YouTubeで勉強する小学生!おすすめ勉強動画や面白くてためになる解説
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「ねぇ、これ見て!すっごくわかりやすいんだよ!」
「勉強だよ!」
自信満々に告げられて、改めて見ると、なるほど算数の解説動画だった、なんてこと、ありませんか?
実は今、YouTubeで勉強する子どもたちが増えています。今回の教育トピックでは、YouTubeで勉強する小学生の実態に迫り、人気がある小学生向け勉強動画・YouTuberもご紹介していきます。
YouTubeで勉強する小学生が増えている!?

私たち大人の子ども時代を振り返ってみましょう。学校の視聴覚室で教育番組を見たり、風邪で学校を休んだ時に教育テレビを見たりした経験はありませんか?今の子どもたちにとって、YouTubeはまさにそんな存在になっているのです。
ベネッセの調査によると、小学生の「将来なりたい職業」の1位は5年連続で「YouTuber」だそうです。それほど、子どもたちの生活に密着したメディアとなっているんですね。

NTTドコモ モバイル社会研究所の調査では、2割の子どもは2時間以上も見ているそうです。30分以上見ている子の割合は、約70%にのぼっていますね。
もはやテレビ以上に身近な存在となっているわけです。
「でも、ずっとゲーム実況やアニメばかり見ているに違いない!」
そんな心配をされる保護者の方も多いかもしれません。確かにエンターテインメント系の動画視聴も多いのですが、最近では「わからない問題が出てきたから、YouTube先生に教えてもらおう!」という声も耳にするようになりました。
特に算数や理科の分野では、黒板を使った丁寧な解説や、実験の様子を分かりやすく撮影した動画など、学習に役立つコンテンツが充実しています。学校の授業でわからなかったところを、自分のペースで何度も繰り返し見られる点も、子どもたちに支持される理由のひとつでしょう。

YouTubeは現代の子どもたちにとって、もはや単なる娯楽ツールではありません。むしろ、身近な学習パートナーとして機能し始めているのです。
実際に、中高生は本当によくYouTubeの解説動画を見ています。ちょっと衝撃的なのがこちらのデータです。

勉強方法の情報収集で、わずかながらですが「学校の先生」より「YouTube」が多いのですよ!
動画で学ぶことが「当たり前」の世代。
学校以外の学習支援といえば、もちろん塾が第一候補ですが、今後はオンライン学習や学習動画はさらに増えてくるのではないでしょうか。
小学生向けの通信教育がタブレットを取り入れ始めています。 情報を視覚的にとらえやすいタブレット学習は、印象に残りやすく、紙よりも手軽で場所を選ばずに勉強できるため、大きな注目を集めています。 今回はコエテコ編集部おすすめのタブレット学習小学生教材についてまとめました。
2025/03/06 18:10
YouTubeで小学生が勉強するメリット

- 無料であること
- 効率的に学べること
- 動画なので理解しやすいこと
「うちの子、YouTubeばかり見ていて……」と心配になることもありますよね。
まず、最大のメリットは「無料」という点。塾に通わせようとすると、月に数万円かかることも珍しくありません。もちろん、塾には塾ならではの良さがありますが、家計の負担は確実に大きくなります。その点、YouTubeなら教育コンテンツに無料でアクセスできます。
「わからないところだけピンポイントで見られる」というのも大きな利点です。子どもによって、つまずくポイントはさまざま。学校の授業では、どうしても一斉指導が中心になってしまいます。でも、YouTubeなら「この部分だけ分からない」というところを、何度でも繰り返し見ることができます。
また、子どもの「やる気」という面でも、YouTubeには大きなメリットがあります。なぜなら、子どもが「見たい!」と思うチャンネルを自分で選べるからです。好きな先生の解説なら、自然と集中して見られますよね。
さらに、教科書だけでは伝わりにくい内容も、動画なら分かりやすく伝えることができます。理科の実験や社会科の歴史上の出来事などを、実際に「動く」映像として見ることで、理解が深まりやすい面があります。
このように、従来の学習方法では難しかった部分も、YouTubeならではの特徴を活かして学べるようになっています。
ただし、これは決して「YouTubeだけで十分」という意味ではありません。むしろ、従来の学習方法を補完する新しいツールとして捉える方が良いでしょう。学校の授業や教科書での学習をベースにしながら、分からないところや更に深く学びたいところで、YouTubeを活用する。そんなバランスの取れた使い方が理想的です。
では、YouTubeで勉強する際の注意点やリスクについて見ていきましょう。
YouTubeで小学生が勉強するデメリットとリスク

