STEAM教育教材まとめ!費用やスクールも解説

STEAM教育教材まとめ!費用やスクールも解説
最近ではプログラミングの学習に加えて、各教科やロボットの組み立て方やプレゼンの方法などを横断的に学ぶことのできるSTEAM教育系のスクールや教材が増えています。
プログラミング初学者の子どもたちでも楽しく学ぶことができます。

ただ、費用面やどのような準備をすれば良いのかなどの疑問点も多く、手を出しにくい人も多いのではないでしょうか。

この記事では、STEAM教育教材や学習法の例、費用を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください!

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STEAM教育とは

「STEAM教育」とは「科学(Science)」「技術(Technology)」「工学(Engineering)」 「芸術・教養(Art)」「数学(Mathematics )」の5つの頭文字からつくられた言葉です。
これら5つの観点を重要視し、21世紀型のスキルを養うことが求められます。

これからは、教科の学習のみにとらわれず、プログラミング的思考や数学的思考などを横断的に学び、日常で活かしていく力が求められます。

STEAM教材で勉強する際にはどんな準備物が必要?

STEAM教育の観点での学習には様々な方法があります。
最近では一部の学校で実施している場合もありますが、まだまだ少数派なのが現状です。

学校以外の方法だと、STEAM教材を購入して自宅学習をする方法や専用のスクールに通う方法が考えられます。

準備物は、学習方法や教材によって異なりますが、PCやタブレットなどの端末インターネット接続環境があると良いでしょう。
スクールなどでは貸し出しをしてくれる場合もありますので、希望する場合は確認しておきましょう。

STEAM教材を購入して家で学習

4-10歳向けのSTEAM教育の通信教材「ワンダーボックス」

ワンダーボックスは4-10歳向けのSTEAM教材の通信教材で、毎月送られてくるキットと専用アプリを組み合わせて学習することができます。
子どもの感性や思考力・創造性を引き出すことを目的としたSTEAM教育領域を横断する学習内容です。
また、スマートフォンやタブレットで手軽に学習でき、毎月教材が送られてくるため、特別な準備物はほとんどありません。

価格は下記の通りです。

月額 4,200円
6カ月一括払い 4,000円/月
12カ月一括払い 3,700円/月
※きょうだいを追加する場合は一人追加ごとに1,850円
ワンダーボックスはこちら 

ビジュアルプログラミングで自由なかたち作って動かす「KOOV」

KOOVはブロックで自由なかたちをつくり、プログラミングによって動かすことができるロボット・プログラミング学習キットです。
対象年齢は8歳からになります。
自分で作ったロボットを同じ学習者同士で紹介し合うこともできます。

KOOVでの学習には、電子パーツやロボットのレシピなどが入ったキットの専用の製品が販売されています。

価格は以下の通りです。

製品 価格
KOOVアドバンスキット 49,880円
KOOVスターターキット 36,880円
KOOVベーシックキット(学校専用キット) 24,880円

詳細:KOOV

(もっと詳しく知りたい方は!)

KOOV(クーブ)とは?特徴、開発会社、おすすめスクールまとめ

小学校でのプログラミング教育必修化に向けて関心が高まる中、子ども向けプログラミング学習教材も世界中でどんどん開発されています。 今回はソニー・グローバルエデュケーション開発の「KOOV(クーブ)」についてご紹介します。

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初心者でも簡単にプログラミング学習が可能「mBot」

mBotは初学者の子どもたちでも簡単にプログラミングの学習ができるSTEAM教育用のロボットです。
mBotのほかに必要な準備物はドライバーと専用のガイドのみです。

この教材では、自動的に障害物を避ける超音波センサーや色を見分けるラインレースセンサーなどのセンサーや100種類以上の電子モジュールを自分なりに組み合わせることができます。
また、自作のロボットを動かすためのステップは大きく3段階に分かれており、学習が進むとビジュアルプログラミングを学べます。

価格は以下の通りです。

製品 参考価格(Amazon)
Makeblock プログラミングロボット mBot 15,400円

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楽しく組み立てて自由に動かせる、自分だけのロボット! プログラミングも学べて、初めてのSTEM教材に最適です。 スマホ・タブレット・PCでプログラミングをすることができます。 (Amazon.co.jpより)

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プログラミング教室でSTEMA教育を学習

最近では習い事としてSTEAM教育の観点を取り入れた学習ができるスクールも増えています。

プログラミングの学習にしても、初学者向けのビジュアルプログラミングやロボット作りから本格的な言語の学習まで様々です。
お子様の学年や興味に合わせて使用する教材やカリキュラムが大きく変わるため、費用についてハッキリとした基準があるわけではありません
ぜひ、体験授業や説明会に参加し、確認しておくのをオススメします!

