ITパスポート試験 過去問サービス8選の料金・問題数・特徴を徹底比較
「ITパスポート」とは、IT(Information Technology)に関する、基礎的な知識を身に付けていることを証明する国家資格です。デジタル化の進んだ現代社会では、いまやITの知識は必要不可欠。ITパスポートを取得すると、ITに関する基礎知識が身に付くのはもちろん、就職や転職にも有利になります。
人生100年時代、取得しておいて損はない資格と言えるでしょう。
今回はITパスポート取得に向けて、おすすめの過去問サービスの費用・問題数・特徴などを紹介いたします。
ITパスポートとは
ITパスポートとは、経済産業省が「情報処理の促進に関する法律」に基づいて認定する国家資格の1つです。IT人材の需要の高まりを受け受験者数も年々増加しており、令和4年度の年間応募者数は過去最多の253,159人にも上ったそうです。
数ある情報処理技術者試験の中では、基本情報技術者試験とともに入門レベルに位置づけられている資格であり、IT人材として活躍するのであれば、取得しておきたい資格の1つと言えるでしょう。

受験資格は特に定められていません。また受験手数料は7,500円(税込)となり、更新などの追加費用はかかりません。試験は120分で100問出題されます。
目安勉強時間はITの基礎知識の有無によりますが、100時間ほどと言われており、合格率は50%ほどです。
試験は、試験会場にあるパソコンで4択問題から回答するCBT(Computer Based Testing)方式で行われます。
出題の範囲は大きく下記3つに分類されます。
- ストラテジ系(経営全般):企業活動や法規、経営戦略などの経営全般に関する設問
- マネジメント系(IT管理):システム開発やプロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなどITの管理に関する設問
- テクノロジ系(IT技術):ネットワークや情報セキュリティ、データベースなどITの技術に関する設問
合格するには各分野の評価点を300点以上、かつ、総合評価点を600点以上取らなければなりません。ITパスポートの採点方法はIRT(項目応答理論)を採用しているので、単純に1問10点という配点ではないですが、おおよそ6割程度の正解で合格です。IRT(項目応答理論)とは、その問題の難易度やその人の能力値(回答の正誤)などを評価点として表した採点方法です。
難易度はそれほど高くないため、これまでIT関連の勉強に携わったことのない人でも、テキストや問題集に取り組むことで充分に合格を目指すことができます。しかし、得意不得意があると合格が難しいので、満遍なく得点を取れるようにしましょう。
受験資格 |
制限なし |
受験手数料 |
7,500円(税込) |
試験時間 |
120分 |
問題数 |
100問 |
合格ライン |
総合評価点と分野別評価点の両方を満たせば合格 【総合評価点】 1000点満点中600点以上 【分野別評価点】 ストラテジ系…1000点満点中300点以上 マネジメント系…1000点満点中300点以上 テクノロジ系…1000点満点中300点以上 |
試験会場 |
各自選択した会場 (CBT試験会場) |
勉強目安時間 |
約100時間 |
運営団体 |
IPA(独立行政法人情報処理推進機構) |
こちらの記事では、ITパスポートの難易度や傾向についてより詳しく書かれているのでぜひ参考にしてください!
関連記事:ITパスポート試験の難易度は?合格率から効率の良い勉強方法まで徹底解説!
ITパスポート勉強法
ITパスポートの試験では「ITを活用するための基礎知識」が求められます。そのため、ITそのものだけでなく、経営・法律・ITの管理方法・ITを利用した技術など、ITに関するいろいろな知識を身に付けておかなければなりません。試験勉強をする際は、問題集や過去問サービスを活用しながら可能な限り苦手分野を克服し、網羅的に回答できるようにしておくのが大事です。
勉強はWEBサービス、テキストなどを利用して進めていきます。しかし、それぞれにメリット・デメリットがあるので、それを理解し、自分に合う勉強法を選択するのが大切です。
その上で実際の試験を想定して練習問題や過去問を解いていきましょう。インプットした知識を正確にアウトプットできて初めて「知識が身に付いた」 と言えます。テキストを読み込むだけではなく、意識的に問題集にも取り組み、アウトプット機会もバランスよく設けるようにしてみてください。
問題集に取り組むことで理解に乏しい分野や苦手問題が可視化されてくるはずです。
