動画編集副業の始め方！初心者向けの案件獲得方法も解説

動画編集の副業を始めるために必要となるスキル

動画編集の副業を始めるためには、以下のような基礎的なスキルが必要となります。

• カット
• テロップ挿入
• BGM・効果音挿入
• 色調整
• アニメーション作成
• モーショングラフィックス作成
• サムネイル作成

上記のほかにも、企画力や動画の構成力などが求められる案件もあります。アニメーションやモーショングラフィックスを作成できるスキルがあると、報酬単価が高くなる傾向があります。さらに、高品質の作品に仕上げるためのマネジメント力も重要なスキルの1つ。

依頼主のニーズを汲み取る際に必要となる、コミュニケーションスキルも磨いておきたいですね。

動画編集副業の始め方

動画編集の副業は、さまざまな始め方があります。利用するサービスによっては案件の単価が大幅に異なるため、案件を取得する前に抑えておきたいですね。ここでは、動画編集の副業の始め方について詳しく解説します。
稼ぐ方法や単価なども知りたい方は以下の記事もご覧ください。

動画編集スクールで副業案件を紹介してもらう

動画編集需要の高まりにより、動画編集スクールが増えています。一部の動画編集スクールでは副業案件紹介サポートが設けられ、最初の実績とすることができます。
実績がない状態だと高単価案件の受注は難しく、そもそも案件自体が回ってこないことが多いです。
副業案件以外にも、現役動画クリエイターからのアドバイスも受けられるため、動画編集スクールはおすすめです。

クラウドソーシングを利用する

動画編集の案件があるクラウドソーシングは、以下の通りです。

• クラウドワークス
• ランサーズ
• ココナラ
• Bizseek
• スキルクラウド

クラウドソーシングを利用すると、案件の相場は1件あたり3,000～5,000円が一般的です。サービス手数料が引かれれば、さらに報酬は少なくなるケースもあるでしょう。案件の相場が安く、初心者向けの案件が豊富にあることがクラウドソーシングの特徴です。

SNSから仕事を募集する

SNSから仕事を募集する際には、スキルの証明となるポートフォリオを用意することが重要です。高品質な動画を制作した実績があることで、案件が取得しやすくなります。また、SNSのフォロワー数が多ければ、制作した動画を広く拡散してもらえるなどのチャンスもあるでしょう。

知人からの紹介

知人で動画編集を行っている人がいれば、案件を紹介してもらえるケースがあります。また、知人がYouTubeなどでチャンネル運営をしていれば、動画編集の手伝いを頼まれるケースもあるでしょう。さらに、動画関係の企業とつながりがある友人がいれば、直接契約に結び付く可能性もあります。

エージェントを利用する

高単価の案件を獲得したい場合は、エージェントを利用すると良いでしょう。動画編集の基礎的なスキルを有していれば、高単価の案件を紹介してもらえるケースもあります。

YouTube経由で受注する

有名YouTuberと専属契約を結んだ場合は、月給が30万円以上になるケースも少なくありません。ただし、専属契約するためには、高クオリティの動画を仕上げられるスキルと編集スピードが求められます。さらに、専属として仕事をするために必要となる、柔軟に対応できるコミュニケーションスキルを磨いておく必要もあります。

動画編集の副業を始めるために必要なスキルの身につけ方

動画編集の副業を始めたい方は、まずはスキルを身につけることが大切です。スキルがないと、どれだけ動画編集をしても思うような結果を得にくいでしょう。

独学でスキルを習得する

YouTube動画や書籍などを利用すると、独学でもスキルの習得が可能です。YouTube動画を参考にする場合は、「動画編集　やり方」「動画編集　基本操作」などのワードで調べると、やり方動画を検索できます。

独学でスキルを習得するメリットは、費用がほとんどかからず、自分の好きなペースで学べることです。しかし、方向性を間違えるとどれだけ学んでもスキルが身につかないというデメリットもあります。
参考：動画編集独学

