この記事では、電子契約サービスおすすめ6選を紹介します。また、電子契約サービスのメリットや選ぶポイントもあわせて解説しますので、参考にして自分にとって使いやすい電子契約サービスを見つけてください。
電子契約サービスおすすめ6選
年々増えてきている電子契約サービスの中でも、特におすすめな電子契約サービス6選を紹介します。それぞれの特徴を比較して、自分に合ったものを導入しましょう。1. クラウドサイン
クラウドサインは、法律に強い弁護士ドットコム社の電子契約サービスです。導入している企業は250万社を超え、累計の送信数は1,000万件超えと圧倒的な実績を誇ります。弁護士によって監修されているため電子署名法にも準じ、国内初の法務省デジタル庁認可のサービスです。クラウド型でスムーズに契約でき、契約書管理も柔軟にできます。
シングルサインオン対応やIPアクセス制限もあるため、セキュリティを重視する方にもぴったりでしょう。
2. マネーフォワード クラウド契約
マネーフォワード クラウド契約は、マネーフォワード社提供の電子契約サービスです。電子契約の締結を3ステップでできるため、初めて電子契約サービスを導入する方にもおすすめします。個人向けプランと法人向けプランがあるため、幅広い事業形態に対応可能。送信料および保管料が0円のため、契約書だけでなく、利用申込書や取締役会の議事録などの管理にも使えます。
ワークフロー機能搭載で契約の証跡も保管でき、契約のバージョン管理が可能なため、無断締結および不正文書の作成を防止できます。
3. 電子印鑑GMOサイン
電子印鑑GMOサインは、GMOグローバルサイン・ホールディングス社の電子契約サービスです。導入実績は260万社を超え、自治体や大手企業でも導入されています。パソコンだけでなくスマートフォンでも利用しやすい仕様で、外出先からも契約の締結が可能。閲覧制限や権限付与も細かく設定可能なため、安心してトップシークレットの文書も保管できます。
テンプレート機能もあるため、初めて契約書を作成する方も取りかかりやすいでしょう。
4. freeeサイン
freeeサインは、freee社の電子契約サービスで、契約書の作成から管理までオンラインで完結できます。弁護士監修で電子署名法に準拠しているため安心して利用できます。テンプレート機能もあるため、使う頻度が高い文書は登録でき、スムーズに契約締結が可能。契約期限のリマインド機能もあり、更新の漏れを防止できます。
導入後のサポートが手厚く、電話やメール、チャットで対応してもらえます。さらに、契約した方や企業だけでなく、契約相手もサポート対象となるため、心強いでしょう。
5. みんなの電子署名
みんなの電子署名は、ベクター社の電子契約サービスです。無料と有料の区別がなく、月額料金も重要書類の送受信も0円で利用できます。それに加え、有料サービスは1年以上の文書保管料金のみで、1文書につき1ヶ月11円とかなりリーズナブル。ほとんど無料で利用できるにも関わらず、電子署名用証明書付与や改正電子帳簿保存法対応も可能。そして、契約相手がみんなの電子署名を未使用でも契約締結ができます。
費用を抑えつつ、ペーパレス化の推進が期待できるでしょう。
6. 契約大臣
契約大臣は、TeraDox社提供の電子契約サービスです。契約書の作成から締結、送付までオンラインで完結可能で、秘密保持契約書や業務委託契約書など利用頻度の高さが予測される契約書のテンプレートも用意されています。取引先に会員登録してもらう必要がないため、即時に導入して利用できます。また、契約締結件数にあわせてプランを途中で変更可能なため、無駄のない運用を叶えられます。
従来の紙の契約書もアップロードすると、PDFとして使えます。
電子契約サービス導入のメリット
電子契約サービス導入のメリットは、主に以下があげられます。- 契約書の保管場所が不要
- 契約完了までスムーズ
- コスト削減が可能
- 検索や閲覧が簡単
紙での書面契約の場合、署名や押印の手間がかかるだけでなく、契約完了後も印刷や製本、送付や保管と多くの作業が発生します。また、保管場所確保のため費用がかかることも。
しかし、電子契約サービスを導入すると、オンラインでほとんどの作業を簡単に行えるため、契約完了までスムーズに進み、あとで確認が必要になった際も検索の手間も軽くなります。
省スペースと業務効率化を叶えられ、生産性を高められます。
参考:電子契約とは
電子契約サービスを選ぶポイント
電子契約サービスを選ぶ際におさえておきたいポイントを解説します。導入企業が増えるとともに増加傾向にある電子契約サービスですが、ぴったり合うものは企業や人によって異なります。以下の基準を設けて比較し、適した電子契約サービスを導入しましょう。
セキュリティ機能
対面せずにインターネット上で契約を結ぶ電子契約サービスには、セキュリティ機能は重要です。セキュリティ性が高い電子契約サービスは、タイムスタンプと電子署名にも対応。タイムスタンプで契約書の契約日時と作成者を記し、電子署名により本人が契約書を作成したことを証明できます。この組み合わせで強いセキュリティが確保されます。
サポートの手厚さ
電子契約サービスの導入において、サポートの手厚さの確認も欠かせません。電子契約サービスは比較的新しいサービスのため、導入したての時期は不明点やトラブルもあるでしょう。そんな時、サポートがしっかりしていると問題解決もスムーズで、快適に使いこなせるようになるでしょう。導入実績を見ると企業の満足度も確認できるため、あわせて見ておきましょう。
使用頻度
使用頻度は、適切な電子契約サービスを選ぶ際に必要不可欠なポイント。電子契約サービスによって無料で作成できる契約数は異なります。一般的に、無料トライアルで作成できる月間契約数が5件あれば多いとみなされています。しかし、利用できる機能が限定されていたり、無料期間が定められている場合がほとんど。
有料プラン契約前に無料トライアルを利用する場合は、無料期間と月間契約数を確認して選びましょう。
まとめ
電子契約サービスおすすめ6選を紹介してきました。電子契約サービスは、セキュリティやサポート体制、使用頻度を予め定めると、ぴったりなものを導入できるでしょう。こちらの記事を参考に、ぜひ相性の良い電子契約サービスを導入してみてくださいね。