基本情報技術者試験の勉強方法!最短合格するための対策は?
基本情報技術者試験を通して、実践的なITの知識・スキルが身につけられます。
ここではITエンジニアの登竜門とも言われる基本情報技術者試験(FE)の概要、独学で最短合格するための勉強方法とそのポイントをご紹介します。ポイントを押さえて効率良く勉強しましょう。
基本情報技術者試験の勉強方法のポイント

基本情報技術者に独学で合格するのは簡単ではなく、地道な努力が必要です。
基本情報技術者試験の対策としては、少しでも効率良く勉強したい人、最短合格を目指す人が押さえておくべきポイントが3つあります。
スケジュールを立てる
まずは、勉強のスケジュールを立てましょう。基本情報技術者に独学で合格するために必要な勉強時間は、約150~200時間といわれています。
もともとIT業務の経験がある場合は最短50時間ともいわれていますが、それぞれの知識や理解力によって勉強時間は異なります。
初心者は最低でも200時間はほしいところです。
関連記事:基本情報技術者試験を独学で!初心者が合格できるのか徹底解説
仕事の合間に平日1時間、土日は5時間(週15時間)で、合計200時間勉強する場合は約3ヵ月必要となります。
1週間ごとに「テキストを読む」「問題演習1周目」などと決め、目標を目安に勉強を進めてていきましょう。
スケジュールを立てただけで満足するのではなく、しっかりスケジュール通りに進んでいるかを確認するのも大事です。
また、科目B試験では、基本知識に加えて応用力が試される問題が出題されます。
そのため、まずは科目A試験の対策から行い、科目A試験の勉強が済んでから科目B試験の勉強へと移っていくのがおすすめです。
ただし、タイトなスケジュールを組んでしまうと予定通りに進まなくなった際に挫折する可能性があるので、必ず余裕を持って計画を立てましょう。
出題傾向を把握する
どのような試験でも、出題傾向をつかんでおくのはかなり大切です。基本情報技術者試験も例外ではなく、過去問を多く解くと出題傾向がわかってくるでしょう。
しかし、CBTが導入された2020年度以降過去問が公開されなくなったのに加えて、2023年4月に、特に科目B試験の出題内容や試験時間が大きく変更されました。
科目A試験は旧午前試験とほぼ同じ内容・形式のため、過去問を中心に取り組みましょう。
一方、科目B試験は応用力が必要とされ、旧午後試験の過去問を解いても対策は難しいので、情報処理推進機構(IPA)が公開している「サンプル問題」や「実際に出題された問題の一部」を使って出題傾向を把握しましょう。
上記の問題に加え、市販の科目B試験のテキスト(参考書)や予想問題集などにも取り組めばなお安心です。
問題を見て「独学では難しそう」と感じた場合は、通信教育などで勉強するのも1つの手です。
インプットだけではなくアウトプットも重視する
「テキストなどを読んで知識をインプットする」のはもちろんですが、「問題演習でアウトプットする」ことも大事です。インプットしただけでは短期記憶でとどまってしまい、せっかく覚えても内容をすぐに忘れてしまいます。
短期記憶を長期記憶とするためには、覚えた知識を使わなければなりません(アウトプット)。
問題集や過去問集で問題を解いたり、誰かに言葉で説明したりするなど、何かしらの方法でアウトプットをしましょう。
インプット3割、アウトプット7割の割合で進めるのがおすすめです。
アウトプットすると長期記憶となるだけでなく、苦手分野もわかるので一石二鳥!
こちらの記事では、基本情報技術者試験の過去問の公開情報や演習教材がより詳しく書かれているので、ぜひ参考にしてください!
関連記事:基本情報技術者試験の過去問はある?おすすめの過去問演習教材も紹介!
【最短合格】基本情報技術者試験の勉強を始める前の準備

