仮想通貨取引所の手数料を徹底比較!おすすめ取引所も解説

仮想通貨取引所の手数料を徹底比較!おすすめ取引所も解説
仮想通貨の取引を行う際には、取引手数料や入出金手数料などのさまざまな手数料がかかります。資産運用の一環として仮想通貨の取引を行っている人であれば、「できるだけ手数料のコストを下げて利用したい」と考えることでしょう。

この記事では、取引所で仮想通貨取引を行う場合に必要な手数料の種類を詳しくご紹介するとともに、取引所で手数料を安くするポイント、手数料で比較したおすすめの取引所についても解説します。

「これから仮想通貨の取引を始めてみたい!」「手数料の安い仮想通貨取引所を知りたい!」という人は、ぜひ参考にしてください。

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仮想通貨取引の手数料にはどんな種類がある?

まず初めに、仮想通貨の取引において必要となる手数料の種類について見ていきましょう。仮想通貨取引における手数料にはさまざまな種類があるため、どのタイミングでどの程度の手数料がかかるかをあらかじめ把握しておくことが大切です。

口座開設手数料

口座開設手数料は、仮想通貨取引所で口座を開設する際にかかる手数料です。

海外の銀行などでは口座開設や維持のために手数料が取られることがありますが、日本の多くの取引所では口座開設手数料が無料となっています。口座維持手数料も無料となっている取引所がほとんどなので、初期費用を掛けることなく簡単に口座開設ができます。

仮想通貨の口座開設については、こちらの記事も参考にしてください。
参考:仮想通貨(ビットコイン)の始め方と買い方

法定通貨の入出金手数料

仮想通貨の取引においては、法定通貨(日本円やアメリカドルなど)を取引所へ入金したり、反対に自分の銀行口座へ出金する際に入出金手数料がかかります。

入金手数料は、取引所に支払う手数料というわけではなく、銀行口座へ入金する際の振込手数料になります。取引所によっては、提携している銀行から入金することにより、手数料を無料にできるところもあります。

また出金手数料は、仮想通貨を取引所から法定通貨として出金する際に発生する、自身の銀行口座への振込手数料です。出金を行うたびに手数料が発生するので、ある程度まとまった単位で出金したほうが手数料の節約になります。

現物取引の取引手数料・スプレッド

一般的に、仮想通貨の取引が出来る場所として「取引所」「販売所」の2種類があります。「取引所」はユーザー間で取引を行う場所であり、「販売所」は仮想通貨とユーザーの間で取引を行うところです。

取引所で仮想通貨の取引を行う場合、取引手数料がかかります。一方、販売所での取引では取引手数料がかかりませんが、代わりにスプレッドと呼ばれる売値と買値の差額が取引コストとしてかかります。

多くの場合、取引所の取引手数料より、販売所のスプレッドの方が割高になります。このため初心者がコストを抑えて仮想通貨取引をしたいと考える場合には、取引所で取引手数料を比較して決めると良いでしょう。

仮想通貨の入出金手数料

自身の保有している仮想通貨を外部の取引所へ入出金したいという場合には、仮想通貨の入出金手数料がかかります。

仮想通貨の入金手続きの際にかかる手数料は、ブロックチェーンと呼ばれるネットワーク技術の手数料(ガス代)として負担するものです。また仮想通貨の出金手数料は、取引所や仮想通貨の種類によって異なります。

仮想通貨の入出金手数料は、一般的な銀行取引に比べると安く設定されています。取引所によっては、仮想通貨の入出金手数料が無料に設定されているところもあります。

レバレッジ手数料

自身の保有する口座の範囲内で仮想通貨の売買を行う取引方法を、「現物取引」と言います。これに対し、自身の口座の資金を証拠金(担保)とすることで、証拠金よりも大きな金額の売買を行える取引方法が、「レバレッジ取引」です。

レバレッジ取引においては、保有しているポジション(未決済の仮想通貨)を翌営業日へ持ち越すたびに手数料が発生します。この際に発生する手数料が、レバレッジ手数料です。

自己資金を上回る金額の取引ができるのはレバレッジ取引の魅力ですが、レバレッジ手数料がかかることはもちろん、ハイリスク・ハイリターンな取引方法のため、初心者は特に注意が必要です。

仮想通貨の手数料を安くするポイント

仮想通貨の手数料を安くするためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ここでは、仮想通貨の手数料を安くするポイントについて見ていきましょう。

