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どんな機種が配布され、どのような授業や使い方をしているのか、破損した場合や保険について、他の皆さんの体験が気になりますね。今回は、主に去年から小学校でタブレット配布が行われた家庭を対象に、タブレット学習トラブル体験や感想も含めて取材しました。
2024年「小学校で端末の普及率はどれくらい?」
まず、2024年3月1日時点で、どれくらい端末の配布が行われているか見てみましょう。引用:令和5年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果(概要)/文部科学省ヒアリング・取材したご家庭では、2021年の1月〜2月に配布、あるいは2020年の秋頃に貸し出しが始まったという回答が多かったです。一方で、モデル校に認定されているところなどは、高学年だけだが数年前からタブレットを利用している、4人にひとつでグループ利用などの形で、すでに端末による学習はスタートしている回答も多かった印象です。
2024年3月時点では児童生徒1人あたりの学習者用コンピュータ台数は1.1台となっており、この数年で端末導入は一気に進んだことがわかります。
ではさっそく、実際にこどもひとりひとりに1台の端末が配布された家庭の体験談を見ていきましょう!このコラムでは、次の事柄について回答して頂きました。
- 配布された端末の機種
- 自宅へ持ち帰る頻度
- 端末に関する保険について
- 充電の方法や担当は
- 端末を使った授業内容、家庭ではどのように利用しているか
- 端末を利用するルールについて
- トラブルや困ったこと
- 良かったこと・感想
小学生のタブレット端末【みんなの体験談】
わが家のタブレット利用ルールは“ランドセルはそっと置く!”
Nさん(子ども・小学校2年生)端末の機種 | iPad |
持ち帰りの頻度 | 毎日 |
保険について | ・本体については学校で加入 ・充電器とケーブルは保険適用外 |
家庭でしていること・タブレットの家庭内ルールなど
・充電1日おきくらいに確認して、充電は私が行っています。
・学校でのタブレット学習
小1の時は算数でブロックみたいのを指で動かして、5は1と4、2と3にわけられる、というのをやってました。「さんすうセット」細い棒やら、おはじきやらに、ピンセットでお名前シールを夜な夜なつけたのに。タブレットあるなら「さんすうセット」いらないじゃん!と思いました。
・家庭でのタブレット学習
他の宿題と同じですが家で使う時はリビングでやらせています。下の子(5歳)がいてタブレットをやりたがるので、その時間は下の子にはスマホで動画見せちゃってますね。
普通のドリルや音読の宿題は毎日、タブレットを使う宿題は週に1〜2回くらい出ています。大抵は何か調べるとか、発表の資料作成が授業で終わらなかった場合とかですね。
小学生向けの通信教育がタブレットを取り入れ始めています。 情報を視覚的にとらえやすいタブレット学習は、印象に残りやすく、紙よりも手軽で場所を選ばずに勉強できるため、大きな注目を集めています。 今回はコエテコ編集部おすすめのタブレット学習小学生教材についてまとめました。
2025/01/23 21:19
・ルール
息子は帰宅するとランドセルを放り投げるようにしてトイレに駆け込む(外でトイレするのを嫌がるので、いつもマンションの下あたりから、トイレーっと叫んでるんです)ので、ランドセルは絶対に「そっと床に置く」がわが家では重要なルールとなっています。
使い方については学校の授業で教わり、ルールについては低学年向けの動画があって、学校でも見て、宿題として家で家族と一緒にみて、親が子どもとどんな話をしたか記入したプリントを提出しました。
端末のトラブルや困ったこと
毎日持ち帰ってくるのですが、子どもが宿題やっている時にタブレットを確認し、減っていれば充電しています。この前は朝になって「やばい、確認してなかった!充電してないッ」と、あわてて充電してギリギリ登校前に渡すつもりが、うっかり忘れて、子どもはタブレットを持たずに登校。その日授業で使うことがわかっていたので、保育園から小学校へとまわりタブレットを届けたら、会社遅刻しました……。