基本情報技術者試験の合格を目指すなら、闇雲に勉強を始めるのではなく、まず準備段階で戦略を立てる必要があります。
合格までの道のりを明確にし、効率的な学習プランを作成すれば、最短での合格が可能です。
あなたのレベルは?IT初学者と経験者で異なる勉強時間
基本情報技術者試験の勉強時間は、あなたの現在のITスキルレベルによって大きく異なります。適切な学習計画を立てるために、まず自分のレベルを正確に把握しましょう。
IT未経験・初学者の場合:200時間が目安
IT業界での実務経験がない場合、約200時間の勉強時間が必要とされています。200時間の内訳は、以下の表の通りです。
学習段階 | 学習時間 | 内容 |
基礎知識習得 | 80時間 | ITの基本概念、専門用語の理解 |
科目A対策 | 80時間 | テキスト熟読、過去問演習 |
科目B対策 | 40時間 | アルゴリズム、情報セキュリティ、擬似言語 |
初学者の場合、ITの基本概念から学習する必要があるため、時間をかけて丁寧に理解を深めなければいけません。
IT業務経験者の場合:50時間〜が目安
IT業界での実務経験がある場合、最短50時間程度で合格レベルに到達することも可能です。ただし、経験分野によって必要時間は変動します。
経験者であっても、試験特有の出題形式に慣れるための演習時間は必要です。
合格から逆算する学習スケジュールの立て方【3ヵ月モデルプラン】
基本情報技術者試験は通年実施されているため、自分のペースで試験日を設定できます。ここでは、最も一般的な3ヵ月学習プランを紹介します。
期間 | 学習内容 | 週間学習時間 | ポイント |
1ヵ月目 | 基礎知識習得・科目A対策 | 15〜20時間 | テキスト熟読、基本概念の理解 |
2ヵ月目 | 科目A過去問演習・科目B基礎 | 15〜20時間 | アウトプット中心、弱点分野の特定 |
3ヵ月目 | 科目B対策・総仕上げ | 10〜15時間 | サンプル問題演習、最終確認 |
平日は1日1〜2時間、休日は3〜5時間の学習時間を確保できれば、無理のないペースで進めやすくなります。
スケジュールには必ず予備日を設け、計画通りに進まない場合の調整時間を確保しましょう。
独学は可能?メリット・デメリットと向いている人
基本情報技術者試験は、独学での合格が十分可能な試験です。しかし、独学には向き不向きがあります。
以下のメリット・デメリットや向いている人の特徴を参考に、自分に向いているかをチェックしてみましょう。
- 費用を抑えられる(参考書代のみ)
- 自分のペースで学習できる
- 好きな時間・場所で勉強できる
- 自分に合った教材を選択できる
- 学習計画の管理が困難
- 疑問点の解決に時間がかかる
- モチベーション維持が難しい
- 最新の出題傾向の把握が困難
独学に不安がある場合は、通信講座やオンライン学習サービスの利用も検討しましょう。
最近では、科目A試験免除制度を利用できる認定講座も増えており、確実な合格を目指すなら有効な選択肢です。
独学で最短合格するための勉強法3つの鉄則

基本情報技術者試験に独学で合格するためには、効率的な勉強方法の習得が重要です。
多くの合格者が実践している勉強法には共通点があり、それを鉄則として守れれば最短での合格が可能になります。
鉄則1:インプットとアウトプットは「3:7」の黄金比で
最短合格を目指すために最も重要なのは、インプット3割、アウトプット7割の黄金比率の遵守です。多くの受験者が陥りがちなのが、参考書を何度も読み返すインプット中心の勉強法です。
テキストを読んで知識をえるのは大切ですが、その知識を定着させるためには問題演習によるアウトプットが不可欠です。
心理学的にも、情報を使うと短期記憶から長期記憶に変換されると証明されています。
具体的な実践方法としては、参考書を1周読んだら、すぐに問題集に取り組みます。
間違えた問題は、該当する箇所を参考書で確認し、再度問題を解くというサイクルを繰り返します。
上記の方法により、知識の定着率が飛躍的に向上し、苦手分野も効率的に特定できます。
鉄則2:科目Aは「過去問」、科目Bは「サンプル問題」で傾向をつかむ
最短合格には、出題傾向の把握が欠かせません。科目A試験では過去問中心の対策を行い、科目B試験ではIPAが公開するサンプル問題を活用するのが鉄則です。
科目A試験は、従来の午前試験とほぼ同じ形式で出題されるため、過去問から類似問題が多く出題されます。
過去5年分の過去問を繰り返し解いておけば、出題パターンを把握し、頻出分野を優先的に学習できます。
一方、科目B試験は2023年4月に大幅な制度変更があり、従来の過去問では対策が困難です。
そのため、IPAが公開するサンプル問題と実際に出題された問題の一部を必ず解いて、新しい出題形式に慣れることが重要です。
科目 | 対策方法 | 重要度 |
科目A | 過去問中心の演習 | ★★★ |
科目B | サンプル問題・予想問題集 | ★★★ |
鉄則3:スキマ時間を制して学習を習慣化する
最短合格を実現するためには、スキマ時間を有効活用した学習の習慣化が不可欠です。まとまった勉強時間を確保できない社会人でも、日常の細切れ時間を活用すれば効率的に学習を進められます。
通勤時間、昼休み、待ち時間などの5分〜15分程度のスキマ時間を見つけて、スマートフォンやタブレットを使った学習を行います。
特に科目A試験の知識問題は、短時間での反復学習に適しており、記憶の定着に効果的です。
学習する時間と場所を固定し、習慣化させましょう。
たとえば「電車の中では必ず過去問アプリを開く」「昼食後の10分は情報セキュリティの復習をする」など、生活パターンに組み込むと、無理なく継続できます。
また、学習記録をつけて自分の進捗を可視化し、モチベーションを維持する姿勢も重要です。
1日の学習時間や解いた問題数を記録し、週単位で振り返れば、計画的な学習が可能になります。
【科目別】基本情報技術者試験の具体的な対策と攻略法