コエテコではたくさんのスクールの情報を掲載しておりますので、参考としておおよその平均料金を紹介いたします。

▼コエテコで掲載している教室のおおよその平均料金(税込価格)
入会金 5,500円〜11,000円
講座費用 月額7,700円〜11,000円
材料費 5,500円〜33,000円程度
教材レンタル料 月額1,100円〜

※材料費はコースに含まれている場合と、別途発生する場合があります。

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STEAM教育教材まとめ

STEAM教育を学ぶためには、教材やスクールなどいくつかの方法があります。
方法が変われば費用も大きく変わるので、検討している方は要チェックです。
また、自宅にタブレットやPC、インターネット接続環境があるかどうかも事前に確認しておくと良いでしょう。

また、教材での学習であっても、購入する教材によって値段がかなり変わります。
お子さんにSTEAM教育を検討している場合、まず、どのような学習をしたいのかを明らかにした方が良いのではないでしょうか。

コエテコではこの記事以外でもスクールの案内や最新のSTEAM教育向け教材を紹介しておりますので、ぜひ確認してみてください!

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STEAM教育がまるごとわかる!解説記事一覧

21世紀型の学びとして注目されているSTEAM教育。「STEAM」とは
  • 科学(Science)
  • 技術(Technology)
  • 工学(Engineering)
  • 芸術・教養(Art/Arts)
  • 数学(Mathematics )
の頭文字からつくられた言葉で、教科を横断しながら学ぶ新たな学習スタイルです。

コエテコではSTEAM教育の基本や関連スクール・教材、有識者インタビューなど幅広いコンテンツをお届けしています。
気になるSTEAM教育がまるごと分かるコンテンツをぜひご覧ください。

まずは基本から。STEAM教育がわかる記事

まずはこの記事でSTEAM教育の基本をおさえましょう。用語の定義はもちろん、文科省の資料や海外の取り組み事例、実践例などを見ながらサッと理解できるコラムになっています。

STEAM教育とは?STEM教育と何が違う?用語の定義や具体的な実践例を解説

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変化の激しい21世紀に適応していく「21世紀型スキル」を身に着ける教育としてSTEAM教育が注目されています。 似ている用語であるSTEM教育とはどのような違いがあるのでしょうか。 本記事では、STEAM教育の定義や具体的な実践例を紹介します。

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STEM教育とは何が違う?

STEAM教育に似た言葉に「STEM(ステム)教育」があります。このコラムではSTEM教育の定義や海外の事情、STEM教育を実施しているスクールをまとめました。

STEM教育とは?STEAM教育とは何が違う?新たな時代に必須の学び!

STEM(ステム)教育とは?日本と海外の現状をわかりやすく解説

21世紀型の新しい教育「STEM(ステム)教育」が世界各国で導入され始めています。その具体的な内容は?STEAM(スティーム)教育とは何が違う?日本のSTEM教育の現状は?くわしく解説します。

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STEAMS教育との違いは?

同じく、STEAM教育に関連する言葉に「STEAMS(スティームス)教育」があります。最後の「S」とは何なのでしょうか?簡単に分かるコラムです。

STEAMS(スティームス)教育とは?

STEAMS(スティームス)教育とは?STEM、STEAMとの違いって?

プログラミング教育必修化がせまる中で『STEAMS(スティームス)』といった言葉を見かける機会が近年増えてきました。これまでには『STEM(ステム)』、『STEAM(スティーム)』などといった言葉もあり、何が違うの?って混乱する方も多いのでは?この記事を読んで基本的な意味を理解してみませんか?

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なぜSTEAM教育が注目されている?

