英会話は何歳から始めるべき? 英語学習に効果的なのはいつから?
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自分の子どもに英会話を習わせたいと考えたとき、「一体、何歳から始めるのがベストなの?」と悩む保護者の方は多いのではないでしょうか。
「英語はできるだけ早く始めたほうがよい」「日本語が固まってからがよい」などさまざまな声が聞こえてきますが、子どもの英語学習を始めるのに「この年齢でなければならない」という決まりはありません。
この記事では、子どもの英語教育を検討している保護者の方に向けて、英会話を始める年齢ごとのメリット・デメリット、そして学習を成功させるためのポイントを詳しく解説します。
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【年齢別】子どもの英会話を始めるメリット・デメリット

子どもの英語学習を始める時期として、3歳、7歳、10歳などさまざまな年齢が挙げられますが、それぞれに根拠があります。
一般的に、言語の習得には臨界期があると言われ、特にネイティブに近い発音を身につける上では、耳のよい幼児期から始めるのが有利です。
しかし、言語を理解し、コミュニケーションの道具として使う能力は、何歳からでも効果的に伸ばせます。
ここでは、年齢ごとに英語学習を始めるメリット・デメリット、そして学習のポイントを見ていきましょう。
0~3歳(幼児期前期)から始めるケース
0~3歳(幼児期前期)は、あらゆる音をスポンジのように吸収できる時期です。- 英語特有の音(LとRの違いなど)を自然に聞き分ける耳が育ちやすい
- 日本語と英語の区別なく、言語として自然に受け入れられる
- 英語の歌や絵本を通して、英語に対するポジティブなイメージが育つ
- 日本語の発達に影響が出るのではと心配する声もある(※)
- 学習効果が目に見えにくく、保護者のモチベーション維持が難しい場合がある
- アウトプット(話すこと)を期待しすぎると、プレッシャーになる可能性がある
※…適切な方法であれば、母語の習得を阻害する明確な根拠は示されていません。むしろ、二言語に触れることが思考の柔軟性を育むという研究もあります。
この時期は学習ではなく生活の一部として英語に触れることが重要です。
英語の歌をかけ流したり、カラフルな英語の絵本を一緒に見たり、親子で楽しみながら英語に親しむ環境を作りましょう。
アウトプットを強要せず、たくさんの英語をインプットしてあげる方が、英語力の基礎が身につきます。
4~6歳(幼児期後期)から始めるケース
4~6歳(幼児期後期)は、日本語でのコミュニケーション能力が向上し、自我も芽生え始める時期です。- 母語(日本語)の基礎ができてくるため、先生の簡単な指示を理解し「レッスン」が成立しやすくなる
- 幼稚園や保育園での集団生活に慣れ、グループレッスンを通じて社会性を育みながら学べる
- 聞いた音を真似して発音する能力が高く、正しい発音を身につけやすい
- 英語での挨拶や簡単な自己紹介など、具体的なコミュニケーションを通じて成功体験を積みやすい
- 自我が芽生えることで、英語に対して「嫌い」という感情を持つ可能性がある
- 子どもによって興味の対象が大きく異なるため、一律のレッスンでは飽きてしまうことがある
「楽しい!」という気持ちを最優先するのが大切です。
ゲームや歌、ダンスなどのアクティビティをふんだんに取り入れたレッスンがおすすめです。
英語を正確にアウトプットできるようになる時期でもあるため、たくさんほめて自信をつけさせてあげましょう。
7~9歳(小学校低・中学年)から始めるケース
7~9歳(小学校低・中学年)は、小学校に入学して勉強する習慣が身につき始める時期です。- 学校生活に慣れ、椅子に座って集中して話を聞く姿勢が身についている
- 日本語の読み書き能力が向上するため、アルファベットや簡単な英単語の「読み書き」も同時に進めやすい
- 小学校での英語の授業が始まる前にスタートすると、授業で自信を持って発言できるようになる
- 友だちと自分を比べ始め、「間違えたら恥ずかしい」という気持ちが芽生えやすい
- 他の習い事も忙しくなり、英語学習に割ける時間が限られてくる可能性がある
この時期からは、楽しいアクティビティに加えて、フォニックス(文字と音のルール)など、少しずつ学習の要素を取り入れていくと効果的です。
学校の授業を先取りする形で学習を進めると、「英語が得意」という意識が芽生え、学習意欲の向上につながります。
10歳以降(小学校高学年~)から始めるケース
10歳以降(小学校高学年~)は、「英語を学ぶのはもう遅い?」と感じるかもしれませんが、決してそんなことはありません。この時期ならではの大きなメリットがあります。
- 論理的・抽象的な思考力が高まり、文法のルールを体系的に理解するのが得意になる
- 中学校での本格的な英語学習や、英検、受験などの具体的な目標を持って学習に取り組める
- 自分の意志で「学びたい」と思って始めるため、学習意欲が高く、上達が早い傾向がある
- 日本語にない音の聞き取りや、ネイティブのような発音の習得には、より意識的な練習が必要になる
- すでに英語が得意な同級生と比べて、コンプレックスを感じてしまう可能性がある
主語に合わせて動詞の形を変えたり、過去形や未来形を使ったりなど、文法を意識した学習が効果を発揮します。
将来の就職なども見据えると、大学在学中に英検準1級やTOEIC800点以上などの目標を立てるのもよいでしょう。
そこから逆算して学習計画を立てれば、中学・高校・大学受験にも有利に働き、将来の選択肢を広げられる可能性があります。
英語学習を成功させるための3つのポイント

