小学1年生に習い事は必要？

メーリングリストサービス「らくらく連絡網」を提供するイオレが行なった「子どもの習い事に関するアンケート」によると、習い事を始めた年齢で最も多かったのは、5歳（18.6％）でした。

次いで多かったのは4歳、その次が3歳となっており、4番目に多かったのが「6歳」です。6歳の割合は14.7％であり、6歳までに66.4％の子どもが習い事を始めています。

生活の環境が大きく変わる小学1年生は、新たな習い事を始めたり、これまでの習い事を見直すのにも適した時期といえるでしょう。

小学1年生の子どもが習い事をするメリット・デメリット

小学1年生が習い事をするメリットは、家庭や小学校だけではない、広い世界を知ることができることでしょう。ほかの学校や学年の子どもと一緒にレッスンを受けることもあり、コミュニケーション能力も身につきます。

また、習い事を通して様々な課題をクリアすることで、自分に自信が持てるようになるのもメリットでしょう。ピアノなどの楽器やダンスなどを発表会で披露したり、スポーツの大会で活躍したり、絵画や工作をコンクールに出品することなどを通じて、目標を持って活動する習慣を身につけることができます。

デメリットとしては、スケジュールを詰めすぎることで子どもが疲れてしまうことが考えられます。特に小学1年生は、今までの生活スタイルが大きく変わり、精神的にも肉体的にも負担がかかりやすい時期です。やる気がなくなったり、生活リズムが崩れてしまう心配もあります。けっして無理をせず、子どもの意見も聞きながら習い事を選びましょう。

小学1年生の子どもの習い事の「月謝の目安」

ベネッセ教育総合研究所が2017年に実施した「学校外教育活動に関する調査 2017」によると、習い事や塾などの学校外教育活動にかける費用は、小学1年生で月1万1600円でした。

内訳は、「スポーツ活動」が4400円、「芸術活動」が1900円、「家庭学習活動」が1700円、「教室学習活動」が3600円です。小学1年生ではスポーツ活動に最も多くの学校外教育活動費がかけられているようです。

月謝以外にも、習い事によっては入会金や教材代などがかかる場合もあります。「たまひよ」に掲載された、ファイナンシャルプランナー・鈴木さや子先生のお話では、子どもの習い事の費用は、世帯の手取り月収の3～5％以内が目安といわれています。家計を圧迫しない範囲での習い事を検討しましょう。

小学1年生の子どもの習い事の「選定基準」

株式会社ベネッセコーポレーションが実施した2021年のオンラインアンケートによると、小学生がしている習い事、小学生がしてみたい習い事のランキングは、それぞれ下記の結果となりました。

【小学生がしている習い事】
１．水泳
２．学校の予習・復習
３．英会話などの語学
４．ピアノ・エレクトーン
５．計算や漢字

【小学生がしてみたい習い事】
１．動画制作
２．ダンス
３．プログラミング
４．サッカー／フットサル
５．ピアノ・エレクトーン

スポーツ庁のWEB広報マガジン「デポルターレ」によると、子どもは成長と共に体内の神経系が発達していきますが、神経系の発達はとても早く、5～6歳で80％に達するといわれています。

一般的に、小学1年生の時期に、遊びや運動を通してさまざまな動きを経験し、運動を習慣化することで、児童期以降の運動発達の基盤を形成し、運動能力の向上につなげることができるといわれているため、体を動かす水泳や、サッカー／フットサルなどのスポーツの習い事はおすすめといえます。

また、小学1年生は子どもの心が大きく成長する時期でもあり、生活スタイルや行動範囲の変化により、好奇心や発見力、想像力などさまざまな力が育まれていきます。いわゆる「非認知能力」を伸ばすことに適した時期のため、論理的思考力を育てるプログラミングをはじめ、演劇やダンスなど集団でコミュニケーション力が磨かれる習い事もおすすめです。
参考：習い事ランキング

【学習編】小学1年生の子どもにおすすめの習い事5選

親が子どもにさせたい習い事のランキングで、常に上位に位置するのが、塾や英会話などの語学。最近では、タブレットで学習できる通信教育なども人気が高まっています。
参考：タブレット学習小学生向け
参考：通信教育小学生

