掲載数No.1プログラミング教室・ロボット教室検索サイト

学習塾をオンライン授業化するには何が必要?ツールの種類、メリット・デメリットまとめ

新型コロナウィルスの影響で全国的に休校措置が取られ、対応に追われた学習塾も多いでしょう。一部学校ではオンライン授業が行われたり、課題が出されたりしたものの

「勉強に遅れが出るのでは?」
「仕事中に子どもから話しかけられてつらい。静かに勉強していてくれれば嬉しいのに……」


と悩む保護者も多くなっています。

中には「通わせていた学習塾がオンライン対応をしてくれず、転塾させた」というケースもあり、経営者として動向を気にしている方もいるのでは。

ここでは学習塾のオンライン授業化を進めるにあたってどのようなツールがあるのか、ツール/サービスの種類ごとに解説し、メリット・デメリットをまとめます。

学習塾をオンライン授業化するメリットは?

そもそも、学習塾をオンライン授業化するメリットとは何でしょうか。学習塾を経営する視点からメリットをまとめます。

集客範囲の拡大

実教室を構える学習塾では集客範囲はそれぞれの校区に限られ、遠方の生徒を獲得するのは難しいでしょう。
教室のキャパシティ上、学年ごとに開講曜日が決まっており、曜日が合わない生徒は獲得できない可能性がありました。

オンライン化を進めればもともとの校区よりも広い範囲から生徒が獲得できます。「講師が有名大学卒」などの差別化要素があれば他府県からの集客も可能になります。

ライブ配信でなく録画配信型の授業スタイルであれば曜日の合わない生徒も獲得できます。

オンライン化すれば送迎が不要になるため、小さなお子さまのいる家庭や共働き家庭にも訴求しやすくなります。全般として、集客範囲が広がると言えるでしょう。

公私の区別がつけやすい

講師自身のメールアドレスやSNSアカウント、電話等で保護者や生徒と連絡を取ると、お互いに公私の区別がつけにくいデメリットがあります。

個人同士でのつながりは気軽な一方で、
  • 夜間に保護者対応をすることが増え、労働環境が悪化した(離職リスク)
  • 生徒と講師が私的なやりとりをしており、保護者からクレームが入った(コンプライアンス違反)
などのリスクがあります。

保護者/生徒連絡用のツールを導入して「問い合わせ可能時間」を定めておけば、労働環境やコンプライアンスを守りながらスムーズに対応ができます。

これを機にペーパーレスへ

ツールの中には、小テストを作成して自動で採点し、学習記録を残せるツールなどもあります。

講師の負担軽減につながるだけでなく、紙が必要なくなるので経費削減につながります。

成績もデータで一元管理することにより、講師間での情報共有が簡単になります。やむを得ず他の講師が補習を実施する際などに効果を発揮するでしょう。

学習塾をオンライン授業化するデメリットは?

とはいえ、オンライン授業化はメリットばかりではありません。考えられるデメリットを見てみましょう。

導入コストがかかる

すでに配信機材や通信環境が整っている場合は問題ありませんが、いちから整える場合、どうしても導入コストはかかってしまいます。

ただし、完全オンライン化すれば実教室は縮小・移転でき、テナント料を削減できる可能性があります。録画した授業を配信すれば、補習のために呼ぶ講師の人件費も削減できます。

オンライン化を進めるにあたって何が必要か試算し、導入の可否を検討しましょう。

オンライン教材や個人家庭教師が競合に

「成績アップ」だけが目的なら、大手企業のオンライン学習アプリや有名大卒の個人家庭教師も保護者の選択肢に入ってきます。
これらは通塾スタイルの学習塾より安価なことが多く、保護者にとっては魅力的な選択肢となります。これまでとは違った競合が生まれることに留意しましょう。

では保護者があえて学習塾に求めるものは何でしょうか?

まずは、これまでの合格実績や学習ノウハウが挙げられるでしょう。これらはアプリや個人家庭教師ではなかなか提供が難しい魅力です。

加えて、成績関係以外の点でこれらが隠れた訴求ポイントになっている可能性があります。
  • 大人が見守る安全な場所
  • 保護者が落ち着いて仕事に取り組める時間
  • 「塾に行かせている」安心感
「大人が見守る安全な場所」を求める保護者にオンライン・録画配信型の教育はフィットしないかもしれません。ライブ配信型など「大人が見守っている」ことをアピールできるスタイルを模索しましょう。

