ポケット型Wi-Fiはデメリットだらけ?メリットも解説

ポケット型Wi-Fiはデメリットだらけ?メリットも解説
コロナ禍により多くの仕事がテレワークとなり、学校も休校するなど生活環境が大きく変わりました。学校だけでなく、学習塾や習い事の教室でもリスクを回避するためオンライン授業にシフトしてきています。

自宅でのオンライン授業に必要不可欠なものといえば、安定したインターネット回線。この記事では、多くの方が活用している「ポケット型Wi-Fi」についてメリットとデメリットを比較しながらまとめました。メリット・デメリットを比較してぜひ失敗しないサービス選びに役立ててくださいね。

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ポケット型Wi-Fiとは?

ポケット型Wi-Fiモバイルルーターとも呼ばれ、場所を選ばずどこにでも持ち歩く事が出来るWi-Fi機器のことです。

スマホと違い、パソコンやタブレットをインターネットに接続するには別途有線、もしくは無線LAN(いわゆるWi-Fi)が必要になります。光回線のように、家庭に備え付けるタイプのWi-Fi機器では外出先からインターネットを使うことができませんが、ポケット型Wi-Fiであればどこでも自由に持ち歩く事ができ、好きな場所でインターネットを利用できます。

場所を選ばず・工事の必要がなく・すぐに使えるのがポケット型Wi-Fiの大きな強みと言えるでしょう。

ポケット型Wi-Fiとスマホのテザリングのメリット・デメリット比較

「外出先でもインターネットを利用する」というと、パソコン/タブレットからスマホを経由してインターネットに接続する「テザリング」という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。ポケット型Wi-Fiとテザリングの違いとはなんなのでしょうか。

外出先でもパソコンやタブレットをインターネットに接続できる点で、ポケット型Wi-Fiとテザリングは同じ役目を果たしてくれます。ただし、使えるデータ通信量(いわゆる「ギガ」)に大きな差があるのです。

スマホのパケットプランはデータ容量に限りがある

現在、サービスを提供しているポケット型Wi-Fiはほとんどデータ通信(使えるギガ)は無制限をうたっています。一方でスマホのプランは使えるデータ容量が決まっており、動画やオンライン授業のように大きなデータを通信することを考えると少し物足りない容量となります。

ドコモやソフトバンク、auなどの大手通信会社の場合には使ったデータ量によって段階的に料金が変わるプランと大容量プランの両方が用意されています。
ドコモは30GB、ソフトバンクは50GB、auの場合には(スマホ利用は)無制限に使い放題になっているので、一見すると十分なデータ量だと思うかもしれません。

しかし、ソフトバンクとauの場合にはテザリングをするのに別途500円の料金が必要になりますし、auの無制限プランの場合でもテザリング使用時は30GBまでという制限があります。

オンライン授業や会議に使われるビデオ通話アプリは、1時間で600MB〜1GBのデータ通信量が必要になることも。スマホのテザリングを使っていると、利用制限がかかる可能性があるのです。

ビデオ通話アプリ 1時間利用時のデータ消費量
LINE 600MB(=0.6GB)
ZOOM 600MB(=0.6GB)
ハングアウト 1.5GB

スマホの料金プランには電話料金や各種サービス料金も含まれており、単純に「高い/安い」とは言えません。
ただ、使えるデータ通信量だけをポケット型Wi-FIと比較してみると、無制限に通信できるポケット型Wi-Fiのほうが割安になると言えるでしょう。

光回線とポケット型Wi-Fiのメリット・デメリット比較

同じく気になるのが、高速に通信できると評判の「光回線」です。光回線とポケット型Wi-Fiにはどのような差があるのでしょうか。

以下で、光回線とポケット型Wi-Fiを比較してみました。
特徴 光回線 ポケット型Wi-Fi
回線工事 必要 なし
初期費用 1~3万円(契約事務手数料、回線工事費用、端末料金) 3,300円~(契約事務手数料、端末料金)
利用開始までの日数 1ヵ月~ 最短2~3日
屋外での利用 不可 可能
引っ越し 工事が必要 工事が不要
速度 高速・安定性が高い 不安定になることがある
通信制限・ギガの上限 上限なし・ギガ使い放題 上限あり
複数台での利用 快適に使用できる 不安定になりやすい

