海外のITエンジニアの年収相場|世界で働くエンジニアの給与を紹介

海外のITエンジニアの年収相場|世界で働くエンジニアの給与を紹介
ソニー生命が2017年に行った中高生向けアンケートで、「ITエンジニア・プログラマー」が男子中学生・高校生の将来なりたい職業トップに選ばれていたことはご存知でしょうか。

スマートフォンなどのデジタルデバイスは私たちの日々の生活も大きく変化させてきましたが、今や子ども達の将来のなりたい職業にまで影響を与えているのです。

そんな日本の中高生にも人気がある「ITエンジニア・プログラマー」ですが、日本より海外で働くエンジニアの給与のほうが高いといわれています。

そこで、世界で働くエンジニアの給与を紹介していきたいと思います。

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ITエンジニアの年収相場

本項目では海外を拠点に活動するエンジニアと日本を拠点に活動するエンジニアの年収相場をお伝えします。
結論から申し上げると、日本のエンジニアの年収相場も決して低いわけではありません。しかし最先端技術の発祥・有名なIT系企業が数多く存在する欧米で活躍するエンジニアの方が日本よりも年収相場が高いことが伺えます。

海外のエンジニアの年収相場

本項目では、アメリカ・スイス・デンマークに焦点を当てて海外エンジニアの年収相場をお伝えします。
数多くのIT企業が集結するアメリカでは、国民平均年収とエンジニアの平均年収に大きな開きがみられます。またデンマークにおいてもアメリカほどではありませんが、エンジニアの平均年収が国民平均年収より164万円も上回る額となっています。
エンジニア平均年収ランキング(世界92カ国 )第一位のスイスのエンジニア平均年収は1048万円。一見すると他国よりも高額な給料を得られているようにも思われますが、スイスは物価が高く給与額も全体的に高い水準に設定されています。
スイスで生活することを前提にすると、相対的に高額とは言い切れない可能性もあります。とは言えスイスも他国と同様、エンジニアは他業界よりも高い給料を得られていることが分かります。

国名 エンジニア平均年収 国民平均年収
アメリカ 880万円 568万円
デンマーク 818万円 654万円
スイス 1048万円 908万円

日本のエンジニアの年収相場

日本のエンジニア年収相場は、平均542万円と言われています。
大手転職情報サイトDODAが発表した平均年収ランキング2021における正社員平均年収は403万円。 日本独自の年功序列や終身雇用が大きく影響する側面や職種・ITスキルによって大きな変動はありますが、国内エンジニアの年収は他業界と比較しても高い年収水準であることが伺えます。
エンジニア職種別の年収平均では、トップに位置するシステムアナリストが1,295万円。その他の業種・職種を含めた全体の中でも2位に位置します。またITスキルの観点においては、『部下を指導できるチームリーダーレベル』 になると、年収相場がぐっと高くなるようです。

海外でエンジニアとして働く年収以外のメリット

海外を拠点にエンジニアとして活動する場合、年収に焦点が当たりがち。
しかし海外を拠点に活躍するエンジニアは、年収以外にも次のようなメリットを感じているようです。

休暇が取得しやすくワークライフバランスを意識した働き方をしやすい

世界最大級の総合旅行サイト『エクスペディア』 が発表した有給休暇の国際比較調査(2018年)によると、日本の有給休暇の取得率は、世界19ヶ国の中で3年連続最下位という結果だったそうです。
一方でヨーロッパ諸国の多くは年間30日ほどの有給が付与されます。そのため夏休み等には有給を利用して4週間ほどバカンスを楽しみます。またアメリカでは、労働法に休暇に関する法令が設けられていません。そのため休暇の裁量は企業ごとに委ねられていますが、アメリカ国民の多くは子どもの夏季休暇などに合わせて2週間前後の長期休みを取得します。
日本とは違い海外では、ジョブ型雇用が一般的。自分に託された仕事さえ全うすれば、いつ休みを取得するかはあまり問われないようです。
休暇の取得のしやすさ・ライフワークバランスの保ちやすさに魅力を感じている海外エンジニアも多くいらっしゃいます。

参考:エクスペディア・ジャパン

日本では得られない最新の技術や情報を得やすい

ITの先端技術は海外で発表されるケースが大半です。
IT技術に遅れを取っている日本で最新技術の情報がリリースされることはほぼありません。

IT業界の流行や技術は移り変わりが激しいため、誰よりも早く最先端のIT技術に触れられる海外エンジニアは日本国内のエンジニアと比較しても市場価値が非常に高まります。
また海外では最先端技術の知見を有する優秀なエンジニアと一緒に切磋琢磨できる環境があり、自身の技術力向上にも寄与することでしょう。