年齢によらず、英語学習の効果を最大限に引き出すためのポイントは3点あります。
ポイント1. 子どもが「楽しい」と感じる方法を選ぶ
優れた教材やメソッドがあっても、子ども自身が「楽しい」と思えなければ長続きしません。特に幼児期は、無理に単語を覚えさせたり、アウトプットを強要したりすると、英語嫌いのきっかけになりかねません。
まずは歌やゲーム、好きなキャラクターが出てくる教材など、子どもが夢中になれるものから始めてみましょう。
家でも教室でも、お子さんがどういうときに目をキラキラ輝かせるのか、今のやり方を嫌がっていないか確認してみてください。効果のあるやり方で学び、親御さんもお子さんも楽しんで英語に取り組めているときこそ、英語力がもっとも伸びる状態です。
引用:(取材)羽織愛さん|英語学習は幼児期が最適!誰でもバイリンガルになれる学習法とは?

ポイント2. インプットだけでなくアウトプットの機会を作る
英語を「聞く」「読む」などのインプットだけでは、なかなか「使える英語」にはなりません。覚えた言葉を実際に「話す」「書く」などのアウトプットの機会を作ると、知識が定着し、コミュニケーション能力が向上します。
英会話スクールに通うのがおすすめですが、家庭でも保護者の方が簡単な英語で話しかけたり、英語で日記を書いてみたりするのもよいでしょう。
近年では、親子で海外に短期滞在し、現地の生活や文化に触れながら英語を学ぶ親子留学も人気を集めています。
実際に英語を使わざるを得ない環境に身を置くのは、子どもにとって貴重な体験となるはずです。
ポイント3. 家庭で英語に触れる環境を維持する
幼少期から英語学習を始めても、使う機会がなければ忘れてしまいます。週に1回の英会話レッスンだけでなく、日常生活の中に英語がある環境を整えて、英語力を定着させましょう。
英語の音楽を聴いたり、海外のアニメを英語音声で観たり、英語の絵本を置いたりと、気軽に英語に触れられる工夫をしてください。
特に絵本は繰り返し読むと表現が定着しやすく、語彙力を自然に増やすのに役立ちます。
楽しみながら英語に触れる習慣を身につけるためのヒントとして、英語タイピングアプリを紹介している下記の記事もぜひご覧ください。
英語タイピングアプリ子ども向けおすすめ!練習に最適
また、日本語を介さずに英語を英語のまま理解する「英語脳」を鍛えることも、英語習得の近道です。下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
英語脳の作り方とは?大人の鍛え方や学習環境も解説
英語学習は独学?スクール?迷ったら無料体験へ

子どもの英語学習には、市販の教材やアプリを使って家庭で進める独学と、英会話スクールに通う方法があります。
独学は費用を抑えられ、好きな時間に手軽に取り組めるメリットがありますが、正しい発音が身につきにくかったり、学習のモチベーションを維持するのが難しかったりする側面もあります。
一方、英会話スクールは、プロの講師から体系的な指導を受けられ、子どものレベルや性格に合わせた効果的なアプローチが期待できるでしょう。
特に英語学習が初めての子どもの場合、正しい発音や学習のペースメイクのために、専門的なスクールを利用するのがおすすめです。
「うちの子にスクールは合うかな?」と不安な方は、まずは無料体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか。
子どもの反応を見たり、教室の雰囲気を確かめたりすれば、安心してスタートを切れます。
何歳からでも始めやすい!おすすめオンライン英会話スクール6選