苦手箇所に重点を置き「なぜ間違えたのか」を意識しながら再度インプットを試みましょう。
このようにインプットとアウトプットを繰り返すことで、合格に向けて着実に知識の定着を図ることができます。
先述の通りITパスポートの難易度は、IT関連の知識や技術を問う資格や試験の中でも比較的低いです。
そのため独学でも勉強すれば誰でもITパスポートに合格できる可能性があります
ただし勉強せずに合格できるほど簡易な試験ではないため、紹介する参考書や過去問を効果的に活用することが学習のポイントです。
最短合格を目指すためにおすすめの勉強法が書かれた記事はこちらです。
関連記事:【最短合格】ITパスポート試験に挑む人が知るべきおすすめ勉強方法
ITパスポートの過去問を勉強する方法
ITパスポートはパソコンを用いた試験であるという特徴から、紙媒体だけでなくインターネット上で学習に取り組めるWEBサービスや参考書が充実しています。本項目では、ITパスポート試験の合格を目指すための勉強法を4つご紹介します。
- WEBサービス
- スマートフォンアプリ
- YouTube
- テキスト
WEBサービス
WEBサービスを用いた学習は、スマートフォンからでも学習に取り組めるため、時間や場所にとらわれずスキマ時間を利用して学習を進められる点がメリットです。中には広告が一切表示されないサービスもあるので、短い勉強時間でもしっかりと試験勉強に集中することができるでしょう。
一方で、費用がかかってしまう点にデメリットを感じる人がいるかもしれません。
しかし、問題数の充実や学習効率を考えると、決してコストパフォーマンスの悪いサービスではないのです。
WEBサービスは、「効率的に学習に取り組みたい人」や「着実に合格を目指す人」にピッタリの学習法です。
メリット |
デメリット |
・時間や場所に囚われず学習できる ・最新の過去問が充実している ・アプリインストール不要で使える |
・費用がかかる ・ネット環境が必要 |
スマートフォンアプリ
スマートフォンアプリもWEBサービス同様に、スキマ時間を利用して学習に取り組める勉強法です。お持ちのスマートフォンの種類によって利用できるアプリが異なるケースがあるため、注意が必要です。無料で利用できる学習アプリもあるため、「どのような問題が出題されているのか知りたい」「ITパスポート試験を受けるか迷っている」という人にもおすすめです。
一方で、中には広告が表示されてしまい集中力が削がれてしまうアプリもあるので、デメリットに感じる人もいるでしょう。
メリット |
デメリット |
・時間や場所に囚われず学習できる ・無料のアプリもある ・手軽に学習できる |
・広告が表示される場合がある ・ネット環境が必要 |
YouTube
YouTubeを利用した学習も1つの手。音声解説付きのため、視覚的学習だけでなくヒアリング学習にも取り組めます。
通勤・通学時などに聞き流しながら学習を進めることができるでしょう。
しかしアウトプット機会が設けにくい点や、学習進度・苦手分野が可視化されにくいというデメリットがあります。
すでにIT関連の知識に習熟している人は復習教材としてYouTubeを用いた学習も良いですが、IT関連の知識に乏しい人は副教材として活用することをおすすめします。
メリット |
デメリット |
・時間や場所に囚われず学習できる ・無料で学習できる ・気軽に学習できる |
・アウトプット機会が得られにくい ・苦手分野が可視化されにくい ・他の動画に興味を惹かれてしまう ・繰り返し学習が難しい |
書籍
ITパスポートは資格取得のためのテキストも販売されています。参考書と過去問を兼ねているため、体系的に学びながら過去問でアウトプットすることができます。また書き込みや付箋で印をつけることもできるため、自身の学習状況や習熟度を可視化しやすいです。
一方で学習のために常にテキストを持ち運ぶ必要があり、場面によっては書籍を開けない可能性もあります。また、最新年度版でない場合、情報が古く試験範囲に対応していないかもしれません。
書籍を用いて学習に取り組む際は、自身にとって最適な勉強法なのか検討しましょう。
メリット |
デメリット |
・繰り返し学習しやすい ・苦手分野を可視化しやすい ・書き込みながら学習できる |
・書籍を持ち運ぶ必要がある ・問題量に限りがある ・情報が古い可能性がある |
ITパスポートの勉強に取り組む際におすすめのWEBサービス
ITパスポートの勉強に取り組む際におすすめのWEBサービスをご紹介します。コエテコカレッジITパスポート