一方で後者2つはオンラインでも充分提供可能です。「成績アップ」以外の魅力も積極的にアピールしていきましょう。

生徒側の学習環境がネックになる可能性

学習塾側がどれだけ機材を充実させても、生徒側の機材や環境が整っていなければ既存顧客のオンライン化は難しいかもしれません。
機材面だけでなく、「下の子が邪魔して集中できない」など家庭の事情がネックになる可能性もあります。

対処法としては、既存の実教室を自習室化して開放するなどが挙げられます。
上で挙げた
  • 大人が見守る安全な場所
  • 保護者が落ち着いて仕事に取り組める時間
  • 「塾に行かせている」安心感
も訴求しやすく、おすすめの方法です。

上記のデメリットに共通して言えるのは、これまで以上に保護者/生徒とのコミュニケーションを密にする必要性です。

「成績アップ」や「見守り」だけでは他の安価なサービスに流れてしまう可能性があります。こまめな声かけで信頼関係を作り、学習塾の隠れた魅力を失わないよう留意する必要があるでしょう。

学習塾のオンライン授業化ツールの種類

では、学習塾のオンライン授業化を進めるにあたり、どのような種類のツールがあるのでしょうか?

授業動画の配信ツール

まずは、授業動画の配信ツールです。配信には
  • ライブ配信
  • 録画配信
の2種類があります。それぞれ見ていきましょう。

ライブ配信

授業をリアルタイムに配信するタイプです。生徒をきまった時間に学習させることができるので、
  • 学習習慣をつけさせたい
  • 保護者が忙しい時間、子どもの様子を見ていてほしい
  • オンライン学習アプリでは続かなかった(ある程度の強制力が欲しい)
というタイプの生徒にフィットします。

配信ツールの中には配信内容を録画できるものもあるので、「補習は録画を見てね」とすれば講師の負担も増やさず同じクオリティの補習が提供できます。

録画配信

あらかじめ授業動画を録画しておき、生徒が好きな時間に視聴するタイプです。
  • 他塾と並行して通っている
  • 習い事が多く、スケジュールの都合がつけにくい
  • 自分の知らないところだけ見たい。(知っている内容の授業は見たくない)
というタイプの生徒にフィットします。

録画配信は「有名講師の授業」「作り込まれたシナリオ」など付加価値がつけやすい一方、モチベーションが持続しにくいデメリットがあります。
「週に○回は進捗のカウンセリングを行う」など、定期的なフォローアップを欠かさないのが重要です。

保護者/生徒への連絡システム

保護者や生徒へ連絡するシステムです。メールやSNSとの違いは、教育ならではの機能があるかどうかと言えるでしょう。

たとえば、ツールの中には講師側がタブレットに書き込んだ内容がリアルタイムに反映されるものがあります。

生徒からの質問をノートに書きながら教えるのと同じ要領で教えられるので、オンラインならではの「継続率の悪さ」をカバーしやすいと言えるでしょう。

小テストの実施

学習塾の業務で、意外と負担になりやすいのが小テストの作成と管理です。

学習ツールの中には生徒に合わせて小テストを自動作成し、結果を分析してその生徒の苦手なポイントを洗い出すものがあります。

講師の負担を軽減できるだけでなく、一人ひとりに合わせた指導を行いやすくなるのが魅力です。日々の授業の補助ツールとして導入するとよいでしょう。

まとめ

ここでは学習塾をオンライン授業化するメリット・デメリットや具体的なツールの種類をまとめました。

オンライン化やICT化はハードルが高いように思われますが、日々の業務でパソコンやスマホを使用している方であれば問題なく導入できるはずです。

あれもこれも……と考える余裕がない!という方は、まずは「録画配信」や「連絡ツール」だけでも導入してみるのはいかがでしょうか?
できることから少しずつ、新しいビジネスモデルへの転換を図っていきましょう。

\\目的にぴったりなツールが見つかる//
コエテコEdTechはこちら

公開日:2020.05.14

コエテコ 読者会員募集!

いいね!すると、プログラミング教育に関する最新情報や
セミナー情報などを定期的にお届けします。

  • # セミナー情報

  • # 数値レポート

  • # FC募集

新たなスキル「プログラミング教育」を先取りしませんか? 今後のプログラミング教育流れ図
今から、先取りしませんか?
コエテコ経由の体験申し込みでアマギフ2000円分プレゼント!
お近くの教室を探す →

あわせて読みたいガイド

ガイドを読めばプログラミング教育がスッキリわかる!
プログラミングまるわかりガイドを読む

RECOMMEND

おすすめ記事