まず気になるのが、不適切な動画への誤アクセス。教育系の動画を見ていても、再生終了後に表示される「おすすめ動画」から、まったく関係のないコンテンツに飛んでしまうことがあります。また、検索結果に表示される「なんちゃって教育動画」の中には、誤った情報を含むものもあります。
「最初は勉強目的だったのに、いつの間にかゲーム実況を見ていた」
こんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。YouTubeの「おすすめ機能」は非常に強力で、子どもの興味を次々と違う方向へ誘導してしまうことがあります。

また、動画の視聴時間にも要注意です。「もう1本だけ」が何本も続いて、気づけば1時間以上なんてことも。特に、教育系コンテンツだからと安心して見せていると、想定以上の時間を費やしてしまうことがあります。
視聴時の姿勢も気になるポイントです。スマートフォンやタブレットを見続けることで、首や背中に負担がかかりやすくなります。また、画面が近すぎると目の疲れも気になります。
「動画を見るだけで、理解したつもり」になってしまうことも要注意です。特に算数などは、実際に問題を解く練習が不可欠。動画での解説を「見る」だけでは、本当の理解にはつながりにくいのです。
さらに、教育系YouTubeチャンネルの中には、広告色の強いものも存在します。有料の教材や講座への誘導を目的としたコンテンツもあり、子どもが安易に「買って!」とせがむケースも。
でも、こうしたリスクがあるからといって、YouTubeの教育活用を完全に避ける必要はありません。これらのリスクをしっかり理解した上で、適切な管理や利用方法を考えることが大切です。
次では、実際にどのような教育系チャンネルが人気を集めているのか、具体的に見ていきましょう。
おすすめ小学生向けYouTube勉強動画4選

「実際に、どの動画を見せたらいいの?」というのが、多くの保護者の方の素直な疑問だと思います。ここでは、特に評価の高い4つのチャンネルについて、詳しく紹介していきましょう。
おすすめ小学生向け学習動画1|とある男が授業をしてみた
まず紹介したいのが「とある男が授業をしてみた」です。運営者の葉一先生は元塾講師。その経験を活かした丁寧な解説が、100万人を超える登録者から支持されています。
特に評価が高いのが、わかりやすい板書と落ち着いた話し方です。文字は大きくはっきりと書かれ、重要なポイントには色で印がつけられます。声のトーンも適度で、聞き取りやすい。まるで、教室で人気のベテラン先生に教わっているような感覚です。
動画は中学生・高校生向けが多いものの、小学生向け・3年生から6年生までの算数を、教科書に沿った内容で教えてくれています。学校の予習・復習にぴったりですね。特に文章題は、解き方のコツを細かく説明してくれるので、「どうやって解けばいいの?」と悩む子どもたちの強い味方になってくれます。
子どもたちの「自分で解きたい!」という気持ちを大切にしながら、着実に力をつけていける、そんな心強いチャンネルです。
おすすめ小学生向け学習動画2|小島よしおのおっぱっぴー小学校
おっぱっびー小学校も有名ですね。実は小島よしおさんは東京理科大学出身の高学歴芸人なんです。しかも、この教育チャンネルは学習塾「進学個別桜学舎」の監修を受けているので、内容は本格的です。「最初は冗談ばかりで大丈夫かな?と思ったんですけど、意外としっかり内容が入ってくるんですよね」という保護者の声をよく聞きます。確かに、お決まりの「おっぱっぴー!」は出てきますが、それが子どもたちの緊張をほぐしてくれるんです。
算数の解説では、独特の“たとえ”や面白い覚え方を交えながら、ポイントをしっかり押さえています。「分数の割り算って、なんでひっくり返すの?」といった素朴な疑問も、ユーモアを交えて分かりやすく説明してくれます。
子どもたちからは「面白いから覚えやすい」「算数が好きになった」という声が。芸人ならではの話術で、難しい概念も楽しく学べる工夫が随所に見られます。今さら感もあるかもしれませんが、このチャンネルは長く子どもたちに支持されているようです。
おすすめ小学生向け学習動画3|GENKI LABO
「うちの子、理科が苦手で……。教科書を読んでも、なかなかピンとこないみたい」そんなお悩みをお持ちの方に、ぜひ見てほしいのが「GENKI LABO」です。市岡元気さんが運営する理科実験チャンネルで、教科書に出てくる難しい現象を、目の前で実際に見せてくれます。
特徴は、身近な材料を使った実験が多いこと。スーパーで買える材料や、家にある道具を使うので、子どもたちも「やってみたい!」と興味を持ちやすいんです。もちろん、安全面への配慮もあり、危険な実験は決して真似をしないよう、しっかり注意喚起もしています。
目の前で起きる現象を見ることで、教科書の内容がグッと身近に感じられるようです。
市岡さんの実験の解説は、子どもの「なぜ?」に寄り添う形で進んでいきます。「こうなったのはなぜだと思う?」と問いかけながら、子どもたちの科学的思考を育んでくれるのも、このチャンネルの魅力です。
おすすめ小学生向け学習動画4|QuizKnock
「QuizKnock」は、東京大学の卒業生や現役生が出演しているのですが、難しい顔をして講義をするわけではありません。明るく親しみやすい雰囲気で、クイズを出し合いながら、子どもたちと一緒に考えていく形式を取っています。「なぜそうなるのか?」「どうしてこうなったの?」と、考えるプロセスを大切にしているのが特徴です。
実際、ただ答えを教えるのではなく、ヒントを出しながら一緒に考えていく形式は、子どもたちの「わかった!」という喜びにつながっているようです。
算数や理科だけでなく、社会や身近な話題まで、幅広い分野をカバーしているのも魅力。東大生ならではの知的な内容でありながら、クイズ形式で楽しく学べるため、子どもたちの「もっと知りたい!」という知的好奇心を自然と育んでくれます。勉強が苦手な子も、クイズ感覚で楽しみながら学べる、そんな新しい学びの形を提案してくれているチャンネルです。
ちなみに、QuizKnock クイズで学ぶ47都道府県など、小学生にピッタリの書籍もあるので、そちらも活用するといいかもしれません。
最近はあまり更新されていないチャンネルもありますが、まずこの辺りから親が一度見て、どんな感じが押さえておくとよさそうですね。
学習動画・YouTube「保護者の役割と適切な利用方法とは」