光回線の特徴

光回線のメリットは、(繰り返しになりますが)安定して高速にインターネットを利用できる点です。使えるデータ通信量に制限はなく、テレワークなどで在宅勤務をしていたり、毎日映画を見ている、オンラインゲームを楽しんでいる……といった方におすすめできるサービスです。

一方でデメリットは、開通工事と工事費用が必要になる点です。

光回線はポケット型Wi-Fiと違って家庭に光ケーブルを引き込む必要があるため「明日から使いたい!」という要望は難しくなります。

工事までは最低で1〜2週間、引越しの多い時期では1ヶ月以上の待ち時間が発生する可能性があり、緊急でインターネット回線が必要な方にとっては気になるポイントかもしれません。
持ち歩き型ではないので、他のマンションに引っ越す際には解約するか、再工事を依頼することになります。

ポケット型 Wi-Fiの特徴

ポケット型Wi-Fiは会社によっては即日発送してくれ、最短で翌日から使用する事が出来ます。
工事の必要はなく、電源を入れるだけですぐにインターネットが利用できる手軽な回線と言えるでしょう。

引っ越しの際もポケット型Wi-Fiを持っていくだけでよく、工事や手続きが必要ないのが大きなメリットです。
引っ越しが多い方は、ポケット型Wi-Fiはとても使いやすく便利でおすすめです。

カフェや出張先など、家の外でもWi-Fiを使いたい、近々(1年〜2年以内に)引っ越しを予定している、出来るだけすぐに使いたい、開通工事ができない(待てない)方にはポケット型Wi-Fiが向いているでしょう、


 ポケット型Wi-Fi 光回線
月額料金 3,000〜5,000円 3,800〜6,000円
工事費用 なし あり
利用開始までの期間 即日〜2週間 2週間〜1ヶ月
利用場所 どこでも 自宅のみ
データ容量・制限 あり なし
速度 150Mbps〜1Gbps 1Gbps〜10Gbps

まとめると、光回線がおすすめできるのは
  • 向こう2年は今の家に住み続ける
  • テレワークなどで頻繁に回線を使う
  • 利用まで1ヶ月程度、待つことができる
という方で、ポケット型Wi-Fiがおすすめできるのは
  • 1年以内に引っ越す可能性がある
  • 毎日テレワークをするわけではない
  • 緊急でインターネット回線が欲しい
という方と言えます。
それぞれの良さがありますので、何を重視するかをしっかり考えましょう。

ポケット型Wi-Fiにはモバイル型と据え置き型がある

さて、ポケット型Wi-Fiはどこでも持ち歩いてWiFiを使うことができる機器と言いましたが、外でWiFiを使う予定がない人には据え置き型のポケット型Wi-Fiもおすすめできます。

据え置き型のポケット型Wi-Fiはホームルーターと呼ばれており、ポケット型WiFiと同じく、届いたあとは電源を入れるだけですぐに使えるようになります。

自宅での利用に特化しているので、違う部屋にいてもWi-Fiが届くようポケット型Wi-Fiの端末よりも電波が強くなっており、通常のポケット型Wi-FIと比較して、自宅内で使う際の快適度が高くなっています。

基本的には自宅でしか使わないけれども、光回線は開通工事の都合で利用できない方や、なるべく早く使いたい人にはホームルーターがおすすめです。引っ越しの場合でもコンセントを抜いて持っていくだけで大丈夫なので安心ですね。

ポケット型Wi-Fiのメリット

家の中でも外でも使えて、届いたらすぐに使えるポケット型Wi-Fiは非常に便利なアイテムです。ここでは、ポケット型Wi-Fiの4つのメリットをわかりやすく説明します。

通信速度がスマホのテザリングよりも早い

デザリングの平均的な速度は、10Mbpsほどと言われています。デザリングはノートPCやスマートフォンなどをつなぎ、インターネット接続することを指します。auやdocomo、SoftBankのような3大キャリアのデザリング速度の最大は100Mbps程度です。

これに対し、ポケット型Wi-Fiの速度は2.2Gbps~150Mbpsです。デザリングよりも高い速度であるため、快適に利用したい人はポケット型Wi-Fiを選択したいですね。

持ち歩きが可能

ポケット型Wi-Fiの最大のメリットは、どこでも持ち歩いて使用できるという点です。屋外でWi-Fiが利用できない場所でも、ポケット型Wi-Fiがあれば快適にインターネットに接続する事が出来ます。そのため、喫茶店やコワーキングスペースなどで仕事をするノマドワーカーから選ばれている傾向があります。

