手数料が安い仮想通貨取引所おすすめ5選!

手数料が安い仮想通貨取引所おすすめ5選!
仮想通貨(暗号資産)取引所の手数料とは、取引が成立した際に発生する手数料や入出金に必要な手数料などです。取引所によって無料・有料が分かれる上、金額にも違いがあります。仮想通貨取引を検討している人は、手数料の詳細を確認した上で取引所の選定を行いましょう。

本記事では、仮想通貨取引で必要な手数料の詳細や手数料を安く抑えるコツ、さらにはおすすめの仮想通貨取引所を紹介します。

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仮想通貨取引所で必要な4つの手数料    

仮想通貨取引所を利用すると、「取引手数料」「日本円入出金手数料」「送金手数料」「レバレッジ取引手数料」が必要となります。これら4つの手数料と、販売所で必要な「スプレッド」について紹介します。

取引手数料

取引手数料とは、「取引所形式」で仮想通貨取引を行った際に発生する手数料です。取引金額にかかわらず、仮想通貨売買が成立した時点で発生します。料金は取引所によって異なりますが、無料のところも少なくありません。

取引所形式とは、ユーザー同士が希望価格を提示しあって仮想通貨を売買する取引形式です。ユーザーが「取引板」に売買したい仮想通貨の数量と価格を提示し、条件の合う相手が現われれば売買が成立します。

注意したいのは、指し値注文の「メイカー(Maker)」と既存の価格で注文を出す「テイカー(Taker)」では、取引手数料が 異なる点です。

一般的にはメイカーの方が、取引手数料は安くなる傾向があります。

「販売所形式」を利用する場合は「スプレッド」が必要

 「販売所形式」とは、ユーザーが仮想通貨取引所から直接仮想通貨を購入する取引形式です。利用に際して手数料は不要ですが、「スプレッド」が実質的な手数料となります。

スプレッドとは、仮想通貨の買値と売値の差額です。仮想通貨は、買値が高く・売値が低く設定されています。売値が買値を上回るタイミングで売却しないと、利益を上げることができません。

一般に販売所形式のスプレッドは高額に設定されており、「見えない手数料」と呼ばれることもしばしばです。手数料がかかっても引所形式を利用した方が、結果的にはお得になります。

日本円入出金手数料    

日本円入出金手数料は、仮想通貨売買に必要な資金の入出金にかかる手数料です。

仮想通貨取引を行うには、取引所の専用口座に資金を入金しなければなりません。またある程度の資金が貯まったら、外部の口座に移動させるケースもあるでしょう。いずれの場合も、手続きを行った時点で手数料が発生します。

入金手数料については、ほとんどの取引所が無料としています。ただし振込手数料を自己負担としているところもあり、完全に無料にはなりません。またコンビニ入金やクイック入金を選択すると、手数料が発生することがあります。

一方出金手数料は、方法や金額によって数百円が必要です。頻繁な出金を想定している人は、出金手数料が安価な仮想通貨取引所を探しましょう。

仮想通貨の入出金手数料    

仮想通貨の入出金手数料は、他の口座から仮想通貨を入金したり、他の取引所や「ウォレット(インターネット上の仮想通貨保管ツールおよびサービス)」に仮想通貨を出金したりする際に発生する手数料です。

仮想通貨の入出金手数料は、仮想通貨によって異なります。また入金手数料は無料でも、通貨ごとの「ガス代(ネットワーク手数料)」は自己負担となるのが一般的です。

仮想通貨の入出金手数料を重視すべきなのは、複数の取引所で仮想通貨売買を行っている人・NFTマーケットプレイスを利用している人です。仮想通貨そのものを出し入れしない人は、さほど気にする必要はありません。

レバレッジ手数料    

レバレッジ手数料とは、「証拠金取引」を行った際に発生する手数料です。

証拠金取引とは、口座の資金(証拠金)を担保にして資金以上の仮想通貨売買を行う取引形式を指します。例えば2倍のレバレッジ取引を選択すれば、口座に50万円しか入っていなくても100万円分の取引が可能です。