進研ゼミ小学講座

小学1年生の子どものなかには、そもそも勉強が嫌いだったり、学習習慣が身についていないという子もいることでしょう。そんな子どもには、独自の教材を使って楽しみながら学べる通信教育がおすすめです。

「進研ゼミ小学講座」は、専用タブレットなどの教材の種類が豊富で、特典も魅力的な通信教育です。専用タブレットを用いて学習するスタイルなので、ご家庭で機器などを準備する手間がありません。

授業は国語・算数が教科書に合わせて進められ、教科ごとに難易度を選べるようになっています（標準・ハイレベル）。また教材にAIが導入されており、今日解くべき最適の問題を自動で提案してくれるので、一人でも迷うことなく学習を進められます。

漢字のとめ・はね・書き順や、難しい文章題の考え方を分かりやすく解説するなど、小学1年生でつまずきがちな細かいポイントまでカバーしてくれるので、勉強嫌いの子どもでも無理なく続けられるでしょう。

・進研ゼミ小学講座
所在地：オンライン
対象：年長～6年生まで
コース&料金：小1コース　12ヶ月一括39,000円（税込）、6ヶ月一括21,660円（税込）、毎月4,020円（税込）
※詳しくはWebサイトよりお問い合わせください

スマイルゼミ

「スマイルゼミ」は、タブレットで学べる小学生向けの通信教育です。学習がタブレット1台で完結するため、余分な教材や教材を置くスペース、処分する手間は必要ありません。

学習を進めた分だけ楽しめる仕掛けがいくつも用意されており、勉強が苦手な子でも楽しく取り組め、モチベーションを保ちやすいように配慮されています。見る・聞く・触る・話すを体験しながら学べる独自のワークを通じて、難しい概念なども体感的に学べるでしょう。標準クラスと発展クラスがあり、学習習慣を定着させたいなら標準クラス、難易度の高い問題に挑戦したいなら発展クラスがおすすめです。

コーチング機能がついているのも、嬉しいポイント。その子に合った最適な学習リズムを提案してもらえるため、無理なく学習を継続できます。すべての教材を約2週間無料でお試し可能なので、気になる方はとりあえず試してみるといいでしょう。

• スマイルゼミ

所在地：オンライン
対象：年長～6年生まで
コース＆料金：標準クラス　12ヶ月一括39,000円（税込）、6ヶ月一括21,660円（税込）、毎月4,020円（税込）
発展クラス　12ヶ月一括39,000円（税込）、6ヶ月一括21,660円（税込）、毎月4,020円（税込）
※詳しくはWebサイトよりお問い合わせください

東進オンライン学校

小学校における勉強は、これから子どもが成長し、生きていくうえで基盤となる能力を養うものです。そして、その入り口である小学1年生のうちに基礎をしっかり積んでおくことは、将来のために重要なことと言えます。

学校の勉強の予習・復習などの補助や受験対策として役立つのが、通信教育です。学習習慣がまだない子どもにも無理なく勉強を続けられるよう、さまざまなカリキュラムが整備されています。

「東進オンライン小学部」は、東進と四谷大塚の実力講師陣による授業を自宅で受講できる通信教育です。国語と算数の分かりやすい檻維持なる授業を通じて勉強の楽しさを学びつつ、1日5分の毎日トレーニングによって学習習慣も身に付けられます。

授業はWindowsのパソコンかタブレットとインターネットを使用し、MacやKindleでは利用できません。東進オンライン小学部のWebサイトからログインし、教材をダウンロードし、授業を視聴しながら進める形です。学習した内容はカレンダーに記録され、保護者も確認できるようになっています。

オンラインですべて完結するため、学校や他の習い事が忙しくても、時間を調整しながら無理なく進められるのが嬉しいところです。学校にもまだ不慣れな時期ですから、お友達と遊んだり、一人で過ごす時間も大切にしてあげたいですね。

・東進オンライン学校小学部
所在地：オンライン
対象：年長～6年生まで
コース&料金：1年生コース　12ヶ月一括払い26,136円（税込）、毎月払い2,497円（税込）
※詳しくはWebサイトよりお問い合わせください