英会話スクールの中でも、送迎不要で自宅で気軽に始められるオンライン英会話は、忙しい保護者の方や人見知りしがちな子どもにもぴったりです。
ここでは、何歳からでも始めやすく、子ども向けコースが充実しているおすすめのオンライン英会話スクールをご紹介します。
より多くの選択肢の中から比較検討したい方は、下記の記事もぜひチェックしてみてください。
子ども向けオンライン英会話おすすめランキング【最新版】どこがいい?
Kimini英会話

料金は幼児プランで月額7,260円、スタンダードプランで6,380円となっています。年齢制限はないため、子どものレベルに合わせたコースを選択可能です。無料体験もあるので、興味がある場合には一度体験してみるのがよいでしょう。
参考:Kimini英会話の評判・口コミ
ネイティブキャンプ

スマートフォンやタブレット、パソコンを持って入れば、好きな時にレッスンを受講できます。
予約が不要なため、「受講時間が不定期」「スキマ時間を活用したい」「気が向いたときにレッスンを受けたい」方におすすめです。
子どもには、キャラクターとともに楽しみながら英会話を学べるネイティブキャンプKiDSがぴったり。
かわいらしいキャラクターたちが英語の先生となり、歌ったりアクティビティを行ったりしながら、自然と英語力を身に付けられます。
アプリの操作はシンプルで直感的に行えるため、子どもでも扱いやすく、ひとりでも簡単にレッスンを受けられるでしょう。
ファミリーで加入できるお得なプランが用意されており、家族での利用もできます。
リンク先の情報にアクセスできますが、表示の問題でタイトルと画像を取得できませんでした。
2025/11/17
クラウティ

料金は、1日のレッスン数が最大2回のスタンダードコースで月額7,150円(税込)、1日のレッスン数が最大4回のプレミアムコースで10,780円(税込)となっています。AI講師といつでもどこでも話せるTerraTalkも利用できます。
QQキッズ

料金は週1回から始められる月4回コースで3,280円、1回25分。子どもにあったカリキュラムがわからない場合でも、初回の体験レッスンでレベルチェックがあるので、まずは体験レッスンを受けてみるのもよいですね。
参考:QQイングリッシュの評判・口コミ
Weblioオンライン英会話
Weblioオンライン英会話の特徴は、低価格で365日24時間、子どもやご家庭のペースで学べる点です。低価格であってもネイティブスピーカー講師と豊富な教材により、初めて英語に触れる子どもでも英語に親しみを持てるレッスンを用意しています。毎月4レッスン受けられるお試しプランは2,930円、毎日1レッスン受けられる毎日レッスンプランは6,980円となっています。担任の先生制度もあるので、常にその講師を指名してレッスンを続けて行くことも可能です。
参考:Weblio英会話へ取材|低価格の評判をお聞きしました
ECCオンラインKids
ECCオンラインKidsは、外国人講師による自由予約制のマンツーマンレッスンを行っている子ども専用のオンライン英会話サービスです。ABCから学べるので、英語がまったくはじめての子どもでも安心して受講できます。またSkypeを使わない独自システムが採用されており、Webページを開くだけで簡単に、しかも一人で授業を受けられるのもうれしいところです。料金は25分のレッスンが2回分で月額1,760円(税込)とリーズナブル。月3回以上、最大8回まで追加受講が可能になっています(追加料金は1回につき770円)。無料体験レッスンがあるので、興味のある人は参加してみましょう。
参考:ECCオンラインレッスンの評判・口コミ
まとめ|子どもの英語学習は「楽しい」が1番の近道

子どもの英会話を何歳から始めるべきか、年齢ごとのメリットや学習のポイントをご紹介しました。
子どもにとってさまざまなメリットがあるため、英会話は何歳から始めても問題ありません。
大切なのは、「何歳から始めるか」以上に、「子どもが楽しみながら学習を継続できるか」です。
保護者の方は、子どもの発達段階や性格、興味をよく観察し、英語に親しめる環境を整えてあげましょう。
今回ご紹介したオンライン英会話スクールは、いずれも無料体験レッスンが用意されています。
ぜひ気軽に試してみて、子どもにぴったりの英語学習のスタートを切ってくださいね。
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