レバレッジを掛けて取引を行った場合、日をまたいでポジションを持ち越す(ロールオーバー)と手数料が発生します。

そのほか自動的に損切り(ロスカット)が行われた場合も、「ロスカット手数料」が必要となります。
参考:仮想通貨レバレッジ

仮想通貨取引で手数料を抑えるコツ

仮想通貨取引で「少しでも手数料を抑えたい」という場合は、取引方法や取引通貨に注目することが必要です。手数料が気になるときに注意すべきポイントを紹介します。

中長期で取引を行う

仮想通貨の売買頻度が高いほど、手数料が多く発生します。手数料を抑えたいならポジションを多く取らずに済む、中長期取引を行いましょう。

仮想通貨は他の金融商品と比較すると、「ボラリティが高い」などと言われます。短期取引でも利益を上げやすいといえますが、一瞬で大損をするリスクもあります。

リスクが大きく手数料負担も大きい短期売買よりも、コスト&メンタルの負担が少ない中長期売買の方が、仮想通貨初心者にはおすすめです。

取引したい通貨の手数料を確認する

手数料は、取引する通貨によって異なります。仮想通貨取引所の手数料をチェックする場合は、購入予定の通貨同士で比較しましょう。

注意したいのは、マイナーな仮想通貨を購入すると売却が難しくなる点です。仮想通貨初心者なら、時価総額が大きく取引が安定している「ビットコイン」「イーサリアム」などから始めるとよいかもしれません。    

優先する手数料を決める

仮想通貨取引所は、「取引手数料は無料だが送金手数料が高い」「送金手数料は安価だが取引手数料が高い」などとさまざまです。自分の投資スタイルを踏まえて、「どの手数料が安いとメリットが大きいか」を考えてください。

例えばNFT売買を頻繁に行う人・他の取引所にも送金する人は、仮想通貨の送金手数料が安価な取引所が便利です。一方スキャルピングやデイトレードを行う人は、取引手数料が大きいと利益が少なくなります。回数を気にせず注文を出せる、取引手数料無料の取引所を探しましょう。

手数料を抑えたい人におすすめの仮想通貨取引所5選

国内には大手企業がバックアップするさまざまな仮想通貨取引所があります。手数料負担を少なく抑えたい人からの支持が篤い、人気の仮想通貨取引所を見ていきましょう。
参考:仮想通貨取引所おすすめ

DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

「DMM Bitcoin」は、国内最多クラス・38種類の仮想通貨をそろえる取引所です。レバレッジ取引の選択肢も多く、仮想通貨初心者から運用のプロまで幅広いユーザーに支持されています。日本円入出金手数料をはじめとする各種手数料が無料(※BitMatch取引手数料を除く)のため、手数料負担を抑えながらの仮想通貨運用が可能です。

DMM Bitcoinの特徴は、「BitMatch注文」を利用できること。BitMatch注文とは、販売所が売り手と買い手をミッド(仲値)価格で結び付ける注文方法です。販売所形式と取引所形式のハイブリッドといわれており、国内での導入はDMM Bitcoinが初めてとなります。

BitMatch注文なら、販売所形式ほどスプレッドの負担が大きくありません。比較的安価な取引手数料で、仮想通貨を売買できます。
手数料の種類 料金
取引手数料(ビットコイン) 無料
※BitMatch取引手数料を除く
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 無料
仮想通貨入金手数料 無料(マイナーへの手数料は自己負担)
仮想通貨出金手数料 無料
レバレッジ取引手数料(ビットコイン) 建玉金額の0.04%/日

Coincheck(コインチェック)

出典:Coincheck 
「Coincheck」は、東証プライム上場企業「マネックスグループ株式会社」傘下の仮想通貨取引所です。取引可能な仮想通貨は29種類(2024年4月時点)あり、約500円から投資できます

