副業で広がるキャリアは無限大!エンジニアが実践する計画的偶発性理論
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かくいう私も、コロナ禍でエンジニア業がリモートワークに切り替わったことをきっかけに、空いた通勤時間を活用してライターの副業を始めました。家事や育児との両立は大変な部分もありますが、今では本業のエンジニア業務にもプラスになるほど多くの学びや経験を得ています。
そこでこの記事では、私の実体験をもとに、エンジニアが副業に挑戦することで得られるメリットや、実際に感じた課題についてご紹介します。副業に興味がある方やキャリアをさらに広げたいと考えているエンジニアの皆さんの参考になれば幸いです。
リモートワークをきっかけにライター副業を開始
新型コロナウイルスの影響で、当時小学生だった我が家の子どもたちの学校も全国一斉休校になり、私のエンジニア業務もリモートワークへと切り替わりました。実は以前からずっとリモート勤務をお願いしていたものの、なかなか実現せず諦めていたので、思いがけないタイミングでの実現は本当にラッキーでした。リモートワークになってみると、通勤時間がまるまる空き、予想以上に時間に余裕が生まれました。「この空いた時間を何か有効活用できないだろうか」と考えていたときに、背中を押してくれたのが夫です。
当時、将来に備えて副業や起業について熱心に勉強していた夫が、「ママは文章を書くのが好きなんだから、ライターをやってみたら?」とクラウドワークスを紹介してくれました。もし夫からの提案がなければ、私が副業に踏み出すことはなかったと思うので、夫には本当に感謝しています。
どうして副業にライターを選んだのか
私が副業にライターを選んだ理由は、シンプルに「文章を書くことが好きだから」です。実は大学時代には文芸部に所属し、小説を書いていたほど「書くこと」に情熱を持っていました。当時の夢はマスコミ業界で働くこと。しかし折しも就職氷河期真っ只中で、希望する企業に全落ちし、進路変更を余儀なくされた結果、仕方なくエンジニアになりました。それでも救いだったのは、エンジニアという仕事も「書く」ことが求められる職業だったこと。コードを書くこと自体が一種の「表現」であり、創作とは違うものの、「書く」という欲求をある程度満たしてくれていた部分もありました。
私にとって「書く」ことは、単なる表現手段以上のものです。話すのはあまり得意ではありませんが、文章なら自然と気持ちがあふれ出し、饒舌になれます。それだけに、夫から「ライターをやってみたら?」と勧められたときには、運命のようなものを感じました。書くことが好きで、いくらでも続けられる私にとって、ライターという副業はまさに「天職」だったと感じています。
プログラミング副業は「やめとけ」「稼げない」といったネガティブな声が多く見受けられます。多方面からプログラミングの重要性が叫ばれている今、なぜ否定的な意見が多いのか気になる人も多いはず。この記事では、なぜプログラミング副業が「やめとけ」と言われているのか、その理由について徹底解説していきます。加えて「稼ぐためにはどうしたらいいの?」といった疑問に対する解決策・コツなどもまとめました。
2025/03/04 14:16
エンジニアがライター副業を始めて良かったこと
エンジニアとしての本業を持ちながらライター副業を始めたことで、さまざまなメリットを得られました。ここでは、副業を始めて感じた「良かったこと」を具体的にご紹介します。収入が上がった
現在中学生の子どもが2人いる我が家では、これから高校、大学と進学するにつれて教育費が一気に増加する見通しです。学費はもちろん、部活動や塾、習い事など、家計への負担はますます大きくなりますが、本業の収入だけでは貯金や将来への投資にまで手が回らず、日々の生活だけで精一杯でした。しかしライターの副業を始めたことで、収入に余裕が生まれ、少しずつですが貯金が増えていく実感を持てるようになりました。NISAを利用した投資や仮想通貨にもチャレンジできるようになり、将来に向けた資産形成にも一歩踏み出せたのは大きなきっかけだったと感じています。
最近は物価高の影響で食料品や日用品の価格が上がり、買い物に行くたびに家計簿とにらめっこする日々ですが、副業の収入があることで「今月もなんとか乗り切れそう」と前向きに考えられます。
人生お金がすべてではないですが、お金がないと心も荒んでいくものなので、そういう「心のゆとり」を持てる程度の収入を得られるのが、副業の大きなメリットではないでしょうか。
Webライターは特別な資格が不要であり、自分の好きな時間に好きな場所で働けることから、経験が浅い人でも気軽に始められる仕事です。 今回は、未経験からWebライターを目指す人に向けて、Webライティングに必要なスキルをお伝えすると共に、Webライティングスクールに通うメリットとおすすめのWebライティングスクール講座をご紹介します。
2025/02/28 18:49