試験によく出る「IT用語集」と最新令和5年度〜平成31年度の全600問が収録されており、ITパスポート合格に充分な問題数を解くことができます。
本番同様の形式で過去問を解けるのはもちろん、ストラテジ系(210問)・マネジメント系(120問)・テクノロジ系(270問)の各分野別ごとに演習ができるので、苦手分野を潰すのにもってこいの問題集です。本番形式の過去問以外はランダムで問題が出題され、5問回答するごとに採点されるので、昼休みや電車内の5~10分のスキマ時間にも最適です。
さらに、各問題に対して資格取得者の丁寧な解説が付いているため、情報セキュリティマネジメント試験や基本情報技術者試験といった上位資格の取得に必要な周辺知識も一緒に身に付けることができるでしょう。
他の問題集サービスとは違い、広告が一切表示されないため、ストレスフリーに学習に取り組めます。
仕事や勉強と両立しながら最短でITパスポート合格を目指す人にとっておすすめの問題集です。
また現在、平成31年度分については無料で利用できます。利用を検討している人は、ぜひ平成31年度過去問を解いて試してみてください。
実際に独学での短期合格を決めた方の合格体験記もあるので参考にしてみてください!
関連記事:ITパスポート合格体験記│ 知識ゼロでも2週間で合格!異業種からIT企業へ転職した私の挑戦
コエテコカレッジITパスポートの利用体験評価
5問回答するごとに採点フェーズに移れるため、他のどの過去問サービスよりも高速で学習を進められます。また過去問に関しては、試験本番と同様1問1答形式で回答できるため、インプットとアウトプットに合った形式で問題に取り組める点が良いと感じました。

問題や解答表示のスピードが非常に速く、さらに広告表示もないため、ストレスフリーで集中して勉強に取り組めます。

費用 |
¥2,925 |
問題数 |
最新令和5年度~平成31年度 全600問 |
利用制限 |
なし |
スマートフォン対応 |
対応可 |
特徴 |
・オリジナル用語集付き ・豊富な問題量と丁寧な解説付き ・分野別問題で苦手克服ができる ・スキマ時間に気軽に学習できる ・平成31年度分の過去問を無料利用できる |
公式URL |
ITパスポート過去問道場
「ITパスポート過去問道場」は、ITパスポート試験ドットコムが運営する完全無料のITパスポート過去問サービスです。平成21年度以降に行われた試験の過去問全2,300問から、試験回や分野を指定してランダムに問題を出題させることができます。
各問題には解説がついているため、分からない点があってもすぐに確認することで、即時知識のインプットを図れるでしょう。また学習履歴の管理ができるため、学習進捗を可視化できます。
パソコン・スマートフォン・タブレットなど多様なデバイスにも対応しており、場所や時間問わず学習に取り組める点が魅力です。
ITパスポート過去問道場の利用体験評価
シンプルながらも必要なフィルタリングが備わっているため、サクッと試験勉強に取り組めました。
解説中の重要なポイントは、赤太字で表示されているため、ポイントをおさえながら学習を進められます。


一方で広告表示が多いため、やや操作し辛い印象を受けました。
費用 |
無料 |
問題数 |
過去問(2,300問) |
利用制限 |
なし |
スマートフォン対応 |
対応可 |
特徴 |
・豊富な問題量を誇る ・ポイントが分かる丁寧な解説 ・最新の問題が更新される |
【ITパスポート試験】過去問題(問題冊子・解答例)
「【ITパスポート試験】過去問題(問題冊子・解答例)」は、ITパスポート試験を実施しているIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が提供する問題集サービスです。平成21年度以降に行われたITパスポート試験の過去問と解答が全て収録されており、問題を解き進めることで知識の定着を図りたい人におすすめです。
しかし解答に解説が付いていないため、たとえ分からない問題があったとしても根本的な解決は難しいです。そのため必要に応じて解説付きの問題集サービスを利用したり、自分で調べたりしながら学習を進める必要があります。
【ITパスポート試験】過去問題(問題冊子・解答例) の利用体験評価
問題数の多さは魅力的ではあるがPDF形式のため、印刷し自分で答え合わせをしなければならない点に非効率さを感じました。
問題集もシンプルなため、人によっては学習のモチベーションが保ち辛い印象を受けました。