取引形式は、販売所形式・取引所形式を利用可能です。ビットコインなら取引所形式でも手数料がかからず、お得に取引できます。

ただしCoincheckは、レバレッジ取引には対応していません。「レバレッジを掛けて取引したい」と考える人は、他の取引所を選択しましょう。
手数料の種類 料金
取引手数料(ビットコイン) 現物取引(販売所形式):スプレッド
現物取引(取引所形式)無料
日本円入金手数料 無料(銀行振込)
日本円出金手数料 407円
仮想通貨入金手数料 無料
仮想通貨出金手数料(ビットコイン) 変動手数料制
Coincheckはこちら

GMOコイン

出典:GMOコイン
「GMOコイン」は、GMOインターネットグループ傘下の仮想通貨取引所です。申し込みから最短10分で24種類の仮想通貨を取引できます。

口座開設や即時振込の手数料が無料な上、仮想通貨の入出金・日本円の入出金手数料も無料です。取引所形式の現物取引ではマイナス手数料も設定されており、メイカーとして約定すれば約定金額の0.01%相当の日本円を受け取れます。

注意点は、日本円も仮想通貨も出金の最低ラインが設けられている点です。日本円の場合は1万円以上、仮想通貨の場合は0.02 BTC以上の引き出しが必要となります。
手数料の種類 料金
取引手数料(ビットコイン) 現物取引(販売所形式):スプレッド
現物取引(取引所形式):メイカー手数料:-0.01%、テイカー手数料:0.05%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 無料
仮想通貨入金手数料 無料
仮想通貨出金手数料 無料
レバレッジ取引手数料(ビットコイン)  建玉ごとに0.04%/日
GMOコインはこちら

LINE BITMAX(ラインビットマックス)    

出典:LINE BITMAX
「LINE BITMAX」 は、LINEグループの「LINE Xenesis社」が運用する仮想通貨取引所です。LINE Pay残高をそのまま投資できるので、気軽に仮想通貨取を行ってみたいLINEユーザーにおすすめできます。

手数料が気になる人が注目すべきは、取引所形式でマイナス手数料が設定されていること。仮想通貨を指し値注文して約定すると、手数料として0.01%を受け取れます。

日本円や仮想通貨の入出金については、入金のみ無料です。日本円の出金手数料をなるべく安価にしたい人は、LINE Payを利用するとよいでしょう。
手数料の種類 料金
取引手数料(ビットコイン) 現物取引(販売所形式):スプレッド
現物取引(取引所形式):メイカー手数料:-0.01%、テイカー手数料:0.05%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 LINE Pay:110円(税込)
銀行口座:400円(税込)
仮想通貨入金手数料 無料
仮想通貨出金手数料(ビットコイン) 0.001 BTC
レバレッジ取引手数料 無料
LINE BITMAXはこちら

BitTrade(ビットトレード)

「BitTrade」は、30種類の仮想通貨をそろえる取引所です。口座開設手数料や維持管理手数料は無料となっており、申し込みから最短5分で仮想通貨取引を開始できます。

運用に関する手数料は、基本的に入金のみ無料です。日本円も仮想通貨も、出金時にはそれぞれに設定された手数料を支払う必要があります。

なお仮想通貨取引所を運営するのは、独自の仮想通貨「フォビトークン(HT)」を発行しているHuobiグループです。フォビトークンを一定以上保有または取引しているユーザーには、手数料の割引サービスが適用されます
手数料の種類 料金
取引手数料(ビットコイン) 現物取引(販売所形式):スプレッド
現物取引(取引所形式):無料
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 330円(税込)
仮想通貨入金手数料 無料
仮想通貨出金手数料(ビットコイン) 0.0005 BTC
レバレッジ取引手数料 建玉ごとに 0.03%/日

まとめ    

仮想通貨取引における手数料には、取引手数料・日本円入出金手数料・仮想通貨の入出金手数料・レバレッジ取引手数料などがあります。仮想通貨取引所を選ぶときは、それぞれのコストがどのくらいかを同じ通貨・同じ条件で比較しましょう。

手数料の違いはごくわずかに思えますが、長く取引を重ねると利益率にも影響します。自分の投資スタイルを再確認し、「どの手数料が安いとメリットが大きいか」を考えてください。

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  • 質問 NFTとは何ですか?