新たな学びであるSTEAM教育が注目を集める理由は何なのでしょうか。また、小学校での必修化により注目を浴びている「プログラミング教育」とはどう関連するのでしょうか。

これを読めば、現在の情勢が簡単に理解できます。

STEAM教育がここまで注目されている理由とは?海外では当たり前!関連スクール続々

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学校現場でのプログラミング教育の必修化充や、GIGAスクール構想など、プログラミング関連の関心が高まっています。 STEAM教育についても、関連したスクールや教材が多く提供されています。 この記事では、どうしてSTEAM教育が注目され始めているのかを解説していきます。

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STEAM教育の実践例まとめ

STEAM教育をいざ実施してみようと思っても、なかなか実際の授業イメージがつかみづらいですよね。
ここでは官公庁のサイトも含め、指導案を立てるのに役立つサイトなどをまとめました。

STEAM教育の実践プランを考えたい!参考になる指導案は?実践例まとめ

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新たな時代の学びとして「STEAM教育」が注目されています。でも、STEAM教育を教育現場で実践するにはどのようにしたらよいのでしょうか。 本記事では、具体的な指導案や実践例を学ぶことのできるサイトを紹介していきます。

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家庭でSTEAM教育を受けさせたい!

家庭や習い事でSTEAM教育を受けさせたい方に向け、こちらのコラムではおすすめの教材やスクールをまとめています。
気になる費用もざっくり分かるので安心。習い事選びにお役立てください。

STEAM教育にかかる費用は?どんな準備物が必要?|おすすめ通信教材、費用、スクールまとめ

STEAM教育教材まとめ!費用やスクールも解説

最近ではプログラミングの学習に加えて、各教科やロボットの組み立て方やプレゼンの方法などを横断的に学ぶことのできるSTEAM教育系のスクールや教材が増えています。 この記事ではSTEAM教育について、教材や学習法の例や費用を紹介していきます。

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STEAM教育が学べる通信教材「ワンダーボックス」とは?内容・料金を徹底解説

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お子さんが3~4歳になると、ちらほらと通信教育をはじめる子も出てきますよね。今回は「STEAM教育」を学べる通信教育"WonderBox(ワンダーボックス)"をご紹介します。 キットの中身や得られる力、料金体系などについてまとめました。

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有識者インタビュー

コエテコでは官公庁を含め、さまざまな有識者にインタビューを行なっています。
この記事では日本人女性唯一の国際数学オリンピック金メダリストであり、内閣府STEM Girls Ambassadorを務める中島さち子さんにインタビューし、STEAM教育の意義をお聞きしました。

STEAMの「A」は未来をえがく力 ― ジャズピアニスト・数学研究者 中島さち子

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理工系科目を横断するSTEM教育は「A(Art / Arts)」を加えたSTEAM教育へと進化しました。今回は数学オリンピック金メダリスト・ジャズピアニストでもある教育家・中島さち子さんに未来の学びを語っていただきました。

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あわせて読みたいガイド

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この記事を読んだ方へおすすめ
  • 質問 良質な子ども向けプログラミングスクールを選ぶには、どのような点に注意すればよいですか?

    答え 良質な教室を見抜く際のポイントは、①教室のカリキュラムの質 ②先生に「遊びを学びへ導く力量」があるか ③保護者の方の納得感 の3つです。カリキュラムの質を見抜くのは難しいですが、教室全体を見渡して「ただ遊んでいるだけに見える」「子どもが夢中で取り組んでいない」と感じたのなら、注意が必要です。たとえば同じゲーム作りのカリキュラムでも、サンプルゲームで遊んで終わらせるか、その子の興味をじょうずに「乱数」や「関数」といった学びに結びつけられるのかは、先生の能力次第。体験教室で少しでもプラスの雰囲気を感じたなら、よりくわしい話を聞くなどして、保護者の方の納得感を大切にしてください。

  • 質問 子ども向けプログラミングスクールにはどのような種類がありますか?

    答え 大きく分けて、①ロボット系 ②ビジュアルプログラミング系 ③クリエイター系 ④パソコン教室系 の4種類があります。ロボット系は、大会出場をめざす教室が多く、お子さまのモチベーションを保ちやすいメリットがあります。一方教材費が高額で、入会費だけで数万円になることも。ビジュアルプログラミング系は、小さなお子さまでもゲーム感覚で学べますが、初級以降のカリキュラムが用意されていない教室も。クリエイター系はカリキュラムの自由度が高いぶん、お子さまの得意をのびのびと伸ばしたいご家庭におすすめです。パソコン教室系は、4種の中でも料金が安いのが特徴です。それぞれにメリットとデメリットがあると理解しましょう。

  • 質問 子ども向けプログラミングスクールはなぜこんなに高いのですか?