販売所ではなく取引所を利用する

仮想通貨の取引を行う際に、取引所では取引手数料が、販売所ではスプレッドがかかります。一般的に、販売所のスプレッドは取引所の取引手数料より割高になっているため、手数料を安くしたいと考えるなら取引所を利用するようにしましょう。

販売所はスプレッドが高いため、取引所と比較すると取引コストが高くなってしまいます。一方で、販売所は取引の仕組みがシンプルで、約定力(狙った価格で取引が成立する能力)が高いというメリットがあります。

取引所よりも販売所の方が取り扱っている銘柄の種類が豊富なため、取引所では扱っていないが興味のある銘柄があるといった場合には、販売所も利用していきましょう。

日本円の入出金回数を減らす

日本円の入出金手数料の場合、金額に応じて手数料が決まるのではなく、「1回につきいくら」という形で手数料がかかります。つまり、何度も入出金を行えば、その回数分だけ手数料がかかることになり、これがコストを膨張させる原因となるのです。

このため、日本円の入出金の回数を減らすことで、手数料を抑えることが可能になります。何度も入出金を行う必要性がないのであれば、ある程度まとまったタイミングで一気に行ったほうが、手数料の節約になるでしょう。

手数料を抑えられる仮想通貨取引所を利用する

仮想通貨の取引を行う際には、取引所によってさまざまな手数料がかかることはすでにご紹介したとおりです。このため、手数料を含めたさまざまな面から比較検討したうえで取引所を利用することが、結果的に手数料の節約になります

それぞれの取引所がさまざまなサービスを提供しているので、自身の運用方法や考え方を鑑み、より手数料を節約できるところはどこかをしっかりと考えることが大切です。

手数料で比較!おすすめの仮想通貨取引所

最後に、手数料で比較したおすすめの仮想通貨取引所をご紹介します。どのタイミングでどのような手数料が発生するかを事前に把握し、手数料で損をしないように利用していきましょう。

Coincheck


Coincheckは、スマホアプリのダウンロード数No.1、取り扱い通貨数が国内最大級の仮想通貨取引所です。500円からビットコインが買える、取引所のビットコイン取引手数料無料など、初心者でもお得に仮想通貨取引を始められるさまざまなサービスを提供しています。

仮想通貨取引所名 Coincheck(コインチェック)
運営会社 コインチェック株式会社(マネックスグループ)
提供する取引方法 現物取引(販売所/取引所)
取り扱っている銘柄数 29種類
口座開設手数料 無料
日本円の入出金手数料 ■入金手数料
銀行振込:無料(振込手数料は自己負担)
コンビニ入金(3万円未満):770円
コンビニ入金(3万円以上30万円以下):1,018円
クイック入金(3万円未満):770円
クイック入金(3万円以上50万円未満):1,018円
クイック入金(50万円以上):入金金額×0.11%+495円
■出金手数料
407円
取引手数料 ■現物取引(販売所):無料(スプレッドあり:0.1〜5.0%)
■現物取引(取引所):無料(ビットコインの場合)
仮想通貨の入出金手数料 ■入金手数料:無料(ネットワーク手数料は自己負担)
■出金手数料:0.001 BTC(ビットコインの場合)
レバレッジ手数料 レバレッジ取引なし
※2023年12月現在の情報です
Coincheckはこちら

DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは、レバレッジ取引できる仮想通貨の種類が国内最多の取引所です。PC、スマホアプリともに取引システムの使いやすさには定評があり、初心者からデイトレーダーまで用途に応じて使い分けることができます。またさまざまな手数料が無料に設定されているため、手数料コストを抑えて取引できるのも魅力です。

仮想通貨取引所名
DMM Bitcoin
運営会社 DMM Bitcoin株式会社(DMM.comグループ)
提供する取引方法
現物取引(販売所/BitMatch注文)
レバレッジ取引(販売所/BitMatch注文)
※BitMatch注文とは、取引対象となる銘柄、数量に対して
ユーザー同士の注文のマッチングを行うDMM Bitcoin独自のサービス。
取り扱っている銘柄数
38種類
口座開設手数料
無料
日本円の入出金手数料
■入金手数料
振込:無料(銀行手数料は自己負担)
クイック入金:無料
■出金手数料
無料
取引手数料
■現物取引・レバレッジ取引:無料(スプレッドあり)
■BitMatch取引手数料:0.001BTCあたり37円(ビットコインの場合)
仮想通貨の入出金手数料
■入金手数料:無料(ネットワーク手数料は自己負担)
■出金手数料:無料
レバレッジ手数料
ポジション金額の0.04%/日
※2023年12月現在の情報です

まとめ

仮想通貨の手数料にはさまざまな種類があるため、取引所で取引を行う際には事前にしっかりと確認するようにしましょう。初心者はまず取引手数料の安い取引所がどこかを比較し、手数料コストをトータルで抑えられるところを選んで始めることをおすすめします。

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  • 質問 NFTとは何ですか?

