この記事では、動画編集の副業が稼げない理由や動画編集のスキルが身に付けられるスクールなどを紹介します。
動画市場は成長していても動画編集の副業は稼げない?
出典:Cyber AgentCyber Agentの調べでは、動画広告市場は2022年に5,601億円に到達し、2026年には1兆2,451億円に達すると予想されています。動画広告市場の成長に伴い、動画編集者が増加し、飽和状態になったといわれています。
動画編集者の数が増えたことによって、案件の単価は安くなる傾向があります。たとえば、YouTubeの動画編集は1本あたり3,000~5,000円程度の単価が一般的です。企業のサービスや商品の広告動画の場合は1本で200,000円ほどの単価になることもありますが、高いスキルが求められることも。
そのため、動画編集初心者の場合は単価が安い案件しか獲得できず、「想像していたよりも稼げない」と感じるケースもあるでしょう。
動画編集で稼ぐために必要なスキル
ここでは、動画編集で稼ぐために必要となるスキルについて解説します。カット
カットは、元の動画素材の必要な部分だけを残し、不要な部分を削除する作業を指します。最も基礎的な動画編集スキルとなるため、分割やトリミング方法などは抑えておきたいですね。最も時間がかかる工程ですが、カットは動画の良し悪しを左右するため、重要度が高い工程だともいえます。テロップ挿入
視覚的に視聴者を引き付けるためにも、動画編集においてテロップ挿入は欠かせない工程の1つ。タイトルや字幕を入れるだけではなく、動画の雰囲気に合わせたフォント選びも重要です。発言者が多数いる場合は文字色を変えるなど、視聴者にとって視聴しやすくなるテロップを挿入することがポイントです。BGM・効果音挿入
テロップが挿入できた後は、BGM・効果音を挿入しましょう。BGMや効果音を選ぶ際には、動画の雰囲気に似合うフリー素材を選ぶようにしましょう。フリーの素材だったとしても、利用規約に違反していれば著作権侵害となる恐れもあります。BGMや効果音を挿入する際には、商用利用に関して、どのような利用規約が定められているかを必ず確認してから利用するように心掛けたいですね。
エフェクト挿入
動画をスタイリッシュに見せたいなら、エフェクト挿入のスキルを習得しましょう。テロップを動かすことが可能なモーショングラフィックスは、代表的なエフェクトの1つです。動画のなかで強調したい部分は、エフェクトを上手に活用したいですね。動画編集で稼ぐために必要なスキルが身に付くスクール
ここでは、動画編集で稼ぐために必要なスキルが身に付くスクールを紹介します。MOOCRES
出典:MOOCRES高単価クリエイターを目指せる動画編集スクールは、MOOCRESです。カリキュラムはAfter Effects中心で学習するから、現場で求められるスキルを身に付けられることがメリット。授業スタイルはオンラインとオフラインから選ぶことができ、最大6名の少人数制のクラスとなっています。
受講期間中はパソコンを実質無料でレンタルでき、動画編集ツールは3ヵ月分無償で利用可能です。講師が手厚くサポートすることで、質の高いポートフォリオを制作できます。受講期間は4ヵ月間で、受講費は374,000円(税込)となっています。
ヒューマンアカデミー
出典:ヒューマンアカデミー動画編集の基礎的なスキルが身に付きやすいのは、ヒューマンアカデミーです。動画クリエイター総合コースでは、就職や転職を視野に入れたスキルを身に付けられることが特徴です。カリキュラムのなかでは、Adobe Premiere ProやAdobe After Effectsの扱い方を学習します。
学習期間は6ヵ月となっており、入学金も含めて受講費は476,692円(税込)です。教育訓練給付制度を利用すれば受講費の20%が支給されるため、費用を抑えて動画編集のスキルを身に付けたい場合は体験セミナーで確認しておきたいですね。
デジハク
300本以上の講座がオンラインで受講し放題のスクールは、デジハクです。カリキュラムでは、Adobe Premiere ProやAdobe After Effectsのスキルを習得することができます。転職に活かせるポートフォリオも制作できるため、卒業後に案件を取得しやすいでしょう。未経験から動画編集のスキルが習得できるデジハクMINIコースの受講費は128,000円(税込)となっており、フリーランスも目指せるデジハクPROコースは298,000円(税込)となっています。
Winスクール
初心者が質問しやすい環境が整えられているのは、Winスクールです。通学スタイルとオンラインスタイルから選ぶことができ、プロの講師が個別指導を行うことが特徴です。初心者から選ばれているのは、YouTube動画クリエイターコースです。
受講期間は3ヵ月間となっており、Adobe Premiere Proや動画の制作手法を学習できます。入学金が19,800円(税込)、教材費が6,600円(税込)となっており、受講費は200,200円(税込)です。
動画編集副業は稼げない?と言われないようにスキルを身に付けよう!
- 動画編集者は増えている傾向がありますが、確かな動画編集スキルが身に付いていれば安定して案件を獲得できます。クライアントから求められるスキルを身に付けるためにも、動画編集スクールを上手に利用したいですね。
動画編集スクールによって扱う動画編集ソフトは異なるため、気になる場合は無料相談会や無料体験などの際に確認しておきましょう。