この記事では、英語長文が苦手な人向けの勉強法3選とおすすめ英語アプリをわかりやすく紹介します。
英語長文苦手な人が克服するべき理由とは?
定期試験や高校・大学の試験では、英語長文が約7割を占めるといわれています。そのため、英語の点数をアップするためには、英語長文を克服することが必要不可欠です。英語長文を攻略するためには、以下のような基礎力を底上げすることがポイントです。
- 英単語・英熟語
- 文法力
- 日本語の読解力
参考:高校生向け英語塾
英語長文を読むときの注意点
ここでは、英語長文を読むときの注意点を説明します。英語を英語のまま読む
多くの学生が英語の長文を読む際には、英語から日本語に頭のなかで変換しながら読んでしまいがちです。しかし、日本語に変換するために返り読みをすると、リーディングスピードが遅くなる原因となります。日本語と英語は語順が異なるため、英語長文を読むときには返り読みをせず、英語を英語のまま読み進めることを意識してみましょう。
参考:英語の勉強は何から始める?
量よりも質を重視する
英語の長文を読むときには、量よりも質を重視することがポイント。何ページも長文を読むのではなく、数行の英文を精読する習慣を身に付けてみましょう。精読とは、1文のなかの英単語や文法などを丁寧に理解することを指します。精読ができるようになることで、英語の試験においても直感的に長文が読めるようになります。
英語長文の勉強法3選
ここでは、英語長文が苦手な人向けの勉強法3選を説明します。自分の学習スタイルに合う勉強法を取り入れてみましょう!参考:高校生向け英語塾
英単語や英文法を抑えておく
英語長文は、英単語の組み合わせで成り立っています。そのため、英単語や英文法を理解するところから学習をスタートしましょう。語彙力を豊富にすることで、文法がわからない長文でも解読しやすくなります。英単語や英文法を覚える際には、以下のようなポイントがあります。
- カテゴリー分けして覚える
- 動きや5感を交えて覚える
- イメージ(画像やイラスト)で覚える
- アプリを利用する
模範となるネイティブの音声を聞きながら発音することで、リスニング力やスピーキング力も伸ばすことができます。
参考:英単語アプリおすすめ
スラッシュリーディングをする
英文にスラッシュを入れ、かたまりごとに意味を理解するのがスラッシュリーディングです。スラッシュリーディングは、以下のように行います。引用:MYスキ英語
- 英語: I’ll watch a movie / with Tom / tomorrow.
- 日本語:私は映画を観る予定だ/トムと/明日に
スラッシュのかたまりごとに意味を理解することで、英語長文は解読しやすくなることがメリット。スラッシュリーディングが習慣になると、返り読みをせずに意味を理解できるようになります。
さらに、英語が苦手な人の場合は、英文を読みやすくするために、細かくスラッシュを入れることがポイントです。スラッシュリーディングに慣れてきたら、徐々にスラッシュを入れる間隔を広げていきましょう。
参考:一から英語を勉強したい
決まった英語長文を繰り返し読んだり、シャドーイングをする
英語の基礎力をアップさせたいなら、英語長文を1日1題だけ解くことから始めてみましょう。答え合わせをしたら、時間をかけて精読することがポイントです。その後、解いた英語長文を5回音読してみましょう。翌日にも、再度同じ英語長文を解くことで、理解力が深まります。英語長文を丁寧に読む習慣をつけることで、英語長文をスムーズに読解できるようになり、自信もつくでしょう。また、シャドーイングをすることもおすすめです。
参考:シャドーイング教材
英語長文対策におすすめのネットサービス
手軽に英語長文を学習したいなら、ネットサービスを利用することも1つの方法です。ここでは、英語長文の学習におすすめのネットサービスを紹介します。参考:高校生向け英語塾
東進ハイスクール・東進衛星予備校
英語長文対策をしたい高校生の方には、東進ハイスクール・東進衛星予備校がおすすめです。全教科の学力アップを狙いつつ、英語長文対策も行えます。
日本一の現役合格実績を謳う東進ハイスクール・東進衛星予備校は、第一志望校合格を実現するために画期的なシステムを導入。「わかりやすいのは当たり前!」が合言葉の授業は、全国から選び抜かれた実力講師陣が行っています。
