「社会人の習い事」といえば多くの人が英語学習やスポーツ、株の勉強などをはじめるなかで、プログラミング学習にも注目が高まっています。
ICT時代が進みプログラマーの人手不足が叫ばれている時代です。高待遇で転職・就職できると聞けばじっとしていられない方もいるのではないでしょうか。
とは言っても、
「すごくお金がかかりそう」
「そもそも、半年や1年で学べるの?」
「怪しいスクールだったらどうしよう」
「どんなスクールがおすすめなのか分からない!」
そんなお悩みを抱える方もいますよね。
ここではプログラミング初心者のために自宅・教室を問わず気軽に低価格で学べるプログラミングスクールを紹介します。
※2020年9月 【給付金対象講座プログラミングスクール情報】を追加しました!
※2021年4月 【独自インタビュー記事】【真実のFAQ記事】へのリンクを追加しました!
目次:
- 社会人向けプログラミングスクールで何を学べる?
- 社会人がプログラミングスクールを選ぶ理由
- 社会人がプログラミングスクールを選ぶポイントとは?
- 【2022年最新版】給付金対象のプログラミング講座を利用してみよう
- 社会人向けプログラミングスクールおすすめ8選!
- TECH I.S. (テックアイエス)|日本、アメリカ、インドに拠点を持つグローバルスクール
- RUNTEQ(ランテック)|実際の現場に近い課題をクリアしてスキルアップ
- DMM WEBCAMP|どんな方にもおすすめできる万能スクール
- POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)|紹介先企業が粒揃い、事業会社に転職したいならここ
- COACHTECH(コーチテック)|フリーランス独立を目指すならここ、ベンチャー運営が特徴
- RaiseTech(レイズテック)|決して甘くはないが「稼げる」エンジニアになるならここ
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG|カリスマWeb制作会社「LIG」運営のクリエイタースクール
- CODEGYM(コードジム)|コーチング主体の月額制プログラミング学習、独学でも挫折しない
社会人向けプログラミングスクールで何を学べる?
プログラミングを学びたいと思っていても、プログラミングスクールがどんな場所かイメージが沸かない方も多いかもしれません。ここではまず、プログラミングスクールで何を学べるか説明します。
コンピュータやインターネットの仕組みを知る
「プログラミングとはなにか?」と言えばコンピュータやスマホを使ってアプリケーションを動かしたりインターネットにアクセスするための手続き・手順と考えてください。現在のパソコンやインターネットは、一般ユーザーとして利用するにはほとんど機械やインターネットの仕組みを知らなくても操作できるようになっています。
しかし、これを動かす手続き・手順=プログラミングを行うには「コンピュータのなかでどんな作業が行われているか」「インターネットにはどういう仕組みでアクセスするのか」などの基本がわからないとできないケースも起こってきます。
これがわからないと将来「このコマンドはパソコンのハードウェアのどの部分にアクセスするか」「このタグを使ってサーバ内のデータを操作するには、どんな経路を使えばいいか」など基礎的な知識が欠けていて苦労する結果になります。
プログラミングスクールでは、プログラミングだけではなくコンピュータやインターネットの仕組みも学ぶことができます。
プログラミング言語を学ぶ
とはいえ、プログラミングスクールのカリキュラムのメインはプログラミングの学習です。子ども用のプログラミングスクールでは画面上にカードやブロックを並べていくビジュアルプログラミングもありますが、社会人が転職・就職も視野においた学習をする場合には記述式プログラミングになります。
これはコマンドと呼ばれる命令文とパラメータと呼ばれる数値を入力しながらコンピュータやインターネットを操作する手順を記述していく作業になります。

プログラミングによりコンピュータやインターネットを操作するための用語や規則を定めているのがプログラミング言語。
現在プログラミングスクールで学べる言語はJavaScript、Python、PHP、Java、C++、C#、Ruby、HTML、CSSなど非常に多岐にわたります。
1〜2年程度の期間ではすべてのプログラミング言語学習は困難で、そのいくつかを選んで学ぶケースが多くなっています。
