ワーホリ帰国後は就職できない?就活を成功させるためのポイントも

ワーホリ帰国後は就職できない?就活を成功させるためのポイントも
海外での生活に憧れる若者にとって魅力的な体験である「ワーキングホリデー(ワーホリ)」ですが、帰国後の就職を心配する声も少なくありません。仕事にありつけず無職でアルバイト生活になってしまう可能性も決してゼロではないため、利用すべきかどうか躊躇っている人も多いことと思います。

この記事では「ワーホリ帰国後は就職できない」というネガティブな意見がなぜ散見されているのか、その具体的な理由を探っていきます。ワーホリ後でもしっかり就職を成功させるためのポイントについてもまとめました。

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ワーホリ帰国後は就職できないと言われる理由

海外経験を積めばむしろ就職に有利になりそうなものですが、なぜワーホリに限っては「帰国後は就職できなくなる」と言われているのでしょうか。その主な理由には、以下のようなものが挙げられます。

  • 周りの同世代より就活が遅れてしまうから
  • ワーホリ期間中はフリーター扱いだから
  • ワーホリに良くない印象を抱いている企業も多いから

周りの同世代より就活が遅れてしまうから

ワーホリに行くと、通常は1年間海外で生活することになります。その間は就職活動に取り組むことができないため、同世代の友人や同僚よりもスタートが遅れてしまうという点で否定的に感じている人が多いようです。

もし大学卒業後にワーホリに行く場合、「新卒」という一度限りの機会を図らずも失ってしまうことになります。ワーホリ帰国後は基本的に「既卒」になりますが、新卒と比べると既卒の就職難易度は高くなっているのが実情。このことが「ワーホリ後は就職できない」という声の根拠の一つになっていると考えられます。

ワーホリ期間中はフリーター扱いだから

ワーホリ期間中、正社員としての雇用契約を持つことはほとんどありません。「働きながら海外生活を送れる」とは言っても、多くの場合は現地でのアルバイトや短期の仕事に従事することになります。このため、ワーホリ期間中の経歴は「フリーター」という扱いになってしまうことが多いのです。

企業側からすると、ワーホリによって正社員としての雇用歴が途切れていることに対し、安定性が欠けていると判断することもあります。これも、帰国後の就職活動において不利になりやすい理由の一つです。

ワーホリに良くない印象を抱いている企業も多いから

企業の中には、ワーホリに対してネガティブな意見を持っているところも少なからずあります。「遊び半分で海外に行っていた」という印象を抱かれやすく、ワーホリ経験者に対する評価が低くなるケースも決してゼロではありません。

自分は語学力の向上等を目的としていたとしても、企業側から見たらただの長期休暇と捉えられてしまうことがあるのも、ワーホリの辛いところです。面接時にワーホリへ行った理由を適切に説明できない場合、一層不信感を与えてしまうリスクもあります。
参考:ワーホリ社会人

ワーホリ後の就職を成功させるために意識しておきたいこと

一般的な留学とは異なり「遊び」と認識されやすいワーホリは、帰国後の就職が簡単にいかない可能性があることは確かです。ここでは、ワーホリ後でもスムーズに就職を成功させるために、ぜひ意識しておきたいポイントについて解説します。

  • ワーホリに行く目標を明確にする
  • 英語力向上をアピールできる資格に挑戦する
  • キャリアプランに合った経験に注力しておく
  • できるだけ早い段階でワーホリを決断する

ワーホリに行く目標を明確にする

ワーホリへ行く際に「自分は何を達成したいのか」という具体的な目標を持っておくことは非常に大切です。語学力の向上、日本とは異なる文化への理解、就職に向けたスキルアップ等…その経験をどう自己成長に繋げていくのかを明確にしましょう。

目標があればワーホリ期間中もぶれることなく行動することができ、帰国後のアピールポイントが増えて就職活動でも有利になります。最低限「なぜワーホリに行ったのか?」という問いに対して、納得のいく答えを提示できるよう用意しておくようにしてください。

英語力向上をアピールできる資格に挑戦する

海外に行ったからといって、自動的に英語が身につくことはありません。留学と違い語学学校への通学も必須ではないワーホリとなればなおさらです。企業側もそれを理解しており、ワーホリ経験者だからといって「英語力はOK」とは判断しないようになっています。