海外でエンジニアとして働くデメリット

海外でエンジニアとして働く場合、次のようなデメリットも考えられます。
デメリット面もしっかり理解した上で海外エンジニアとしての活動を検討しましょう。

現地の言語の習得が必要

エンジニアに限らず海外の企業に就業を検討するのであれば、現地の言語習得は欠かせません。アメリカで働きたい場合、最低でもTOEIC850点前後の英語力が必要と言われています。
上記はあくまでも参照値であり、仕事内容や働く先の国によって求められる言語力も異なります。しかし海外エンジニアとして活躍を目指す場合は、下記を基準とした語学力の習得が必須でしょう。
  • 開発に必要な資料の読解ができる
  • プロダクト開発など業務要点を説明されても理解できる
  • 英語や外国語でシステムトラブル対処ができる
  • 海外の情報サイトから参考情報を収集できる
  • 仕様書や技術書などの作成ができる

現地の文化に慣れることが必要

例えエンジニアとして圧倒的な実力を有していたとしても、現地のメンバーと円滑にコミュニケーションを図れるほどの語学力があったとしても、現地の生活や文化に慣れることができなければ、仕事以前に日々の生活を営むことはできません。
日本との文化の違いを受け入れ、その違いをも楽しめる広い視野・価値観を持つことが肝要です。

海外エンジニアの年収に関する注意点

また海外を拠点に活動する場合、年収に関して次のような点に注意しておきましょう。

残業が少ないため残業代で稼ぐことは難しい

働き方改革が推進されているとは言え、日本ではまだまだ残業の長さが問題視されています。
一方で企業イメージやブランドを保つため、サービス残業が少しずつ減り残業した分きちんと残業代が支払われるようになりつつあります。そのため、残業代を加味して支出入のバランスを図っている方も少なくないでしょう。
しかしヨーロッパ・アメリカなどプライベート時間を重視する国では、法的に残業に対する手当が保障されているもののライフワークバランスを重視する傾向があります。そのた、あまり残業をしません。
またアメリカでは、エンジニアのようなホワイトカラー(頭脳労働者) を対象とした「ホワイトカラー・エグゼンプション」という制度が設けられています。この制度が適応されると年俸制給与となるため、残業という概念がありません。このようにどれだけ残業したとしても、残業代が支払われない制度もあります。

日本と比較して解雇がしやすい環境のため実力が必要

海外には日本にあまり浸透していない『レイオフ』という制度があります。アメリカでは珍しい制度ではなく、IT業界を中心に日常的に行われています。『レイオフ』とは、再度の雇用を前提とした労働者の一時解雇のこと。
業務上必要しなくなったポジションを調整を目的に行われます。再雇用を前提にした解雇とはいえ、事実上再雇用が行われることは少ないようです。

このように欧米諸国では、人ではなくポジションに基づき人材を雇用します
そのためどれだけ優秀な人材でも、就いている仕事やその人が対応すべき業務が無くなった時点でレイオフされてしまいます。
海外では、日本と雇用の考え方が全く違います。そのため、たとえレイオフされたとしても、すぐに新しい仕事に就くための実力が必要です。

世界のIT系企業例

IT系企業と聞くと、どんな会社を思い浮かべるでしょうか。実はIT系企業といっても、コンピュータなどのハードウェアを開発している会社もあれば、個人向けのネット販売主体の企業もあり、定義が難しい業界です。



日本にも数多くのIT系企業が存在しますが、お子さんでも知っている企業が数多く存在している米国は、IT大国といえますね。
<世界のIT系企業の一例>
Apple Inc.|アップル(米国)
Amazon.com, Inc.|アマゾン(米国)
Alphabet Inc.|アルファベット<グーグル>(米国)
Microsoft Corporation|マイクロソフト(米国)
Accenture|アクセンチュア(アイルランド)
LG Electronics|LGエレクトロニクス(韓国)

ITエンジニアに英語は必要不可欠

海外にも数多く存在するIT系企業。やはりITエンジニアとして働くうえで、英語力は必要不可欠といえます。

最近では、日々の生活の中でもアプリを利用して簡単に海外の商品を手に入れることができたり、SNS上で世界中の人々と簡単につながることができます。サービスを世界の人々が皆同じように使えるように、様々なシステムやサービスが多言語化対応して提供されてきているのです。

また海外に本社がある企業も多く、仕事を進めていくうえで英語ができないと、現地の人とのやりとりがスムーズにできなくなり業務に支障をきたしてしまうことになりかねないからです。

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海外エンジニアの年収まとめ

いかがでしたでしょうか。プログラミングができるのはもちろんのこと、それにプラスして英語力があると将来の可能性はより広がっていくのですね。

様々な技術が飛躍的な進歩を進めていく中で、将来子ども達が生きていく社会はどうなっているのか、どんな職業につくのか、予測することが難しい時代を今の子どもたちは生きていくことになります。

そのために今、子どもの将来の可能性を広げられるような経験をさせてあげたいですね。

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