プログラミングとビジネスの関わりを知る
マイクロソフトのビル・ゲイツやFacebookのマーク・ザッカーバーグのようにプログラマー出身の大富豪も多くなってきました。プログラミングは現在のICT関連ビジネスの大きな位置を占めています。
言葉を換えればプログラミングの知識「だけ」の持ち主よりもビジネスを生み出すアイデアと実行力のあるプログラマーの方が高収入をえられる時代になってきています。
プログラミングスクールのなかでICTビジネスを生み出し育てるノウハウを授けてくれる場所も増えているようです。
プログラミングスクールはビジネス的な提案力やプロジェクト管理力などのビジネスセンスを獲得できる場所でもあると言えるでしょう。
転職・就職のサポートをしてもらえる
社会人がプログラミングを学ぶ理由の多くは仕事と関わりがあります。就職したい。転職したい。企業のなかで昇進したい。新たなポジションをえたい……など、希望はそれぞれでしょう。
しかし本人の希望にぴたりとあった企業や職場とのマッチングは個人でできるかんたんな話ではありません。
企業や仕事に関する情報を多く集めて判断材料をえたひとが転職・就職に成功するといわれています。
現在のプログラミングスクールには仕事情報も提供してくれる場所が増えてきました。
スクールでの学習履歴と成績を見て得意不得意を理解した上でのマッチングなので間違いも少なくなると定評があります。
プログラミングスクールとは?プログラミング言語だけでなくビジネスを学びじぶんの進路を見定める知恵までを総合にえられる場所になってきました。
ときには、厳しい現実も?)
社会人がプログラミングスクールを選ぶ理由
「プログラミングを学ぶ」方法はプログラミングスクールに通う以外にもいくつかの方法が考えられます。本を読む。無料のインターネットサイトで学ぶ。YouTubeのフリーコンテンツを見て学ぶ強者もいるようです。
このなかであえてお金を出してプログラミングスクールを選ぶ理由はどこにあるのか、まとめてみました。
どのプログラミング言語を学べばいいかわかる
前ブロックでも説明しましたが現在のICT業界で使われているプログラミング言語は数多くあり、各言語は熾烈な生存競争のまっただなかにあります。いま主流と言われている言語も5年後にはあまり使われないかもしれません。
逆に現在はマイナーな言語も将来の主流になるかもしれません。
この判断を誤るとせっかく数ヵ月かけて学習しても使い場所がなくて時間もお金も無駄になってしまう悲劇も起こってきそうです。
最近のプログラミングスクールでは入学前にカウンセリングを受けられる場所も増えてきました。
じぶんの希望や方向性を示した上で現実的な学習に関するアドバイスも受けられます。
どの言語から学びはじめるか。どの順番で学んでいくか。これはプログラミング学習の重要な選択。
この判断をサポートしてくれるのがプログラミングスクールのありがたいところです。
知識の穴をなくしてくれる
独学のむずかしいところは「一度勘違いしたら間違った知識が修正されない」点にあると言われます。本などで学習して「わかったつもり」になっていても本当は穴だらけの知識だったでは社会では通用しません。
幸い転・就職できても現場で実際にプログラミングの仕事をした瞬間に能力のなさが露呈します。それは最悪のシナリオですよね。
プログラミングスクールの多くは実力判定テストを行っており、「確実にマスターしている部分」「理解力が不足している部分」などがこれにより明示されます。
あとは復習により「知識の穴」をふさいでいけばいい。
「道案内のいる旅」のありがたさをこんな場面でも実感できるでしょう。
人材紹介会社や派遣会社を併設しているスクールもある
プログラミングを仕事にするときに一つの選択肢になるのは人材紹介会社や派遣会社への登録です。一方で人材紹介会社や派遣会社の重要なポイントは優秀な登録者を増やしていく戦略にあります。
プログラミングスクールが優秀な人材を育て戦力としてビジネスシーンに送り込むのはリーズナブルな話です。
この発想で人材紹介会社や派遣会社を併設しているプログラミングスクールも増えているようです。
知識をえられるだけでなく仕事さがしにもつながるのはプログラミングスクールならではといえるかもしれません。
このように現代のプログラミングスクールはさまざまなシーンで面倒見のよさを示してくれる場所。
頼りにすればするだけ、応えてくれるスクールも増えているようです。
社会人がプログラミングスクールを選ぶポイントとは?