あとは最初の頃、子どもが勝手にケーブルをぐるぐる巻にしたり、テープでフィギュアとつなげて遊んでたり?していたようで、「なんか充電されないな」と思ってよく見たら、ケーブルにヘンなクセがついて、しかも直角に折れてるみたいになっていて。
学校に連絡したら「ケーブルは保険適用外だから同じモノを購入して下さい」と言われました。
ケーブルはさほど高いものではありませんが、どうせ保険に入るならタブレット端末+備品すべて入ってよ!って思います。
端末が配布されて良かったこと・感想
これからはパソコン使うのは当たり前になるだろうから、小学生からみんなが授業で使い慣れていくのは良いことだと思います。と思って見てはいるのですが、自分はパソコンとか全然わからないし、お手紙に「論理的思考が伸びる」ってなってるけど、そもそも論理的な思考って??? みたいな……。成績がつくわけでもないし、いっとき「タブレット持ち帰ってくるなんてスゴイよね」とママ友の間でも話題になったけど、わりとスグに興味失ったような印象あります。
タブレットをランドセルに「バッグも重くて小学校の登下校が大変」
Yさん(子ども・小2)端末の機種 | NEC Windowsタブレット |
持ち帰りの頻度 | ほぼ毎日 |
保険について | ・自治体が加入 故意で破損した場合は適用外 |
家庭でしていること・タブレットの家庭内ルールなど
・充電充電は学校で行っています。説明会で見ましたが、扉のついた棚みたいのがあって、名前のタグをつけたノートパソコン(っていうか、タブレットとノートパソコンの中間みたいな感じですが)をいれると、充電できるような仕組みになっているらしいです。学校についたら、朝、先生がタブレットを回収し、その棚にいれて管理しています。
・学校でのタブレット学習
学校探索でカメラ機能を使った時は喜んでいました。プログラミングの授業があるのかと思っていたけど、そういうのはないんですね。子どもに聞くと、タブレットでクイズ形式の問題を解くのと、グループ学習に使ってると言っていました。授業参観でぜひ実際の様子を見たい。せめて動画配信で、タブレット授業の様子を見せてくれたらいいのになぁと思います。
・家庭でのタブレット学習
タブレットでやる宿題が出ています。民間のデジタル教材だと思いますが、キャラクターが出てくるドリルみたいのがあって、進めていくとお宝が集められるようになっているのが面白いみたいです。
・ルール
学校から配布された「タブレット端末のルール」を子どもと一緒に確認しました。親が確認書に押印するのですが、その時に「このルールを必ず守りますってママが学校とお約束したってことだからね、ルールを守らなかったらこのタブレットは返さなくちゃいけないんだよ」とけっこうキツメに言い聞かせました!
端末のトラブルや困ったこと
うちは学童に通っているのですが、宿題タイムの時にタブレットを使います。「他の学年(上の子たち)の子が、見せてとか貸してとか言う」「勝手に横にきて触る」と娘が言うので、不安ですね。宿題タイムの時に指導員の先生はひとりだけ、その先生も他の用事やトラブルがあると不在のこともよくあります。できれば学童ではタブレットは使わないか集めて預かるとか管理、使うときは指導員の先生が必ずいて見守るようにして欲しいです。
それとタブレット端末が増えた分、荷物が多いなぁと思います。学校からは「もしランドセルに入りきらなかったら、端末はランドセルに、教科書をサブバック等にいれて通学させて下さい」と指示がありましたが、布バッグに教科書やノートをいれるとかなり重く感じるし、その上、水筒に体操着なんか持つと、すごい量です。
端末が配布されて良かったこと・感想
正直、今のところ「タブレットでいろんな勉強してるな」「こんなこともやってるんだ」っていうのはないです。上にお子さんがいるママたちに聞くと、高学年ではスライドで発表したり、調べ学習でレポート作成したり、かなり活用しているみたいです。低学年から本当に必要なんですかね???タブレット端末の保険は「PTAで加入」ってどうなの?