費用 |
無料 |
問題数 |
過去問全て (平成21年度 春期分~令和5年度分 ) ※2023年8月時点 |
利用制限 |
なし |
スマートフォン対応 |
対応可 |
特徴 |
・PDF形式のため印刷可能 ・問題と解答付き ・IPAが提供するサービスなので信頼できる |
【ITパスポート試験】CBT疑似体験ソフトウェア
「【ITパスポート試験】CBT疑似体験ソフトウェア」は、ITパスポートがパソコンで解答するCBT方式になった平成24年度以降の過去問が収録されたサービスです。上記の「【ITパスポート試験】過去問題(問題冊子・解答例)」と同じくIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が提供する問題集サービスのため、安心して利用できるでしょう。本サービスはCBT方式に近い形式で解答できるため、実際の試験に近い環境で問題に取り組める点が魅力です。
ただし、サービスを利用するには指定の動作環境が求められるため、利用の際は動作環境が整っているか確認が必要です。
【ITパスポート試験】CBT疑似体験ソフトウェアの利用体験評価
勉強に取り組むまでにソフトウェアのダウンロードに時間や手間がかかる印象を受けました。(初回ソフトウェアを利用するまでに10分ほど時間を要しました。)また年度ごとに1回1回ダウンロードする必要があります。
また動作環境がOSはWindows 10のみ、.NET Framework 3.5 の有効化やIPAゴシックフォントがインストールされている必要があるなど制限が多いため、対応していない場合は利用ができません。
パソコンしか対応できない点もデメリットに感じる点でした。
ITパスポート試験の特性上パソコンでの学習に限定されるわけではないため、あえて本サービスを利用して学習するメリットはあまり感じられませんでした。
ダウンロード後、下記ログインページが表示されます。
実際に行われるITパスポート試験と同じ仕様になっているため、模擬試験を受験したい人は試しにトライしてみても良いでしょう。


費用 |
無料 |
問題数 |
平成24年度 春期分~令和5年度分の過去問を網羅 ※2023年8月時点 |
利用制限 |
なし |
スマートフォン対応 |
対応可 |
特徴 |
・実際のCBT形式を体験できる ・問題をダウンロードする必要がある ・解答の正誤や正答数が分かりやすい |
ITパスポートの勉強に取り組む際におすすめのスマートフォンアプリ
ITパスポートの勉強に取り組む際におすすめのスマートフォンアプリは次の通りです。2023-24年版 ITパスポート問題集(全問解説付)
「2023-24年版 ITパスポート問題集(全問解説付)」は、iOSをサポートするiPhoneで利用できるスマートフォンアプリ。問題数は1,960問収録されており、全問題に解答解説が付いています。スマートフォンアプリという特性上、通勤・通学など場面を選ばずスキマ時間に学習を進められる点が魅力です。さらに、問題は一問一答形式で出題されるため、インプットとアウトプットを繰り返しながら実践に近い形で知識の定着を図ることができるでしょう。
2022年版 ITパスポート問題集(全問解説付)の利用体験評価
画面や操作がシンプルな仕様になっているため、感覚的に操作できた点が良いと感じました。

