Webデザイナーの年収はいくら?将来性や年収アップのコツをご紹介!

Webデザイナーの年収はいくら?将来性や年収アップのコツをご紹介!
IT化が進む現代社会において、何をするにも欠かせない存在となりつつあるWebサイト。
そのWebサイトを企業や個人からの依頼を受け、デザイン・製作する仕事がWebデザイナーです。

手に職をつけられることや、在宅・ノマドワークなど時間や場所を選ばない自由な働き方ができることから、近年人気を高めている職種です。
そのためWebデザイナーの仕事に興味を持ち、さらには収入についても気になっている人は多いのではないでしょうか。

今回はWebデザイナーの平均年収や、年収アップを目指す方法などをお伝えします。

WEBデザインスクールで、転職や副業に有利なスキルが学べる! [PR]

日本国内のWebデザイナーの平均年収

パーソルキャリアが運営する転職サイト『doda』が行った調査によると、2022年12月時点のWebデザイナーの平均年収は361万円でした。

全職種の平均年収403万円に対し、Webデザイナーの平均年収は42万円ほど低くなっており、年収分布を見ても400万円未満が全体の66%を占めています

 
Webデザイナーの特性として、比較的新しい職種であり従事者の年齢層が20代~30代が中心であることから、年収額が低い傾向にあると言えるでしょう。またIT業界の人材不足により未経験者を積極的に受け入れていることも、年収が低く見える要因になっていると思われます。
さらに主婦がスキマ時間に取り組んだり、副業の1つとしてWebデザイナー業務を請け負っている人口が多いことも、Webデザイナーの年収が低い位置付けにある理由と考えられます。

一方でWebデザイナーの年代別年収データでは、20代の325万円から50代の491万円まで徐々に上昇している様子が見て取れます。年収500万円以上の割合も13.7%であることから、相応の実績を積み最新の技術を習得することで、年収アップが見込めると言えるでしょう。


また、Webデザイナーの中には経験を十分に積んだ上でWebディレクターやWebプロデューサーへとキャリアアップする人もいます。WebディレクターやWebプロデューサーのようにプロジェクトを運用したり、メンバーのマネジメントをする立場になると、平均年収も大幅にアップするでしょう。

 引用:doda『Webデザイナーの平均年収はいくら?給料アップを目指す方法や転職事例も解説』

Webデザイナーの将来性

Webデザイナーは昨今のIT社会の中で成長した職種のひとつで、一般的な職種として認知され始めたのは2000年頃です。

スマートフォンの普及やインターネット広告の拡大などにより、インターネット取引やデジタルコンテンツは年々増加の一途を辿っています。それに伴いWebサイトの制作も不可欠になりました。
最近では新型コロナウィルス感染拡大がIT化の流れに拍車をかけ、今後も市場はさらに成長していくと見込まれます。

経済産業省の調査ではIT業界の人材不足はまだまだ続いており、2030年までは需要が伸びると試算されています。このことからもWebデザイナーは将来性がある仕事と言えるでしょう。
ただし、IT技術の進歩は目覚ましく日々技術も進化しているため、常に新たなトレンドをキャッチし、新しい技術を身に付ける努力が必要不可欠です。

逆に「Webデザイナーの将来性が危うい」という話を耳にする機会もあるでしょう。
その理由は、無料でWebデザインできるツールが増えたこと、Webサイトを持たずSNSなどを中心に集客する企業や店舗が増えたこと、AIに取って代わられる、など様々です。
確かに自動作成ツールによって簡単なロゴやチラシ、ホームページなどが簡単に作れるようになり、ごく基本的なもので満足できる顧客はWebデザイナーに依頼をしなくなるでしょう。

そのような流動性の激しい業界の中でWebデザイナーとして生き残るためには、Webデザインだけではなくマーケティングや動画編集の知識を得る、マネジメントの経験を積むなど、プラスアルファの付加価値を身に付けていくことが大切です。

Webデザイナー年収UPを目指す方法

Webデザインを仕事にしている人の中には、少しでも年収UPを目指したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
先の項目で紹介したWebデザイナーの年収分布では、年収1000万円に達している人もいます。

高収入を得ているWebデザイナーの共通点は、その人でなければ生み出せないデザインや技術などのスキルの高さや独自性、さらには実績の豊富さが挙げられます。

本項目では、年収アップを目指すために、知っておきたい方法を紹介します。

フリーランスとして独立する

Webデザイナーが年収アップを目指す手段の1つに、フリーランスとして独立する方法が挙げられます。

会社員Webデザイナーとしてある程度の実績とスキルを身に付けていることが前提ではありますが、フリーランスであればクライアントからの報酬が自身の収入に直結するため、会社員よりも収入アップを見込むことができます。
また会社員のような収入の安定性は約束されませんが、「働く時間や場所を自由に決められる」といった、フリーランスならではの醍醐味もあります。

ただし、フリーランスとして安定した収入を得られるようになるには時間がかかります。さらに営業や経理・事務処理など、本業以外の業務にも取り組まなければならない時間が増えるでしょう。
独立を考えている人は、“フリーランス”という働き方のメリット・デメリットを理解しておくことが大切です。

経験を活かせる副業に取り組む

年収アップだけに焦点を当てるのであれば、副業に取り組むのも1つの手です。クラウドソーシングサイトなどを活用してみるのも良いでしょう。
本業の収入に加え、副業収入を作ることができれば、自ずと収入もアップするでしょう。

また副業への取り組みは、自身の市場価値を見極め、求められているスキルや傾向を把握するためにも非常に有効です。
ただし副業をする際には、所属している会社の就業規則などで副業に制限が設けられていないかを確認し、違反にならないように気を付けましょう。

また当たり前のことですが、本業に支障のない範囲での副業に取り組む心構えも大切です。

実力評価の企業に転職する

Webデザイナーの年収は、所属する会社によって大きく変動します。
その理由は、会社によってWebデザイナーに求めるスキルや業務範囲、給与体系などが異なるからです。

Webデザイナーとしてのスキルや技術力に自信があれば、それらを高く評価してくれる会社に転職することを検討してみるのも良いでしょう。
実力評価が年収に反映される会社を選べば、モチベーションアップにもつながるかもしれません。

Webデザイナーの年収 まとめ

今回は、Webデザイナーの平均年収と年収アップを目指す方法について解説しました。
AIによるWebデザイナーの将来性への影響を指摘する声もありますが、世の中のトレンドに沿った確かなスキルと実績を積むことができれば、心配はいらないでしょう。

技術力と営業力次第では、年収1000万円も夢ではない世界です。
さらにIT業界は今人材不足であるため、Webデザイナーは未経験からでもチャレンジしやすい職種とも言えます。
興味がある人は、ぜひチャレンジしてみてください。

WEBデザインスクールで、転職や副業に有利なスキルが学べる! [PR]

WRITER

この記事を書いた人

RECOMMEND

この記事を読んだ方へおすすめ