中学の復習から入試入門レベルまで6段階でレベルが設定されており、自分に合ったレベルを選ぶことが可能です。レベルがあることで、自分が今どれくらいのレベル感なのかも分かります。基礎から丁寧に理解を深めながら学力を伸ばしていけるのも、レベルごとに学べる強みです。提示される演習にコツコツと取り組めば、無理なく英語長文の読解力や他教科の学力を伸ばしていけます。
アイディー
アイディーは、英語教育のプロフェッショナルからの添削を受けられるオンライン英文添削サービスです。
添削する担当講師は、世界中で活躍する翻訳家や通訳・教員・校正者。より良い表現や文法をわかりやすく丁寧に指導してくれます。
また世界中の講師が時差を利用して24時間添削を行うため、スピーディーで効率的に添削結果を届けてくれます。英文添削の他、約3,000を超えるオリジナル課題で英作文学習をサポート。
1回あたり166円から利用できる点も嬉しいポイントと言えるでしょう。
さらにアイディーは、専用公式アプリも提供しています。
公式アプリでは、原稿入稿や添削結果の受け取り&復習の他、日替わり英作文課題や写真描写課題を確認することもできます。
無駄なく長文英語を学べる環境も同サービスの魅力の1つでしょう。
フルーツフルイングリッシュ
英文添削指導を行うのは、フルーツフルイングリッシュです。2013年には「日本e-Learning大賞」を受賞しており、利用者数が右肩上がりに増えていることが特徴です。完全オンラインとなっているため、自宅で気軽に英語を学びたい人から選ばれています。対象者は「TOEIC700点以上の方」となっており、ハイレベルな英語力を身に付けたい人向けのオンライン学習サイトだと言えます。
選べる英語添削コースには、以下のような種類があります。
- スタンダード
- 自由作文・テーマ作文
- 文法
- 受験英作文対策
- 一行英作文
- ビジネス
- 論文・試験対策
- 校正・翻訳
HiNative Trek(ハイネイティブトレック)
実践の機会を増やして効率よく英語を学べる英語学習サービスはHiNative Trek(ハイネイティブトレック)です。忙しい人でもアウトプットの機会を増やせるよう、英語学習の「壁」である予約や通学が不要な点や課題の提出を後日まとめて行うことができます。課題は毎朝送られて来る形となっており、仕事の休憩時間や空き時間に提出をすると、アメリカ人講師がそれを確認し、個別のフィードバックが送られて来る、という流れになっています。
選べるコースは、以下3種類用意されています。
- ビジネスコース
- ITコース
- ITコース Part2
レシピ―
AI人工知能が日々の学習カリキュラムを生成してくれるアプリは、レシピ―です。隙間時間を利用しながらTOIECのスコアをアップしやすいことで、ユーザー数は180万人を突破しています。レシピ―には、以下のようなコンテンツがあります。
- Listening
- Speaking
- Reading
- Writing
- 単語学習
- 文法学習
mikan
可愛いみかんのキャラクターが英語学習をサポートするアプリは、mikanです。中学生から社会人まで利用できるよう55,000以上の英単語を収録しており、学習レベルを設定できます。おおよそ1分で10単語を学習できるため、通学や寝る前などの隙間時間にも勉強しやすいことがメリット。mikanは、Google Playのなかでも多くの高評価を獲得していることが特徴です。気軽に英語学習をしたいなら、mikanで英語に触れる習慣を身に付けてみましょう。無料で利用することも可能ですが、日英・リスニング形式のテストに対応したmikan PROは月額1,000円(税込)で利用できます。
参考:AI英会話アプリ
英語長文勉強法まとめ
英語長文は、触れる時間や回数を意識的に増やすことで、スムーズに問題が解けるようになります。勉強法を工夫したりスマートフォンのアプリを活用したりしながら、自分に合う学習方法を見つけたいですね。隙間時間を上手に活用すれば、英語学習を積み上げやすいことがメリット。始めは、少ない量を繰り返し学習することを意識して、英語長文に取り組んでみましょう。英語コーチングスクールや英会話スクールなどを利用するのも一つの手です。