通勤やスキマ時間、1日のノルマ数を決めて取り組めるため、無理なく自分のペースで学習を進めることができました。

またシンプルなデザイン・機能のため、人によっては学習モチベーションが保ち辛く意欲的に学習に取り組めない可能性もあります。

費用 |
無料 |
問題数 |
1960問 ※2023年8月時点 |
利用制限 |
なし |
スマートフォン対応 |
対応可(iOS・Android) |
特徴 |
・全問題解答解説付き ・スキマ時間に学習できる ・iPhoneとiPadで利用可能 |
ITパスポート 全問解説 – 2023一問一答過去問題集
「ITパスポート 全問解説 – 2023一問一答過去問題集」は、Android OSを搭載したスマートフォンで利用できるスマートフォンアプリです。このアプリには分野別ドリルと年度別過去問を合わせて2,419問収録されており、合格を目指すにあたって十分な問題数が収録されています。
分野別ドリルで苦手分野の対策をした後、年度別過去問を解くことができるため、本アプリ1つで総合的な試験対策と苦手分野克服の両方の勉強に取り組むことができます。
さらに間違えた問題を後から総復習できる「チェック機能」が搭載されている点も魅力の1つ。チェック機能を活用することで、取りこぼしなく学習できるでしょう。
ITパスポート 全問解説 – 2023一問一答過去問題集の利用体験評価
分野別ドリルと年度別過去問それぞれ別に学習に取り組める点が良いと感じました。また分野別で学習に取り組んだ後、過去問で網羅的に問題を解答していくことができるため、基礎から総合的に知識の定着が図れる構造になっています。
無料かつ問題量や機能も充実しているため、ITパスポート試験に向けて有益性の高い問題サービスです。
また各カテゴリを全問正解した際に表彰状が表示される仕様も嬉しいポイントでした。
費用 |
無料 |
問題数 |
2419問 ※2023年8月時点 |
利用制限 |
なし |
スマートフォン対応 |
対応可(Androidのみ) |
特徴 |
・全問題解説付き ・分野別ドリルで苦手克服できる ・Androidで利用可能 |
ITパスポートの勉強に取り組む際におすすめのYouTubeチャネル
ITパスポートの勉強に取り組む際におすすめのYouTubeチャンネルは、「見るだけ合格!ITパスポート(過去問編)」です。見るだけ合格!ITパスポート(過去問編)
「見るだけ合格!ITパスポート(過去問編)」は、ITパスポートの過去問解説がされているYouTubeチャンネルです。1年分の過去問の中からストラテジ系・テクノロジ系・マネジメント系の問題をそれぞれピックアップして解説しており、集中的に特定分野の学習に取り組みたい人にぴったりの過去問解説動画です。しかしアウトプットの機会がないため、他の問題集サービスと併用することをおすすめします。
見るだけ合格!ITパスポート(過去問編) の利用体験評価
女性の資格取得者が音声で解説してくれるため、通勤や通学時間に聞き流しながら学習することができます。また1動画10分~15分で完結するため、無理なく学習に取り組めました。

集中して聞き入ることである程度の知識定着を図ることができますが、やはり動画広告が入ることで学習が止まってしまったり集中力が途切れるといったデメリット面を感じました。
また他の動画サイトに興味を持ってしまい、学習を中断してしまう時もしばしばあったため、あくまでもサブ教材として利用を検討したほうが良いという印象を受けました。
費用 |
無料 |
問題数 |
最新5年分の過去問 ※2023年8月時点 |
利用制限 |
なし |
スマートフォン対応 |
対応可 |
特徴 |
・音声解説付き ・10~15分ほどの動画で学べる ・授業形式で学べる |
ITパスポートの勉強に取り組む際におすすめのテキスト
最後にITパスポートの勉強に取り組む際におすすめのテキストをご紹介します。いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
『いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集』の魅力は、「絶対合格の教科書」と「出る順問題集」がセットになっている点。知識をインプットしてからアウトプットで定着を確かめる、という自然な流れで学習を進めることができます。
「試験に合格すること」を目的に企画・構成された問題集であり、短期間で一発合格を目指す人におすすめの一冊となっています。
毎年最新版が出版されているため、必ず最新版のものかチェックした上で購入するようにしましょう。
いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集の利用体験評価
重要な用語や概念は、イラスト図解しているため、視覚的に深く理解できるようになっています。またIT初心者の人でもつまずくことがないよう、英語表記の用語や熟語(漢字)には、ふりがなを掲載してくれており、読み方に迷うことなく、スラスラと学習を進められた点が使いやすさを感じるポイントでした。

