この記事では「Webエンジニアでフリーランスってどうなの?」と気になっている人に向けて、具体的な仕事内容や会社員と比べたメリット・収入事情について徹底解説していきます。独立志望のエンジニアはぜひ最後までご覧ください。
フリーランスWebエンジニアの主な仕事内容
フリーランスエンジニアは、クライアントからの依頼に応じてWebサイトやWebシステムの開発・保守・改善を行う職業です。具体的な仕事内容としては、大きく以下2つに分類されます。-
フロントエンド業務
ユーザーが直接目にし、実際に操作する部分の開発を担当 -
バックエンド業務
ユーザーからは見えることのない、サイトやシステムを支えるサーバーやデータベース周りの開発を担当
会社員もフリーランスも業務面では基本同じですが、案件の取り方・携わり方が異なります。フリーランスは会社に属さないため、与えられた仕事に取り組むのではなく、案件単位で自分で契約を結んでいける自由さが主な特徴です。
Webエンジニアがフリーランスになるメリット
現在会社員エンジニアとして働いている人がフリーランスに転身することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、具体的なポイントを3点解説していきます。- 携わる案件を自分で決めることができる
- 収入を青天井に伸ばすことも可能
- ワークライフバランスを充実させやすい
携わる案件を自分で決めることができる
フリーランスWebエンジニアになる特に大きなメリットは、携わる案件を自分で決めることができる点です。会社員エンジニアの場合、仕事内容やプロジェクトは上司もしくは会社の方針によって決まるため「この案件は自分に合わないな…」と感じながら取り組まなければならないケースもままあるでしょう。フリーランスになれば、自分の興味や得意分野に基づいて案件を選べるようになり、仕事に対するモチベーションの向上が期待できます。自分のスキルを最大限に発揮できるだけでなく、強みをさらに伸ばせる働き方ができるのは、フリーランスの大きな魅力です。
収入を青天井に伸ばすことも可能
現状の収入に不満を感じている人も、フリーランスとして独立する価値があります。会社員のような固定給とは違い案件ごとに報酬が発生するため、努力次第では収入を青天井で伸ばしていくことも十分可能だからです。ハイスキルを身につけたり実績を充実させたり、はたまた複数案件を同時に請け負ったり…フリーランスは収入を上げていく手段が非常に豊富。その分不安定さが付きまとうことは事実ではありますが、成果を直接収入に反映させたい人にとっては非常に魅力的な働き方であるはず。
ワークライフバランスを充実させやすい
会社員の場合、朝決まった時間に出勤して、基本的に8時間は会社に拘束されるという、決まったサイクルを強いられます。残業が発生する場合には著しく退勤時間が遅くなることもあるでしょう。一日の大半を会社で過ごすことになるため「もっとプライベートの時間が欲しい」と感じる人も多いはず。会社に属さないフリーランスなら、自分のライフスタイルに合わせて働く時間を自由に設定することができます。月の半分で集中して案件を完了させ、もう半分は家族との旅行や趣味の時間に充てる、なんてことができるのはフリーランスならではの大きな魅力です。
心身のバランスを保ちながら働くことができ、ワークライフバランスを充実させやすくなる点は、フリーランスWebエンジニアとして独立するメリットと言えるでしょう。
フリーランスWebエンジニアの年収は?会社員と比較
フリーランスWebエンジニアの気になる収入事情についても見ていきましょう。エンジニア向け案件サイト「Relance」の調査によれば、半数以上のフリーランスエンジニアが年商(≒年収)500万円以上を実現しており、平均で約576万円であることが分かりました。約30%は800万円以上、中には1,200万円以上の高年収エンジニアもいるようです。![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/LDvy6K7ExiUyoxN8XYw6Fw.png)
対して、カカクコムが運営する業界最大級の求人検索エンジン「求人ボックス」のデータを見ると、正社員Webエンジニアの平均年収は508万円。給与幅を見ても最高で930万円程度と、フリーランスエンジニアの収入には一歩劣っていることが分かります。
![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/NMjNMDzTAilPNarPpRB9-w.png)
日本の平均年収と比べれば会社員エンジニアも十分優秀ではあるものの、フリーランスになることでさらなる収入アップを狙っていけるでしょう。「今よりもっとスキルアップしていきたい」「より高年収を実現したい」という意欲がある人は、フリーランスとしての独立に挑戦する価値がありそうです。
未経験からフリーランスWebエンジニアになるには?
