日本語教師養成講座おすすめ6選!気になる費用や口コミは?

日本語教師養成講座おすすめ6選!気になる費用や口コミは?
近年、日本語を学びたいと考える外国人が増加しており、日本語教師の需要も急速に高まっています。日本語教師としてのスキルを身に付けたい方向けの日本語教師養成講座も人気で、受講することで初心者でも日本語を教えるために必要な知識や技術を体系的に学べます。

しかし昨今では多くの講座が開講されており、自分に合ったコースを選ぶのが難しいと感じる方も多いようです。そこで本記事では、おすすめの日本語教師養成講座の特徴や費用、口コミについて詳しく解説します。

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日本語教師養成講座とは

日本語教師養成講座とは、日本語を母語としない学習者に対して、日本語を教えるための知識やスキルを習得するためのカリキュラムです。

日本語教師養成講座では、発音や文法、語彙指導などの基礎はもちろん、異文化理解やコミュニケーションスキル、就職支援など多岐にわたる専門知識を学びます。修了後には日本語教師としての資格が取得できる場合もあり、国内外での就職や活動の幅を広げるために役立ちます。

日本語教師養成講座を選ぶポイント

日本語教師養成講座を選ぶポイントは以下の5つです。

  • 目的
  • 受講形式
  • 費用
  • サポート内容
  • 口コミ・評価

では、それぞれの項目について詳しく解説します。

目的

日本語教師養成講座を選ぶポイントとして、どのような教育機関や現場で働きたいのか、目的を明確に定めておきましょう

フリーランスとして活動するする場合、特段資格は必要ありません。しかし、法務省告示の教育機関で働く場合は、420時間以上の研修と大学の卒業が義務づけられています。公立学校やインターナショナルスクールなどへの就職を希望する人は、文部省に届け出を出している420時間以上の講座を選ばなければなりません。

目的に応じて選択するべき講座が異なることもあるため、学習目的を明確にしておくと、無駄なく目的に沿った学びを実現できるでしょう。

受講形式

日本語教師養成講座を選ぶ際、まず考慮すべきポイントは受講形式です。近年では現代の忙しいライフスタイルに合わせたオンラインスクール・通信教育が増えています。自宅から手軽に受講できる形式であれば、仕事や家庭の都合に左右されずに学習を進められるでしょう。

講座によってはオンライン完結のカリキュラムもあれば、必要な教材やサポートが郵送されてくる形式もあります。ライフスタイルやインターネット環境に合わせて、どの形式が自分に合っているかを考えることが大切です。

費用

日本語教師養成講座の受講に必要な費用も重要なポイントです。受講料は講座によって異なりますが、予算によっては分割払いが可能な講座を選ぶ方が良いでしょう。無理なく学びを続けるためには、自分の予算に合った講座を選びましょう。

また、教育訓練給付金やハローワークの支援を活用できる日本語教師養成講座もあります。支援を受けることで受講料の一部が補助され、経済的な負担を軽減できます。給付対象については受講前に確認しておきましょう。

サポート内容

カリキュラムだけでなく、学習サポートの違いにも着目してみましょう。

たとえば、講座によっては学習期間中に個別のサポートやカウンセリングを受けられる場合があり、疑問点を解消しながら学習を進められます。合格率就職率が高い日本語教師養成講座は、充実したサポート体制が整っている可能性も高いでしょう。

また、卒業後の就職サポートに力を入れている講座もあります。履歴書添削指導や採用試験対策を希望する場合は、就職サポートについてもチェックしておきましょう

口コミ・評価

講座を選ぶ際には口コミや評価も重要な参考材料となります。公式サイトSNSなどで受講者の声や実際の体験談を調べることで、その講座が自分に合っているかどうかを判断しやすくなるでしょう。

特に講座の長所や短所、実際のサポート内容、教材の質などを具体的に調べるのがおすすめです。自分とライフスタイルや目的が似ている方の口コミを調べるのも有効です。

おすすめの日本語教師養成講座

昨今ではさまざまな運営母体が日本語教師養成講座を開講しています。ここでは特におすすめの日本語教師養成講座について、受講形式や費用など気になる項目を詳しく解説します。

ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座

出典:ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座

講座名 ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座
受講形式 eラーニング(映像授業)+オンラインライブ/通学
費用 日本語教師養成講座:632,500円(税込)~
日本語教師スキルアップ関連講座:33,000円(税込)~
サポート内容
  • 日本語教育能力検定試験対策
  • 就職サポート
  • 関連講座あり
特徴
  • 学界の著名な講師による指導
  • インプット4:アウトプット6の授業で効率よく学習
  • 教壇実習で即戦力アップ

未経験から日本語教師を目指せるヒューマンアカデミー日本語教師養成講座は、通学・オンラインどちらも受講可能な講座です。

420時間のカリキュラムを提供しており、教育実習では本番さながらの環境で授業のロールプレイをおこないます。日本語教育能力検定試験の合格率は64.6%(全国平均 30.8%)と高く、全国統一模擬試験や直前対策セミナーといったサポートも万全です。

さらに就職サポートも充実しており、卒業生の就職率が高いことでも定評があります。ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座では教育訓練給付金制度を利用できるため、受講料の負担を軽減したい人にもおすすめです。

公式サイトにはヒューマンアカデミー日本語教師養成講座修了生の声が掲載されています。
航空業界から転職し、現在は大学の語学教育センターで日本語や文化を教えています。世界の人々との文化交流を通じて自身も成長でき、これまでのキャリアが活かせるのが日本語教師の魅力です
学習者からは、日本語だけではなく、日本文化についても質問されることがあるので、常に勉強が必要だと感じました。日本語教師になってからの方が、日本語の面白さ・奥深さに気づきます。今まで出会った生徒や一緒に学んだ仲間から、本当にいろいろなことを学びました。養成講座に通い始めてから、今でも本当に濃い時間を過ごしています
勉強は楽しかったです。ヒューマンの大宮駅前校で出会った講師の方に刺激をいっぱいもらって、こういう人がいる世界って素敵だなと思いました。学んだこと一つひとつ、先生からの影響がとても大きいです。

ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座修了生の声では、学習の楽しさや奥深さを感じながら取り組めたと感じる感想が多いようです。オンライン・電話説明会も開催されているので、興味がある方はぜひ以下のボタンからチェックしてみてくださいね。
参考:ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座の評判
ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座はこちら

TCJ日本語教師養成講座

出典:東京中央日本語学院

講座名 東京中央日本語学院
受講形式 eラーニング(映像授業)・通学
費用 420時間コース(eラーニング):646,000円(税込)
国家試験合格パック(eラーニング):99,800円(税込)
完全パック(420時間eラーニング×国家試験合格パックeラーニング):756,000円(税込)
など
サポート内容
  • 就職サポート
  • 日本語学習者とのイベントに無料で参加
特徴
  • 併設の日本語学校で外国人学習者と交流
  • 経験豊富なプロの講師陣
  • さまざまな受講プランから選べる

東京中央日本語学院は就職率90%以上、日本語教育能力検定合格率80%以上といった高い実績を誇る日本語教師養成講座です。実践的な指導方法に重点を置いており、学習者のニーズに合ったフィードバックによって一人ひとりの強みを活かした実技を習得できます

また、大規模な日本語学校が併設されているため、実際に行われている日本語授業を見学できるのが特徴的です。校内のイベントや外国人学習者とのグループディスカッションにも参加でき、修了前から現場のリアルな様子がわかります。

公式サイトに記載の「修了生の声」では、以下のような感想が紹介されています。
一番の決め手は、TCJは日本語学校と併設しているということでした。実際の日本語学習者と同じ場所で学べるということは、私にとって日本語教師への一歩のように思えました。また、理論科目を自分のペースで進められるeラーニングや、対面で計画的に勉強できる通学など、自分に合った学習方法を選べることも決め手となりました。
情報収集の段階でパンフレットやWEBサイトから思い描いていたイメージと、カウンセリングで実際に学校に伺った際に感じた印象、 雰囲気にギャップがなかったことです。 また、実技で通学する際は新幹線を利用する為、東京駅からのアクセスが良く、校舎が駅前であることも大きな決め手になりました
TCJでのカウンセリングと同日に開催されていたセミナーに参加し、現役の先生方から日本語教師というお仕事について、その現状、やりがいまで詳しく教えていただきました。また、2024年に始まる国家資格や制度などについてもお伺いすることができ、その日に受講を決めました。TCJのプログラムは実際に日本語教師として教える時に必要な実技に力を入れていると感じたのも大きいですね。

