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CBT(シー・ビー・ティー)とは? | メリット・デメリット・具体例を徹底解説

CBTとはComputer Based Training (またはTesting) を略した言葉で、コンピュータを利用した学習を意味しています。

最近は、これを細分化した

CBT=Computer Based Training

IBT =Internet Based Training(インターネットによる指導)

WBT=Web Based Training(Websiteを利用した指導)

などもあり、この全てを合わせてeラーニングと呼びます。

CBTが始まったのは40年前!?

コンピュータとネットワークを学業やさまざまな能力育成に役立てようという発想は、けっして目新しいものではありません。

1980年代ごろにはCAI (Computer Aided Instruction)という名前で呼ばれ、未来の学習スタイルとして注目を集めていました。

しかし、その時代には技術やコンテンツがユーザーの学習意欲に追いつかず、十分な効果を出せませんでした。

現代になり、技術の進歩が追いついてきたといえるでしょう。

今ではさまざまなアイデアが結実して、新たな教育の主流となろうとしています。

大きく変化を遂げようとするCBTについて、どこよりもわかりやすく解説します。

CBT(Computer Based Training) の歴史とは?

CBTの歴史をたどると、大きく3つのステップで広がってきたのがわかります。

家庭用パソコンの普及

CBTの前提となるのは「誰もが端末(パソコン)を持っている」ことでした。

その一歩となったのが1995年にリリースされたマイクロソフトのWindows 95。

企業や一部のゲーマーに限られていたパソコンが一般家庭にまで普及したことで「コンピュータを教育に生かす」試みが広がっていきました。

とはいえ、この時代のパソコンはネットワークに接続されていないものもありました。

回線も遅く、一つの写真を表示するのに数分かかるのが当たり前でした。

そのような状況ではCBTに必要な双方向性を確保するのが困難であり、英会話などCD-ROMを利用した独習型の教材に限られていました。

高速なインターネット環境の広がり

2000年代に入ると同時に、ADSL、光ファイバー、ケーブルテレビなど、高速インターネット通信が広がりはじめます。

教育には必要不可欠な、メールによるサポートや画像や動画の共有が簡単にできるようになり、双方向性が高まりました。

これによって、課題をメールで送受信したり、スピーディに採点したりするなど、スピード感のある学習が可能になっていきました。

スマートフォンやタブレット端末の普及

ネットワークが高速化しても、使用する端末がデスクトップパソコンである以上、学習の場所は自宅や学校などの場所に限られていました。

これを一変させたのがスマートフォンやタブレット端末の普及です。

高速データ通信やWiFiの力を借りて、電車のなかやコーヒーショップでもネットワークに接続できるようになりました。

持ち歩ける端末が普及したことで、通勤通学中や休憩時間での学習が当たり前になったのです。

CBT(Computer Based Training) のメリットは?