Kimini英会話

2020年より小学校での英語教育が必修化されるなど、英語教育への関心は年々高まっており、英語・英会話教室は人気の習い事となっています。

英語耳（ネイティブの発音を正確に聞き取る）と英語脳（英語を日本語に変換することなく考えられる）を育てるには、早期英語教育が効果的といわれており、小学1年生にもおすすめの習い事といえます。

日本人講師がレッスンを担当する場合や、ネイティブ講師が英語のみのレッスンを行なうスクールもあります。

教育に70年の歴史を持つ学研が提供する「Kimini英会話」はオンライン英会話サービスです。小学生向け英語コースや英検®合格コースなど、豊富なコースが用意されているので、目標に合わせて選ぶことができます。さらに受講コースはいつでも変更も可能な上に、複数のコースを同時に進めることが可能です。

学習の進め方は、予習復習など教材のプロが考え抜いた課題が用意されています。学習の進捗はシステムが自動で管理してくれるため、どのレッスンを行えばいいかなどを悩む必要はありません。適切なタイミングで進捗度テストも実施してくれるので、確実に英会話力を伸ばして行けます。

送迎不要のマンツーマンレッスンで、時間も自由に選択可能。ご家庭の都合や学校行事など子どものスケジュールに合わせてレッスンができるので、無理なく子どものペースで学習が進められます。また英語が初めてでも楽しく学べるカリキュラムになっているため、楽しみながら英語を身につけられます。

・Kimini英会話
所在地：オンライン
対象：4歳～大人まで
コース&料金：幼児プラン 7260円/月、スタンダードプラン 6380円/月（小学生向けコース） など
※詳しくはサービス側にお問い合わせください

KEEʼSこどもスピーチスクール

「うちの子は人前で話すことが苦手」「授業の発表でも引っ込み思案で…」そんな悩みを持つご家庭におすすめなのが、日本語スピーチ教室。

発声や腹式呼吸などの基本スキルを身につけることで、人前で話すのが苦手だった子が聞き取りやすい声で話せるようになったり、自信を持っておしゃべりできるようになったり、さまざまな場面でのコミュニケーション能力スピーチ力を通じて向上させることができます。

「KEE’S こどもスピーチスクール」は、企業のトップリーダーたちも学ぶKEE’Sの話し方メソッドを、子ども向けにアレンジしたスクールです。

魅力は、講師が現役アナウンサーであること。発声や腹式呼吸などの基礎を、話し方のプロからしっかり学ぶことができます。

また、ロジックツリーを使って、わかりやすい話し方や思考法をレクチャーするのも特徴で、レッスンでは友だちの発表を聞いてよかったところを伝えたり、友だちや先生からアドバイスをもらったりすることで、協調性や仲間作りの意識も芽生えます。

学校での音読や発表に抵抗がなくなり、話すことがどんどん楽しくなるでしょう。オンライン校もあるので、全国どこからでも参加可能です。

・KEEʼSこどもスピーチスクール
所在地：東京に2校（丸の内、恵比寿）＋オンライン
対象：未就学児～小学生
コース&料金：小学生低学年クラス（小学1～3年生）1万3200円/月。他に入会金や教材費、システム使用料（希望者のみ）などがかかります
※詳しくは教室にお問い合わせください

【スポーツ編】小学1年生の子どもにおすすめの習い事4選

体を思い切り動かしたり、基礎体力を養ったりする運動系の習い事は、子どもが楽しく参加できるため、人気があります。ひと口に運動系といっても、個人スポーツとチームスポーツがあり、伸ばしたいスキルや能力によって選択肢はさまざま。ここでは小学1年生の習い事におすすめのスポーツを紹介します。

biima sports

スポーツを総合的に習える総合・多種目スポーツ系の習い事は、走る、跳ぶ、投げるなど、いろいろな体の動かし方を身につけられます。また、教室を通して出会う仲間と接することで、やり抜く力やコミュニケーション力などの「非認知能力」の育成が期待できるのも魅力。挑戦を重ねることで自信を持てるようにもなります。

「biima sports」は、早稲田大学の教授陣と共同開発したプログラムにより「基礎運動能力」「非認知能力」「自己肯定力」を科学的に高める21世紀型の総合キッズスポーツスクール。

サッカー、野球、バスケット、体操、ダンスなど、複数のスポーツを組み合わせて、最新のスポーツ科学に基づいたプログラムで運動能力を総合的に高めることができるのが特徴です。