基本情報技術者試験は、科目A試験と科目B試験で求められる能力が大きく異なります。
それぞれの特徴に合わせた対策を立てるのが、合格への最短ルートです。
科目A試験の勉強法:広く浅く、知識を定着させる
科目A試験は、テクノロジ・マネジメント・ストラテジ系の幅広い分野から60問が出題される知識問題です。過去問との類似問題が多く出題されるため、効率的な対策が可能です。
参考書は通読、苦手分野を作らないことが重要
科目A試験の範囲は非常に広いため、すべての分野を均等にカバーする必要があります。特定の分野だけを深く勉強するのではなく、まずは参考書を通読して全体像を把握しましょう。
勉強の進め方は以下の順序がおすすめです。
段階 | 内容 | 所要時間の目安 |
1周目 | 参考書を通読し、全体の概要を理解 | 30時間 |
2周目 | 理解が浅い部分を重点的に復習 | 20時間 |
3周目 | 苦手分野を中心に知識を定着 | 15時間 |
過去問演習の効率的な進め方
科目A試験は、過去問から類似問題が多数出題されるため、過去問演習を解くのが最も効果的な対策です。過去問演習を解く際は、間違えた問題に印を付け、苦手分野を可視化することが大切です。
正解できなかった問題は、なぜ間違えたのかを分析し、関連する知識を参考書で再確認しましょう。
1回の演習で正解率が60%以下の場合は、基礎知識が不足している可能性があります。
参考書に戻って該当分野の復習を行ってください。
科目A免除制度の活用も視野に
独学に不安がある場合は、科目A試験免除制度を利用できる認定講座の受講も検討してください。認定講座を修了すると科目A試験が免除され、科目B試験の対策に集中できます。
科目A免除制度を活用する場合でも、科目B試験で必要となる基礎知識は身につけておく必要があります。
科目B試験の勉強法:思考力と読解力を鍛える
科目B試験はアルゴリズムとプログラミング(16問)、情報セキュリティ(4問)の応用問題が出題されます。暗記だけでは対応できない、思考力が求められる試験です。
擬似言語に慣れるための学習ステップ
科目B試験では、基本情報技術者試験独自の擬似言語が使用されます。この擬似言語に慣れられるかどうかが合格の鍵となります。
まず、IPAが公開するサンプル問題で擬似言語の記述形式を確認しましょう。
擬似言語は実際のプログラミング言語とは異なる独特な記法を使用するため、事前の慣れが必要です。
学習ステップは以下の通りです。
長文読解力を高めるトレーニング
科目B試験の問題文は非常に長く、正確な読解力が合格の前提条件となります。問題文を正しく理解できなければ、技術的な知識があっても正解できません。
読解力向上のためには以下の練習を行いましょう。
得点源となる情報セキュリティ分野の対策
科目B試験の情報セキュリティ分野(4問)は、科目A試験の知識を応用すれば確実に得点できる分野です。この4問を確実に正解することで、合格に大きく近づきます。
情報セキュリティ分野の対策では、以下の知識を重点的に学習しましょう。
分野 | 重要トピック |
暗号化技術 | 共通鍵暗号、公開鍵暗号、ハッシュ関数 |
認証技術 | デジタル署名、PKI、多要素認証 |
ネットワークセキュリティ | ファイアウォール、IDS/IPS、VPN |
脆弱性対策 | SQLインジェクション、XSS、CSRF |
情報セキュリティ分野が苦手な場合は、科目A試験のセキュリティ分野に戻って基礎知識を固めてから、科目B試験の応用問題に取り組みましょう。
基本情報技術者に最短合格するために使うべき対策教材は?

コエテコカレッジの基本情報技術者 科目A修了認定過去問

科目A試験の内容がおざなりになっていると、応用知識が問われる科目B試験には対応できません。
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最新の過去問5年分をクイズ形式で解ける
最新の5回分の科目A修了認定試験(360問)が収録されています。最新の過去問を何度も解くと、近年の問題傾向が見えてくるはずです。
また、クイズ形式で出題されるので、テンポ良く解答できます。
図解付きの解説でわかりやすい
基本情報・応用情報技術者資格の取得者が完全オリジナルで詳細に解説をしています。さらに、カラーの図解付きなので、文章だけでは分かりにくい箇所も視覚的に勉強を進められます。
広告表示がないからスムーズに進められる
勉強の妨げになる広告表示が一切ありません。「広告を間違えてタップしてしまった」「ページが変わるごとに広告表示されて時間がかかる」などの事態が起こらないので、集中して問題に取り組めます。
また、広告表示がない分、余計なデータも消費しなくて済みます。
スキマ時間を活用できる
スマートフォンとパソコンのどちらにも対応しており、本番と同様に1回分(60問もしくは80問)ごとに出題する機能はもちろん、全360問を5問ずつ出題する機能もあります。60問や80問を一度に解くにはかなり時間がかかりますが、5問ずつであれば、休み時間の余った時間や電車での移動時間でも、問題を解いていくことが可能!
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少しでも気になる方は、この機会にぜひ試してみてください。
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基本情報技術者試験の概要

