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ITパスポートに落ちた!原因と対策、勉強法を徹底解説!

「ITパスポートは簡単だ」という言葉をよく聞きます。しかし、試験に落ちても「恥ずかしい・・」と思う必要はありません!かく言う私も、一度ITパスポート試験に不合格になってしまい、落ち込んだことがありますが、効果的な勉強方法で、二度目の受験で合格することができました!

今回は一度不合格になった私が、自分の経験から、ITパスポートに落ちてしまう原因と、受かるためには何をすればいいのかを解説していきます。

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ITパスポートに落ちると恥ずかしい?

ITパスポートに落ちてしまって、自分の能力が低いのではないかと落ち込んでいる方もいるのではないかと思います。 結論から言うと、そんな必要はありません。その理由を説明します。

ITパスポートに落ちる人は約50%

ITパスポートの難易度は、情報処理技術者試験の中では初心者向けであると言われており、その合格率は約50%程度となっております。
確かに、50%と聞くと合格率としては高いように感じられるかもしれませんが、逆に言うと受験者の半分は不合格になっていることになります。

ITパスポートに落ちた人は10万人

では、合格率が高いと考えられているITパスポートですが、実際に令和3年度のデータを見て、どのくらいの人が合格しているのか確認してみましょう。
引用元: IPA(情報処理推進機構)令和3年度「令和3年度「iパス(ITパスポート試験)」の年間応募者数等について」

上のグラフによると、令和3年度のiパスの受験データは、
受験者数: 211,145人
合格者: 111,241人
となっていることがわかります。
つまり、211,145 - 111,241 = 99,904人と、約10万人もの人が試験に落ちているのです。

再受験者も含まれる

私もそうでしたが、この受験者数の中には過去の試験で不合格となってしまい、再受験をする層も含まれています。
その再受験組が含まれた上で10万人もの人が不合格となっているため、ITパスポートの受験は世間で考えられているほど易しい試験ではないのです。

ITパスポートの問題は更新され続けている

ITパスポート試験を難しくしている要因の一つに、問題がどんどん更新されていっているということが挙げられます。過去の試験問題に挑戦してみると分かりやすいのですが、出題される内容が昔のものより幅広い知識を問われるものに変わってきています。

これは、ITパスポート試験が掲げている、
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
引用元: 独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)ITパスポート試験「 iパスとは

という考えの元、更新されていっているものだと推察されます。

最近では、社員に対してITパスポート資格の取得を促すような企業も増えています。単に、ITに関する知識を問うわけではなく、ITを利活用する上で必要な経営の知識や、事務系・技術系の知識を広範囲に学べることがITパスポートの試験の魅力であり難しいところだと思います。

合格者の言うことが絶対ではない

当然のことかもしれませんが、合格した人の言うことが絶対ではありません。
ITの知識が豊富な方はテクノロジ系の問題が得意ですし、ITはそれほど得意ではないけど長年の社会人経験からマネジメント知識が豊富な方もいます。そのような方々が試験を受ける上で、ある分野が易しく感じられることは当然であり、個人個人試験に対する難易度は変わってくるのです。

「ITパスポートは簡単だよ」「なんで落ちたの?」「勉強しなくても受かった」というような言葉を鵜呑みにする必要はなく、自分が身につけるべき知識がどのようなものなのかをきちんと自分の知識や経験と照らし合わせて考える必要があります。

実体験!ITパスポート受験の動機と勉強法

不合格になった原因は何だったのか・・。反省をこめて、状況をご説明したいと思います。

ITパスポートを受験するまで

私の会社ではITパスポートの取得が推奨されており、全社的に社員のITパスポート取得率100%を目標にしています。入社1年目のIT企業のエンジニアとしては、基礎的な知識を持っていることの証明として取ってみようかなという軽い気持ちでした。
ITパスポートを取るということをいうと、「エンジニアにとってITパスポートは意味ない」「ITパスポートは勉強しなくても合格できる」というネットの口コミもあり、恥ずかしながら、私はその言葉を鵜呑みにしてしまい、過去問に数問目を通す程度の対策で受験に挑み、見事不合格となってしまいました。