ワーホリ期間中にしっかりと語学習得に励んだのであれば、身につけた英語力を証明するために、TOEICやIELTSといった英語資格に挑戦することをおすすめします。具体的なスコアや資格を持っていることで、採用担当者に対して確実に自分の英語力をアピールできます。

資格の取得には計画性や継続的な勉強が必要であるため、自己管理能力や目標達成力を暗に示すことにもつながるでしょう。英語の資格はグローバルなビジネスシーンでも大いに役立つものです。就職活動に先駆けて取得しておくことに損はないはず。

キャリアプランに合った経験に注力しておく

ワーホリ前の目標設定の大切さは先述した通りですが、ワーホリ中はできる限り「設定したキャリアプランに良い影響を及ぼす経験」に注力することが重要です。例を挙げると以下の通り。

  • 「自分でお店を開きたい」という目標がある
    →ワーホリ中、飲食関係の仕事について調理のスキルを養ったり、経営に関する勉強をしたりしておく
  • ワーホリ後は日本に戻って外資系企業でバリバリ働きたい
    →語学学校にしっかり通ったり、ネイティブスピーカーの多いところに身をおいたりして英語力を高める etc…

キャリアプランに即した行動をしておくことで、帰国後の就職活動で「具体的にどんなスキルを得たか」「どんな経験をしてきたか」といった事柄を詳しく説明することができ、採用担当者に好印象を与えることができます。関連性のある経験を積んでおけば、キャリアチェンジに対する不安も軽減されるでしょう。不安な方はワーホリエージェントに相談してみることをおすすめします。

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できるだけ早い段階でワーホリを決断する

ワーホリには、一部国を除いて「18歳以上30歳以下」という年齢制限がありますが、行くかどうかの決断は可能な限り早い段階でしておくことをおすすめします。というのも、遅くなればなるほど年齢的・キャリア的にも再就職が厳しくなるケースが多いからです。大学卒業時点だと「新卒」という立場を利用できなくなってしまいますし、社会人歴が長くなるとキャリアの再形成が難しくなってきます。

新卒ブランドを捨てることなく、ワーホリ経験を就職する際にアピールポイントとして最大限活用するという点でも、大学在学中のワーホリはおすすめ度が高め。もちろん社会人になったらもう遅いという訳ではありませんが、できるだけキャリアの選択肢を広げるためにも入社3~4年目あたりまでに決めておけるといいですね。

ワーホリ後の就職にはエージェントを活用するのもおすすめ

ワーホリ後の就職で不安を感じている場合には、アドバイザーが無料でサポートしてくれる「就/転職エージェント」を活用するのもおすすめです。多くのユーザーを支援してきた就職のプロが、あなたの経歴や価値観をヒアリングしたうえでマッチ度の高い求人を紹介してくれます。

登録者しか見ることのできない「非公開求人」にもアクセスできるようになるため、就職活動がグッと捗ること間違いなしでしょう。エージェントにもさまざまありますが、ワーホリ後で「既卒」となってしまった場合には、経歴に自信のない人を専門とした特化型のサービスを選定するといいでしょう。

関連記事:無職・ニートが登録すべきおすすめの転職エージェント

まとめ

当記事では、巷で「ワーホリ帰国後は就職できない」と言われている理由とその真偽をはじめ、「どうすれば効率よく就職を成功させられるのか?」といったポイントについてまで、詳細に解説してきました。

遊ぶも自由・学ぶも自由のワーホリは、確かに留学と比べると周りからの印象があまりよくないことは確かです。せっかくの機会も無駄にしてしまうことのないよう、渡航前に「なぜワーホリに行くのか」「自分は今後何をしたいのか」といった目的を明確にして、意味のある海外生活になるように準備を徹底しておきたいところです。

もしワーホリ後なかなか仕事にありつけない状態になってしまったときにも、無料のキャリア支援サービスである「就/転職エージェント」が存在します。既卒者やフリーターの就職サポートを専門としたサービスもしっかり用意されているので、必要に応じて活用してみるといいでしょう。

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