受講前にはパンフレットやカウンセリング、セミナーといった無料のコンテンツを利用した方も多いようです。

初めてオンライン講座を受講する方は、まずは無料の特別講演会・資格取得相談会や個別カウンセリングに申し込むことで、講座選びがスムーズに進みます。気になる方は以下のボタンから問い合わせてみてくださいね。
参考:TCJ日本語教師養成講座の評判
東京中央日本語学院はこちら

三幸日本語教師養成カレッジ


講座名 日本語教師養成講座420時間コース
受講形式 対面
費用 611,050円
サポート内容
  • あらゆる現場に対応した独自カリキュラム
  • 提携先の日本語学校に出向いての実習カリキュラムあり
  • 他分野の講座が無料で受講できる
特徴
  • 学校法人三幸学園グループが運営
  • 学習時間は基準の2倍以上
  • 個別サポートで就職率100%

三幸日本語教師養成カレッジは、学校法人三幸学園グループが運営する日本語教師養成機関です。

本カレッジの特徴は、最大8名までの少人数制授業と文化庁が定める基準の2倍以上授業時間
教壇体験の質と量を最大限に確保したカリキュラムが特徴です。中でも実践演習に力を入れており、授業見学や教案作成、模擬授業、教壇実習などを繰り返し、実務に直結するスキルを磨きます。

また就職・転職サポートにおいては、国内・海外の求人票の公開や面接や模擬授業のアドバイス、外部就職イベントへの案内など、多角的にサポート。希望者には個別に面談を行い、講座修了後の進路の悩みなどの相談にも応じています。

さらに授業料を一部免除し、学業を奨励する『奨学金制度』を設けているのも、同カレッジの特徴の1つ。将来性や人物像、意欲などにおいて修了後日本語教師としての活躍が期待されると思われる受講生に対しては、授業料の一部免除を受けられます。
熱意ある人はぜひ、奨学金制度への応募を検討してみてはいかがでしょうか。

資格の大原


講座名 日本語教師 420時間総合コース
受講形式 教室通学/Webライブ(ZOOM)
費用 489,000円
サポート内容
  • Webと通学の2つの学習スタイルから選択可能
  • 万一授業を欠席した場合も、標準装備されているWeb講義で学べる
特徴
  • 一般教育訓練給付制度適用
  • 日本語教師としての知識・技術を総合的に修得できる

資格の大原が提供する『日本語教師 420時間総合コース』は、Webと通学の2つの学習スタイルから自分の希望にマッチする学習法を選択できるコースです。スマートフォンから映像授業を視聴することも可能なため、スキマ時間に復習できる点も嬉しいポイント。
経験豊富な講師陣による講義はもちろん日本語学校併設の強みを活かした実習プログラム、国内外の就職バックアップなど、多角的に日本語教師へのキャリアをサポートしてくれます。

また、実習編では留学生を相手に教壇実習できる機会が設けられています
一人ひとりに充分な時間を取っているため、確かな学びを得ることができるでしょう。

さらに受講料は教材費・実習費など、全て含まれた価格となっており、追加必要は発生しません。明瞭な料金形態も安心できるポイントと言えるでしょう。

受講費用が安い日本語教師養成講座

日本語教師養成講座と一口に言ってもさまざまなスクールがあります。
ここでは、受講費用が安い日本語教師養成講座を厳選紹介します。

日本東京国際学院

出典:日本東京国際学院

日本東京国際学院は、教育総合グループ『中央出版ホールディングス』が運営する日本語教師養成スクールです。
教育事業に携わって50年の歴史を誇る中央出版ホールディングスが運営するだけあり、即戦力となり得る教師を育成するカリキュラムと環境には定評があります

カリキュラムは、多くの留学生指導の経験をもとに構成されており、実際に現場で教えている講師の経験をダイレクトに活かした授業が展開されます。また、教育実習では、本物の留学生を相手に実施するため、授業の一連の流れを体感できる点も魅力と言えるでしょう。
さらに就職サポートも万全に整えられており、海外勤務のサポートも提供しているとのこと。
幅広い選択肢が用意されているため、卒業後のビジョンを明確に描けていない人でも在学中に理想のキャリアを定められるのではないでしょうか。