Iさん(子ども・小4)端末の機種 | タブレット(Lenovo) 液晶画面が取り外し可能 |
持ち帰りの頻度 | 金曜日/長期休暇 |
保険について | 任意 *PTAで加入する保険でカバーされる |
家庭でしていること・タブレットの家庭内ルールなど
・充電学校で先生が行ってくれています。月曜から木曜まではカギのついた棚にしまっており、使う時だけ先生が子ども達に渡しています。金曜日はタブレットと充電器を持ち帰り、土日は家でも充電します。端末には専用のカバーがついており、充電器用の小さな袋は保護者が用意しました。
・学校でのタブレット学習
外国語の授業で、タブレットでアニメーションを見ながら付属のペンでアルファベットを書いたり、絵を見て単語を書いたりしています。算数とか国語でも使っているはずなんですが、子どもに聞いてもよくわからない。タブレットをどのように活用しているのが、学年便りとか学校のHPで写真つき(動画だったらもっといい!)で紹介してくれたらいいのにと思います。
・家庭でのタブレット学習
金曜日に持ち帰ってきて、タブレットで写真を撮影する「写真日記」が宿題として出ます。撮るものがなくなって、最近は家族の食卓を撮影して「今日のご飯」って内容ばっかり。
昼にそうめん茹でたら「写真に撮ると地味〜、夕飯はばえるのにしてよ」と娘から注文がついた。仕方ないので、“ばえる!”色とりどりの野菜をのせたドリアにしましたよ。タブレット持ち出しての撮影は壊したら怖いから、どうしても家の中で撮ることになり、毎週だと変化なくてキッツイです。みんな、どうしてるんだろう。
・ルール
学校からの家庭内・学校でタブレット端末を利用する時の注意が配布されたので、親子で見ました。「持ち歩くときは絶対に走らない」とか「使っていないときはカバーにいれる」「画面上の設定を勝手に変えない」など細かく注意がありました。
最初はみんな大事にして気をつけていましたけど、だんだん慣れてきちゃって、ちょっとゆるんでるかなと感じます。
端末のトラブルや困ったこと
うちの学校はタブレットに関しては、PTAで加入する保険でカバーするとのこと、でも、わたしはPTAに参加していないんですよ。PTAについてはいろいろあって、たぶん、お願いすれば保険も加入させてもらえるとは思うんですが、やり取りするのが面倒だし、料金もさほどではなかったので、自分でモバイル保険に加入しました。タブレットは薄いキルティングのカバーにいれてランドセルにいれていました。普段は水筒を斜めがけにしていくのですが、寒い間はごく小型の細い水筒をランドセルの中にいれて持たせていたんですね。学校で子どもが水筒の中蓋まで開けたらしく、その時にきちんと閉めていなかったせいで、帰宅したら麦茶がこぼれていて!
布カバーもぐっしょり濡れてタブレットもかなり水浸しの状態。あわてて電源をいれたら、ヘンな音がし、画面がチラチラになってしまいました。学校にも連絡しましたが、自分の保険で修理をするということになりました。
ちなみに水浸しになったら電源をすぐにいれてはいけないみたいですね。そういうトラブル時の対応についても「まず○○をする、○○はしてはいけない」といった説明があればよかったのに、とその時は思いました。みんながみんな、パソコンや機器に詳しいわけではありませんから。
保険に加入しておいてよかったけれど、学校で全員に配布されるものなら、なぜPTAによる保険利用なのか? 学校や自治体で、最初から団体保険に加入してくれればいいのに、と思います。
端末が配布されて良かったこと・感想
まだよくわからないのが本音ですが。ただ、コロナだけでなくインフルエンザなどで学級閉鎖とかあったら、タブレットが全員に配布されていればオンライン授業ができるのだろうから、何かあって学校に行けない時にも学習がある程度は進められるという安心感はあります。知り合いに私立の小学校に通う家があるのですが、早くからパソコンを使った授業をしていて「公立と差がつくなぁ」とも感じていたので、こうした「学習環境の差」が減るのは良いことかなと思います。
娘に頼りにされてパパが一番喜んでいる
Kさん(子ども・小5)端末の機種 | chromebook |
持ち帰りの頻度 | 毎日 |
保険について | ・学校内での破損等は学校が加入している保険 ・登下校や家庭内での破損は各自負担 (各自、任意で保険に加入) |
