不登校からの海外留学にはどんなメリットがある?
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2022年度の不登校児童・生徒数は約30万人にも上り、過去最多を記録したというデータもあります。
中学生に至っては24人に1人の割合と、クラスに1~2人は不登校の生徒がいることに。
そんな中、不登校の子どもを海外に留学させたいという親も増えていると言います。
今回は不登校の子どもの『海外留学』という選択肢について、そのメリットやよくある質問など詳しく解説していきます。
増える子どもの留学
昨今のグローバル化社会において、小学校でも2020年から英語が必修化になるなど、英語教育の改革が進んでいます。その流れで、早くから英語力や国際的な価値観を身に付けさせたいと短期・長期問わず子どもに海外留学を体験させる家庭が増加、また低年齢化しているのだそう。
最近では夏休みなどの長期休暇を利用して短期留学を経験する学生も増えているといいます。
中には子どもの不登校をきっかけに、新たな環境で再チャレンジを促すために海外留学を考えるケースも。
不登校の児童生徒の中には、日本の学校生活に閉塞感や馴染めなさを感じている子どもも多くいます。
日本とは違う環境の国に留学することで生活や人間関係を一新し、日本とは違った価値観や文化に触れることで視野を広げられる海外留学は、不登校のお子さまにとって新たな選択肢の1つになるのではないでしょうか。
参考:親子留学
参考:中学生 短期留学
参考:高校生 短期留学
不登校児が留学することで得られるメリット
ここでは、不登校児が留学することで得られるメリットを紹介します。留学することで視野が広がり、多様な考え方ができるようになる
日本を離れて違う国の暮らしを目にすると、価値観や文化の違いに対し良い意味でカルチャーショックを受けるかもしれません。日本の学校生活とは全く違った経験を積み重ねていく中で視野が広がり、いかに自分が狭い世界で生きてきたかに気づくでしょう。
日本で抱えていた悩みが小さなものに思えてくるかもしれません。
世界にはたくさんの国があり様々な価値観や考え方があると気づくことは、お子さまにとって大きな一歩になるのではないでしょうか。
新しい自分の居場所が見つかる
日本の学校生活に窮屈な思いをしている子どもの中には、留学先での生活のほうがしっくりと感じるかもしれません。現地での人間関係が構築できると、そこが自分の居場所になり心の平穏を与えてくれることでしょう。
そういう場所に巡り合えれば、「もしダメなら現地に戻ればいい」という心の支えになってくれます。
自己肯定感向上の機会になる
1人で見知らぬ土地に留学し、日本人がいない環境で自分の力だけで生きていくことで、知らず知らずのうちに大きな自信につながります。様々な困難を乗り越えた自分に対し、「やればできる」という思いが生まれ、自己肯定感が向上するきっかけになるのではないでしょうか。
異文化体験を通じ、行動が変わる
海外では少なからず日本とは違う様々な人種・宗教・文化などを経験することでしょう。「人と違って当たり前」という環境に身を置くことで、日本で感じていた当たり前や人との違いを気にすることなく堂々と自分らしく行動できるようになります。
世界で通じる語学力が磨かれる
子どもの頃に留学先で現地の人々と交流・生活することで、早い段階から語学力が磨かれていきます。更なる国際化社会の中で英語力は大きな強みとなり、将来の選択肢が広がることでしょう。
また、留学期間や留学先の学校によっては帰国後の高校受験・大学受験の際に「帰国生枠」を利用することも可能になります。場合によっては、受験を有利に進められることもあるでしょう。
参考:英語を話せるようになるには
不登校から留学に挑戦する際の良くある質問
不登校からの留学のメリットを見ていくと、とても魅力的に思えてきたのではないでしょうか。とはいえ、分からないことや心配なことも多いかと思います。
そんな不安を解消すべく、ここでは不登校から留学に挑戦する際の良くある質問と回答を紹介します。
Q.留学することで不登校は改善される?
留学によって不登校が改善されるかどうかは、ケースバイケースと言えます。どのような場合も確実とは言えませんが、まずは子どもの留学に対する意思の固さが肝心となるでしょう。
留学をきっかけに自分を変えたいと思う強い目的意識を持っていれば、まったく新しい環境に身を置き生活環境や人間関係がリセットされるのをきっかけに、自ら留学先での生活を切り拓いていけるでしょう。
また、それらが自信や自己肯定感につながり、帰国後見違えるように逞しくなっているお子さまもたくさんいます。
留学に不安がある方は留学エージェントの利用もおすすめです。
Q.既往歴がある場合も留学できる?
留学による環境の変化は大きく身体への負担も少なから生じる可能性があります。時には環境の変化が、持病の悪化を促してしまう懸念も。既往症がある場合は、まず主治医に留学が可能か相談してみましょう。場合によっては、医師による留学承諾書の提出を求められることもあります。留学承諾書は英文指定の場合もあるため、早めに確認しておきましょう。
また、書類が必要ないまでも、持病について症状や対応方法について細かく伝えておくようにしましょう。
Q.1年以上不登校だが、留学先は見つかる?
海外の学校は、日本に比べて個人のペースに合わせて学ぶケースが大半です。学びの状況によっては学年を下げたりリピートを行う国もあります。そういった対応に抵抗がなければ、勉強の遅れについてはさほど気にする必要はないでしょう。また不登校期間が長くても規則正しい生活を送れていれば、比較的受け入れられやすいと思われます。
ただ、不登校の理由や個々の事情によって配慮しなければならない事やサポート面が異なってきます。留学先から詳しく情報を求められたり、受け入れ先の国や学校が限定されたりといった可能性があることは、理解しておきましょう。
参考:留学先と留学国おすすめ
不登校からの留学まとめ
子どもが不登校になってしまったら、親は勉強面や将来面などの不安が広がってしまうもの。それは子ども自身も同じで、親子それぞれが出口の見えない暗いトンネルの中にいるような状況な気持ちになっている場合もあるでしょう。どうにかして現状を打破したい、環境を変えたいと思い、色々と調べてみることも多々あるかと思います。
そんな時に海外留学が選択肢の一つにあることを覚えておいてください。
親子ともに大きな勇気が必要かもしれません。
しかし一歩踏み出すことで新しい世界が広がり、これからの世界で必要な英語力が身に付くとともに、子どもにとってかけがえのない経験になるかもしれません。
WRITERこの記事を書いた人
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