    答え NFTとは、Non-Fungible(代替不可能)なトークン(代用通貨)です。NFTは、本来であればコピーなどが簡単にできるデジタルデータを「唯一のもの」として証明し、情報を付与し著作権に似た形で二次使用で利益を得たり、取引したりできる資産の一種。デジタル資産の希少性を担保し、自分のものとして証明できます。投資商品としても人気がありますが、法整備が整っていないなどリスクや課題も多くあると言われています。

  • 質問 暗号通貨と仮想通貨はどう違うのでしょうか?

    答え 暗号通貨は仮想通貨の別称であり、違いはありません。令和2年の資金決済法の改正によって、法令上「仮想通貨」は「暗号資産」と呼ぶように変更されました。暗号資産(暗号通貨・仮想通貨)はインターネット上でやりとりできる財産価値があり、代金の支払いなどにも使用できます。ただし暗号資産は法定通貨ではなく、また価格が変動するなどリスクもあることに留意して下さい。

  • 質問 仮想通貨(暗号通貨)を購入したり、取引したりするには何が必要ですか?

    答え 暗号資産(仮想通貨)を利用するためには、まず仮想通貨取引所に口座を開設します。口座の開設には、メールアドレスと本人確認書類が必要です。マイナンバーカードや運転免許証、健康保険証やパスポートなどを用意しましょう。仮想通貨取引所は、それぞれ扱っている仮想通貨の種類が違います。また取引手数料や入金・出金手数料も違うので、取引所の特徴をよく理解した上で選びましょう。口座を開設したら、日本円を入金します。これで暗号資産の取引や売買を行うことができます。

  • 質問 仮想通貨(暗号通貨)を購入する際の注意点は?

    答え 仮想通貨を取り巻く環境は発展途上にあり、各国の法規制が確立されていない、または法規制が異なる部分もあります。仮想通貨のマーケットプレイス(取引所)を取り巻く事件をさかのぼるとハッキングのような被害が今後も絶対にないとは言えません。また、不審な勧誘や詐欺と思われる仮想通貨に関するトラブルにも注意が必要です。金融庁に登録されている業者で仮想通貨の取引をするにしても、さまざまなリスクがあることはきちんと把握しておきましょう。取引をする際には各マーケットプレイス(取引所)の特徴やシステムを理解した上で利用するようにしたいですね。

  • 質問 「NFTで不動産やアートが買える」と聞きました。こうしたものを購入する際の注意点は?

    答え NFTは有体物(形がある物)とはみなされていないため、所有権が認められていません。NFTでの売買では、所有権、著作権といった法的なことが関連してくるため、アートにしろ不動産にしろ、取引や売買には「リスクがある」ことを念頭に置いておきましょう。たとえば、偽物が売られていたということも過去にはありました。購入時に付属してくる権利(ロイヤリティなど)もきちんと確認する必要があります。いずれにしても、NFTについて精通していない段階で安易に高額な取引や売買を行うのは避けたほうが無難です。投資的な意味合いでNFTで何かを購入するというよりも、自分が好きなものや将来に価値を見いだせるようなものを見つける楽しみで、まずはNFTを始めてみてはいかがでしょうか。

  • 質問 そもそも、なぜ今、仮想通貨(暗号通貨)が注目されているのでしょうか?

    答え わたし達が普段から使用している法定通貨、たとえば「円」は国(政府機関/中央銀行)が管理しています。万が一、戦争などが起きたり独裁者が現れたりして口座が凍結されたら、資産を失うことになります。残念ながら世界を見渡した時、こうした不測の事態が起きないとは断言できません。暗号資産は国家に依存しない資産ということで昨今、大きな注目を集めています。いわゆる資産としての「金」と似ているところがありますね。他にも、手軽に決済できる点や少額取引の対応、海外への送金が簡単なことなど、さまざまなメリットがあること、また投資目的としても関心が高いことなどが注目される理由と言えるでしょう。