Google App Scriptが学べるプログラミングスクール一覧

Google App Script(GAS)はGoogleスプレッドシートやGmailといったツールの自動化を目的としているため、業界や職種問わず、Googleサービスを業務に活用する仕事全般に向いている言語と言えます。それだけではなく、APIを経由することでChatworkやSlackといったコミュニケーションツールとの連携も可能。さらにはGAS単体でWebアプリケーション開発もできるほどの多才さを秘めています。GASを用いた開発の求人は多くないものの、どんな会社に就くとしてもGASを扱えるという点はアピールポイントとなるはずです。

Gmailアカウントを開設し、Google Chromeを開くだけで開発が始められるため、Google App Scriptの参入障壁はかなり低いのが特徴です。他言語のように難解な環境構築を行う必要もないことから、未経験者でもすぐ学習に取り掛かれるでしょう。またGASのベースとなっている言語は、シンプルな構文で知られる「JavaScript」のため、習得難易度もそこまで高くないといえます。ノーコード・ローコードでプログラムが書けるよう「入力補完機能」「マクロ機能」等も搭載されており、直感的に習得していけるはず。

Google App Script単体でもGoogleサービスの自動化ツールは開発できるため、特にほかのスキルを身につけなくても仕事は獲得していけるでしょう。一方で、GASは2009年に登場した比較的日の浅い言語であることもあり、現状業務自動化には「Python」の方がより多く用いられているのが現状です。GAS開発の求人はそこまで多くなく、PythonやRubyといった他言語の経験を求められるものも少なくありません。より獲得する仕事の幅を広げていきたいのであれば、各種スクリプト言語を習得することをおすすめします。

ビジネスソフトと言えばMicrosoftのOffice一強だった時代から、昨今ではブラウザベースの「Googleスプレッドシート」「Googleドキュメント」といったサービスの注目が高まっています。近年はクラウド上でデータを管理するのが主流になっていることも相まって、Googleサービスはこれから益々シェアを伸ばしていくことでしょう。それに伴ってGASの活用範囲も広がっていくことが予想できるため、GASエンジニア需要は増加の一途をたどるはず。現状GASを用いた開発案件は少ないものの、平均月50万程度が相場と言えそうです。