触れることから始めるのが一般的です。

おすすめの教室は?

代表的なスクールには、小学校のうちからバスケットボールの基礎を理論的に学べる「バスケットボールスクール ハーツ」などがあります。「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」という指導方針を大切にし、一人ひとりの個性や能力に合わせた声がけを徹底。子どもたちは、バスケットボールを楽しみながら礼儀や協調性、自立心、リーダーシップなども身につけていくことができます。

月謝の目安:スクール:5000円~10000円、地域のチーム1000円~3000円

子どもの習い事でチームスポーツを選ぶ際によくある質問

「チームスポーツを習わせたい」と思ったときに、教室・スクール選びでどんな疑問が浮かぶのかをいくつか紹介します。

①女の子におすすめのチームスポーツは?

スポーツの習い事は男女関係なく始められるものがほとんどです。サッカー、バスケットボールなどは、人気がある競技でしょう。

小学生の間は男女が一緒になってレッスンや試合を行なうスクールが多く、チームスポーツのメリットである社会性・協調性も育まれます。

男女混合でレッスンを行なうスクールには、元プロ野球選手がカリキュラムを監修する「フルスイングベースボールスクール」や、未就学児からでもバスケットボールの基礎的な動きが学べる「バスケットボールスクール ハーツ」、女子のみで構成されたガールズクラスがある「東急Sレイエス フットボールスクール」などがあります。

また、非接触型のスポーツとしてはテニスもおすすめ。
「打つ」「走る」「切り返す」「止まる」などの動作を強い強度で繰り返すテニスでは、筋力や持久力、敏捷性、反射神経などさまざまな運動能力の向上が期待できます。パートナーとダブルスを組んで「チーム」同士で対戦するなかで、声掛けをしたり、お互いの動きを読んだりしながら、信頼関係の構築を学ぶこともできます。

おすすめの教室には、「テニススクール プリマステラ」などがあります。プリマステラでは、勤勉性や意欲、忍耐力や思いやりなど、数値化できない能力をさす非認知能力を高める方法を実践。子ども自らの「楽しい!」という気持ちを大切にして、必要以上に介入せず、積極性や好奇心が育つ余白をつくります。褒めるところは思い切り褒めて自信を育み、「失敗しても大丈夫」という雰囲気をつくることを意識しています。

②チームスポーツが向いている子どもとそうでない子どもの違いは?

過度に向き不向きを気にしすぎるあまり、子どもの熱意と関係のない選び方をしてしまうのも考えものです。まずは興味を持った教室を体験して確かめるのが良いでしょう。

チームスポーツは、一人でコツコツマイペースに取り組むよりもみんなでワイワイと楽しむのが好きな子には楽しみやすいかもしれませんし、一人ではなかなか行動的になれないけれどみんなと一緒に楽しめる環境に行くことで行動的になれる子にはうってつけといえるかもしれません。

メンバーそれぞれの役割が異なるチームスポーツでは、友だちを尊重することが大切な一方で、自分の意見をはっきりと言える強さも求められることも多いでしょう。気を遣う性格の子は気疲れをしてしまったり、思うような動きができないということもあるかもしれませんが、周囲の要求と自分主張のバランスを学ぶよいきっかけになるかもしれません。

③月謝の目安は?

チームスポーツの場合、多くは「スクール」と「地域のチーム」の2つの選択肢があります。それぞれに月謝の目安も違い、「スクール」はおよそ5000〜10000円、「地域のチーム」はおよそ1000〜5000円程度。どちらの場合も月謝以外に入会金、年会費、ユニフォーム代、スポーツ保険などが追加でかかります。

また、月謝の違いを考えるうえで気にしたいのが、保護者のボランティアの量。「地域のチーム」の場合、ボランティアで成り立っている面があるので、休日などの保護者にかかる負担が大きくなります。逆に「スクール」は民間経営なので、保護者の手伝いの必要がないこともあります。

レッスンは毎週のこと。こうした小さな違いも考慮したうえで無理なく通える教室を選びましょう。

まとめ

コミュニケーション力・協調性・礼儀・マナーなどなど、チームスポーツで得られる経験は、関わる人数が多くなるほど複雑で多様になるでしょう。スクールごとに重視している成長のポイントもさまざまです。まずはどのような教室があるかを情報収集し、無料体験に申し込んで現場の雰囲気を確かめるようにしましょう。

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