また、通勤時間が長く、電車の中などで長時間スマートフォンを利用したい人にもポケット型Wi-Fiは向いています。出張が多い人も、ポケット型Wi-Fiがあれば移動時間や出張先でも快適にパソコンやスマートフォンを利用できますね。

開通工事・工事料金が不要

ポケット型Wi-Fiは、光回線のように工事日を調整して開通工事を待つ必要はありません。届いたその瞬間から、インターネットに接続出来る点がメリットだと言えるでしょう。工事が必要ないため、工事料金がかからない点も嬉しいポイントですね。

そのため、引越しを頻回にする場合は、ポケット型Wi-Fiがあると便利です。光回線なら引越しのたびに開通工事を行う必要がありますが、ポケット型Wi-Fiがあれば、引越しをしたその日からネットを利用できます。

スマホのデータ通信より利用料金が安い

スマホのデータ通信(テザリング)では、通話や動画視聴などをしているとあっという間にデータ容量を超えてしまいます。その結果、通信速度が制限され、ストレスに感じる人もいるでしょう。

一方、ポケット型Wi-Fiはデータ通信を無制限に使え、月額料金も安く抑えることが可能です。ポケット型Wi-Fiは基本的には長期契約となり、定額制の月額料金となります。一般的には、3,000~5,000円前後で利用できるため、利用料を抑えたい人に向いていることが特徴です。

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ポケット型Wi-Fiはデメリットだらけ?注意点を紹介

メリットが多くあるポケット型Wi-Fiですが、いくつかデメリットもあります。契約する前に、ポケット型Wi-Fiのデメリットも抑えておきたいですね。

光回線に比べて通信速度が不安定

ポケット型Wi-Fiのデメリットとしては、固定回線である光回線に比べて通信速度が不安定になる点が挙げられます。

光回線と比較してポケット型Wi-Fiの速度が遅くなるのは、以下のような原因があります。
  • 通信制限がかかっている
  • ポケット型Wi-Fiの性能が低い
  • 電子レンジやBluetoothなど他の電波と干渉している
  • 接続する端末が多すぎる
  • サービス提供エリアの範囲外である
  • 障害物で電波が遮られている
一般的には、ポケット型Wi-Fiで一度に接続できるのは5〜10台までと言われています。そのため、大人数での利用には適していないことがポケット型Wi-Fiの特徴です。

使えないエリアがある

ポケット型Wi-Fiには使えないエリアがあるため、あらかじめ抑えておきたいですね。使えないエリアを把握していなければ、待ち合わせや仕事などに影響を及ぼす可能性があります。

ポケット型Wi-Fiが使えないエリアは、以下の通りです。
  • 地下
  • 上空
  • コンクリートで密閉された空間
  • 金属の壁で密閉された空間
  • 陸上からの電波が届かない海上、海底
  • サービス提供エリア外
上記のほかにも、エレベーターの中や音楽スタジオなど、機密性が高い空間ではポケット型Wi-Fiが利用できないケースが少なくありません。

上空では電波をキャッチすることが難しいケースがありますが、そもそも飛行機内でポケット型Wi-Fiを利用することは法律で禁止されているため注意しましょう。

データの通信制限がある

ポケット型Wi-Fiユーザーのなかには、データに通信制限がかかりストレスを抱える人も少なくありません。通信制限がかかれば、Webサイトの閲覧のような通信でも速度が通常よりも遅くなることが特徴です。

ポケット型Wi-Fiで通信制限がかかる原因は、以下の通りです。
  • 短期間で集中して通信を使用した
  • 毎月のデータ通信量の上限を超えている
上記の原因が思い当たった場合は、データ通信の使用状況を確認することが重要です。メールのやり取りやネット閲覧程度では通信制限はかかりづらいですが、YouTubeのような高画質の動画視聴やオンラインゲームを連続で行うと通信制限がかかりやすいと言えるでしょう。

通信制限を解除するためには、データを追加購入するか通信制限が解除されるまで待つ方法があります。また、通信制限がかからないよう自宅では固定回線を利用したりアプリの自動更新機能をオフにするなど、対策しておきたいですね。

複数人での同時利用が難しい

ポケット型Wi-Fiでの同時利用は5〜10台ほどが一般的ですが、2021年7月に発売されたY!mobileの「Pocket WiFi 5G A102ZT」なら同時利用が30台まで可能です。しかし、利用するポケット型Wi-Fiによっては、複数台利用することで通信速度の低下や接続できなくなるケースがあります。