家庭でしていること・タブレットの家庭内ルールなど
・充電現在は夫が在宅勤務なので、充電も含めて娘の端末管理については夫がすべて担当してくれています。
・学校でのタブレット学習
けっこう、いろいろやっています。これも夫が担当で娘と話しているのを聞いていると、地域の特産品や県内の生産について調べて、スライドで資料を作って発表もしていました。理科の授業でタブレットを使って、学校の花壇の花を撮影し記録をつけていますね。
・家庭でのタブレット学習
キーボード入力の練習が足りないようで、夫が自分のパソコンにタイピングのゲームアプリをいれて、娘にやらせています。宿題もタブレット内のドリルみたいのをどんどん進めていく形です。
小学生向けの通信教育がタブレットを取り入れ始めています。 情報を視覚的にとらえやすいタブレット学習は、印象に残りやすく、紙よりも手軽で場所を選ばずに勉強できるため、大きな注目を集めています。 今回はコエテコ編集部おすすめのタブレット学習小学生教材についてまとめました。
2025/01/23 21:19
勉強とは違いますが、健康観察も学校のタブレットと連携しているみたいで、保護者が登録したスマホからもできるようになったのが便利です。毎朝、カードに記録してハンコ押していましたが、今はスマホから行うので簡単。
1週間のお知らせもタブレットのスクールシステムで見られるので、夫が確認して「図工で牛乳パック使うって」「読書カードを提出ってなってるけど、ちゃんとやってる?」と私や娘に確認してくれるのが、すごく助かります。
・ルール
基本となる「お約束」のプリントがあり、それに家庭で決めたルール(夜8時までとか、家ではリビング以外の場所では使用しないとか)も記入して、コピーしたものが教室に全員分張り出されています。同じコピーが家庭にも配布されたので、リビングの目立つところに貼りました。
インターネット利用については不安でしたが、勝手にダウンロードできないような設定になっています。
端末のトラブルや困ったこと
2年前からモデル校とかで高学年にはノートパソコンが配布されており、運用は慣れているようで「ご家庭で乱暴に扱いガラス割れが一番多いトラブル。家庭内は学校加入の保険適用外なので、修理代を請求するケースもあり得るので、よく注意して下さい」と言われました。わが家ではありませんが、知り合いの家では兄弟でふざけているうちにテーブル上のタブレットを落とし、やはりガラスにヒビが入って「とりあえずスマホみたいに、保護シートつけてみた」ママがいるんですけど、学校の先生が気づいて連絡がきて注意を受けたそうです。貸し出しされたものなので、何かしら破損したら勝手に自分で修理しないで欲しいとのこと。
やんちゃな子どもや兄弟姉妹がいると、親はヒヤヒヤもんですね。目を離したすきに、ちょうど子どもも席をたって誰もいなくなった瞬間、下の4歳の子がタブレットをいじくりまわした上に最後は投げちゃったみたいで、「修理代金が合計で2万以上かかった」とママ友が盛大に嘆いているLINEが送られてきたこともありました。
端末が配布されて良かったこと・感想
子どもは自分専用のタブレットができて興味津々で、どんなことをやっているか、よく話してくれるようになったのがよかったです。あと、タブレットの使い方でわからない時などパパに聞くようになり、パパも娘から頼りにされて嬉しそうです。たぶん、一番喜んでいるのはパパです(笑)詳しいからこそのトラブルもあるが良い面もある
Wさん(子ども・小6と小1)端末の機種 | 小5・小6 chromebook 小1〜小4 タブレット ・モバイルWi-Fiルータは保護者が申請をだし 相談後に貸し出しされる。 |
持ち帰りの頻度 | 毎日 |
保険について | ・学校(自治体)で加入 明らかな自損以外は基本的にカバー 画面用の保護フィルムなど 一定の時期で自己負担で張り替えなどする |
家庭でしていること・タブレットの家庭内ルールなど
・充電家で充電します。下の子のタブレットは私が確認して充電、長男は一応自分でやっていますが、忘れないように声がけはしています。
・学校でのタブレット学習
長男は総合の授業だと思うのですが、Scratchをやっていました。また英語の授業では、民間のスタディツールを利用しており、リスニングなどもかなり充実しています。下の子は、起動したり、フォルダってこれだよ、という基本を習い、まだまだ遊び感覚です。