なお、受講費は教材費込みで50万円以下。価格を抑えた人にもピッタリのスクールです。

講座名
  • 日本語教師養成講座420時間総合コース
  • 日本語教育能力検定試験&登録日本語教員試験(国家試験)対策コース
受講形式
  • 日本語教師養成講座420時間総合コース:オンライン+対面
  • 日本語教育能力検定試験&登録日本語教員試験(国家試験)対策コース:完全オンライン
費用
  • 日本語教師養成講座420時間総合コース:495,000円(税込)※教材費込み
  • 日本語教育能力検定試験&登録日本語教員試験(国家試験)対策コース:108,000円(税込)
サポート内容
  • 就職支援
  • 無料体験あり
特徴
  • 5000人以上の卒業生を輩出した日本語学校の現場の教師、留学生の声を活かした授業
  • 約50年の実績を持つ教育総合グループ『中央出版ホールディングス』が運営
日本東京国際学院はこちら

アークアカデミー

出典:アークアカデミー

アークアカデミーは、38年の運用と修了生1万3000人を超える実績を誇る日本語教師養成講座です。
下記3つの講座が用意されており、目的や希望の受講形式に合わせて選択できます。

  • 日本語教員試験対策講座
  • 420時間通信コース
  • 420時間総合コース

『420時間総合コース』では、同じ目標に向かって努力するクラスメートと切磋琢磨できる環境がある他、理論192時間、実技156時間、実習134時間、とバランスよく理論と実技・実習を学び、日本語教師に必要な知識と実践力を養います。『420時間通信コース』では、300時間分をWebで受講できる形態となっており、忙しい人にもピッタリ。さらに教育実習は最大12名の固定クラスで実施されるため、実際の日本語教師になりきって授業の流れを体感できます。
また、日本語教員試験に向けた『日本語教員試験対策講座』も設けられているため、試験対策もバッチリ。

それぞれ細やかな学習計画に則り知識取得と就職活動を進めるため、修了後からすぐにでも日本語教師として活動したい人は利用を検討してみてください。

講座名
  • 420時間総合コース
  • 420時間通信コース
  • 日本語教員試験対策講座
受講形式
  • 420時間総合コース:通学
  • 420時間通信コース:通学+Web
  • 日本語教員試験対策講座:通学or在宅
費用
  • 420時間総合コース:572,000円(税込)
  • 420時間通信コース:462,000円(税込)
  • 日本語教員試験対策講座:在宅 77,000円(税込)、通学 99,000円(税込)
サポート内容
  • 「実践的なスキル」と「考える力」を養成するカリキュラムの提供
  • 固定クラス・少人数制
  • 現役日本語教師が丁寧に解説し、学習状況を見ながら修了までフォロー
特徴
  • 「登録日本語教員の資格取得に係る経過措置」の対象講座として認定
  • 資格取得後の就職までサポート
  • 38年の運用と修了生1万3000人超の実績
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日本語教師養成講座卒業後の進路

日本語教師養成講座卒業後の主な進路は、次の通りです。

日本の日本語学校(法務省告示校)

日本語教師養成講座卒業後の主な進路として多くの人が思うかべる先として『日本語学校(法務省告示校)』が挙げられます。
法務省告示校とは、外国人留学生に「留学」という在留資格を付与し、留学ビザの申請を可能にする日本語学校のことを指し、多くの留学生が日本語を学ぶために在籍しています。

しかし、日本の教育現場における日本語学校(法務省告示校)の割合は2割程度に留まり、日本語学校(法務省告示校)で日本人講師になるのはやや狭き門になる可能性があると考えられます。
選択肢の1つとして考えつつ、次に紹介する進路も検討してみてください。

海外の日本語学校

海外の日本語学校』に就職するのも選択肢の1つです。
海外で日本語を学ぶために設立された教育機関やスクールで講師やトレーナーとして採用されることで、日本人講師として働くことができます。日本で働くのと同等の指導力が求められるため、資格は必須と言えるでしょう。

また、海外に移住して働くことに対してのハードルを越えられる人でないと難しいでしょう。
ただし、最近では海外に拠点を置く日本語学校でありながらも受講生に対して、日本からオンラインでレッスンを提供できるスタイルも増えてきました。この場合であれば、海外に移住しなくても海外の日本語学校で勤務できます。

自治体

自治体』や役所でも日本語教師が募集されているケースがあります。

1つ目は、駐日大使館や領事館で外交官やその家族に日本語を教えられる日本語講師が募集されるケースが稀にあります。また、2つ目は、各自治体で独自に日本語教室を開校している場合、自治体が主体となって日本語講師を募集することがあります。