インターネットで「プログラミングスクール」を検索するとさまざまなタイプのスクールがずらりと並び選択肢がわからない!そんな悩みを持つひとも多いようです。
ここではプログラミングスクールを選ぶ上で欠かせないポイントについて説明します。
通学制かオンラインか
通学制のスクールでは実際に教室まで出かけていってレッスンを受けます。メリットとしては学習のためにコンピュータなどを用意する必要がない点。
集合型のスクールならともに学ぶクラスメートもできるメリットもありそうです。
デメリットとしてはどうしても値段が高くなりがちな点と多忙なひとには学習中断の危機が大きい点があげられます。
通学制のスクールは数多くありますが、2020年5月現在の社会事情により多くは休校になりオンラインレッスンに切り替えているところが多いようです。
オンラインスクールは自宅のパソコンを利用してZoomを使ったマンツーマン授業や映像授業を受けるスタイルです。
自由な時間に受けられるメリットがあるほか比較的低価格で学べる場所が多いようです。
デメリットはパソコンやWi-Fiの設備を用意する必要がある点でしょうか。すでに自宅にインターネット環境とパソコンが揃っている人にとっては、そこまで大きなデメリットではないと言えます。
コースとレッスンはカスタマイジングできるか
プログラミングスクールのカリキュラムを見ると、大きくレディメード型(既製のカリキュラムを学ぶ)とオーダーメイド型にわかれるようです。レディメード型はたとえば「1年間プログラミング基礎&Pythonコース」といった設定で順序立ててゴールに向かえるようになっています。
トータルな知識を確実にえるには恵まれているといえるでしょう。
ただ、すでに独学などである程度の知識を持っているひとには「知っている内容をまた学ぶ」などのリスクもあるようです。
一方のオーダーメイド型は、多数用意された短期コースのなかからじぶんが学びたい内容だけを選んでいく方法です。
極端な場合には「VBA基礎1」2時間で1,500円といったレベルまで細分化しているスクールもあります。
このオーダーメイド型スクールには一定期間定額で学び放題のところと1アイテムごとに料金が発生するケースがあるようです。
カウンセリング体制はどうなっているか?
オンラインスクールも含めて、多くのスクールではカウンセリング体制の充実をうたっています。しかし実情を見てみると、回数や時間、就職相談までできるかなどの条件はまちまちなようです。
一見するとレッスンのオマケのようにも見えるカウンセリングですが、将来を考えると非常に重要になるのは先に述べたとおりです。
スクールの資料を資料を見てもわからないときにはカウンセリングの内容を問い合わせてみるのもいいでしょう。
【2022年最新版】給付金対象のプログラミング講座を利用してみよう

2020年10月1日より、この後ご紹介する社会人向けプログラミングスクール「テックアカデミー」で提供する15コースが、第四次産業革命スキル習得講座に認定されました。厚生労働省指定の教育訓練給付制度の対象講座になり、一定の条件を満たすと費用の最大70%が助成されます。
第四次産業革命スキルとは経済産業省とか厚生労働省による……うんぬんはともかくとして、わたしたちに直接おおきな影響を与えるのが助成金制度です。条件があえば最大で70%の費用が手もとに戻ってきます。
経済産業省では、民間事業者が社会人向けに提供する IT・データ分野を中心とした高度な レベルの教育訓練講座を「第四次産業革命スキル習得講座」(通称:Re スキル講座)とし て認定し、社会人のスキルアップを応援しています。
引用:「第四次産業革命スキル習得講座」(通称:Re スキル講座)/経済産業省
Python+AIセットは、Pythonの基礎からAIの構築に必要な機械学習・ディープラーニングまでまとめて学べるコースですが、268,000円かかります。「うわ、高いな」と思ったかもしれません。でも教育訓練給付を利用すれば実質約8万円で学べるチャンスです。
給付金の助成については最寄りのハローワークで詳しく教えてくれますので、ぜひ相談してみましょう。
社会人向けプログラミングスクールおすすめ8選!
