短期留学は意味ない?フィリピンに1ヶ月留学した筆者が実体験からアドバイス

短期留学は意味ない?フィリピンに1ヶ月留学した筆者が実体験からアドバイス
短期留学は「短い期間だから意味がない」と思われることが多いですが、実際にはどうなのでしょうか?

「意味がない」と言われがちな短期留学ですが、実際には多くのメリットがあります。短期間でも、集中して学べば語学力はアップしますし、異文化に触れることで、グローバルな視野を養うこともできます。

ただし短期留学の場合、充分な効果を得るためには工夫が必要なのも事実です。

実際に私は、フィリピン・セブ島で1ヶ月間の短期留学を経験し、TOEFLのスコアを22点アップさせることができました。この経験を通じて、短期留学が本当にどのような価値を持つのか、実際の効果について解説します。また、短期留学を成功させるためのポイントや留学中・帰国後の学習方法についてもご紹介します。

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短期留学のデメリット|意味ない?

一般的なイメージ通り、短期留学にはいくつかのデメリットがあります。

まずは、英語を学ぶスピードの限界についてです。私はフィリピンで1日あたり7時間の授業を受けていましたが、それでも語彙力の伸びはゆっくりでした。ある表現を知っている(読める)ことと、実際に使えることの間には大きな差があるためです。

たとえば、「except for(〜を除いて)」といった簡単な表現でさえ、使いこなすには時間がかかりました。短期留学では、基本的な文法や表現を習得することはできても、専門的な議論をするレベルには到達できないと考えたほうがいいでしょう。

また、コストパフォーマンスの問題も無視できません。海外旅行でも語学留学でも、とくにコストが気になるのは航空券です。短期留学の場合、ほんの短い滞在期間のために往復の航空券を購入することになるので、当然コスパは下がります。セブは比較的近場ですが、オーストラリアやカナダ、マルタへの留学を検討するのであれば、航空券のコスパはかなり気になるところです。
参考:留学費用が安いおすすめの国

さらに、1ヶ月という短期間の留学では、英語力が定着しきらないリスクもあります。私自身も、留学中には確かに英語力が向上しましたが、帰国後は英語を話す機会がほとんどなく、スピーキング力が少し低下してしまったと感じています。留学の効果を持続させるためには、帰国後もオンライン英会話などで継続的に学習することが重要です。
参考:オンライン英会話おすすめ

実際に留学して感じた、短期留学のポジティブ/ネガティブな面

ここでは、セブの語学学校での体験をもとに、短期留学のポジティブ/ネガティブな側面についてお話しします。

短期留学のポジティブな面

私自身、短期留学には非常にポジティブな感想を抱いています。社会人である私は、リモートワークで仕事を続けながら留学をしていました。ただし、いくらリモートワークができるとはいえ、数ヶ月も日本を離れることには不安があったため、1ヶ月という期間はちょうどよかったように思います。

なおかつセブの場合、1日の授業時間が長く(6時間〜8時間)、語学学校に寮が併設されているため、自然と英語漬けの生活を送ることができました。この集中した環境が功を奏し、1ヶ月でTOEFLのスコアが22点アップするという成果を得ることができました。
参考:社会人留学

短期留学のネガティブな面

語学学校で出会った人の中には、残念ながらあまり効果を感じなかったという人もいました。たとえば中学英語の文法すらも怪しい人は、1ヶ月では短すぎるかもしれません。語学学校では、先生たちは英語で英語を解説してくれるため、解説すら聞き取れないと授業に参加しづらいのです。

「とりあえず飛び込んでみて度胸をつける」のもおすすめではありますが、効果を最大化したいのであれば、日本で多少勉強してくるか、長期留学を選ぶと良いでしょう。実際に語学学校では、このレベルの人は3〜4ヶ月の留学を選んでいることが多かったです。

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それから注意したいのは、体調不良です。語学学校にはたくさんの人がいるので、風邪やコロナなどが流行することがあります。私のいた語学学校では、コロナにかかった場合、1週間隔離されるルールでした。1ヶ月のうちの1週間はかなり大きなロスです。限られた時間を無駄にしないためにも、手洗い・マスクを徹底するなど自衛に務めることが重要です。
参考:留学前にもおすすめ|英語が全く話せない方向けのオンライン英会話

短期留学の効果を最大化する方法

宿題をリクエストし、アクティビティにも参加しよう

短期留学の効果を最大化するためには、現地での積極的な活動が重要です。私のいた語学学校では入学時にアンケートが実施され、宿題の有無や授業中の雑談、文法の厳しさなどを選べました。短期間で成果を上げたい場合は、絶対に宿題を希望しましょう。(宿題がなければ、どうしても遊んでしまいがちです。)

また、学校が提供する無料アクティビティに積極的に参加するのもおすすめです。英語で簡単なゲームをしたり、ヨガをしたりしながら他の留学生と交流することで、英語に触れる機会をより増やせます。

ただし、日本人の友達を作ることには慎重になりましょう。どれだけモチベーション高く留学しても、日本語を使う友達が多いと、ついつい日本語で話してしまいがちです。とくに週末、2日とも日本人と過ごしていると、英語を使う意識が薄れ、「月曜日はなかなか英語が出てこない」という状況に陥る人が多くいました。友達を作るのであれば、なるべく違う国の人と交流し、英語を使う環境を意識的に保つようにしましょう。

帰国後も英語を使い続けられる環境を整えよう

帰国後も英語力を維持するためには、継続的な学習が必要です。英語を使えるアルバイトをする、オンライン英会話を続けるなどして、英語を使う環境を整えるようにしましょう。

英語力を保つためには、定期的にTOEICを受けるなどして、自分の能力をモニタリングするのも有効です。「映画を見る」など受動的な方法も悪いわけではありませんが、英語力のなかでもスピーキングやライティングといったアウトプット系の能力のほうがより失われやすいので、「人と話す」「メールを書く」などアウトプットの機会を意識的に作るほうが良いでしょう。

まとめ

確かに、短期留学にはいくつかのデメリットがあります。英語を学ぶスピードの限界やコストパフォーマンス、英語力が定着しきらないリスクなど、「1ヶ月で英語がペラペラになる」とは言い切れないのも事実です。

しかし、短期留学には多くのポジティブな側面もあります。集中した環境で学べば、短期間でも大きな成果を得られます。現地での積極的な活動や、帰国後のフォローアップをしっかりと行うことで、短期留学の効果を最大化することは充分に可能です。

短期留学を検討する際には、これらのポイントを参考にして、自分にとって最適なプランを考えてみてください。短期間でも充実した学習体験を得ることができるでしょう。

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