落ちてからの勉強法

エンジニアである私にとって、ITパスポートに落ちてしまったのは大きな衝撃でした。「ITパスポート」という名前から勘違いしていましたが、ITパスポート試験ではテクノロジ系の分野だけではなく、ストラテジ系・マネジメント系といった会社の組織・チームづくりや経営戦略などのエンジニアの私が今まで全くなじみのない分野についても多く出題され、勉強せずに合格するような試験ではなかったのです。私は、このままではマズイと思い立ち、真剣に勉強を開始しました。

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この教材は、ITパスポート試験での頻出用語の解説用語集と繰り返し回答できる最新6年分過去問がセットになっています。1回目のITパスポートの受験中に特に困ったのは問題文の中で問われているワードが分からない・知らないということでしたので、頻出用語の解説は非常に助かりました。また、ITパスポート受験の対策として一番効果的なのは過去問を解くことだと思います。なぜなら、ITパスポートの問題は、過去問から類似問題がかなりの量出題されます。問題はどんどん新しくなっているので、比較的最近の過去問を解くことで試験に慣れることができ、試験中の時間にも余裕が出てくると思います。何より、実際に問題を解くことで知識が定着するので、過去問を解いてその解説文が表示されるこの教材は大変重宝しました。
この教材は用語集を読むのも過去問を解くのも全てスマホ上で完結するので、通勤電車の中や仕事の休憩時間など主にスキマ時間を使って勉強していました。テクノロジ系よりもストラテジ系やマネジメント系の問題が苦手だったので、用語集のその分野と、過去問を重点的に解きました。勉強を始めて2週間くらいで二度目のITパスポートに挑戦しましたが、今度はスキマ時間を使った平均1日1時間程度の勉強で合格することができました。実際に試験本番では用語集で理解したワードがたくさん出てきましたし、過去問を解いていたからこそ解けた問題も多かったので、この教材で対策をしてて本当に良かったです。

ITパスポート試験に落ちた人の特徴3選

ITパスポート試験に落ちた人というのは、大きく3パターンに分けられるのではないかと思っています。私が受験前にこれを意識できていれば最初の試験で合格できていただろうというポイントをまとめましたので、それぞれご紹介します。

①「簡単」という言葉を信用してしまう

先にも言いましたが、合格した人の言う「簡単だった」を信用してしまい、対策がおろそかになってしまうパターンが最も多いのではないかと思います。

もちろん、勉強せずに合格する人もいるかもしれませんが、自分で過去の問題やテキストを読んでみて、本当に自分にとっても簡単な試験かどうかは考えなければいけません。

正直なところ、私も最初の受験をする前は合格率の高い試験だという評判に惑わされて、十分な学習をしないまま受験をしてしまい、不合格となってしまいました。

②解答時間が足りない

ITパスポートはCBT(Computer Based Testing)方式でおこなわれるため、ネット上で問題を解く経験が全くない人や、一つの問題に長く時間をかけてしまう人は試験時間が不足してしまう可能性があります。

ITパスポートの試験時間は120分、問題数は100問であるため、1問を1分程度で解いていく必要があります。主にテクノロジ系の問題の中には、計算が必要となる問題や、擬似プログラミング言語に関する問題が出題され、それなりに時間を必要とします。

個人的におすすめの解き方をご紹介します。
  • ストラテジ系問題を解く
    分からない用語や、時間をかけても正解できるか分からない問題はサクッと選ぶ
  • マネジメント系問題
    ストラテジ系問題と同じく、分からない問題に時間をかけない
  • テクノロジ系問題
    計算問題や擬似プログラミング言語の問題など、時間をかけたら得点できそうな問題にピン留めをして次に進む
  • 最後まで解き終わったらピン留めをしておいた問題に解答する
  • 全体を見直しする
    改めてみると分かる問題が意外とある
上記の方法だと、時間が足りなくなるということは回避できると思います。

1問1分と思うと短いと思われる方もいるかもしれませんが、見た瞬間答えられる問題もそれなりにあると思うので、時間をかけても正解を導けるとは限らない問題に時間をかけないようにすることが最も大事だと思います。

③効果的でない勉強方法を実践している

特に、短期合格を目指している方に多いのではないかと思いますが、勉強方法が適切でないと試験対策をしても、落ちてしまったということになりかねません。

二度目の受験で合格をした私ですが、再受験までの約3週間でスキマ時間を活用した学習だけで合格をすることができました。今回はその経験を踏まえて私が有効な勉強方法だと思ったやり方をご紹介します。