未経験からフリーランスWebエンジニアになるためには、まずは基本的なプログラミングスキルとWeb開発の知識を身につけることが大前提。プログラミング言語には数多くの種類が存在し、その一つ一つが異なった特徴を持っています。開発したいもの・参画したい案件に合わせて、適切な言語を選定することが重要です。需要が高くフリーランスとして独立しやすい言語としては、以下のようなものが挙げられます。迷ったらこれらから始めてみるといいでしょう。
- Python
- JavaScript
- Ruby
- Java etc…
なお、未経験からの独立で最もネックとなるのが「実績」です。フリーランスは会社という後ろ盾がない都合上、案件を獲得するためには実力や実務経験が重要視されます。座学でスキルを習得するだけでは不十分なケースが少なくないため、必要に応じて一度会社員エンジニアを経験したりする必要もあるかもしれません。
なお、未経験からのエンジニア独立を支援してくれるスクールを活用するのも非常におすすめです。中でも「COACHTECH(コーチテック)」は受講中から案件に参画して実績を積めるため、未経験者でも効率よくフリーランスを目指すことができますよ。
関連記事:COACHTECH(コーチテック)の評判・口コミ
Webエンジニアにおすすめのフリーランスエージェント3選
ここでは、Webエンジニアにおすすめのフリーランスエージェントをご紹介します。レバテックフリーランス
![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/oCdARk1S4RkyOdNw-v9okg.png)
手厚いフォロー体制には定評があり、IT専門知識を持ったコーディネーターがヒアリングをもとに最適のキャリアプランを提案してくれます。参画までのスケジュール調整や商談対策などもサポートを受けられ、自分ではなかなか言い出しにくい単価や条件面の調整も代わって交渉、契約調整まで代行してくれるので安心です。
さらに参画中のフォローも手厚く、定期的にコミュニケーションの場を設けて近況をヒアリングしてくれるので、フリーランスのWebエンジニアとしてモチベーション高く働き続けられるでしょう。
TechStock
![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/4aYME723LcjpC6nOHdK7lQ.png)
コンサルティング会社としての経験・実績を生かし、発注企業との強い信頼関係による魅力的な案件を多数保有しています。また掲載されている案件以外にも非公開案件を多数保有しているので、興味のある人はカウンセリングで確認してみるとよいでしょう。
さらにフリーランスエンジニアには嬉しい充実のサポート体制も魅力。月末締翌月15日払いの業界最速水準の支払いサイトとともに、会員限定のフリーランス向け福利厚生サービスが提供されています。
Midworks
![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/x5zWgEGZP4xgxMDC9wCOKQ.png)
エンド/Sler直案件が全体の約70%を占めており、利用者の平均年収はなんと840万円!他社エージェントからの乗り換えで報酬単価20万円アップ、正社員から年収最大600万円アップなど、多数の年収アップ事例を持っているのが強みです。
さらに案件参画後も長期的なサポートは続き、万が一案件が途切れた場合には報酬の60%を保障するサービスもあります。非公開案件が全体案件数の80%を占めているので、幅広い言語や働き方に合わせて希望の案件を見つけられるでしょう。
まとめ
当記事はWebエンジニアでフリーランスを目指している人に向けて、独立することにより得られる主なメリットをはじめ「仕事内容や収入面で会社員とどう違うのか」といった内容についてまで、詳細に解説してきました。Webエンジニアは、プログラミング言語のスキルやWeb開発の知見が求められる専門性の高い職種です。習得することは決して簡単ではありませんが、IT人材全般の深刻な不足が叫ばれている今、実力次第ではフリーランスになっても案件に困ることはないでしょう。会社員よりも柔軟なライフスタイルが実現しやすく、公私ともに充実することも期待できます。
「未経験から独立したい」という人は、まずは一度会社員エンジニアとして実務経験を積むか、フリーランス養成を目的としたスクールで実績を構築するのがおすすめです。基礎から丁寧に学習を進めていけば、現状未経験だとしてもフリーランスに求められるレベルまで十分成長していけるはず。
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