未経験歓迎の案件に応募する

未経験歓迎の案件に応募すれば、報酬を得ながら経験を積めます。マニュアルが用意されている案件であれば、動画編集のノウハウも学べるでしょう。しかし、未経験歓迎といっても全く知識もスキルもない状態では、依頼してもらえない可能性が高いと考えられます。未経験歓迎の案件を受注するためには、最低限の知識やスキルは身につけておくべきです。
参考：未経験から動画クリエイターになるには

YouTubeチャンネルを開設する

実際に自分のチャンネルを開設・公開することで、動画編集の勉強と実績作りになります。自分のチャンネルなら、納期はないため、ゆっくり自分のペースで動画編集に取り組めるでしょう。

公開した動画は、伸びれば収益を得られるだけでなく、自分の実績としても使えます。人気動画を分析して視聴数を増やした実績を作れれば、案件獲得の際の強いアピールポイントにもなるでしょう。
参考：YouTuber育成スクール

動画編集スクールに通う

動画編集を仕事にするための必要なスキルを効率よく学びたいのであれば、動画編集スクールに通うのがおすすめです。動画編集スクールなら、動画編集のプロからスキルを学べるため、独学よりも短期間でスキルが身につきます。講師に質問できることで、分からない部分や難しい部分があっても解消しやすいでしょう。

スクールによっては、在学中にポートフォリオとなる動画を作れたり案件を獲得できたりします。
独学だと挫折しがちな学習も、講師や仲間がいればモチベーションを上げやすいでしょう。
参考：おすすめの動画編集スクール

動画編集の副業を始めたい方におすすめのスクール

ここでは、コエテコが厳選する動画編集の副業を始めたい方におすすめのスクール3選を紹介します。

デジハク

出典：デジハク
動画編集未経験者におすすめのスクールは、デジハクです。オンライン完結型のマンツーマン指導だから、マイペースに学習したい人に向いています。動画編集のプロが徹底指導することで、案件を獲得できるまでのスキルを短期間で身に付けられることがメリット。

さらに、300本以上の講座が受講し放題だから、学習がつまづきやすいAdobe Premiere ProやAdobe After Effectsなどについて、わかるまで繰り返し学習できます。製作実績となるポートフォリオも制作できるため、副業をスタートする際に実績として提示できることも魅力です。

ムークリ

出典：ムークリ
Adobe After Effectsを重点的に学べるのは、ムークリです。1～6名までの少人数制の対面授業で、丁寧に指導することがムークリの特徴。フレンドリーな講師が在籍していることで、授業中に質問しやすいことも魅力の1つです。

受講期間は4ヵ月間で費用は374,000円（税込）となっており、編集ツールは3ヵ月間無償提供するなどのサービスが充実している点も嬉しいポイント。動画編集の学習に不安がある場合は、無料個別相談会に気軽に申し込みたいですね。

studio us 

出典：studio us
レッスンの楽しさ、上達実感度、レッスンの質、講師の質で高い満足度を誇るのがstudio us（スタジオアス）です。900本以上の豊富な動画素材をいつでもどこでも受講し放題で、動画教材は毎月新しいものがアップされます。未経験から動画制作スキルを身に着けたい、フリーランスになりたい、動画編集で副収入を得たいという人におすすめです。

Adobe Premiere ProやAdobe After Effects、Adobe Photoshop、Adobe Illustratorはもちろん、ディレクションや映像編集、リテラシー、セールスまですべての業務をカバーしてくれるのは嬉しいですね。受講料は動画編集コースで55,000円（税込）、動画クリエイターコースが99,000円（税込）となっています。

DMM WEBCAMP

出典：DMM WEBCAMP
プロの動画クリエイターとして活躍できるスキルが身に付けられるのは、DMM WEBCAMPです。DMM WEBCAMPでは、構成から納品までの一連の流れを学習できます。カリキュラム内では、企業パッケージやオリジナル動画などを実際に制作します。

週2回の定期メンタリングが実施されるため、動画編集初心者でも安心して学習を継続しやすいでしょう。全16回の8週間プランは、受講料金が224,800円（税込）となっています。受講生限定の副業サポートも充実しており、案件の獲得なども手厚くサポートすることが魅力です。