スキルアップにつながった
ライターの副業を始めたことで、思いがけない形でスキルアップを実感しています。特に、SEO(検索エンジン最適化)やマーケティングの知識を習得したことで、メディア業界の仕組みやコンテンツがどのように作られ、収益を生むのかといった視点が身につきました。普段のエンジニア業務だけでは知り得なかった新しい分野の知識が増え、仕事の幅が広がっています。また、ライティングを通じて得られる情報も大きな刺激となっています。例えば、生成AIに関するカンファレンス記事の執筆を通じて、「これからの時代はAIを使いこなせるかどうかがカギになる」と実感し、プライベートでもChatGPTを積極的に使うようになりました。最近では、月額3万円のPROプランに加入しようか真剣に悩んでいるほどです。
現在の私のエンジニア業は社内開発なので、特に生成AIを使わなくても業務は問題なく進められます。周りでも活用している人はいません。しかしこれからの時代、開発現場でも生成AIは必須になっていくはず。今のうちから積極的に使い方を知っておく必要があると強く感じました。そこで今では、GitHub Copilotを積極的に活用しながら、日々の開発を進めています。
ChatGPTをはじめとする生成AIの普及が進むにつれて「プロンプトエンジニアリング」に注目が集まっています。希望する結果を出力させるための文章(プロンプト)を構築するスキル・テクニックのことを指しますが、AI業務を効率的かつ正確に進めるうえでは欠かせなくなっている状況です。この記事では、そんなプロンプトエンジニアリングのスキル習得におすすめのスクールを厳選してご紹介します。
2025/03/04 14:16
キャリアの幅が広がった
生成AIをはじめとする技術革新の進化は目覚ましく、一部では「エンジニアの仕事もAIに取って代わられる」といった声も聞かれるようになりました。そんな中でライターの副業を始めたことは、自分のキャリアの幅を広げる大きな一歩となり、自信にもつながっています。ライター業を通じて執筆力やマーケティングの知識、SEOスキルなどが得られ、エンジニアとは異なるさまざまなスキルを身につけられたことで、キャリアチェンジの選択肢が増えました。万が一エンジニアとしての仕事が厳しくなった場合でも、ライターとして、あるいはもっと他の道を進める可能性を持てたのは大きな安心感です。
この記事では、おすすめのWebマーケティングスクールの講座内容・料金を分かりやすく一覧で比較しています。未経験からの挑戦、在宅勤務(リモートワーク)、フリーランス独立など、自由な働き方を実現。教育訓練給付金や関連する資格など、Webマーケティングスクールに関する知識をまとめました。
2025/03/04 20:33
生成AI時代には、一つの職業に固執せず複数のスキルを持つことがとても重要だと実感しています。将来に備えて仕事の選択肢を増やし、自分自身の市場価値を高めるために、副業は有益な手段と言えるでしょう。
エンジニアがライター副業を始めて困ったことや課題
エンジニア業とライター副業の両立には多くのメリットを実感していますが、一方で悩んだり、工夫が必要な場面も少なくありません。ここでは、私が実際に困ったことや課題についてご紹介します。家庭や育児との両立が大変
子どもがある程度大きくなっているので、そこまで手がかかることは少なくなりましたが、それでも家庭や育児との両立には悩むことが多いです。学校行事の予定が急に入ることもあり、スケジュールの調整が必要な場面も少なくありません。また、エンジニアの本業とライターの副業を掛け持ちしていることで、毎日がとにかくハードです。私の平日一日のスケジュールがこちら。
- 9:00-16:00 エンジニア業(昼休憩中はライター業)
- 16:00-17:30 ライター業
- 17:30-19:00 お風呂、夕食の準備(ちょっと休憩も)
- 19:00-20:00 夕食+後片付け(ちょっと休憩も)
- 20:00-23:30 ライター業
見てもらうとわかるように、1日の大半が仕事や家事に追われており、自分の時間を確保するのが難しいのが現状です。好きだから何とか続けていられるものの、「つらい!休みたい!」と思うこともしばしば。これから年齢が上がるにつれて体調などにも変化が出てくることが予想されるので、スケジュールは段階的に見直しが必要だと感じています。
副業ブームでライバルが多い
ここ数年の副業ブームにより、ライター業界も未経験者からプロフェッショナルまで、非常に多くの人が参入しています。特にライター業は他の副業と比べて初期投資や特別な設備が必要なく、パソコン一台あれば始められる手軽さが魅力ですが、その分だけライバルも多く、案件獲得はまさに争奪戦です。私も駆け出しライターのころはクラウドソーシングサイトなどを利用して仕事を探し、競争の激しさを痛感しました。中堅ライターになった今でも、案件に応募してもなかなか通らないこともあり、戦略の見直しを迫られている状況です。
