しかし新型ウイルスの影響で配信受業などオンライン教育が一気に広まり、子どもから「コレ、印刷して」といきなり言われてアタフタしたという声もけっこう多いようですね。
今回はオンライン教育で必須の家庭用プリンターの選び方、値段や目的別におすすめを紹介します。
オンライン教育は「紙」も併用が意外と多い
実はオンライン教育でも、課題はプリントアウトして使用するケースが少なくありません。システム上はすべてパソコンやタブレット上で行える状態であっても「プリントアウトした課題に鉛筆で記入する」ことが特に小学校・中学校では多いんですね。またオンライン学習では、何かを調べてレポートをするといった課題もよくあります。この場合も資料をプリントアウトして使用します。あるいは「おうちで料理を作ってみましょう」という課題では、料理中を撮影しプリントしてレポートに貼るパターンもあります。
勉強以外でもあれば助かるプリンター
実は勉強以外でもプリンターの出番があったという家庭は多かったのです。休校期間中、クラス運営アプリを親もダウンロードして学校や担任の先生からの連絡をチェックしたり、学校のホームページにアップされた登校スケジュールを見たりしました。「スマホでも見られるけど、いちいち面倒」「やっぱりお手紙類は冷蔵庫に貼ったりボードに貼ったりして合間にパパっと見られるほうが便利」という声は多いんですね。特にクラスが2~4つにわけられ、午前午後や曜日別の分散登校中のスケジュールは「なるべく大きくプリントアウトして毎日見ないとわからなくなる」親からの切実な声が多かったです。
オンライン教育向けプリンター選びのポイント
オンライン教育は休校が終わってからも、これからは「新しい学びの方法」として定着するでしょう。スマホやタブレット、パソコンといった機材と共にプリンターも1家に1台あったほうが便利です。オンライン学習向けプリンターに欲しい機能
- コピー機能
- スキャン機能
- Wi-Fi接続(無線LAN)
同じ問題をできるまでやらせるためにコピーすることもよくありますね。
その他にも学校への提出書類には「保険証のコピー」が必要だったり、健康カードもコピーして使用してくださいと書いてあったり、使用頻度が高いのでコピー機能は必須です。コピーほどは使わないでしょうが、スキャニング機能もあったほうが便利です。
機能としては、Wi-Fi接続可能なプリンターがおすすめです。ノートPCなどあちこちに移動して使うことも多いでしょう。どこにいてもケーブルなしでプリンターに接続できるのはたいへん便利です。
わが家にピッタリのプリンター選び
わが家にピッタリのプリンター選びのコツ- 家庭でプリンターを使う頻度や量によって選ぶ
- プリンターの設置方法を考慮する
また一軒家で「2階の部屋にあるパソコンで1階にあるプリンターへデータを飛ばして印刷する」こともあれば「スマホから写真をプリントアウトしたい」など各家庭によって用途も使い方も違います。どのようにプリンターを使うのか考慮した上で選ぶのが失敗しないコツです。
目的・値段別おすすめプリンター
では具体的に目的や値段別に2020年おすすめのプリンターを紹介します。1万円以下のプリンター「コスパ」で人気!
Canon PIXUSTS3330
コンパクトながらコピー機能とスキャンもついて、さらにWi-Fi接続可能で値段はなんと6,000円台! 大量の印刷には向いていませんが、普段のオンライン学習・子どもの学習教材をプリントする程度なら特に不便は感じないでしょう。安定のキャノン製品という点でもおすすめです。値段 | 6,000円 |
EPSON カラリオ EW-452A
Wi-Fi対応、コピー・スキャン機能つき専用アプリでスマホやタブレットから簡単に写真プリントや年賀状作成&印刷もできる安くて使える1台です。こちらもプリンターとして安心のEPSON製品です。値段 | 10.560円 |
モバイル型「持ち運びできる」プリンター
HP CZ992A#ABJインクジェット複合機OfficeJet250Mobile
別売りですがバッテリーを取り付けると、子ども部屋やリビング、テレワーク時には仕事場へと持ち運びも可能なモバイルプリンターです。ポータブルプリンターとも呼ばれますが、軽量でコンパクトなサイズ感が人気です。通常、モバイルプリンターは印刷速度が遅いのですが、ヒューレット・パッカード社のOfficeJetは比較的スピードも速いのが特徴です。値段 | 30,780円 |
スピード重視でレーザープリンター
ブラザー レーザープリンター 複合機 A4モノクロ DCP-L2550DW
オンライン学習だけでなく、在宅勤務の多い家庭、中学受験の子どもがいる家庭なら、このクラスのプリンターは決して高い買い物ではありません。用紙も250枚セットできるしとにかく印刷が早い!コピー、スキャン、FAXに連続印刷可能とまさにわが家をスモールオフィス化できます。ちなみに中学受験を考えている家庭にとっては、過去問コピーをはじめ、この手の複合機が大活躍します。とはいえ、とにかくプリンター自体が大きく重いので、設置場所の確保が大前提です。値段 | 19,627円 |
いずれも値段は2020年6月時点の目安です。
オンライン学習に必要な備品・文具も用意しておこう
今回の新型ウイルスのように突然休校が決まり、オンライン学習がスタートすることもあるでしょう。特にコロナウイルスの第二波が懸念される中、外出自粛なども考え、オンライン学習をスムーズに行えるよう家庭でも準備しておきましょう。- A4用紙
- 鉛筆と消しゴムの予備
- 蛍光ペンやシャープペンシルの芯など
- 予備のインク(またはトナーなど)
文房具もコンビニ等で簡単に購入はできますが、お子さんがいるならとりあえず鉛筆なら1ダース、他にも学習に便利な蛍光ペン等も1セット用意しておくといいと思います。文房具の予備は子どもに管理を任せると、まだ使い終わっていないのに勝手に開けたり、使ってはそこら中に放置するので、予備のセットはひとまとめにして、リビングなどで親が管理しておくのがおすすめです。
プリンターを使用する際の注意点
プリンターを利用することで、簡単に自宅でも印刷することが可能です。ただし、自宅でプリンターを利用する際には「印刷できない」などのトラブルが起こることもあります。具体的に、自宅でのプリンターで起こりやすいトラブルは以下の通りです。- プリンターがオフラインになってしまい、印刷できない
- プリントしても、印刷が綺麗に映らない
また、プリントしても印刷が綺麗に映らない場合は、インクの容量不足である可能性もあるので、インクの量が最適かどうか確認しておきましょう。またはノズルが詰まっている可能性もあるので、ノズルチェック機能を使用してノズルの目詰まりを確認し、目詰まりしているのであれば、プリントヘッドのクリーニングを行いましょう。
まとめ
オンライン学習といえば、すべてをインターネット上で行うイメージがありますが、実際には紙に印刷して記入したり解答する学習も多くあります。最近はコンビニやネットでプリントが簡単にできるのでプリンターを持たなくても不便を感じません。しかしこれを機に、オンライン学習やテレワークが日常的になることを考え、プリンターの購入を検討する価値はあるのではないでしょうか。
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