このような場合は、必要のない端末は切っておくなど対策する必要があります。また、複数人でポケット型Wi-Fiを利用するときには、ポケット型Wi-Fi全体の容量を確認しておくことが大切。1人が動画視聴やオンラインゲームなどを長時間利用しただけでも、通信速度に影響を及ぼす可能性があるためです。

また、複数人で利用する際には、パスワードの管理も注意したいですね。外部の人にパスワードを知られれば、接続する端末数が圧迫される恐れがあります。

ポケット型Wi-Fiの利用がおすすめの人の特徴を紹介

ポケット型Wi-Fiの利用がおすすめの人の特徴は、以下の通りです。

外出先でネットやパソコンを利用する人

気軽に持ち運べる点は、ポケット型Wi-Fiの強みの1つと言えるでしょう。

そのため、外出先でもインターネットを使いたい人や、場所問わずパソコンで仕事に取り組みたい人から選ばれています。またフリーWi-Fiを利用するよりも安全性が高く、安心して利用できるでしょう。

家での仕事よりもクライアント先やコワーキングスペースで仕事をする人は、ポケット型Wi-Fiがおすすめです。

転勤や出張が多い人

ポケット型Wi-Fiは、転勤や出張が多い人にも選ばれています

せっかく自宅のネット環境を整えようとWi-Fi開通工事を行っても、転勤によってすぐに引っ越してしまっては勿体ないですよね。
契約期間や時期によっては、解約時に余分な手数料が発生する場合もあるでしょう。
また出張が多く自宅でインターネットを利用する機会が少ない人も、わざわざ光回線の工事をしてまで自宅にネット環境を設ける必要はありません。

ポケット型Wi-Fiであれば、突然の転勤であっても一緒に持ち運べます。
また出張が多い人も、留守時のネット代金を支払い続ける必要がないため、経済的普段が軽減されるでしょう。

光回線の工事ができない賃貸物件に住んでいる人

自宅にネット環境を設けるためには、光回線の工事が必要です。

しかし「物理的に回線を引き込めない」「壁に穴を開けなければならない」などの理由から光回線工事ができないこともあります。
特に賃貸物件に住んでいる人は制約が大きく、光回線工事ができないケースが多いようです。

そんな人もポケット型Wi-Fiであれば、住まいの物件に関係なくインターネット環境を設けることができます

部屋の中をスッキリさせたい人

ポケット型Wi-Fiは、その名前の通りスマートフォンとほぼ同サイほどであり、ポケットに入れて持ち運べるくらいの大きさです。またポケット型Wi-Fiには配線がない点も、メリットと言えるでしょう。

「部屋に余分なスペースがない」「余分な家電を増やしたくない」という人や、「部屋の中が配線だらけのため、スッキリさせたい…」と考える人にピッタリ。
小型のポケット型Wi-Fiであれば、置き場所に困らずインテリアの邪魔もしないでしょう。

ポケット型Wi-Fiの利用がおすすめでない人の特徴を紹介

続いて、ポケット型Wi-Fiの利用をおすすめしない人の特徴を紹介します。

複数人で利用したい人

機種にも取りますが、ポケット型Wi-Fiは同時接続できる台数が限られています。各端末に目安数がありますが、複数人で利用した場合、「通信速度の低下」や「接続停止」が発生する可能性も考えられるでしょう。
また容量が急速に消費されるため、接続する人全員が事前に容量を把握しておく必要があります。

スクールや仕事などで複数人利用したい場合は、ポケット型Wi-Fiの利用を避けたほうが無難かもしれません。

通信速度の速さや容量が必要な仕事の人

常にオンライン会議を実施する人やゲームや動画の制作など、通信速度の早さや膨大な通信容量が必要な仕事に取り組んでいる人もポケット型Wi-Fiは不向きかもしれません。

場合によってはオンライン会議でラグが生じたり、仕事の最中にネット環境が停止してしまい作業が停滞してしまう可能性も考えられます。

ポケット型Wi-Fiをビジネスで利用する際は、通信速度や容量が適切かしっかり調べるようにしましょう。

ポケット型Wi-Fiの料金相場

ポケット型Wi-Fiの料金相場は、4,000円前後と言われています。

しかし月額料金だけを比較しても、端末代金が無料だったり、キャンペーンやキャッシュバックが適応されたりするため、どれが一番お得なのか分かりにくいかもしれません。

ポケット型Wi-Fiにかかる料金をしっかり比較したいのであれば、実質料金で比較してみましょう。
契約期間内に支払う金額から1ヶ月あたりの料金を算出すると、各社の1ヶ月あたりの料金が分かり比較しやすくなりますよ。