小学生向けの通信教育がタブレットを取り入れ始めています。 情報を視覚的にとらえやすいタブレット学習は、印象に残りやすく、紙よりも手軽で場所を選ばずに勉強できるため、大きな注目を集めています。 今回はコエテコ編集部おすすめのタブレット学習小学生教材についてまとめました。
2025/01/23 21:19
・家庭でのタブレット学習
長男(小6)は、家庭でのドリルワークもすべてchromebookで行っています。Googleのスクール用システムを利用していますね。低学年のタブレットは、ペンを使ってワークしていることが多いです。ペンは最初に配布されますが、消耗品扱いで「ダメになったらご家庭で新しいのを購入」となっています。
参考:家庭学習小学生
・ルール
学校から貸し出されているもので、お友だちも、あと兄弟でも勝手に人のを触ったり使ってはダメとよく言い聞かせてはいます。
下の子は最初、ペンをもうグイグイとすごい圧力で使うので「そんなに力をいれないで!」とよく怒ってました。
最初のうちは家庭ではずっと横についていましたよ。たとえば起動させて立ち上がるまでの間、子どもは待てなくて「どこかおかしいんじゃない?」とキーを押しまくろうとしたり、「これ、どーなってんの?」ってひっくり返して裏を見ようとして落としそうになったり、もう、ヒヤヒヤしっぱなしでした。
端末のトラブルや困ったこと
上の子では一度トラブルというか嫌な思いをしました。長男はパソコン好きでプログラミング教室も通っているので、それなりにできます。すると他の子から「わからないから、ここやって」みたいに言われて、いじったんですね。ところが、その後にまた問題が起きて、「うちの子がやってからおかしくなった」とトラブルになってしまいました。
子どもが説明しても、詳しくない先生は状況がわからず困惑するばかりで、長男は「手伝ったのに怒られるなんて!」と憤慨していました。
長男と同じプログラミング教室に通っている子は、うちの子よりもっとできるんですけど、授業で先生が戸惑っていると、どんどん先にやってしまったり、それは違うと指摘したりして、機器が苦手らしい担任の先生に「わかっているからって、偉そうに発言しない」と怒られたそうです。
そこの親は「先生のスキルに差がありすぎる、子どもがそれを指摘したからといってウチの子を怒るとか、嫌うみたいなことってどうなの」と怒ってましたが。先生の気持ちもわかるといえばわかるし、パソコン関係は小学生でも出来る子は非常に進んでいるので、難しいなぁと思いました。
端末が配布されて良かったこと・感想
学校にはタブレットなどについて相談できる支援員さんがいます。子どもの話では低学年でタブレットを使う授業など、支援員さんが入って、機械的にうまくいっていない子の対応もしてくれているみたいですね。うちはたまたま夫婦ともに、関連の仕事をしているので知識があるので問題ありませんが、他のママたちは、家庭のWi-Fi環境や設定について、またルーターの貸し出しもしているので、全くわからない場合でも支援員さんが丁寧に説明してくれるので助かったと言っていました。
公立小学校だと「スマホ以外は触ったことがない」お子さんもいるわけで、小学校の子ども全員に配布されるのはよいことだなと思いますし、専門の支援員さんがいるのも、すごくいいと思います。ちなみに支援員さんは教育委員会?自治体?から派遣され、週に2回くらい巡回しているそうです。
苦手な先生のクラスなどは、もっとボランティアやシニア人材に入っていただき、端末を使う授業のサポートをしてもらえばトラブルも減るし、先生の負担も減るのにと思います。
長男はトラブルも経験しましたが、高度なアニメーションを作って、他の子たちから驚かれた、拍手をすごい貰えたといってとても喜んでいました。夕飯の間中、珍しくたくさん話してくれたので、いい面も、ありますね。
小学生向けの通信教育がタブレットを取り入れ始めています。 情報を視覚的にとらえやすいタブレット学習は、印象に残りやすく、紙よりも手軽で場所を選ばずに勉強できるため、大きな注目を集めています。 今回はコエテコ編集部おすすめのタブレット学習小学生教材についてまとめました。
2025/01/23 21:19
小学校でのタブレット学習「授業の様子」はこんな感じ!