- 視聴時間は短めに、決まりを作る
- 親子で一緒に見るのがベスト
- 見ただけで終わりにしない
- 動画視聴の環境には注意が必要
「子どもにYouTubeを見せるなら、どんなことに気をつければいいの?」
これが、多くの保護者の方が抱える悩みではないでしょうか。ここでは、教育系YouTubeを上手に活用するためのポイントをお伝えしていきます。
YouTube視聴時間は短めに、決まりを作る
まず大切なのが、視聴時間の管理です。いくら教育目的とはいえ、長時間の視聴は避けたいもの。「1日30分まで」など、明確なルールを設けることをおすすめします。- 宿題を終えてから30分だけ
- 夕食前の30分を動画学習の時間にする
このように、生活リズムの中に適度に組み込んでいる家庭が多いようです。
親子で一緒に見るのがベスト
次に重要なのが、一緒に見る時間を作ること。特に低学年のうちは、保護者が横について視聴することで、内容の理解度も深まります。
「ここ、もう一回見る?」といった声かけをしながら、子どもの理解度を確認。わからないところがあれば、一緒に考えたり、学校の教科書と見比べたりするのも効果的です。
YouTube学習動画「見ただけで終わりにしない」
動画を見た後の「アウトプット」も重要です。「どんな内容だった?」
「面白かったところを教えて?」
こんな会話を通じて、子どもの学びを深めていきましょう。単に見て終わりではなく、学んだことを実際に試したり、ノートにまとめたりする習慣づけも大切です。
動画視聴の環境には注意が必要
見る環境づくりも忘れずに。画面から適度な距離を保ち、姿勢よく視聴できる場所を確保しましょう。寝転がって見る、画面を近づけすぎるといった習慣は、早めに改善することをおすすめします。YouTube・動画学習をバランスよく上手に活用しよう
「でも、結局のところ、これって正しい選択なの?」そんな不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。でも、考えてみてください。私たちの子ども時代とは、学びの形が大きく変わってきているのです。
オンライン塾や、学習アプリもたくさんあります。
むしろ、これからの時代を生きる子どもたちにとって、デジタルツールを使いこなす力は必須になっていくはず。その意味で、適切に管理された教育系YouTubeの活用は、現代的な学習スキルを身につける良い機会となるのではないでしょうか。
大切なのは、YouTube学習を「補助ツール」として位置づけること。学校での学びや、実際に手を動かす勉強をベースにしながら、理解を深めるためのサポートとして活用していく。そんなバランスの取れた学習スタイルを、ぜひ探っていってください。
人気教育系YouTubeチャンネルは日々増えています。この記事で紹介した内容を参考に、お子さんに合った学習方法を見つけていただければ幸いです。
オンライン学習塾を検討するときに「本当に子どもは授業に集中できるのか?」「オンライン学習塾に通って学力は上がるのか?」と不安になることもあるでしょう。 この記事では、オンライン学習塾の種類やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。おすすめのオンライン学習塾もご紹介しますので、ぜひ塾選びの参考にしてみてください。
2025/03/18 19:08
参考:
NTTドコモ モバイル社会研究所
「進研ゼミ小学講座」小学生総決算ランキング2024/ベネッセ
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