    答え NFTとは、Non-Fungible(代替不可能)なトークン(代用通貨)です。NFTは、本来であればコピーなどが簡単にできるデジタルデータを「唯一のもの」として証明し、情報を付与し著作権に似た形で二次使用で利益を得たり、取引したりできる資産の一種。デジタル資産の希少性を担保し、自分のものとして証明できます。投資商品としても人気がありますが、法整備が整っていないなどリスクや課題も多くあると言われています。

  • 質問 暗号通貨と仮想通貨はどう違うのでしょうか?

    答え 暗号通貨は仮想通貨の別称であり、違いはありません。令和2年の資金決済法の改正によって、法令上「仮想通貨」は「暗号資産」と呼ぶように変更されました。暗号資産(暗号通貨・仮想通貨)はインターネット上でやりとりできる財産価値があり、代金の支払いなどにも使用できます。ただし暗号資産は法定通貨ではなく、また価格が変動するなどリスクもあることに留意して下さい。

  • 質問 仮想通貨(暗号通貨)を購入したり、取引したりするには何が必要ですか?

    答え 暗号資産(仮想通貨)を利用するためには、まず仮想通貨取引所に口座を開設します。口座の開設には、メールアドレスと本人確認書類が必要です。マイナンバーカードや運転免許証、健康保険証やパスポートなどを用意しましょう。仮想通貨取引所は、それぞれ扱っている仮想通貨の種類が違います。また取引手数料や入金・出金手数料も違うので、取引所の特徴をよく理解した上で選びましょう。口座を開設したら、日本円を入金します。これで暗号資産の取引や売買を行うことができます。

  • 質問 仮想通貨(暗号通貨)を購入する際の注意点は?

    答え 仮想通貨を取り巻く環境は発展途上にあり、各国の法規制が確立されていない、または法規制が異なる部分もあります。仮想通貨のマーケットプレイス(取引所)を取り巻く事件をさかのぼるとハッキングのような被害が今後も絶対にないとは言えません。また、不審な勧誘や詐欺と思われる仮想通貨に関するトラブルにも注意が必要です。金融庁に登録されている業者で仮想通貨の取引をするにしても、さまざまなリスクがあることはきちんと把握しておきましょう。取引をする際には各マーケットプレイス(取引所)の特徴やシステムを理解した上で利用するようにしたいですね。

  • 質問 「NFTで不動産やアートが買える」と聞きました。こうしたものを購入する際の注意点は?

    答え NFTは有体物(形がある物)とはみなされていないため、所有権が認められていません。NFTでの売買では、所有権、著作権といった法的なことが関連してくるため、アートにしろ不動産にしろ、取引や売買には「リスクがある」ことを念頭に置いておきましょう。たとえば、偽物が売られていたということも過去にはありました。購入時に付属してくる権利(ロイヤリティなど)もきちんと確認する必要があります。いずれにしても、NFTについて精通していない段階で安易に高額な取引や売買を行うのは避けたほうが無難です。投資的な意味合いでNFTで何かを購入するというよりも、自分が好きなものや将来に価値を見いだせるようなものを見つける楽しみで、まずはNFTを始めてみてはいかがでしょうか。

  • 質問 そもそも、なぜ今、仮想通貨(暗号通貨)が注目されているのでしょうか?

    答え わたし達が普段から使用している法定通貨、たとえば「円」は国(政府機関/中央銀行)が管理しています。万が一、戦争などが起きたり独裁者が現れたりして口座が凍結されたら、資産を失うことになります。残念ながら世界を見渡した時、こうした不測の事態が起きないとは断言できません。暗号資産は国家に依存しない資産ということで昨今、大きな注目を集めています。いわゆる資産としての「金」と似ているところがありますね。他にも、手軽に決済できる点や少額取引の対応、海外への送金が簡単なことなど、さまざまなメリットがあること、また投資目的としても関心が高いことなどが注目される理由と言えるでしょう。