住まいのエリアで働きたいと考えている人は、自治体の求人もマメにチェックしてみましょう。

フリーランス

日本語講師の進路の選択肢として、『フリーランス』として活動する方法もあります。
具体的には、独立して自分の教室を持つ、オンラインで日本語を教えるなど。
軌道に乗るまでに時間がかかることもありますが、生徒を一定数集めることができれば、日本語学校で講師を務めるよりも高収入を得られる可能性が期待できるでしょう。

ただし、フリーランスとして活動する場合は、日本語講師としての指導力はもちろん、個人で事業を運営するための営業力やマーケティング力も必要になるでしょう。

日本語教師養成講座は無料で受講できる?

ここでは、日本語教師養成講座を無料で受講する方法を紹介します。
少しでも費用を抑えたいと考える人は、本章で紹介する方法の利用を検討してみてください。

ハローワークの職業訓練を受ける

ハローワークの職業訓練では、日本語教師養成講座も対象に含まれます。
通常受講に40~50万円前後の費用がかかるところ、職業訓練として受講すれば、1万~2万円程度のテキスト代のみで受講可能です。
ただし、対象になるためには、下記2つの条件を満たす必要があります。

  • 無職かつ失業保険を受給できない人
  • 就職する意志がある人

また受講する際には、採用試験が設けられており、応募者が多い場合は選考によって受講可否が決まります
さらに、受講が決まれば、原則全ての講義に出席することが求められます。自己都合による欠席は基本的には認められず、欠席には何らかの証明書類の提出が必要になります。

日本語教師としての就業を目指す明確な意思がある人は、ぜひハローワーク職業訓練の利用を検討してみてください。

会社に負担してもらう

勤め先の企業に受講費を負担してもらうのも1つの方法です。

特に、外国人を積極的に雇用している会社では、社内で日本語教育を行うために日本語教師養成講座を会社負担で受講できることも。働きながら無料で資格取得を目指せるため、外国人雇用の多い会社で働いている人は、一度上長や人事部に確認してみると良いでしょう

日本語教師養成講座によくある疑問

本章では、日本語教師養成講座によくある疑問を紹介します。
日本語教師養成講座の受講を検討している人は、目を通しておきましょう。

日本語教師養成講座は働きながら取得できる?

日本語教師養成講座は、土日限定で授業を提供していたりオンラインで授業を実施しているものもあるため、働きながらでも受講は可能です。ただし、日本語教育機関(法務省告示校など)で働く場合は、420時間の日本語教師養成を修了したとしても学歴条件を満たさない場合は応募の対象外となります。

日本語教育機関(法務省告示校など)で働きたい場合は、別途日本語教育能力検定試験に合格する必要があります。
そのため、4年制大学卒業していない場合は、日本語教育能力検定試験の合格も目指さなければなりません。

ただし、日本語教師が求められる現場は、インターナショナルスクールやNPO法人、海外の日本語学校、ボランティアサークルなど多岐に渡ります。必ずしも仕事の時間を割くことが求められるわけではないため、仕事と両立しながらでも日本語教師を目指すことはできるでしょう。

通信講座やオンライン講座と通学講座はどれがおすすめ?

一概に特定の学習法が優れているとは言えないため、自分に合った学習法を選択することをおすすめします。

例えば、自分のペースで学習したい人や働きながら資格取得を目指したい人には、通信講座やオンライン講座がおすすめです。空いた時間を活用して学習できるため、忙しい人でも自分のペースで学び進めていくことができるでしょう。

一方で対面でスキルや知識を身につけたい人、他の受講生との交流を求める人、1人では挫折しそうな人には、通学講座をおすすめします。

日本語教師養成講座を選ぶなら無料相談を活用しよう

日本語教師のニーズが高まる昨今、さまざまな日本語教師養成講座が開講されています。講座選びの際は受講形式や費用、就職サポートの有無や口コミを参考にするのがおすすめです。

さらに各講座ごとに学習者のニーズに合った複数のプランを提供しているケースも多いため、まずは無料相談個別カウンセリングを利用してみましょう。自分の目的や予算に合った日本語教師養成講座を選ぶことで挫折を防ぐことにも繋がります。

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