複数の課題を2、3人のチームで話し合いながら解決する「プロジェクトラーニング型」のレッスン内容もあり、運動能力だけでなく、コミュニケーション力ややり抜く力、チャレンジ力などを養うことも可能。

親子で楽しく練習できるよう、専用のYouTubeチャンネルに動画を公開するなど、レッスン以外のサポートが充実しているのも魅力です。

・biima sports
所在地：岩手から長崎まで22都府県
対象：3～10歳
コース&料金：年少～小3コース（9400円/月）※吉祥寺校の場合
※レッスン時間や回数、場所（エリア）の都合によって異なります
※詳しくは教室にお問い合わせください

ベースボールスクール ポルテ

小学生の男の子の習い事で定番ともいえる野球。最近では女の子が野球をする環境もできてきており、中学生までは男の子と一緒に野球をすることもできます。

小学低学年のうちは、投げ方や打ち方などの細かな技術よりも、体の動かし方を覚えていくのが基本。野球を通じて定期的な運動を行なうことで、体力をつけることができます。

また、野球はチームプレーが求められる球技の中でも、一人ひとりが落ち着いてプレーできる点が魅力です。時間の制限がないところや、最後の回まで大逆転が望めるドラマ性があるところも、野球ならではの楽しいポイント。
「ベースボールスクール ポルテ」の練習は、週1回平日の放課後で土日の拘束はなく、お茶当番など保護者の役割もありません。

厳しい研修を受講したプロの野球指導員がクラスを担当し、生徒の特性に合わせた効率的な練習プログラムが設計されているため、短い時間でもしっかり上達していきます。

野球の技術だけでなく、野球という団体スポーツを通して子どもたちの「非認知能力」を育てることを大切にしており、「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」指導方針のもと、一人ひとりの個性やペースに合わせて、指導内容や言葉がけを調整。

野球を楽しみながら礼儀や協調性、自立心、リーダーシップなどを身につけていくことができます。

リベルタサッカースクール

サッカーは、世界的に活躍する選手も増え、子どもの間でも人気の高い習い事です。

広いコートを走り続けたり、ボールの動きに合わせて俊敏に動くため、持久力、瞬発力が身につくほか、ボール、敵、味方の位置を鋭く観察するため、洞察力や判断力も身につきます。経験者や保護者からは、チームワークで鍛えられ、コミュニケーション能力、忍耐力、礼儀が身についたとの声もあります。

「リベルタサッカースクール」は、約2万1000人もの子どもたちが通う全国最大級のサッカースクール。専門の指導員によるコーチングに定評があります。

3歳から12歳までを対象に、サッカーを通して礼儀、協調性、社会性を育み、子どもたちの「心」を成長させることを目標にレッスンが行われています。

一人ひとりを評価する「集団個別指導」により、サッカーがうまい子ばかりではなく、サッカーが大好きな子やサッカーを楽しんでいる子にも注目する環境を整え、それぞれの意欲や忍耐力も養っていくのが特徴。

レベル別のクラスはなく、異なる年齢の子どもたちが一緒にサッカーを楽しむため、子ども同士のコミュニケーション力が育つことも期待できます。

テニススクール プリマステラ

球技の中でも「走る・跳ぶ・打つ」を中心に、動体視力や全身の筋力など総合的な運動能力を磨くことができるほか、相手との駆け引きの中でコミュニケーション能力やメンタル面の成長も期待できるテニス。

ネットを挟んで競技をするため、対人の衝突による怪我などをしにくいことなどから、女の子の運動系の習い事としても人気があります。

シングルス、ダブルス、と個人とチームスポーツのどちらも楽しめる点も魅力です。

「テニススクール プリマステラ」は、子どもたちの「ココロに体力を。」という指導理念のもと、テニスの技術力アップはもちろん、人間性を伸ばすことにも焦点を当てたスクール。

国際テニス連盟（ITF）で推奨されている「プレイ＆ステイ」という指導を基にしており、子どもの発達段階や能力に応じて「子どもたちが楽しむ、よろこぶ指導」を行なっています。

また、「非認知能力」を高めることも重視しており、子ども自らの「楽しい！」という気持ちを大切にするため、必要以上に介入せず、積極性や好奇心が育つ余白をつくっているのも特徴です。