ポケット型Wi-Fiを選ぶ際の比較ポイント

ポケット型Wi-Fiを選ぶ際に、「どこのポケット型Wi-Fiにすれば良いのかわからない」と迷っている人もいるでしょう。ここでは、ポケット型Wi-Fiを選ぶ際に比較したいポイント5選を説明します。

実質月額価格

ポケット型Wi-Fiの月額利用料は、4,000円ほどが一般的です。大手キャリアは月額料金が高い傾向があり、楽天モバイルなどは比較的安い傾向があります。大手キャリアの月額料金が高いのは、通信速度が速く対応エリアも広いためです。

そのため、月額利用料は通信速度の速さや対応エリアの広さに比例すると考えたいですね。安さでポケット型Wi-Fiを選ぶのではなく、通信速度や対応エリアを含めて検討することが重要です。

通信速度

一般的なポケット型Wi-Fiの通信速度は、30~40Mbpsと言われています。なお、上り速度(ネット上にファイルをアップロードする作業)は10Mbps、下り速度(ネット上からファイルをダウンロードする作業)は25Mbps程度が一般的です。

インターネット検索や動画視聴などを楽しむなら、30Mbps以上あれば十分でしょう。オンラインゲームのようなデータ量が多い通信を行う際には、100Mbps以上の通信速度ならストレスなく利用できます。大手キャリアほど通信速度が速く、対応エリアが広いため地方に住んでいる人でも快適に利用しやすいことがメリット。

データ容量(通信制限の条件)

データ容量はキャリアによって幅があり、月間で5~50GBほどとなっています。データ容量を超過すると、通信制限を受けることになります。通信制限を受けると通信速度が低下し、データ通信がスムーズに行えなくなります。

映画のオンライン視聴やオンラインゲームなどは、データ容量が比較的大きいことが特徴です。そのため、ネットの利用方法に合わせてデータ容量は選択するようにしたいですね。

対応エリア

ポケット型Wi-Fiを選ぶ際にまず確認しておきたいのは、対応エリアです。居住している地域がポケット型Wi-Fiの対応エリアに入っていなければ、極端に速度が遅くなるケースがあります。対応エリアはWi-Fi事業者の公式サイトに掲載されているので、あらかじめ確認しておきたいですね。

出張や旅行など、幅広い地域を移動することが多い人なら、大手キャリアのポケット型Wi-Fiを選ぶと安心です。また、キャリアによっては、地方や山間部を幅広くカバーしている場合もあります。

端末の性能

家族や大人数でポケット型Wi-Fiを使用したい場合は、同時接続台数に注目したいですね。端末の性能によって、同時接続台数は10~30台と開きがあります。なお、最大通信速度が速く、同時接続台数が多い端末は、端末価格が高額になる傾向があります。

ポケット型Wi-Fiの性能によっては、無料で貸し出してもらえる場合もあれば、端末代として35,000円ほどかかるケースもあります。

おすすめのポケット型Wi-Fi5選を比較

ここでは、コエテコがおすすめするポケット型Wi-Fiを紹介します。
参考:自宅用WiFiおすすめ

Broad WiMAX

契約者数が3,500万人を突破しているのは、Broad WiMAXです。申し込みをすると、最短即日に発送してもらうことができ、スムーズに利用できることが特徴です。5G対応プランを選べば、データ容量無制限で利用できます。

Broad WiMAXは、WiMAX史上最速の通信速度と言われており、下り速度が最大2.7Gbpsとなっています。プランは、「ギガ放題バリュープラン」と「ギガ放題フリープラン」の2種類から選べます。なお、ギガ放題フリープランを選択すれば、契約解除料はかかりません。