ここでは、コエテコおすすめのスクール8選をご紹介していきます!それぞれに簡単なおすすめコメントも添えていますので、ぜひ参考にしてくださいね!TECH I.S. (テックアイエス)|日本、アメリカ、インドに拠点を持つグローバルスクール
RUNTEQ(ランテック)|実際の現場に近い課題をクリアしてスキルアップ
最初にご紹介するのはRUNTEQ(ランテック)。企業が求める実践レベルを学べることをモットーとしており、「バグを修正する」など、実際の現場に近い課題をクリアしながら学べるのが特長です。
卒業生インタビューをした感触では、和気あいあいとした雰囲気で学びたい方にピッタリかも。「オンラインで学びたいけど、一人では心が折れそう」な方におすすめです。
DMM WEBCAMP|どんな方にもおすすめできる万能スクール
大手企業・DMMグループが運営していることもあり、とにかく安定したクオリティのサポートが受けられるDMM WEBCAMP。どのようなニーズの方にも「定番」としておすすめできる印象です。
教育訓練給付金対象コースもあり、受給条件を満たす方であれば56万円オフで受講できるのも魅力!それでいてカウンセリングでは、耳ざわりのいいことばかりだけでなく、IT業界の実情をふまえたお話を聞けるそう。いろいろな面で誠実なスクールですので、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)|紹介先企業が粒揃い、事業会社に転職したいならここ
派手な印象はないものの、本当に転職に必要なスキルをもくもくと身につけられる印象があるPOTEPAN CAMP。インタビューによると、RUNTEQ(ランテック)と比較する方が多いようです。コミュニティ < 一人でもくもくと進めたいタイプの方がPOTEPANを選ぶのだとか。
すでに身につけているスキルの部分は飛び級できるなど、実力に応じて柔軟に対応してくれるのも魅力。紹介先企業も事業会社(自社開発を行なっている企業)ばかりと、卒業生からの評判もバツグンなスクールです。
COACHTECH(コーチテック)|フリーランス独立を目指すならここ、ベンチャー運営が特徴
今回ご紹介しているスクールの中で、もっともフリーランス/独立寄りなのがCOACHTECH。コーチング中心の指導スタイルで、わからない点があってもLINE@ですぐ聞けるのが嬉しいですね。
インタビューによると、運営の「ベンチャー感」が合う/合わないあるかもとのこと。運営サイドと一緒になってプログラミングスキルを高めていきたい、個人事業主マインドの持ち主ならピッタリはまるスクールです!
RaiseTech(レイズテック)|決して甘くはないが「稼げる」エンジニアになるならここ
もっとも厳しく、しかし確実な力が身につくのがRaiseTech。「徹底した現場主義」をポリシーに、現役エンジニアとしてバリバリ働いている方から指導を受けられます。
一流の方が指導にあたられることもあり、ハッキリ言って「甘やかしてくれるスクール」ではなさそう。険しくつらい道のりにはなりますが、完走すれば強い人材になれる!というスクールです。
最初の2週間は授業料を返金してくれる制度もあるので、いったんトライアルに申し込んでから判断してもよいかもしれませんね。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG|カリスマWeb制作会社「LIG」運営のクリエイタースクール
カリスマWeb制作会社・LIGのファンなら必見!最新鋭のWebデザインを学びたい方におすすめなのがデジタルハリウッドSTUDIO by LIGです。
オンラインだけでなく、上野/池袋/大宮の3箇所で対面教室もオープン。LIG社員から最新のWeb事情を聞ける機会もあるそうで、せっかくなら最前線に行きたい!という方ならぜひチェックして欲しいスクールです。
CODEGYM(コードジム)|コーチング主体の月額制プログラミング学習、独学でも挫折しない
プログラミングスクールには珍しい月額制をとっているのがCODEGYM(コードジム)。プログラミングの学習の本質=独学の時間という考え方から、ロードマップに沿って自ら学ぶスタイルをとっています。
「独学では挫折しそうだけど、ある程度は自分の力で進められる(だから、安く済ませたい!)」と考える方にピッタリのスクールです。
今、かなり勢いがあるオンラインプログラミングスクールがTECH I.S.。「どこに住んでいても最新技術を学べる」をモットーに、対面教室は愛媛/広島で展開中です。
特筆すべきは、サポート期間の長さ。もっとも人気の「長期PROスキルコース」では6ヶ月の学習期間+6ヶ月のキャリアサポートと、合計1年間のサポートが受けられます。ここまで長期間にわたり伴走してくれるのはTECH I.S. の大きな強み。じっくりと実力を身につけたい方におすすめのスクールです。