テキストで学習に取り組みたい人やIT学習初心者にはぴったりだと感じました。

持ち運びに不便を感じる人は、WEB書籍の購入をおすすめします。
一方で書き込みや付箋ができる等の書籍ならではの利点が失われてしまうため、購入する際は自身に合う学習スタイルに応じてテキストかWEBか選択しましょう。
費用 |
1,738円(税込) |
問題数 |
頻出問題232問+過去問5回分のPDF |
利用期間 |
なし |
スマートフォン対応 |
対応不可 |
特徴 |
・頻出問題に絞って対策できる ・参考書も兼ねている ・WEB書籍を利用できる |
【結論】ITパスポートに過去問サービスを比較した結果、使うべきサービスは?
今回はITパスポート合格のための過去問サービスを様々な勉強法から紹介しました。「結局のところ、どの過去問サービスを利用すれば、効果的な学習ができるの?」と疑問に思われる人もいるでしょう。結論を申し上げると、ITパスポート試験に向けて試験勉強に取り組むのであれば「コエテコカレッジITパスポート」が最もおすすめです。
コエテコカレッジITパスポート対策講座
これから独学でITパスポート試験を受ける方へおすすめしたいのが、「コエテコカレッジITパスポート対策講座」コエテコカレッジITパスポート対策講座は、試験によく出る「IT用語集」と「最新過去問600問」がセットになった、ITパスポート短期合格を目指す教材です。

6つのおすすめポイント
①丁寧な解説で知識が自然に身につく
問題を解きながらポイントをおさえて内容も学べるように、問題の一問一問に丁寧な解説付き。実際に試験に合格した資格取得者が、経験者だからわかる痒い所に手が届くようなオリジナル解説を作成しています。重要なポイントは、赤字と太字で表示されていて、わかりやすく覚えやすくなっています。
②分野ごとの用語集+練習問題でしっかり学べる
ITパスポートの試験ではIT用語がたくさん出てきます。まず最初にその専門用語を理解することが合格への近道といえます。コエテコカレッジITパスポート対策講座の用語集は過去問を分析し作られており、無駄なく、出題される部分の学習が可能!さらに、用語は分野別にまとめられているので、苦手分野を重点的に勉強する際に重宝します。用語集で学んだことをすぐに確認できるように、用語集ごとに練習問題も付いています。
③スキマ時間にも解ける&読める
スマートフォンで回答していくのでアプリのような感覚で進められます。1問ずつや5問ごとに問題を解けるので、電車移動や家事の合間、休み時間などスキマ時間で簡単にサクサク勉強が可能です。用語集はPDF形式で、1度ダウンロードしてしまえばオフラインでも使えます。自分で好きなところにマーカーを引いたり、コメントも付けられたりするので、自分だけの用語集を作ることもできます。
④広告表示がないからストレスフリー
スマートフォンを使って学習する中で煩わしいのが広告表示ですが、コエテコカレッジITパスポート対策講座では広告表示が一切ありません。「問題を解いてアウトプット」→「解説を読んで知識を深めるインプット」の過程で広告に気を取られることがないので、集中して勉強ができます。⑤分野・年度別に問題を表示・苦手分野対策も効率的に
分野別・年度別でそれぞれ出題方法を切り替えることが可能です。分野別表示では苦手分野の対策ができ、年度別表示をすれば模擬試験のように使えます。全問を解答し終わると正答率が表示されるので、合否の目安にもなるでしょう。出題する問題は最新6年分の過去問全て(600問)から選択できます。⑥実際に使用した方のレビューがあるので安心
参考書や問題集を購入する際には、レビューや口コミのチェックは欠かせません。購入前に実際に教材を購入して利用した方のレビューが掲載されており、使い勝手や勉強方法の参考にもなります。「正解以外の選択肢に関しても手厚く解説されているため、1問ごとの情報量が充実しており、とても勉強になりました」 「回答と解説が一緒に書いてあり覚えやすかった」 「キーワードなども太字・赤字で目に飛び込むように工夫されていたので、学習が進めやすかったです」 「書籍での学習と違い、年度別や分野別のランダム出題で問題が解けるのが便利です」 「似たような問題がランダムで満遍なく現れて、徐々に正答率が上がるのが実感できて、問題を解くモチベーションが上がりました」など、解説文の充実度や視覚的な分かりやすさを評価する声が多くありました!
コエテコカレッジITパスポート対策講座のレビューはこちら
最短・独学で合格を目指す方は、コエテコカレッジITパスポート対策講座で効率よく学んでみませんか?
ITパスポート試験 過去問サービス まとめ
ITパスポートは、これから益々需要が高まるITの基礎知識を問う試験です。ITパスポートを取得するとITに関する基礎知識が身に付くので、転職やビジネスシーンなど様々な場面で役に立つでしょう。難易度は高くないですが、試験範囲は広く効率的かつ効果的な学習が不可欠です。
学習法に迷う方は、ぜひ本記事を参考に無駄なくITパスポート試験に臨める学習法を比較・検討してみてください。
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