基本情報技術者試験はCBT方式で通年で行われています。
試験は科目A試験と科目B試験に分かれており、科目A 90分+休憩 最長10分+科目B 100分の流れで行われます。
合格基準は科目A試験と科目B試験のそれぞれで科目評価点1000点満点中600点以上です。両方の試験で基準点を越えると合格となります。
試験形式 |
CBT方式 【科目A試験】 90分、60問、多肢選択式(四肢択一) 【科目B試験】 100分、20問、多肢選択式 |
日程 |
通年 |
合格基準 |
科目A試験と科目B試験それぞれで科目評価点1000点満点中600点以上 |
試験内容
基本情報技術者の科目A試験と科目B試験では、試験の出題内容が異なります。ここではそれぞれの内容を簡単に説明していきます。
なお、今後、シラバスが更新される可能性があるので、最新情報を確認してから勉強に取り組みましょう。
科目A試験
科目A試験では、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野から知識を問う問題が出題されます。分野 |
大分類 |
中分類 |
テクノロジ系 |
基礎理論 |
基礎理論 |
アルゴリズムとプログラミング | ||
コンピュータシステム |
コンピュータ構成要素 |
|
システム構成要素 | ||
ソフトウェア | ||
ハードウェア | ||
技術要素 |
ヒューマンインタフェース |
|
マルチメディア | ||
データベース | ||
ネットワーク | ||
セキュリティ | ||
開発技術 |
システム開発技術 |
|
ソフトウェア開発管理技術 | ||
マネジメント系 |
プロジェクトマネジメント |
プロジェクトマネジメント |
サービスマネジメント |
サービスマネジメント |
|
システム監査 | ||
ストラテジ系 |
システム戦略 |
システム戦略 |
システム企画 | ||
経営戦略 |
経営戦略マネジメント |
|
技術戦略マネジメント | ||
ビジネスインダストリ | ||
企業と法務 |
企業活動 |
|
法務 |
上記の範囲から60問出題されますが、それぞれの分野から何問ずつ出題されるかは公表されていません。
しかし、近年の傾向を分析してみると、テクノロジ系が約70%(約42問)、マネジメント系が約10%(約6問)、ストラテジ系が約20%(約12問)の割合で出題されています。
試験範囲は広範囲ですが、苦手分野を作らず、どの分野でも解答できるようになるまで学習を重ねましょう。
なお、基本情報技術者試験には「科目A試験免除制度」が設けられており、IPAが認定する講座を受講し修了試験に合格した人は科目A試験が免除となります。
科目B試験
科目B試験の試験範囲は、以下の通りです。科目A試験でいうと、情報セキュリティ分野、アルゴリズムとプログラミング(疑似言語)分野が対象です。
科目A試験よりも範囲は狭いですが、その分基礎知識を応用する力が求められます。
暗記するだけでは手に負えない問題も出題されるため、科目A試験の知識を使いこなせるまでコツコツ勉強しましょう。
全20問で、アルゴリズムとプログラミング分野が16問、情報セキュリティ分野が4問の構成になっています。
基本情報技術者試験をより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事 :基本情報技術者とは|ITエンジニアが最初に受けるべき国家試験
基本情報技術者試験に最短合格するための勉強方法まとめ

基本情報技術者試験はITの基礎知識の有無で異なりますが、独学で約150~200時間の勉強時間が必要といわれています。
1日3時間勉強しても約2ヵ月かかる計算なので、自分に合わせてどのようなスケジュールを立てて勉強していくかが合格の鍵となります。
単にテキストを読んだだけでは、知識は身につきません。
テキストの読み込み3割、問題集や過去問7割の割合で進め、丁寧にインプットとアウトプットを行いましょう。
苦手分野があると合格が遠のいてしまうので、苦手分野を潰すのも忘れずに行ってください。
「日常の忙しさでモチベーションが持たない」「1人では挫けてしまう」場合には、通信講座や通学講座の利用も検討して合格を目指しましょう。
まずは、基本情報技術者の資格取得でITエンジニアとしての第一歩を踏み出しましょう。
WRITERこの記事を書いた人
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