動画編集の副業が向いている人

動画編集の副業が向いている人には、以下の特徴があります。

• 細かい作業が得意
• 自分でスケジュールが管理できる
• パソコン作業に抵抗がない

1つでも特徴が当てはまる方は、動画編集に向いているといえるでしょう。

細かい作業が得意

動画編集は地味で集中力を要する作業が多いため、細かい作業が苦にならない人に向いています。単調な作業を長い時間かけて行うことも多く、長時間黙々と作業に取り組める人にもおすすめです。

細かい作業が苦手な方や集中力を長時間維持するのが難しい方には、動画編集は難しいでしょう。しかし、動画編集を行ううちに細かい作業が好きになったり集中力が維持できるようになったりする方もいます。

自分でスケジュールが管理できる

動画は季節やイベントを意識したものも多いため、納期を守って提出することが非常に大切です。納期を守るためには、自分でスケジュールを適切に管理できなければなりません。

自分でスケジュールが管理できるようになれば、仕事の予定を無理なく立てることができ、クライアントの信頼も得られます。クライアントにとって、納期を守るかどうか分からない人よりも、納期を必ず守ってくれる人と仕事したいと思うのは当然でしょう。

パソコン作業に抵抗がない

動画編集はPCを使った作業になるため、PC作業に抵抗がある人は継続が難しいでしょう。PCに抵抗がないのはもちろん、PCを普段から使い慣れている方に向いています。

もしPCの扱いに慣れていない方でも、動画編集を諦める必要はありません。動画編集について学ぶ前に、PCの扱いから学ぶことをおすすめします。

PCはデスクで使うのが一般的なので、デスクワークを苦しく感じないかも重要。椅子に座り続けるのが困難もしくはイライラしてしまうという方は、動画編集は難しいでしょう。

動画編集の副業を始めるために活用したいソフト

ここでは、動画編集の副業に活用したい動画編集ソフト3選を紹介します。

Davinci Resolve

オーストラリアのBlackmagic Design社よりリリースされたプロ向けの動画編集ソフトは、Davinci Resolveです。Adobeソフトとも連携がとりやすいため、多くのプロ動画編集者が利用しています。無料版と有料版があり、有料版ならマルチGPUに対応しておりノイズ除去も可能です。

プロ向けに開発された動画編集ソフトであるため、初心者では「扱いが難しい」と感じる場合もあるでしょう。利用を検討している場合は、無料版を試しておきたいですね。

Adobe Premiere Pro

多くの動画クリエイターが活用している動画編集ソフトは、Adobe Premiere Proです。初心者でも扱いやすいUIとなっている反面、プロのクリエイターが映画制作にも活用していることが特徴です。1ライセンス所有していれば、2台まで利用可能となっている点も嬉しいポイントです。

単体のプランでは、月間プランが月額で3,828円、年間料金が45,936円となっています。動画編集の案件の応募条件にはAdobe Premiere Proのスキルが求められる傾向があるため、初心者は身に付けておきたいスキルだと言えるでしょう。

Final Cut Pro

Macユーザーから広く支持されているのは、Apple社がリリースしているFinal Cut Proです。買い切りソフトであるFinal Cut Proは36,800円（税込）で購入でき、90日間は無料体験ができるようになっています。編集する際に複数のレイヤーを重ねることができたり、多様なエフェクトがかけられたりするなど、高品質な動画を制作することが可能です。

さらに、「Motion」や「360°ビデオ」などのアプリケーションソフトと連携すれば、動画により多彩な表現を加えられることが魅力です。オリジナリティのある動画にしたい場合は、プラグインから素材をダウンロードして、動画編集に組み込みたいですね。なお、2011年には、Final Cut Pro Xがリリースされています。

動画編集副業の始め方まとめ

動画編集の副業は、基礎的なスキルさえ有していれば始めやすいことがメリットです。動画編集ソフトの扱いが難しい場合は、動画編集スクールを利用しても良いでしょう。スクールを利用することで、案件が受注できるレベルの動画編集スキルを習得できます。

動画編集スキルを身に付けたら、クラウドソーシングやSNSなどを上手に活用して、副業案件を獲得してみましょう。