「働き方改革関連法」が制定されたり「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が見直されたりと、国としても副業を認める動きが強くなってきました。昨今は在宅時間が増えたこともあり「これから挑戦してみようかな?」と考えている人も多いのではないでしょうか。この記事では、在宅で完結する「初心者にもおすすめの副業」を紹介していきます。始める前に知っておきたいこと・気を付けるべきこと等についてもまとめました。
2025/02/17 15:09
こういう熾烈な競争の中で生き抜くためのカギは、やっぱり人脈です。世の中は結局、人との"つながり"に回帰すると思うんですよね。私は最近になってようやく、クライアントからの紹介や人脈を通じてお仕事をいただけるようになりました。自分から積極的に営業して仕事を獲得することももちろん大切ですが、経験を積み、実績を評価されることで、「仕事が舞い込んでくる仕組み」を作ることが理想的だと感じています。
予期せぬチャンスをつかもう!副業で実践する計画的偶発性理論
副業を始めてから、思いがけないチャンスや新しい出会いに恵まれることが増えました。振り返ってみると、それはただの偶然ではなく、自分が行動を起こしたことで「偶然をチャンスに変えられた」結果だったのかもしれません。ここでは、私が実践してきた「計画的偶発性理論」という考え方を通じて、副業がキャリアにどのような影響を与えるのかを考えます。計画的偶発性理論とは
計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)とは、心理学者の ジョン・D・クランボルツ氏が提唱したキャリア理論です。「キャリアや人生の成功は、あらかじめ立てた計画だけでなく、予期せぬ出来事や偶然の出会いからも生まれる」という考え方に基づいています。ポイントとなるのは、チャンスをただ待つのではなく、自ら行動を起こし、偶然の出来事をポジティブなチャンスに変える姿勢を持つことです。例えば、私がエンジニアというキャリアを歩み始めたのも、自ら望んで選んだ道ではありませんでした。しかし、与えられた環境に真摯に向き合い、地道に続けてきたことが、ブランクを経た再就職や副業ライターとしてのキャリアへと自然につながりました。副業を始めたことで新しい人脈が広がり、予期せぬ仕事の依頼をいただく機会も増えています。
このように計画的偶発性理論では、「偶然」をただのラッキーで終わらせるのではなく、キャリア形成のチャンスとして捉えます。挑戦する姿勢や好奇心、柔軟な対応力を持ちながら行動を続けることで、思いがけないチャンスを最大限に活かすことができるのです。
副業の挑戦が新しいキャリアを生む
副業は、まさに偶然の出会いの宝庫です。本業ではなかなか巡り合えない人やプロジェクト、新しいスキルに触れる機会が数多くあります。副業を通じて、好きなことだけでなく、あまり得意ではないことやこれまで興味を持たなかった分野にも自然と触れることが可能です。私自身、本業のエンジニアは「本当にやりたかったこと」ではなかったものの、副業ライターとして興味のあるテーマに挑戦することで、キャリアの新しい可能性を見出しました。ライター業を始めなければ出会わなかったクライアントや新しい技術に関する情報、そして「書くことの楽しさ」に気づくことができたのです。
副業はただの収入源としてだけでなく、キャリアの選択肢を増やすための貴重な舞台です。スキルは多ければ多いほど将来の可能性を広げてくれますし、挑戦した経験はいつか必ず自分の力になります。好き嫌いにかかわらず、たくさんのことに挑戦し続けることで、思いもよらないキャリアの扉が開かれるかもしれませんよ。
女性エンジニアは副業でキャリアをさらに高めよう
エンジニアとしてのキャリアを築く中で、AIや技術革新のスピードに不安を感じたり、家庭や育児との両立に悩んだりすることもあるかもしれません。しかし、だからこそ副業という選択肢が、キャリアをより強くしなやかにしてくれるはずです。女性エンジニアの皆さんには、ぜひ副業を通じて「自分の可能性を広げる」という選択肢を持ってほしいと思います。子育て中でも限られた時間でも、少しずつ挑戦を積み重ねることで、思いもよらない成果を手にできるかもしれません。
挑戦しない人のところにチャンスはやって来ないもの。偶然のチャンスをつかむ姿勢を大切にして、あなたのキャリアをより豊かに、より自由に切り開いていきましょう。
WRITERこの記事を書いた人
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実は夫も「副業するならライターがいいらしい」と情報収集をしていたものの、「文章を書くのはあまり得意じゃないんだよな…」と先延ばしにしていたそうです。正直、その調子だと夫が実際にアクションを起こす日は来なかったかもしれません(笑)。そう考えると、私がライターとして挑戦したことで「夫の知識をリサイクルしてあげた」とも言えますよね……?