【STEAM編】小学1年生の子どもにおすすめの習い事2選

子どもの将来に役立つ感性やスキルを身につけられる習い事として注目されているのが、プログラミングをはじめとするSTEAM教育。ここ数年で学習環境は急速に整ってきており、スクールの数も増えています。伸ばしたいスキルや子どもの興味に応じて、楽しく続けられるスクールを選びましょう。

これからKIDSオンライン(現在募集停止中)

問題解決力や論理的思考のほか、クリエイティブな発想やスキルなど、子どもが将来的に社会で求められる感性やスキルの基礎となる部分を総合的に学べる習い事のおすすめ教室を紹介します。

「これからKIDSオンライン」は、身近なテーマを取り上げながらプログラミングを学べる参加型のオンラインスクールです。

IoTやAIなどのテクノロジーを扱う力として「ロジカル・シンキング」「クリティカル・シンキング」「クリエイティブ・シンキング」の3つの思考が必要だと考え、楽しんで自発的に学習できるようレッスンテーマが考えられています。

レッスンは、クイズを取り入れた参加型のレッスンとなっており、正解数や回答までの時間を競うなど、クイズ番組に参加しているかのような体験のなかでプログラミングについて学ぶことができます。

月4回のレッスンでは、手を動かしてプログラミングを学ぶ、というよりも4択問題を解いていく内容になっています。4回目のレッスンではチャレンジワークが出題され、提出すると添削してもらうこともできます。

・これからKIDSオンライン(現在募集停止中)
所在地：オンライン
対象：小学1年生～小学4年生
コース＆料金：8000円／月、入会金0円
※詳しくはサービス側にお問い合わせください

ロボット科学教育Crefus

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されたこともあり、子どもの習い事でも「プログラミング」の人気が高まってきています。

プログラミング学習のメリットは、将来的にも役立つプログラミングのスキルが身につけられるだけでなく、論理的思考や発想力も育まれること。

また、プログラムを完成させることで、物事を順序立てて考える力や忍耐力を育むこともできます。

「ロボット科学教室Crefus（クレファス）」は、2003年に設立されたロボットプログラミング教室の草分け的存在。

ロボット作りを通して理数系の知識や問題解決能力など、21世紀に必要とされるスキルを楽しく学ぶことができます。授業はとにかく実践重視。ひたすら手と頭を動かしてロボット作りに励みます。

教育版レゴ®マインドストーム® EV3やレゴ®We Do 2.0。さらにCrefusオリジナルのワークシート型教材で、主体的かつ探求的な学びを深めることができます。

また、ロボット作りだけでなく、社会の中のテクノロジーについて学ぶのも特徴です。

・ロボット科学教育Crefus
所在地：北海道から沖縄まで全国各地
対象：未就学児～中学生
コース＆料金：Kicksスタンダードコース（小学1年生）9900円／月。ほか、入会金や維持費、教材費など
※詳しくは教室にお問い合わせください

【その他】小学1年生（6歳）の子どもにおすすめの習い事2選

小学生になると、幼児に比べてできることがぐっと増えるため、習い事の選択肢の幅も広がります。大切なのは、子どもが楽しく続けられること。親子で相談しながら、子どもにぴったり合った習い事を見つけましょう。

ETC DANCE SCHOOL

ダンスは、株式会社ベネッセコーポレーションが実施した2021年のオンラインアンケートの「小学生が今後してみたい習い事」でも2位にランクイン。小学生から人気の習い事です。友だちと一緒に踊ることでコミュニケーション能力が高まり、また自己表現能力も高められるという観点から、小学校の指導要領にも「表現運動」としてダンスが組み込まれています。

全身運動による運動能力や体力の向上に加え、リズム感や表現力も高められるのが魅力です。
「ETC DANCE SCHOOL」は、ロッキングやガールズヒップホップなどさまざまなジャンルに対応するダンススクール。

「初めてダンスに触れる方に、安心してダンスを楽しむ機会を提供する」をスクールコンセプトに、初心者に寄り添うレッスンを行なっています。

全10校でキッズクラスを展開しており、ダンスが初めてという子どもでも安心。クラス専属ダンサーがきめ細かく指導してくれるので、初めてでも「学ぶ楽しさ」「踊る喜び」を感じることができます。