    答え たとえば英会話やそろばん教室は、先生1人にたいして数十名の生徒がつくのが一般的な光景です。この場合運営側は、先生の人件費を大人数の生徒からの月謝で相殺できるため、運営コストを安く抑えられ、月謝も安く設定できます。しかしプログラミング教室は、お子さま一人ひとりの感性を発揮させてクリエイティビティを磨くことを目的とし、また進みの早い子と遅い子の差も出やすいため、少なくとも4人の生徒にたいして1人の先生が必要です。そのため運営コストが高く、受講費も高額になりやすいです。「所詮子どもの習いごと。受講費は安く抑えたい」という方は、教材レンタルのある教室でお子さまの反応を見てみるのもよいでしょう。

  • 質問 子ども向けのプログラミング教材で、代表的なものは?

    答え プログラミング教室で採用されている割合がもっとも高いのは、「Scratch(スクラッチ)」をはじめとするビジュアルプログラミング教材です。コーディング不要、かつブロック遊び感覚でプログラミングの概念を理解できるため、いわゆる「お勉強的」な雰囲気が好きではないお子さまでも、ゲーム感覚で自然にスキルを身につけられます。Scratchでは、世界中のユーザーが作った作品を遊んだり、お子さま自ら作った作品を世界に公開したりすることも可能です。ロボット系の教材に比べて、購入費用(導入費用)が安いことも特徴です。

  • 質問 ロボット教材でプログラミングを学ぶメリットとデメリットは?

    答え ロボット教材でプログラミングを学ぶメリットは3つあります。1つ目は、大会やコンテストの開催が多く、お子さまが努力してレベルを上げる必要があるために、スキルが習熟しやすいこと。2つ目は、自分で組み立てたロボットをプログラミングして動かすため、お子さまが夢中になりやすいこと。3つ目は、数学や物理学といった理系の知識が自然と身につくことです。とくに3つ目は、低年齢のうちに身につけると中学・高校の勉強で役立つ、と評価する保護者の方が多いようです。

  • 質問 ビジュアルプログラミング(Scratchなど)でプログラミングを学ぶメリットとデメリットは?

    答え メリットは、全体を通してビジュアルプログラミングを採用する教室の割合が多いためロケーションを選びやすいこと、ロボットよりも教材費が安いため、入会金をはじめとする受講費を安価に抑えられること、またコーディングの必要がないため、小さなお子さまでもゲーム感覚でプログラミングの概念を身につけられることです。デメリットは、見方によってはお子さまが「遊んでいるだけ」に見えるため、保護者の方がメリットを感じにくいこと。また、初心者向けのカリキュラムを主軸とする教室が多いため、もしお子さまがのめり込んで「もう一歩先を学びたい」と思ったときに、中級・上級の内容を学べないこと(教室を変える必要があること)です。

  • 質問 オンラインと対面授業、どっちを選ぶと良いですか?

    答え ご家庭の状況やお子さまのタイプによって異なります。オンライン授業に向いているのは、有名教室のレッスンを受けたいけれどそもそも教室が近くにない……という地方在住の方や、すでに複数の習いごとをしており特定の曜日に通うのが難しい方、大勢の中では気後れしやすいお子さまなど。対面授業が向いているのは、学校以外の居場所がほしい/作ってあげたい方や、お子さまの積極性を伸ばしたい方、周囲の子と切磋琢磨しながらスキルを伸ばしてほしい方などです。また、送迎の有無も重要なポイント。保護者の方が送迎に疲弊して退会するケースは少なくないようです。「無理なく送迎できるかどうか」も、判断基準にするとよいでしょう。

  • 質問 子どものうちからプログラミングを学ばせるメリットは?

    答え プログラミング教育はまだ歴史が浅く、実際にプログラミングを学んだ子が将来どうなったかのデータはほぼないため、あくまでも推測にはなりますが、プログラミング力は算数や数学の成績と相関すると考えられています。そのため、年長〜小学1年生ごろに良いプログラミング教室に出会い、その後数年にわたって通い続けることができれば、理系科目の成績が伸びるのと同時に、「物ごとを数値で考える力」に長けた、AI時代に活躍できる人材になれる可能性があります。