CBTが可能になると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

いつでも、どこでも優秀な講師の授業が受けられる

実力のある先生からマンツーマンで指導が受けられれば、成績はグンと伸びますよね。

しかし、すぐれた指導者は人数が限られています。

遠隔地にいると「実際に会って」指導を受けるのは困難になります。

ネットワークを利用したCBTなら、一人の指導者の講義を映像化・コンテンツ化して多くの受講者に提供できます。

インターネットを利用すれば、地球の反対側にいても同じ授業が受けられます。

どこにいても授業が受けられるのは大きなメリットと言えるでしょう。

最近では世界中の大学がMOOC(Massive Open Online Course、大規模でオープンなオンライン授業)を開講し始めています。

日本にいながらハーバード大学の授業を受ける……そんな勉強方法も可能になりました。

海外に行かなくても「留学」ができる!って、なんだか夢のようですね。

24時間、都合のよい時間に学習できる

現代社会では、働く時間帯も千差万別です。

昼間に働く人もいれば、深夜に仕事をしている人もいるでしょう。「シフトが不規則で決まった時間に勉強できない……」という方もいますよね。

どのような生活スタイルでも、都合に合わせてマイペースに勉強できるのがCBTの大きなメリットです。

授業の進捗や弱点がシステムで管理しやすい

指導者と受講者がネットワークで密接につながっていることにより、課題提出、採点のプロセスも一括して管理することができます。

それぞれの成績グラフや間違えやすいポイントの分析も統計的に行うことができ、たとえば全国ランキングなども素早く作成できます。

システムで管理することで、

「先月より全国ランキングが○○位上昇したよ!おめでとう」

「間違えやすいポイントを一つ克服できたね!次もがんばろう!」

というように、個々人に合わせたサポートを行うことができます。

人間のスタッフがメッセージを打たなくても、自動的に進捗状況に合ったサポートメールを送るサービスもあるようです。

自分の状況に合ったメッセージが届くと、やる気アップに結びつきますね。

ハイクオリティの教育を低コストで

予備校や塾のカリスマ講師。ぜひ一度授業を受けてみたい!と思っても、授業料が高額で払えない……そんな場合がありますよね。

でも大丈夫。CBTなら100人、1000人が同時に受講するので、比較的安い費用で一流講師の授業が受けられます。

節約できるコストはまだまだあります。

テキストをタブレット端末で見るようにすれば、印刷費用もゼロ。

塾に通う交通費も必要なくなりますね。

CBTを利用すると、あらゆる面でコストを下げることができます。

多くの受講者にとって無理のない価格で学習環境を提供できるのです。

CBT(Computer Based Training) の具体例は?

動画を通じ、ライブ感のある学習ができる「映像授業」

たとえば、予備校の教室で行われている授業をビデオ撮影して、ネットワークを通して閲覧する方法がこれに当たります。

人気の先生だと、教室が定員オーバー!なんてこともありますよね。CBTなら定員を気にする必要もなく、特等席で受講できます。

双方向性はやや劣りますが、決められたフォームを通してWebから課題を提出するなどのやり方で、受講者のフォローを行っていきます。

先生と生徒が顔を見ながら話せる「テレビ電話レッスン」

Skype、Googleハングアウトなどテレビ電話アプリケーションを利用してレッスンを行う方法で、語学学習などに活用されています。

英語が海外にいても、まるでこにいるような親近感を持って会話し、アドバイスを受けることができます。

あるSkype英語レッスン企業では、アメリカ、イギリス、フィリピンといった英語圏のほかに、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、ジャマイカ、アフリカ諸国などの指導者を発掘し、レッスンレベルと低コスト化の両立を実現しています。

遊び感覚で自然と知識を身につけていく「ゲーム型」

最近、注目されているゲーミフィケーションによる学習形態。

スマホゲームのような見た目の教材を進めつつ、さまざまな課題を克服していく学習方法です。

ゲームを遊ぶような気軽さで、自然に知識が身についていくので嬉しいですね。

楽しみながら学ぶ」ことでモチベーションがアップするのがメリットです。

CBT(Computer Based Training) のデメリットは?

一見、いいことずくめのCBTですが、先生と生徒が同じ場所にいない特徴がデメリットに変わることもあります。

通信にタイムラグ(時間差)が発生し、自然なやりとりができなかったり、見られている危機感がないためサボってしまったり。

やる気がなくなって、学習を途中で中断してしまうケースもあります。

このような問題を解決するために、AIや画像認識技術によって受講者の表情を読み取り、退屈したり学習効率が下がったりしたときに警告が出るような技術も開発されているようです。

最先端の学び・CBTで学習効率をアップしよう!

この記事では、CBTの歴史とメリット・デメリットについてわかりやすく解説しました。

コンピュータを教育へ活用する方法は、コンピュータが発明された当初から試行錯誤が繰り返されてきました。

とはいえ、通信技術やパソコンの普及の問題があり、今になってやっと可能になった技術も多くあります。

ようやく、実践的なCBTが生まれる環境が備わってきたと言えるでしょう。

CBTを理解して意欲にあった教材を選べば、スキルアップもぐんと早まるはず。

自分の大きな目標に向けてチャレンジするのは、いまですよ!
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