私の他にも、実際に短期間の学習でITパスポートの一発合格を決めた方の受験体験記もあるので参考にしてみてください!
関連記事:ITパスポート合格体験記│ 知識ゼロでも2週間で合格!異業種からIT企業へ転職した私の挑戦

アウトプットを意識する

テキストを使用して学習している方が陥りやすいパターンとして、「知識はあるのに問題が解けない」ということがあります。

テキストの内容を覚えることは知識の定着に有効ですが、試験で点数を取ることにはあまり向いていません。
アウトプットを意識して学習を進める方法として、過去問を解くことが挙げられます。これは最も簡単で、極めて効率的な試験対策になります。

特に、ITパスポートでは過去問に似た問題が一定数出題されるため、試験本番で見たことがある問題に出くわす確率も上がります。

ただし、単純に過去問を解くだけだと今度はインプットが不足する可能性があるため、知識を身に付けるための学習もバランス良く行う必要があります。

過去問の解答にウエイトを置く

短期合格を目指すのであれば、参考書を使った地道な方法で学習をすることは得策とは言えません。先ほど、テキストを使用した学習について言及しましたが、テキストを使用した学習はどうしても時間がかかってしまいます。頻出問題に絞って解説をしているテキストもありますが、その書籍を読み進める時間で、過去問を解きつつその問題に関する良質な解説文を読むことでインプットとアウトプットを同時にこなしていく方が時間当たりの効果は大きいと考えられます。

3ヶ月〜半年くらいかけてじっくり確実に合格したい方にとっては、テキストを用いた学習は非常に効果的だと思います。確実に知識を身につけることで試験に合格する目的以外にも知識を活かせる可能性が高まります。

反対に、短期合格を狙う方にとっては丁寧な解説文のついた過去問を繰り返し解くことでインプットとアウトプットを高速で行うのがおすすめです。

ITパスポートの勉強方法については、こちらの記事でも詳しく書かれているので、ぜひチェックしてみてください!
関連記事:【最短合格】ITパスポート試験に挑む人が知るべきおすすめ勉強方法

ITパスポートに落ちたらやるべきこと

ここまで読んでいただいた上で、再受験で合格するためにすべきことを改めてまとめてみました。私もこれを実践することで不合格から一転、短期合格を達成することができたのでぜひ参考にしてみてください。

自分に合う教材を探す

試験に必要な知識を身につけるために、インプットが必要となりますが、解説文がどのくらい丁寧か、言い回しが自分にとって分かりやすいか、視覚的に読みやすいか、など自分に合う教材を見つけることがまず一番に重要です。

人気のテキストや問題集でも、その人の事前知識や経験によって解説文が合わないということは十分に考えられます。

とにかく過去問をこなす

私はどうしても短期でサクッと合格したい思いが強く、最初の試験では学習時間が少なすぎて失敗してしまいましたが、再受験に向けた試験対策では必要最低限の勉強時間でも効率的に合格できました。

短期合格に必要な効率的な試験対策は、とにかく過去問をこなすことだったと思います。過去問をこなしていく中で、よく出題される問題が把握でき、それを解くために必要な知識が解説文で得られました。

ITパスポート試験対策における過去問の重要性を解説した記事がありますので参考にしてみてください。
関連記事:ITパスポートは過去問対策だけで受かる?|社会人が効率的に取得する方法

苦手な分野を徹底対策

記事の前半でも言及しましたが、試験対策をする前からITパスポートに必要な知識を備えている場合があります。一度1年分の過去問を解いてみて、自分の苦手な分野が明らかになった場合は、その分野を集中して対策するというのも一つの手だと思います。

まとめ

ITパスポートの勉強をきちんとして、2回目の挑戦で合格を手にした上で思うのは、「ITパスポートは勉強せずとも合格できる」「ITパスポートは意味ない」という言葉を鵜呑みにすべきではなかったということです。
難易度は元々持っている知識や経験によって個人差があるかと思いますが、ITパスポート試験では幅広い知識を要求されるため、エンジニアの私にとって、ストラテジ系・マネジメント系など普段接しない分野の内容は新たな知識で、マネージャーや経営層が何を考え、どんな知識を必要としているのかを知ることで、私のエンジニアとしての視座は高まりました。資格取得の目的だけではなくIT時代を生きる社会人として、この知識は絶対に身につけておくべきだと実感しています。

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