今回の取材やヒアリングでは、コロナ禍の影響もあってか、授業参観や学校公開で「タブレットを使っている授業を見た」人はほとんどいませんでした。ICT教育ガイドブック(総務省)から、いくつか授業の様子を引用して紹介します。
引用:教育ICTガイドブック/総務省
小学校のタブレット・端末は「保険」についてしっかりチェック
保護者に聞いてみると、意外と多かったのが「端末と保険」についての意見でした。なにしろタブレットにせよノートパソコンにせよ、安いものではありません。筆箱だって落として壊した、ケンカして投げたと、そんなトラブルもあるのに、高価な端末が壊れる、あるいは紛失するようなことがあったらどうしよう!と親が心配するのも当然です。
ところが、端末の保険については、けっこうバラツキがありました。
今回は多数に取材したわけではありませんが、それでも、自治体や学校、教育委員会などがまとめて保険に加入しているところもあれば、PTAで加入する保険でカバーというところもあり、さらに「本体は自治体だが、充電器やペンは保険適用外」だとか「学校内での破損等は保険を使えるが、自宅へ持ち帰っている間は保険が使えない。登下校が一番壊したり紛失する可能性が高いのに、そこは学校の保険では適用外だから、うちでは独自のモバイル保険に入った」という保護者の声もありました。
保険については「入っている」と言っても、どこまで適用されるかをきちんと把握しておきましょう。大破するようなことは少ないかもしれませんが、なにしろ子どものことですから、想定外の出来事は充分起こり得ます。
小学生におすすめのタブレット学習教育
学校でのタブレット学習は年々進んでいますが、それでもまだ学校や担任の先生によって「授業内容に差がある」という意見はちらほら見受けられます。今後はよりタブレットやパソコンを活用した学びが増えていくでしょう。また、タブレットやパソコンで学べるオンライン塾も増えて来ています。
参考:タブレット学習小学生向け
東進オンライン学校小学部
- 対面授業と変わらない高クオリティの授業を配信
- 毎回の授業で確認テストあり
- 「授業→確認テスト→月例テスト」で学力を定着
- 学年をまたいで(前後の学年)学習が可能
- カレンダー機能でメダルをゲット!モチベーションアップ
東進オンライン小学校は動画授業を視聴後、毎回、確認テストを行い、さらに月例テストというサイクルで学力を積み上げていくシステムです。東進ならではの配信動画における実績を活かして、小学生向けにわかりやすい授業・子どもの興味を引く工夫をしており、クオリティの高い授業内容となっています。
すらら
- 無学年式でさかのぼり学習も先取り学習も可能
- 弱点自動分析機能により「できないところ」に戻って復習できる
- アチーブエッグを育てアバターをゲット、ゲーム要素もあり継続しやすい
- 発達障がいや不登校の子どもたちにも特化した專門コーチよるサポート
すららは、どの学年の学習も可能ですから、たとえば4年生なら算数は2年生まで戻って、得意な国語は5年生のところまで進めることもできます。自分の学力とペースに合わせて学習できるのがメリットです。
また、すららでは、特に不登校など学校になじみづらいお子さまの支援に力を入れています。
進研ゼミ小学講座
- 教科書準拠で通学する学校に合わせた学習が可能
- 全国規模の実力診断あり
- プログラミングや英語も学べる
- 小学校全範囲が学べる「無学年式」で復習も予習もできる
- 学習達成でさまざまな景品をもらえる
進研ゼミ小学講座は、国算理社のほか、英語やプログラミング、さらには漢検などの対策もできます。子どもが習っている教科書に準拠したテキストを選べるので、まさに小学校の学習に特化して、成績アップや学力定着をめざすご家庭に向いています。
これからに期待したいICT教育
いろいろとありますが、感染症による休校などを経て一気に加速化したGIGAスクール構想。ほとんどの子ども達が「ひとり1台」小学生から端末に触れて学べる環境が整いつつあります。とはいえ、学校も自治体も親も、試行錯誤しているところが多い印象です。
義務教育の現場で大きな変化を進めていくのは大変なことです。親としては、学校からのお知らせやお願いをよく読み、問題点を指摘するだけでなく、これからに期待して、子ども達の学びの場がより広がるよう見守っていきたいですね。
参考:通信教育小学生
こんな感じの保管庫を利用している学校もけっこうあります。