ダンスだけでなく地域活動やイベントにも力を入れており、スクール周辺の街のごみ拾い活動などを実施しているのも特徴です。

・ETC DANCE SCHOOL
所在地：東京、神奈川を中心に10校
対象：3歳〜
コース＆料金：キッズクラス（小学生）7300円／月（週1回登録制）、1万2100円／月（週2回登録制）、1万4600円／月（週3回登録制）、4クラス目以降追加登録1クラス3300円、入会金4400円など
※詳しくは教室にお問い合わせください

ヨネックスジュニアゴルフアカデミー

大人の趣味としてのイメージが強いゴルフですが、生涯スポーツとして、最近では幼児期から始める人も増えてきています。

子どもの頃からゴルフを習うことで、技術の向上、基礎体力や運動能力を高めることができるだけでなく、「紳士のスポーツ」と呼ばれるだけに、礼節も身につき、ルールやマナーを守る大切さを学ぶことができます。

そのほか、風などの自然の動きを観察しながら、より効果的に自分の身体と使用している道具を操作する必要があるため、課題を発見・解決する力や、自主性が身につくことも期待できます。「ヨネックスジュニアゴルフアカデミー」は、ゴルフの基礎をしっかり教えてくれるのに加え、対人関係に欠かせない礼節も育んでくれる、少人数制のゴルフスクールです。

「楽しいゴルフ」そして、「もっと身近にゴルフを感じてほしい」をコンセプトに、インストラクターらが自らの経験を元にレッスンを展開します。

基礎体力の習得からゴルフの基礎テクニックがしっかりマスターできる「ジュニアクラス」、レベルが違う親子でも一緒にレッスンを受けられる「親子レッスン」などがあり、ゴルフ未経験からのスタートも可能。ゴルフを楽しみながら、運動能力に加え、協調性、社会性、他人との信頼関係など人間力も伸ばすことができます。

【親向け】子どもにどの習い事をさせるか迷ったときの考え方

小学1年生におすすめの習い事13選を紹介しました。しかし、どの習い事を選べばいいのか、複数の習い事を掛け持ちすることはできるのかなど、迷ってしまうこともあるでしょう。子どもの習い事を検討するときに必要になる視点をいくつか紹介します。

①習い事の掛け持ちはいくつまで行うべきか

「ケイコとマナブ.net」が2017年に実施した「子どもの習い事」についてのアンケートによると、子ども1人あたりの習い事平均数は1.92となっており、多くの家庭が習い事を2つ掛け持ちしていることがわかります。

子どもがいろいろとやりたい気持ちも、親が子供にいろいろなことを経験させてあげたい気持ちもわかりますが、習い事が増えると費用や時間的な負担も増加します。

3つ以上の習い事を掛け持ちする場合は、本当に子どもがやりたがっているかなど、慎重に検討してから始めることをおすすめします。
参考：習い事いくつ？

②東大生はどんな習い事を小さなときにしていた？

東大生は小さい頃にどんな習い事をしていたのか、親としては気になります。

株式会社インタースペースが運営する「ママスタまなび」が現役東大生に実施したアンケートによると、幼少期に習っていた習い事のトップ3は、1位「スイミング」、2位「ピアノ」、3位「英語・英会話」となっており、全体のランキングとほとんど変わりません。

③子どもは習い事に対して乗り気か

習い事をする際には、親子でしっかりと話し合うことをおすすめします。親がやらせたい習い事を強引に押し付けても、子どもの負担となり、学習の効率が悪くなってしまったり、習い事が続かない原因となります。

小学1年生の「〇〇がやりたい！」は、熱がすぐに冷めてしまうこともありますが、子どもの役に立つかどうかだけでなく、子どもにとってやる気が持てるかどうかを確かめ、子どもの意思を尊重したうえで選ぶことが大切でしょう。

まとめ

小学校に入学し、今までと生活スタイルが大きく変わる1年生は、新しい習い事を考えたり、今までの習い事を見直す、よい時期といえます。習い事の選択肢は豊富です。しっかりと情報収集したうえで、親子できちんと話し合い、お互いにとって楽しく続けていける習い事を選びましょう。