実質月額価格 ギガ放題バリュープラン初月:月額1,397円(税込)
ギガ放題バリュープラン 2ヵ月目以降:月額3,883円(税込)
ギガ放題フリープラン初月:月額1,397円(税込)
ギガ放題フリープラン2ヵ月目以降:月額4,070円(税込)
最大通信速度 183Mbps
データ通信容量 通信制限なし
対応エリア 主に各県の県庁所在地中心、都心近郊

hi-ho Let's WiFi

1日4~7GBの大容量プランを利用できるのは、hi-ho Let's Wi-Fiです。海外100ヵ国以上に対応しているため、頻繁に海外旅行に行く人は利用しやすいでしょう。hi-ho Let's Wi-Fiは「クラウドSIM」を採用しており、その場所で一番つながりやすいキャリアを自動で選択してくれます。

そのため、ネット回線を利用しづらいなどのストレスを感じづらいことがメリット。料金プランは、ライトプランと通常プランの2種類です。端末は最大12時間連続で通信可能となっており、最大10台に同時接続できます。

実質月額価格 ライトプラン:月額3,828円(税込)
通常プラン:月額4,730円(税込)
最大通信速度 上り速度:最大50Mbps
下り速度:最大150Mbps
データ通信容量 ライトプラン:120GB
通常プラン:210GB
対応エリア ソフトバンク・ドコモ・auのネットワークとLTE回線が対応しているエリア

どこよりもWiFi

初期費用や解約金が一切かからないのは、どこよりもWiFiです。2022年7月には、ミニオンとコラボしたポケット型Wi-Fiをリリース。他社にはない、魅力的なデザインの端末を利用できることが特徴です。なお、利用する際には2年間の利用縛りが設けられています。

オプションとして、月額440円(税込)の「機器補償サービス」や月額495円(税込)の「Wizお困りサポート」などを利用することも可能です。

実質月額価格 月額:3,058円(税込)
最大通信速度 上り速度:50Mbps
下り速度:150Mbps
データ通信容量 100GB
対応エリア docomoの利用可能エリア


ZEUS WiMAX

1,000円台から5G対応のポケット型Wi-Fiが利用できるのは、ZEUS WiMAXです。端末代金は無料だから、低価格で高品質のポケット型Wi-Fiを使用したい人に向いています。即日開通できるため、忙しい社会人でも契約しやすいでしょう。

5Gギガ放題バリュープランなら、2ヵ月目までは1,000円台で利用することが可能です。電波がつながりづらかった地下や屋内でも利用しやすい「プラスエリアモード」は、無料で利用できるのが嬉しいポイント。

実質月額価格 5Gギガ放題バリュープラン:2ヵ月目まで1,474円(税込)、36ヵ月目まで3,784円(税込)、37ヵ月目以降4,708円(税込)
5Gギガ放題フリープラン:2ヵ月目まで4,268円(税込)、3ヵ月目以降4,818円(税込)
最大通信速度 上り速度:183Mbps
下り速度:2.7Gbps
データ通信容量 無制限
対応エリア 各県の県庁所在地周辺、都心近郊


AiR-WiFi

1ヵ月間のお試しモニターを利用できるのは、AiR-WiFiです。完全無料で1ヵ月間利用できるから、通信速度の快適さなどを確かめてから契約することが可能です。解約期間の縛りを設けたくないなら、月額330円~(税込)の「契約期間なしオプション」を付けることをおすすめします。

月額100GB利用できるから、快適にネットを利用したい人に向いています。100GBは、YouTubeの視聴時間にすると約163時間に相当します。そのため、屋外で快適にスマートフォンを利用したい人や動画視聴を楽しみたい人から選ばれているポケット型Wi-Fiです。

実質月額価格 サクッとプラン:月額3,278円~(税込)
らくらくプラン:月額3,377円~(税込)
まるっとプラン:月額3,608円~(税込)
最大通信速度 上り速度:150Mbps
下り速度:50Mbps
データ通信容量 100GB
対応エリア 調査中

無制限で利用できるおすすめのポケット型Wi-Fi

無制限で利用できるおすすめのポケット型Wi-Fiは、次の2種。

  • ZEUS WiMAX
  • Broad WiMAX

支払いオプションや早期解約時の条件、端末がレンタルなのか購入なのかなど、他の条件も含めながら自身に合うポケット型Wi-Fiを選択しましょう。

ポケット型Wi-Fiはデメリットだらけなのかまとめ

コロナ禍をきっかけに、さまざまな学校・習い事・仕事がオンライン化していくと言われています。これまでは「娯楽の手段」として扱われてきたインターネット回線が電気や水道と同等の生活必需品になる未来はすぐそこかも知れません。

ご家庭のスタイルや利用頻度を考え、理想にぴったり合う回線を探してみてくださいね。

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